経費精算システムのシェア・市場規模　一番選ばれている人気サービスは楽楽精算

経費精算システムのシェア率　トップは楽楽精算

経費精算システムの導入に携わった985人を対象にBOXILが独自アンケート^※1を実施し、導入した経費精算システムを尋ねました。

シェアが最も多かったのは、楽楽精算で18.98%。その後にマネーフォワード クラウド経費が17.36%、freee支出管理が16.85%、ジョブカン経費精算が13.10%、Concur Expenseが7.51%と続きます。これら5社で全体の約4分の3を占めていました。

※1 集計期間 スクリーニング 2024年11月18日〜19日、本調査 2024年11月22日〜29日。経費精算システムの導入に携わったことがあると回答した、20〜60代の男女985人に実施。

各社の比較を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

経費精算システムの市場規模

株式会社富士キメラ総研が2022年に発表したレポート^※2によると、経費精算システムの市場規模は2021年度時点で約305.5億円という調査結果が出ています。その内訳は、SaaSが276億円、パッケージ型が29.5億円です。

2026年度には約512億円規模に成長するようです。

※2 出典：「富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2022年版」

経費精算システム市場の成長率

同レポートによると、経費精算システム市場は毎年10.9%程度成長を続けると予測されています^※3。

経費精算システムの市場の成長の要因としては、交通費精算などを中心とした経費精算業務に特化した専用製品を利用することで、申請作業の効率化や他のバックオフィス業務ツールとの連携による利便性向上などを目的として導入が進みました。

また、2022年の「電子帳簿保存法」改正に伴う引き合いは落ち着きつつあるものの、コロナ禍以後の在宅勤務の継続によるオンラインでの申請/承認ニーズは根強くあるため、今後も市場は好調に成長するとみられています。

※3 出典：「富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2022年版」

経費精算システム シェア率TOP5の口コミ・満足度

シェア率だけでなく、各サービスの口コミやユーザー満足度を確認しておくことで、自社にあったサービス選びができるようになります。経費精算システムの比較表もあわせて参考にしてください。

【特典比較表つき】『経費精算システムの資料14選』 はこちら⇒無料ダウンロード

一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。

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^{※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。}

• 累計導入社数18,000社以上^※
• 導入時から運用後までしっかりサポート
• 豊富な機能で面倒な経費精算作業を削減

楽楽精算が選ばれている理由としては、特に費用の安さが挙げられます。最低限の機能が備わっていながらも、リーズナブルな料金で費用を抑えられることが評価につながっています。

その他にも、経費精算と経費申請を1つのソフトでできることや自動的に会計ソフト用の仕訳データを自動生成する機能面を評価する口コミが数多く見られました。

※ 楽楽精算公式サイトより（2024年12月時点）

• マネーフォワード クラウドシリーズの一括導入で高コスパ
• スマホで申請も状況確認も完結
• 直感的に操作可能。移行がスムーズ

マネーフォワード クラウド経費は、マネーフォワードシリーズの会計ソフトなどとの連携性の評価が高いです。バックオフィス関連を同シリーズで統一することで業務の効率化が図れるうえ、コスト面でもパフォーマンスが高くなります。

また、スマホで経費申請ができる点にも多く口コミが寄せられています。スマホのカメラで領収書を撮影して、いつでも場所を選ばずに申請が可能です。ちょっとしたスキマ時間に処理できるため、申請する側・される側どちらにとっても便利という声が多くみられます。

• 申請後の経費は一覧で管理し、任意の軸でレポート化
• 多くのサービスと連携可能
• 転記作業や振込ファイル作成を自動化

freee支出管理 経費精算Plusが選ばれている理由としては、特に費用の安さが挙げられます。初期費用が掛からず、導入費用を抑えられることが評価につながっています。

その他にも、実際にトライアルで使ってみた際の使用感、シンプルなシステム仕様で会計や経理の知識のない人でも簡単に操作できる点を評価する口コミが数多く見られました。

• ジョブカンシリーズと組み合わせての利用が便利
• シンプルなUIで誰でも迷わず使える
• 1ユーザーあたり400円で低価格

ジョブカン経費精算もマネーフォワードと同様、ジョブカンシリーズでバックオフィス業務をまとめて管理できるのが特徴です。シンプルでわかりやすいUIが好評を得ており、スムーズに処理できる使いやすさを実現しながら、申請ミスの削減も実現します。

また、料金面も魅力です。1ユーザーにつき400円/月という形式で、低価格で導入できます。

• 電子帳簿保存法の規制緩和を成功に導いたノウハウでペーパーレス化を支援
• 法人カードやスマホ決済アプリなどさまざまな決済方法と連携
• 中小企業から大手グローバル企業まで規模を問わず導入実績あり

Concur Expenseが選ばれている理由としては、特に使いやすさが挙げられます。立替経費精算のフローが簡略化できるなど使い勝手のよさが評価につながっています。

その他にも、すでに導入しているSAPとの連携に必要な機能が揃っており、スムーズにシステム導入できる点を評価する口コミが数多く見られました。

シェア率だけでなく機能で比較しよう

経費精算システムを選ぶ際に重要なのは「自社の状況に合った機能が備わっているかどうか」です。あわせて各サービスの口コミなども見ておくと良いでしょう。

下記の動画ではシェアの観点を交えながら複数の経費精算システムを紹介しています。あわせてチェックするとイメージをよりつかみやすくなるでしょう。

より多くのサービスと比較したい方には次の記事がおすすめです。