オンライン面接のメリット・デメリットとは?失敗しないための注意点
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- オンライン面接とは
- オンライン面接で必要なツール
- オンライン面接システム8選
- BioGraph
- どこでも面接
- Plusdb by Cloud CIRCUS
- FACEHUB
- V-CUBE(ブイキューブ)
- harutaka(ハルタカ)
- ITSUMEN
- SOKUMEN
- オンライン面接のメリット
- 時間と費用を削減できる
- マッチング機会を増やせる
- 採用の間口を拡大できる
- 面接の動画を共有できる
- オンライン面接のデメリット
- ミスコミュニケーションにつながる
- 通信トラブルが起こりうる
- オンライン面接で注意すべきこと
- 面接を行う場所
- 面接を行うときの服装、態度
- 技術的な問題への対処
- オンライン面接はコスト削減に効果的
- BOXILとは
オンライン面接とは
オンライン面接とは、PC(パソコン)やスマートフォンなどを使ってオンラインで行う面接です。
これによって企業の採用担当は、時間や場所に縛られることなく面接ができます。近年、オンライン面接を採用する企業が増加しており、一次面接はオンライン面接、最終面接のみ直接面接というように使いわけるケースも多くなっています。
オンライン面接で必要なツール
注目度が高まりつつあるオンライン面接を導入するには、いくつかのツールを用意しなければなりません。
ビデオ電話ができるシステム
オンライン面接を行うには、ビデオ電話ができるシステムが必要です。PC(パソコン)、スマートフォン、タブレットなどの端末にソフトウェアやアプリをインストールする場合と、ブラウザからシステムにアクセスして利用する場合があります。
Skypeなどの無料ソフトウェアを使用するのも可能ですが、面接の動画を録画したい、セキュリティを担保したいなどのニーズがあれば、オンライン面接やオンライン会議に特化したシステムの導入を検討するといいでしょう。
インターネット環境
ビデオ通話システムを使うには、インターネット環境が必須です。通信状態が不安定だと、映像や音声が乱れたり、通信が途中で切れたりといったトラブルが発生しやすくなります。
オンライン面接に支障が出ないよう、充分な回線速度が確保できる場所を見つけ、面接場所として利用するようにしましょう。
カメラ、マイク
オンライン面接システムを利用できるPC(パソコン)やスマートデバイスのほかに、カメラとマイクが必要になります。内蔵されているカメラやマイクでも会話をできますが、応募者の顔や声をよく確認し、円滑なコミュニケーションを行うために充分な性能とはいえないかもしれません。
ニーズ次第になりますが、より高性能なカメラやマイクを別途準備する必要があることも念頭に置いてください。
オンライン面接システム8選
- 応募者は登録やアプリも不要で面接実施率UP
- 録画選考機能でスクリーニングの精度向上
- 求人情報サービス「Workin.jp(ワーキン)」と連携
BioGraphは、ライブ面接や録画選考などの機能を用いてWeb面接をより効果的にするWeb面接専用システムです。
場所や時間の制約から解放されるライブ面接を効率化するためのスケジュール管理などWEB面接に特化したさまざまな機能が用意されています。機能には、企業の質問に対して応募者が回答を録画データとして提出する録画選考の機能も活用できます。応募者は、利用登録なく専用の面接ルームのURLへアクセスするだけで利用可能です。また、求人情報サービス「Workin.jp(ワーキン)」に掲載すると、掲載期間に合わせてWeb面接機能が利用できるので、短い期間でも募集から面接までを効率的に実施できます。
- 応募者にすばやくアプローチが可能
- 遠方に住む優秀な人材にも対応
- 応募者の負担を軽減
どこでも面接は、人材へのすばやいアプローチで、求職者のエンゲージメントの最大化を期待できるWeb面接システムです。面接担当者一人ひとりが直接スケジュールを登録でき、応募者のカレンダーへ自動反映。予約完了後は案内メールが自動送付されるので、日程調整の手間を大幅に削減できます。遠方在住のため応募を断念していた優秀な人材へもアプローチできるので、地方や海外といった遠隔地にも目を向けられます。移動時間をなく時間を有効活用できるため、選考辞退やドタキャンのリスクも軽減します。
Plusdb by Cloud CIRCUS - クラウドサーカス株式会社
- 動画録画を活用し面接や選考を効率化
- 応募者と選考担当者の日程を合わせる必要はゼロ
- 複数の選考担当者の選考基準を統一
ApplyNow(アプライナウ)は、オンライン面接よりもさらに時間に縛られない、動画の撮影・録画で面接を進めるWeb面接システムです。採用側が事前に用意した質問を、応募者が回答するというシンプルな形式です。オンライン面接と異なり、応募者と選考担当者が日程を合わせる必要がなく、面接のたびに質疑応答を行う必要もありません。応募者は好きな時間に質問に回答・動画を録画できるため、応募のチャンスを逃すという事態を防げます。動画と統一した評価基準を使うことで、複数の選考担当者でスピーディーかつ効率的に応募者を評価できるため、企業に最適な人材を確保できます。
- インストール・アカウント作成不要
- 用途にあわせた最適なプランを用意
- 豊富なオプションで機能を拡張
FACEHUBは、ソフトのインストールやアカウント作成の必要がないWeb面接システムです。
ビデオ通話以外の基本機能としてテキストチャット、ファイル送信、ホワイトボードに加え、面接官側にはメモ機能が搭載されています。さらに画面共有や画面キャプチャ、録画、ログ保存などさまざまな機能を追加することも可能なため、企業規模や状況に応じて適切な料金プランを選択できます。また、同社が提供している採用シーンに特化したサービス「VIEWHUB」では、面接の予約から自動メール送信まで一括で行うことが可能。採用業務の効率化が期待できます。
V-CUBE(ブイキューブ)
- 専用URLと暗証番号でセキュリティを担保
- 専用の管理画面でWeb面接の予約も簡単
- 録画機能も搭載
V-CUBEミーティングは、Web会議・テレビ会議で豊富な実績を持つV-CUBEの技術を面接に応用したWeb面接システムです。
応募者から面接の希望があると、専用の管理画面を使ってすぐに予約が可能。システムから応募者に自動でWeb面接の詳細を記載したメールが配信されます。メールには専用のURLと暗証番号が記載されており、セキュリティを担保した面接が実現します。また、後日判定に便利な録画機能も搭載されています。
harutaka(ハルタカ) - 株式会社ZENKIGEN
- 録画機能・チャット機能搭載
- Webアプリのダウンロード不要
- 候補者管理機能・採用管理システムとの連携
HARUTAKA(ハルタカ)は、Web面接の手軽さを一歩推し進め、応募者の負担を軽減し、容易な母集団形成を実現するWeb面接システムです。
場所を問わないライブ面接はもちろん、応募者への設問設定やチャットでのコミュニケーションも可能。応募者が事前に撮影した面接動画をもとにした動画面接もできます。単体での応募者管理機能も備えるほか、さまざまな採用管理システムとの連携も可能です。
- 動画面接でスケジュール調整不要
- 選考にかかる時間を大幅にカット
- 料金プランは月額、チケット、ダブル定額の3種類
ITSUMENは、人材採用にかかる時間と労力を削減する動画選考サービスです。企業側は予め質問の項目を設定、応募者は質問に対し、テキスト形式や選択形式など指定の形式で記入し、自己PRと志望動機は動画で回答します。
対面やオンラインでの面接の前に動画選考を取り入れることで、ミスマッチを防止。気になる人材の動画を見返したり、社内でシェアすることで、採用精度も向上します。料金は利用期間制・面接回数による従量制・チケット制から選べます。自社に合ったプランを選び、コストを削減できる点も魅力です。
- URLの発行のみで面接が開始できる
- Web面接に役立つ機能が充実
- シンプルな操作性で誰でも簡単に扱える
SOKUMENは、応募者・面接官双方に使いやすく設計されたWeb面接システムです。面接までのリードタイムを短縮することで、面接到達率を向上させます。インターネット環境さえあれば、Web面接が可能です。データ通信量も業界最小レベルのため、システムに繋がりにくいなどといった応募者の負担や不満を軽減します。また、初期費用0円・月額19,800円と低価格で利用できるため、Web面接システムをはじめて導入する企業へおすすめです。
オンライン面接のメリット
オンライン面接を導入する企業が増え、注目が高まっている理由は、数々のメリットがあるからにほかなりません。そのいくつかを紹介します。
時間と費用を削減できる
従来の対面面接では、企業側は面接会場を準備し、面接官のスケジュールを確保しなければならない一方、応募者は面接地へ移動するまでの時間や費用、場合によっては宿泊費などが必要でした。
オンライン面接では、これらの時間や費用を大幅に削減できます。交通機関の遅延や渋滞で応募者が面接に遅れてしまうなど、ムダな時間の発生も避けられます。
マッチング機会を増やせる
時間と費用を削減できるオンライン面接では、効率性が飛躍的に高まるため、結果的に多くの面接機会を創出できます。
マッチングの機会が増えるだけでなく、候補者と面接を複数回行うことも容易になり、お互いをより理解することで採用のミスマッチの防止にもつながります。
採用の間口を拡大できる
オンライン面接は時間や場所に縛られずに面接できるため、自社から遠く離れた地方に住む応募者はもちろん、海外在住の応募者であっても気軽に面接ができます。
オンライン面接を導入することにより、これまで時間や費用の問題でエントリーをためらっていた人材にもアピールでき、採用の間口を拡大できるのです。こうした候補者のなかには、通常であればなかなか出会えない、貴重な人材が存在するかもしれません。
面接の動画を共有できる
オンライン面接システムには、面接を録画できる機能を持つものもあります。この機能を利用してビデオをアーカイブしておけば、後から見直して検討する、参加できなかった面接官や責任者に見せて共有するなどが可能になります。
合否の判定に活用するだけでなく、面接官同士のスキル向上や、社内の採用ノウハウの資料としても利用できるでしょう。
オンライン面接のデメリット
さまざまなメリットを持つオンライン面接にも、おさえておきたいデメリットがいくつかあります。
ミスコミュニケーションにつながる
カメラやマイク、コンピューターなどの端末を介するオンライン面接では、相手の反応や表情などがつかみにくいという一面があります。これに関しては、直接顔を合わせる対面面接にアドバンテージがあるといわざるを得ません。
ミスコミュニケーションが生じないよう、オンライン面接システムの特性を理解し、あらかじめ質問内容に回答しておいてもらう、質疑応答の役割をハッキリさせるなど、対応策を練っておく必要があります。
通信トラブルが起こりうる
オンライン面接でもっとも避けたいのは、通信トラブルです。
ルーターやハブなどのネットワーク機器のトラブル、誤操作などのほかにも、回線自体が不具合を起こす場合もあり、すべてのトラブルを根絶するのは困難かもしれません。あらかじめ発生しうるトラブルを想定しておき、実際にトラブルが発生した際には適切に対処できるように準備しておくことが大切です。
オンライン面接で注意すべきこと
それでは、実際にオンライン面接を行う際に、注意しておくべきポイントとはなんでしょうか。
面接を行う場所
オンライン面接は、時間と場所に縛られることなく実施できるのが大きなメリットです。しかし、面接する場所はどこでもいいというわけではありません。なぜなら、広角レンズが使用されているWebカメラは、思った以上にまわりの環境を映し出してしまうからです。
これはマイクに関しても同様であり、同僚が動き回っているオフィスなどで面接を行えば、その様子や環境音がすべて相手に伝わってしまいます。まわりの環境を遮断できる会議室などを利用するのが妥当でしょう。
面接を行うときの服装、態度
気軽に行えるオンライン面接であっても、採用面接であることには変わりありません。対面面接と同様、面接にふさわしい服装や髪型、マナーを心がけ、面接に臨む態度にも気を配るべきです。
カメラ越しとはいえ、油断した身だしなみや態度は相手に伝わってしまうものです。応募者に対して失礼のない服装とマナーで面接に臨む姿勢が求められます。
技術的な問題への対処
オンライン面接では通信トラブルが起こり得ます。できる限りリスクを排除するためにも、通信機器や使用するシステムの操作方法を習得しておく必要があります。
また、面接中に万一トラブルが発生しても冷静に対処できるよう、事前にトラブルの起こりやすい箇所を特定し、シミュレートしておく方がよいでしょう。
オンライン面接はコスト削減に効果的
オンライン面接が持つ最大のメリットは、時間や費用、人的リソースの効率化によるコスト削減効果だといえるでしょう。これは企業側だけでなく、応募者にとっても大きなメリットであり、やり方によっては、間口の拡大やマッチング機会の増加などの相乗効果も期待できます。
一方で、ミスコミュニケーションの発生や、ネットワークに起因するトラブルの可能性など、デメリットもないわけではありません。しかし、これも面接場所の工夫や事前準備などによってある程度は解決できます。
オンライン面接を導入する場合は、そのメリットとデメリットを正しく理解し、メリットを最大限発揮できるように導入方法を整備しましょう。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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