運送業向け勤怠管理システムおすすめ8選 機能・料金比較表と解決できる課題

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【比較表】勤怠管理システム

ドライバーの拘束時間は、出退勤の打刻だけでは算出できません。デジタコ・点呼記録簿・日報と記録が分かれ、月末に手作業で突き合わせることになります。

本記事では、運送業界の勤怠管理で生じる課題の解決策やシステムの選び方、おすすめ8製品の機能と料金を比較します。

【30秒でわかるこの記事のポイント】

・改善基準告示の判定とデジタコ連携の可否で製品は絞られる
・運送業の業務に合わせた機能をそのまま使うなら特化型、勤怠以外もまとめるなら汎用型
・点呼記録簿まで扱えるのは「ロジポケ」、少人数から始めやすいのは「KING OF TIME

業界を問わず選ばれている製品も見たい場合は、勤怠管理システムの比較記事もあわせてご覧ください。

勤怠管理システムには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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※掲載料金は税区分の記載を含め、各社公式サイトの表記に基づいています。

目次

運送業におすすめの勤怠管理システムの機能・料金比較表

運送業での利用に適した勤怠管理システム8製品の料金と機能を比較します。各製品の詳しい内容は記事の後半で紹介します。

タイプ 初期費用 月額(最安プラン) 強み 改善基準告示・拘束時間の自動判定 デジタコ連携 点呼記録簿 アルコールチェック
ロジポケのロゴ ロジポケ 運送業特化型 点呼記録簿や運転者台帳まで一元化
勤怠ドライバーのロゴ 勤怠ドライバー 運送業特化型 初期登録費 10,000円+初期設定料 250,000円(税抜) 基本料 10,000円+700円/アカウント(1〜20アカウント・税抜) 拘束時間のシミュレーションが可能
TUMIXコンプラのロゴ TUMIXコンプラ 運送業特化型 基本料 17,000円+500円/人(税抜・1〜30人) デジタコ・アルコールチェッカーのデータ取り込み
DiSynapseIIのロゴ DiSynapseII 運送業特化型 運行計画の段階で違反判定が可能
キンタイミライのロゴ キンタイミライ 汎用型 運行記録データを取り込んで勤怠に利用
奉行Edge 勤怠管理クラウドのロゴ 奉行Edge 勤怠管理クラウド 汎用型 0円 11,800円〜(従業員20・担当者1ライセンス) 拘束時間を自動集計してアラート
ジンジャー勤怠のロゴ ジンジャー勤怠 汎用型 要問い合わせ 300円〜/1人 他のジンジャー製品と従業員データベースを共有
KING OF TIMEのロゴ KING OF TIME 汎用型 0円 300円/1人 勤怠・人事労務・給与計算・データ分析が追加費用なしで可能

●=対応/×=非対応/ー=要問い合わせ

運送業における勤怠管理の課題

運送業の勤怠管理では、出退勤時刻を記録するだけでなく、運行に伴う勤務実態も含めて把握する必要があります。拘束時間の考え方と、記録が複数の帳票に分かれていることが、担当者の手間と労務リスクの両方につながっています。

出退勤だけでは勤務実態を正確に把握しにくい

運送業では、出退勤の時刻だけでなく、運行中の待機や休憩、乗務時間など実際の勤務状況を把握するための情報が必要になります。しかし、これらの情報が勤怠データとは別に管理されていると、勤務実態を確認する際に複数の記録を照合しなければなりません。

また、勤務時間の集計を担当者が手作業で行っている場合、記録の確認や修正にも手間がかかります。運行に関する記録と勤怠情報をまとめて管理できる環境を整えることで、勤務実態を把握しやすくなり、勤怠集計の負担も抑えられます。

記録がデジタコ・点呼記録簿・日報・タイムカードなどに分かれ、集計に手間がかかる

勤怠に関連する情報がデジタコ、運転日報、点呼記録、タイムカードなど、複数の帳票やシステムに分かれている企業も多いでしょう。それぞれ異なる目的で記録されるため、勤務時間を集計する際には複数の情報を確認し、手作業で照合する必要が生じます。

たとえば、デジタコの記録を確認したうえでExcelに転記したり、日報の内容を勤怠管理に反映したりすると、入力作業が増えるだけでなく、転記時のミスも起こりやすくなります。関連する情報をまとめて管理できれば、集計や確認にかかる負担を抑えられます。

紙やExcelでの管理が残り、記録の確認や共有に手間がかかる

勤怠や点呼などの記録を紙やExcelで管理していると、必要な情報を確認する際に複数の帳票を探したり、担当者同士で情報を共有したりする手間が発生します。紙の記録は保管場所から探す必要があり、Excelもファイルが分かれていると最新の情報を確認しにくくなります。

また、記録を担当者が個別に管理している場合、担当者が変わると管理方法が分からなくなることもあります。勤怠に関する情報を一元管理し、関係者が必要な情報を確認できる環境を整えることで、記録の確認や共有を効率化しやすくなります。

勤務時間の記録が不正確だと、未払い残業などの労務リスクにつながる

勤怠記録が実際の勤務状況を正確に反映していなければ、労働時間や残業時間を適切に把握できず、未払い残業などの労務上の問題につながる可能性があります。特に、複数の帳票から情報を集めて手作業で集計する場合、記録の漏れや入力ミスを見つけにくい点も問題です。

勤務時間の記録に不備があると、従業員から勤務実態について確認を求められた際、正確な記録をもとに説明できないおそれがあります。労務管理上の記録を確認する場面でも、複数の帳票を照合する作業が必要になるでしょう。

勤怠情報を一元管理して日々の実績を確認できる状態にしておくことが、記録の精度を保ち、未払い残業などの労務リスクを早期に把握するための土台になります。

運送業向け勤怠管理システムの機能・メリット

前章で挙げた課題ごとに、勤怠管理システムがどこを引き受けるのかを見ていきます。中心になるのは、拘束時間の判定と、分かれている記録の一本化です。

直行直帰でも打刻が残り、拘束時間・休息期間・連続運転時間を自動で判定できる

事業所に立ち寄らない働き方でも、スマートフォンや位置情報を使った打刻に対応していれば記録が残ります。運行中の待機や休憩を含めて、日々の勤務状況を同じ画面で確認できます。

運送業向けの機能を持つ製品では、改善基準告示の基準に照らした集計とアラートが用意されています。1か月・1年の拘束時間、1日の拘束時間、休息期間、連続運転時間を、日ごとの残業時間とは別の単位で判定します

これらは期間をまたいで見る必要があるため、手計算やExcelの集計では確認の負担が大きくなりがちです。基準を超えそうな段階で知らせる仕組みがあれば、勤務の組み替えを事前に検討できます。

デジタコ・点呼のデータを取り込み、二重入力と再集計をなくせる

デジタコや点呼システムをすでに使っている場合、製品によってはそのデータを勤怠側へ流し込めます。運行の記録をあらためて入力し直す作業がなくなり、転記のミスが入る余地も減ります

デジタコが記録するのは運行で、勤怠や給与、点呼の記録はそこには含まれません。取り込みに対応していれば、同じ乗務を二度入力する必要がなくなります。

集計した勤怠データは、給与計算の機能や外部の給与ソフトへ渡せます。運送業の給与体系に合わせた計算をオプションで持つ製品もあり、勤怠と給与を別々に集計し直す作業をなくせます。

点呼記録簿・アルコールチェックの記録を電子で残し、必要なときに確認・共有できる

製品によっては、点呼記録簿をシステム上で保存でき、アルコール検知器の測定結果もあわせて記録できます。紙に印刷して手書きする運用から、勤怠と同じ画面で完結する運用へ移せます。保管場所から帳票を探したり、担当者ごとに分かれたファイルを開いたりせずに、必要な記録を関係者が確認できます。

ここで注意したいのは、緑ナンバーの事業用自動車で行う点呼と、白ナンバーの安全運転管理者が行う酒気帯び確認が、別の制度にもとづいている点です。どちらの制度を想定した機能なのかは、製品ごとに違います。

客観的な記録が残り、未払い残業などの労務リスクへの備えになる

使用者には、労働時間を適正に把握するなど労働時間を適切に管理する責務があります。厚生労働省のガイドラインは、タイムカードやICカードなどの客観的な記録を基礎として確認し記録することを原則としています

記録が残っていれば、後から労働時間を説明できます。本人しか使えない認証方法で打刻する製品であれば、他人による代理打刻も防げます。改善基準告示には、予期し得ない事象に遭遇した場合の取り扱いも定められており、その主張をするうえでも記録が前提です。

なお、システムを入れても自己申告で運用すれば、申告内容と実態が合っているかを確認する必要は残ります。システムの導入は把握の手段を効率化するものであり、把握そのものが不要になるわけではありません。

※出典:厚生労働省「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」(2026年8月20日閲覧)

運送業向け勤怠管理システムにかかる費用・価格相場

本記事で紹介する8製品の公表価格は、1人あたり月額300円前後のもの、全体で月額1万円台から使えるもの、利用人数と構成に応じた個別見積もりのものの3通りです。

課金の形も1つではありません。人数に単価をかける方式、基本料に一定のID数を含めて超過分を加算する方式、人数帯で単価が下がる段階制などがあります。ドライバーと事務所勤務で人数が大きく異なる会社では、この課金方式の違いが総額に大きく影響します。

運送業でオプション料金になりやすいのは、次の費目です。

  • デジタコや点呼システムとのデータ連携の費用(連携元1つあたり月額3,000円、点呼システム連携は初期10,000円と1日あたりの連携回数に応じた加算など)
  • 運送業の給与体系に対応する給与計算のオプション

既存の機器と接続するほど連携に関する費目が増えるため、見積もりの段階で連携元の数まで伝えておくと総額の変動を抑えられます。

勤怠管理システム全体の相場観は、勤怠管理システムの料金相場を比較した記事で確認できます。導入費用の負担を抑えたい場合は、運輸業も対象になる補助金があるため、勤怠管理システムの導入補助金・助成金をまとめた記事もあわせてご覧ください。

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運送業向け勤怠管理システムの選び方

運送業で勤怠管理システムを選ぶときは、拘束時間をどこまで自動で判定できるかと、すでに現場で使っている機器につながるかが軸になります。8製品で実際に差がついた4つの観点を挙げます。

自社に合うタイプを見極める(運送業特化型か汎用型か)

運送業特化型は、運送業の業務がそのまま機能になっています。ロジポケは点呼記録簿や運転者台帳、安全教育の管理まで同じサービスで扱えます勤怠ドライバーは拘束時間のシミュレーションと、運送業の給与体系に合わせた給与計算をオプションで持ちます。

汎用型は、勤怠の外側にある人事労務や給与計算まで1つの基盤にまとめやすいのが特徴です。KING OF TIMEは勤怠管理・人事労務・給与計算・データ分析を同じ料金に含み、ジンジャー勤怠は他のジンジャー製品と従業員データベースを共有します。

運送業の業務に合わせた機能をそのまま使いたいなら特化型、勤怠以外の管理業務も含めて見直したいなら汎用型が候補になります。ただし、点呼記録簿まで扱えるかは特化型のなかでも製品によって違います。

改善基準告示の拘束時間・休息期間を自動で判定できるか

運送業の労働時間は、労働基準法とは別に改善基準告示の基準を満たす必要があります。トラックの運転者の拘束時間は、1か月284時間・1年3,300時間が上限です。労使協定があれば、1年のうち6か月までは1か月310時間・1年3,400時間まで延長できます

1日の拘束時間は13時間を超えないものとし、延長する場合でも最大拘束時間は15時間です。休息期間は継続11時間以上を基本とし、継続9時間を下回らないものとされています。

連続運転時間は4時間を超えないものとされ、運転の中断は一回がおおむね連続10分以上、合計30分以上が必要です※1。日ごとの残業時間ではなく、こうした単位で判定できる製品かを見ます。

この記事で紹介する8製品のうち、ロジポケ勤怠ドライバーTUMIXコンプラDiSynapseIIキンタイミライ奉行Edge 勤怠管理クラウドが、改善基準告示に沿った集計やアラートに対応しています。

【ドライバーの残業時間の上限は、一般の業種とは別に定められています】

自動車運転の業務は、特別条項付きの36協定を結んだ場合の時間外労働(休日労働を含まず)の上限が年960時間です。一般の業種に適用される「単月100時間未満」「複数月平均80時間以内」「月45時間を超えられるのは年6回まで」は適用されません※2

一方で、労働基準法の上限とは別に、改善基準告示が1か月の拘束時間の上限(原則284時間・労使協定があるときは最大310時間)を定めています。時間外労働の上限に収まっているかどうかとは別に、拘束時間の上限も満たす必要があります。

そのため、一般の業種を前提に書かれた残業時間の上限(年720時間や月45時間を超えられる回数)をそのままアラートの基準値に設定すると、ドライバーには当てはまらない数値で運用することになります。

自社の36協定に年960時間の上限が適用されるかを確かめ、判断に迷う場合は所轄の労働基準監督署や社会保険労務士に確認しましょう。

※1出典:厚生労働省「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(2026年8月20日閲覧)
※2出典:厚生労働省「建設業・ドライバー・医師等の時間外労働の上限規制」(2026年8月20日閲覧)

すでに使っているデジタコ・点呼システムのデータを取り込めるか

デジタコをすでに入れている場合、運行のデータは手元にあります。課題となるのは、そのデータが勤怠システム側へ連携されず、日報やタイムカードから改めて入力し直している状態が発生していることです

紹介する8製品のうち、勤怠ドライバーTUMIXコンプラDiSynapseIIキンタイミライがデジタコのデータの取り込みに対応します。キンタイミライは運行記録データをインポートして勤怠管理に利用する形です。

点呼システムとの接続もあわせて確認します。勤怠ドライバーはIT点呼キーパーと連携して点呼の時間を勤怠へ反映でき(オプション)、TUMIXコンプラは点呼システムやアルコールチェッカーを連携先として扱います。

連携できるかどうかに加えて、どのデータをどちらから受け取る設計になっているかも確認します。打刻とデジタコで時刻が食い違ったときの扱いは、製品ごとに考え方が分かれます。

点呼記録簿・アルコールチェックの記録まで扱えるか

緑ナンバーの事業用自動車では、貨物自動車運送事業輸送安全規則※1にもとづき業務前と業務後に点呼を行い、その記録を残します。自家用自動車(白ナンバー)で行う酒気帯び確認は、道路交通法※2にもとづく安全運転管理者制度のもので、根拠となる制度が異なります。

紹介する8製品のうち、点呼記録簿をシステム上で保存できるのはロジポケです。アルコールチェックの記録は、ロジポケTUMIXコンプラキンタイミライ奉行Edge 勤怠管理クラウドジンジャー勤怠KING OF TIMEが検知器や外部サービスとの連携で扱えます。

ただしジンジャー勤怠が連携するアルキラーNEXは、白ナンバー向けのアルコールチェック製品です。緑ナンバーの点呼記録として使えるかは、連携先の製品が事業用自動車の要件を満たすかで決まります。

点呼記録簿まで同じ仕組みで持つのか、点呼は今のやり方を続けて勤怠側だけを固めるのかで、見る条件が変わります。前者なら点呼記録簿を保存できる製品か、後者なら使っている点呼システムと連携できるかが条件です。

勤怠だけをシステム化して点呼を紙のまま残すと、同じドライバーの記録が2か所に残り、労働時間を確認するたびに突き合わせが必要になります。

※1出典:e-Gov法令検索「貨物自動車運送事業輸送安全規則」(2026年8月20日閲覧)
※2出典:e-Gov法令検索「道路交通法」(2026年8月20日閲覧)

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運送業向け勤怠管理システムおすすめ比較4選【運送業特化型】

運送業の業務フローに合わせて作られた勤怠管理システムを紹介します。拘束時間の判定やデジタコとの連携が最初から組み込まれており、点呼や運転者台帳といった勤怠の周辺業務まで扱えるものもあります。

初期費用 月額(最安プラン) 強み
ロジポケのロゴ ロジポケ 点呼記録簿や運転者台帳まで同じサービスで扱える
勤怠ドライバーのロゴ 勤怠ドライバー 初期登録費 10,000円+初期設定料 250,000円(税抜) 基本料 10,000円+700円/アカウント(1〜20アカウント・税抜) 拘束時間のシミュレーションができる
TUMIXコンプラのロゴ TUMIXコンプラ 基本料 17,000円+500円/人(税抜・1〜30人) デジタコとアルコールチェッカーの記録を取り込める
DiSynapseIIのロゴ DiSynapseII 運行計画の段階で違反を判定できる

●=対応/×=非対応/ー=要問い合わせ

ロジポケ

  • 改善基準告示に沿った拘束時間の管理とアラートに対応
  • 点呼記録簿をデジタルで保存できる
  • アルコール検知器と連動し、写真を添えて記録を残せる

ロジポケは、運送業に特化したクラウド勤怠管理サービスです。遠隔での点呼時の打刻や、連続運転の中断(430休憩)の打刻など、運送業の打刻パターンに合わせて設定できます。運転日報はドライバーのアプリから入力でき、荷役業務のメモも残せます。

運転者台帳から法定12項目の安全教育まで一元管理でき、バラバラの紙やファイルを探す手間を削減。免許証の更新時期もアラート通知されるため、更新漏れによるコンプライアンス違反リスクを未然に防げます。

ロジポケのプラン・料金

料金は、利用するサービスの種類や事業所数に応じた個別見積もりです。

勤怠ドライバー

  • 拘束時間の設定とシミュレーションで改善基準告示に対応
  • デジタコのデータを打刻に取り込める
  • 運送業の給与体系に合わせた給与計算をオプションで追加できる

勤怠ドライバーは、運送業に特化したクラウド型の勤怠管理ソフトです。打刻はスマートフォン・タブレット・ICカードに加えて、デジタコや点呼システムからのデータ取り込みにも対応します。36協定の設定やアラート機能も備えています。

運転者台帳や車両管理のほか、GPSによる動態管理をオプションで追加できます。IT点呼キーパーと連携すると、点呼の時間が勤怠に自動で反映されます(オプション)。

勤怠ドライバーのプラン・料金

初期費用月額
初期登録費 10,000円(税抜)+初期設定料 250,000円(税抜)基本料 10,000円(税抜)+アカウント料

アカウント料は人数帯で単価が変わります。1〜20アカウント 700円/21〜50アカウント 500円/51〜100アカウント 300円/101〜200アカウント 200円/201〜300アカウント 100円(いずれも1アカウントあたり・税抜)です。

給与計算オプションは、1〜50アカウントで月額5,000円(税抜)が加算されます。

TUMIXコンプラ

  • デジタコの実績を直接取り込める
  • アルコールチェッカーの記録を取り込める
  • 運送業専用のフォーマットで勤務簿・手当簿を自動作成

TUMIXコンプラは、運送会社が開発した運送業向けのコンプライアンス・勤怠管理システムです。点呼のタイミングでボタンを押すだけで打刻でき、運送業専用のフォーマットで勤務簿と手当簿が自動で作成されます

運行結果を数値で表示し、休息時間などの遵守状況を確認できます。デジタコやアルコールチェッカー、点呼システムなど、すでに使っている機器からのデータ連携にも対応可能です。

TUMIXコンプラのプラン・料金

初期費用月額
要問い合わせ基本料 17,000円(税抜・1ID分を含む)

初期費用は別途かかりますが、金額は公表されていません。基本料に含まれるID以外は、追加1IDあたり月額3,000円(税抜)が加算されます。

サービス利用料は1〜30人で1人あたり月額500円(税抜・最低5,000円)、データ連携は連携元1つあたり月額3,000円(税抜)が加算されます。

DiSynapseII

  • 拘束時間・休息期間・2日平均運転時間などを自動で判定
  • デジタコのデータを取り込んで労働時間を管理
  • 運行計画の段階で改善基準告示に反しないかをシミュレーションできる

DiSynapseIIは、改善基準告示に準じた労働時間の管理を行う、運送業向けの労働時間管理システムです。拘束時間や休息期間だけでなく、2日平均運転時間まで含めて違反の有無をチェックできます

出力できる帳票は、運転日報や走行軌跡、乗務員労働実績表です。出退勤を記録するDiSynapse TAでは、打刻時に本人の画像を記録してなりすましを防ぎ、出張・出張戻りのボタンにも対応します。

DiSynapseIIのプラン・料金

料金は個別見積もりです。

運送業向け勤怠管理システムおすすめ比較4選【汎用型】

業種を限定しない勤怠管理システムのうち、運送業での導入実績や運送業に関わる機能を持つものを紹介します。勤怠以外の人事労務や給与計算まで1つの基盤にまとめたい場合の選択肢です。

初期費用 月額(最安プラン) 強み
キンタイミライのロゴ キンタイミライ 運行記録データを取り込んで勤怠に利用できる
奉行Edge 勤怠管理クラウドのロゴ 奉行Edge 勤怠管理クラウド 0円 11,800円〜(従業員20・担当者1ライセンス) 拘束時間を自動集計してアラートを出せる
ジンジャー勤怠のロゴ ジンジャー勤怠 要問い合わせ 300円〜/1人 他のジンジャー製品と従業員データベースを共有できる
KING OF TIMEのロゴ KING OF TIME 0円 300円/1人 勤怠・人事労務・給与計算・データ分析が同じ料金に含まれる

●=対応/×=非対応/ー=要問い合わせ

  • デジタコの運行記録データを取り込んで勤怠に利用できる
  • 改善基準告示に沿ったアラートをリアルタイムで表示
  • アルコールチェック機と連動した打刻ができる

キンタイミライは、利用人数や打刻方法に応じて構成を組む勤怠管理システムです。デジタコから出力した運行記録データを取り込んで勤怠管理に利用でき、改善基準告示に沿ったアラートをリアルタイムで表示できます

アルコール測定を済ませないと打刻が完了しない運用にでき、規定値を超えた場合は出勤を拒否して管理者へメールで通知します。GPSタイムレコーダーアプリを使えば、直行直帰や出張先からの打刻にも対応可能です。

キンタイミライのプラン・料金

料金は初期費用と月額で構成され、カスタマイズの内容や打刻方法によって変わる個別見積もりです。目安として示されている見積もり例では、初期費用が860万〜2,710万円、月額が1名あたり222〜299円です。500人未満の規模では割高になります。

奉行Edge 勤怠管理クラウド

株式会社オービックビジネスコンサルタント
2026上半期 資料請求数ランキング1位
  • 拘束時間(労働時間+休憩時間)を自動で集計
  • 改善基準告示に沿った例外条件の集計とアラートに対応
  • アルコールチェッカーと連携した打刻ができる

奉行Edge 勤怠管理クラウドは、オービックビジネスコンサルタントが提供する勤怠管理システムです。労働時間と休憩時間を合わせた拘束時間を自動で集計し、改善基準告示の例外条件まで含めてチェックとアラートを行います

勤務間インターバルのチェックにも対応し、基準を超えそうな従業員を画面上で把握できます。打刻はGPSに加えて、LINE WORKSやアルコールチェッカーとの連携にも対応します。

奉行Edge 勤怠管理クラウドのプラン・料金

プラン初期費用月額
日々の勤怠管理を効率化したい方0円11,800円〜(年額141,600円〜)
シフト作成・調整も効率化したい方0円16,600円〜(年額199,200円〜)

契約は法人単位の年間契約で、従業員20ライセンス・担当者1ライセンスからの料金です。従業員が21名以上、担当者が2名以上の場合の料金は個別見積もりになります。

  • アルコールチェック製品と連携して打刻時間と位置情報を記録
  • 有給休暇の未取得や残業時間の超過を段階的にアラート
  • 人事労務や給与など他のジンジャー製品とデータベースを共有

ジンジャー勤怠は、jinjerが提供する勤怠管理システムです。アルコールチェック製品のアルキラーNEXと連携すると、アルコールチェックの実施にあわせて打刻時間と位置情報が記録されます。従業員の情報も双方で自動的に同期される仕組みです。

アラート機能では、年次有給休暇の未取得や残業時間の超過を検知して段階的に通知します。人事労務や給与などのジンジャー製品と従業員データベースを共有するため、勤怠から給与計算までを同じ基盤で扱えます。

ジンジャー勤怠のプラン・料金

初期費用月額(税抜)
要問い合わせ300円〜

KING OF TIME

株式会社ヒューマンテクノロジーズ
2026上半期 資料請求数ランキング1位
  • 初期費用0円・1人あたり月額300円の単一料金
  • 勤怠管理に加えて人事労務・給与計算・データ分析を同じ料金に含む
  • 位置情報を記録するモバイル打刻が運送業に適している

KING OF TIMEは、ヒューマンテクノロジーズが提供する勤怠管理システムです。最低利用人数がなく1名から使えるうえ、勤怠管理・人事労務・給与計算・データ分析が1人あたり月額300円に含まれます

位置情報を記録するモバイル打刻は、運送業や直行直帰の多い業種に向いた打刻方法です。アルコールチェック製品と連携すると、チェックの実施にあわせて出退勤が記録されます。

KING OF TIMEのプラン・料金

初期費用月額
0円300円/1人

最低利用人数はなく、1名から利用できます。無料トライアルは30日間です。

運送業ユーザーの口コミ・評判

総合評価
4.15
働き方に合わせて複数の打刻方法に対応できる
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
経営企画部門
働き方に合わせて複数の打刻方法が採用できるため、職種が異なる従業員がそれぞれに合った打刻方法で日々勤怠報告ができる。また、クラウドでの運用のため、リアルタイムで勤務状況が把握できて便利。
公開日: 2023/08/01
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運送業向け勤怠管理システムを活用するポイント

導入したあとに定着するかどうかは、どこまでを対象にするかと、現場での操作の流れをどう決めるかで変わります。運用を始める前に決めておきたい点を挙げます。

打刻と拘束時間の集計だけに絞って始める

申請・承認やシフト作成まで一度に載せると、現場と事務所の両方で覚えることが増えます。最初は打刻と拘束時間の集計だけを対象にし、月次の集計が問題なく運用できることを確かめてから範囲を広げます

最初の1か月は、これまでの集計方法と並行して動かすのが安全です。拘束時間の集計が実態と合わない箇所は、休憩と待機の扱いを設定でどう区分しているかを確かめます。

デジタコと勤怠システムのどちらを正とするか先に決める

連携すると、同じ乗務について2つの時刻が手元に残ります。食い違ったときにどちらを正とするかを決めないまま運用を始めると、突き合わせの作業が形を変えて残ります

出勤・退勤は打刻、運行の中身はデジタコ、といった形で担当を分けておくと判断に迷いません。決めた内容は、ドライバーにもわかる言葉で共有します。日報の記載と突き合わせる担当者にも同じ基準を伝えます。

業務の前後の操作動線を決めてから端末を配る

事業所に立ち寄らないドライバーには、いつ・どの端末で操作するかを先に決めます。点呼の流れにそのまま乗せられると、打刻のためだけの手間が増えません

個人の端末を使うのか、会社が配るのかも決めておきます。打刻用の端末を全員に配って運用している会社もあります。

端末を配る前に、どの操作をどの順番で行うかを決めておくと、現場で迷いが出ません。乗務前の確認と打刻を同じ場で済ませられれば、ドライバーの手順は1つ増えるだけで収まります。

運送業向け勤怠管理システムに関するよくある質問(FAQ)

運送業の担当者から挙がることの多い疑問をまとめました。

デジタコがあれば勤怠管理システムは不要ですか?

デジタコは運行記録計で、瞬間速度・運行距離・運行時間を記録する機器です。勤怠の集計や給与計算、点呼の記録はその外側にあるため、デジタコだけでは完結しません

一方で、デジタコの記録は労働時間を裏づける材料になります。両方を持ったうえで、運行の記録はデジタコ、勤怠の集計は勤怠管理システム、と役割を分けて連携させる形が現実的です。

荷待ち時間は労働時間として記録する必要がありますか?

貨物自動車運送事業輸送安全規則では、荷主の都合で集貨・配達地点において待機した場合、その地点や到着日時、荷役作業の開始・終了日時などを記録し、1年間保存することが定められています。

この記録の対象は、令和7年4月1日から車両総重量による限定がなくなり、四輪以上の貨物軽自動車運送事業者を含む全事業用自動車に広がりました。改正前は「車両総重量8トン以上または最大積載量5トン以上」に限られていたため、旧要件のまま運用していないかを確かめておきます。

労働時間として扱うかどうかは、実際の待機の状況によって判断が分かれます。個別の判断に迷う場合は所轄の労働基準監督署に確認するのが確実です。

※出典:e-Gov法令検索「貨物自動車運送事業輸送安全規則」(2026年8月20日閲覧)

直行直帰のドライバーの労働時間はどう記録すればよいですか?

ドライバーのスマートフォンから打刻できる製品であれば、事業所に立ち寄らない日でも記録が残ります。位置情報をあわせて記録しておくと、あとから労働時間を説明する材料になります。

あわせて、業務の開始・終了の地点と日時、休憩や睡眠をとった地点と日時などは、輸送安全規則で記録の対象とされています打刻の記録と業務の記録は目的が違うため、どちらも残る形にしておきます

※出典:e-Gov法令検索「貨物自動車運送事業輸送安全規則」(2026年8月20日閲覧)

改善基準告示への対応は、Excelでの管理では難しいですか?

Excelでも管理はできます。ただし拘束時間は1日と1か月・1年、休息期間は勤務と勤務の間、連続運転時間は運転の中断をはさんだ区切りというように、それぞれ見る単位が違うため、日ごとの労働時間の集計だけでは判定できません

判定の条件が増えるほど、数式の維持や管理そのものが負担になります。運行のたびに条件を確かめる運用になると、確認の抜けにも気づきにくくなります。

小規模な運送会社でも導入できる勤怠管理システムはありますか?

あります。紹介する8製品のうち、初期費用0円・1人あたり月額300円で最低利用人数の設定がないのがKING OF TIMEです。TUMIXコンプラは基本料に1ID分を含む月額17,000円(税抜)からで、利用人数に応じた料金が加算されます。

一方で、大規模な利用を前提とする製品では、少人数だと割高です。車両10台規模の運送会社が導入している製品もあるため、人数と車両台数を伝えたうえで見積もりを取ると判断しやすくなります。

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運送業の勤怠管理システムを選ぶうえで押さえておきたい点をまとめます。

  • 拘束時間は出退勤の打刻だけでは算出できず、休憩・待機・荷待ちの扱いで集計が変わる
  • 記録がデジタコ・点呼記録簿・日報・タイムカードに分かれ、二重入力が生まれやすい
  • 運送業の業務に合わせた機能をそのまま使うなら特化型、勤怠以外の管理業務も見直すなら汎用型
  • 改善基準告示の判定、デジタコ・点呼システムとの連携、点呼記録簿とアルコールチェックの扱いが比較の軸になる

気になるサービスが見つかったら、資料を取り寄せて機能と料金を見比べてみましょう。

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