組織診断ツールの費用相場と料金比較・おすすめソフト

組織診断ツールを導入しようと思っても、種類がたくさんあってどうやって選べばいいの?と迷いますよね。そんな声にお応えして「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位※」のBOXILがおすすめ組織診断ツールを厳選。チェックしたいサービスの紹介資料をまとめてダウンロードできます。
⇒【特典比較表つき】組織診断ツールの資料ダウンロードはこちら(無料)
※2020年9月実施 株式会社ショッパーズアイ「SaaS比較メディアに関するイメージ調査」より

おすすめ組織診断ツールの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的な組織診断ツールを徹底比較しています。ぜひ組織診断ツールを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
目次を開く
組織診断ツールの費用相場
多くの組織診断ツールでは、月額利用料が発生します。料金は、利用人数に応じて変動するのが一般的です。サービスによっては、初期費用がかかることもあります。
月額利用料の相場は、従業員100人と仮定した場合16,800円~68,000円程度です。
※相場は本記事に掲載しているサービスの料金を参考にしています。
組織診断ツールを導入する際には、システム移行や導入サポートの有無によって費用が大きく変わります。自社で移行を行ったり、サポートを受けなかったりすると、安価に導入できることが多いです。逆に外部に依頼したり、 サポートを受けたりすると、高額になる可能性があります。
組織診断ツールの費用・料金比較表
【特典比較表つき】『組織診断ツールの資料9選』 はこちら⇒無料ダウンロード
一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
【特典比較表つき】『組織診断ツールの資料9選』 はこちら⇒無料ダウンロード
※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
組織診断ツールとは
組織診断ツール(組織サーベイツール)とは、組織・従業員が抱える課題や問題点を見える化し、改善に向けた意思決定やアクションを提案・支援するツールです。
従業員へアンケート調査を行い、この結果をもとに満足度やストレスチェック、エンゲージメントなどの側面から課題を把握し、改善を行えます。それにより、働きやすい環境を構築し、離職防止やエンゲージメントの向上などにつながることが期待できます。
利用方法
匿名で調査を実施し、結果を集計・分析します。それによって課題を把握し、改善に向けた施策の実行や効果検証を繰り返すことで組織の成長につなげます。
調査方法には複数の種類があり、たとえば10問程度の簡単な質問を1か月に1回程度実施する「パルスサーベイ」、半年〜1年に1回の頻度で50問以上の多くの設問を用意する「センサスサーベイ」などです。そのため、「組織の現状をリアルタイムで把握したい」「特定の課題について多角的に分析して深掘りしたい」など、目的に応じて活用する調査方法を選べます。
また、調査から分析までに対応したものだけでなく、ツールによっては課題に対する改善施策の提案や実行までサポートするものもあり、ニーズに合わせた利用の仕方が可能です。
組織診断ツールの利用場面
組織診断ツールは、「エンゲージメント向上」「定着率・離職率改善」「モチベーションや生産性向上」「適切な人材配置」などの目的で導入されるケースが多いです。
たとえば、「人間関係に問題のある人を把握し、ケアやフォローを行いたい」「ストレス状況や離職の予兆のある人材を把握して退職を防ぎたい」などのケースに活用されています。また、こうした組織の課題や問題解決のほか、「スキルや希望などに適した異動や人材配置の改善に活用したい」といった生産性向上につなげるために活用が可能です。
このように、組織診断ツールは組織の改善や問題解決、成長に必要なツールとして、さまざまな場面で活用されています。
組織診断ツールの選び方
組織診断ツールを導入し効果的に活用するには、次のポイントに注目しながらニーズにマッチしたツールを選定しましょう。
必要な機能があるか
組織の課題や導入目的を明確にし、それに適した機能のあるツールを選択しましょう。
「離職防止に特化したもの」「人材配置のような人事施策もサポートするもの」など、ツールによって特徴や機能はさまざまです。また、導入目的も企業ごとに異なるはずです。そのため、まずはどのような目的でツールを導入したいのかを検討し、目的達成に必要な機能のあるツールを選ぶ必要があります。
また、組織診断ツールは、質問項目のカスタマイズができるものや人事データと連携して部門別に分析できるものなど、ツールごとに機能は異なります。そのため、目的に合った調査方法が実施可能か、また既存システムとの連携が可能かも踏まえて、適したツールを選びましょう。
設問の設計方法を確認する
目的に合った適切な調査結果を得るためには設問設計が重要になるため、ツールの設問の設計方法についても確認しましょう。
多くの組織診断ツールでは、テンプレートを使って簡単に設問を設計できる機能が搭載されています。ただし、対応ジャンルや範囲はツールによって異なるため、目的や課題解決に合った適切なテンプレートが備わっているかを確認しましょう。自由に設問の追加や編集ができるカスタマイズ性の高いツールを選べば、オリジナルの質問を作成できます。
また、フリーコメント機能を搭載したツールであれば、自由にコメントを入力してもらえるため、生の声を収集しより具体的な課題を見つけやすくなります。
データの活用がしやすいか
分析結果の見やすさや活用のしやすさを考慮することも必要です。
組織診断は、調査の実施だけでなく、分析を行い改善策の立案まで行う必要があります。そのため、分析結果が確認しにくいツールだと改善点の把握が難しくなり、別途結果をまとめるための手間が発生することで、他の業務に支障が出てしまう可能性もあるでしょう。
しかし、たとえば集計結果がグラフで表示される機能のあるツールであれば、視覚的に分析結果の傾向を理解し課題や問題点が把握できるようになるため、課題抽出もしやすくなります。そのため、ツールを検討する際には、「簡単にデータを閲覧・分析できる」「レポートが簡単に作成できる」など、管理者側の使いやすさや、診断結果のサンプルなどを確認してみるとよいでしょう。
費用対効果が高い組織診断ツール11選
組織診断ツールの中でも費用対効果が高いおすすめのツールを紹介します。各ツールの特徴や詳しい料金プランなどを解説しているので、組織診断ツール選びの参考にしてみてください。
利用できる機能
ミイダスは、独自のコンピテンシー診断を用いて、組織が必要としている人材にピンポイントでアプローチできる採用サービスです。
コンピテンシー診断では、履歴書や面接ではわからない内面的なビジネススキルをデータで可視化できます。求職者の思考やビジネススキルを把握したうえでアプローチすることで、入社後のミスマッチを防ぎ、長期的に活躍してくれる人材を確保できます。
また、コンピテンシーを用いることで、採用に重要なコンピテンシーの条件が明確化され、面接官によってバラつきのあった採用基準を統一可能です。自動で面接確約の連絡や、数日〜1か月のスポット契約、トライ応募などの機能も充実しています。
ミイダスの料金プラン・価格
要問い合わせ
利用できる機能
ラフールサーベイは、エンゲージメントを可視化・改善するためのサーベイツールです。蓄積されたデータとAI解析を用いて、組織の強みや課題、改善策を具体的に提案します。また、セルフマネジメントを促す機能も充実しており、組織改善をより効果的に進められます。
ラフールサーベイの料金プラン・価格
初期費用 | 月額料金(税抜) |
---|---|
要問い合わせ | 16,000円〜 |
利用できる機能
カオナビは、人材の基本情報から過去の評価・スキル・キャリアといったさまざまな人材情報を可視化して、組織をマトリクスで俯瞰できるタレントマネジメントシステムです。製造・メーカーや商社、官公庁などさまざまな業界・規模・エリアの企業に導入実績があるほか、大手企業や金融機関の厳しいセキュリティチェックもクリアしており、安心して利用できます。
人材情報を一元管理できるため、人材の強みや弱みを把握しやすくなり、人材配置や育成の戦略を立案しやすくなります。人材マネジメントの高度化を目指す企業におすすめのツールです。
カオナビの料金プラン・価格
要問い合わせ
利用できる機能
Wevoxは、エンゲージメントを可視化・改善するためのサーベイツールです。AIによるデータ解析で組織の強みや課題を的確に把握できるため、従来のエンゲージメントサーベイの課題である、回答率の低下や結果の分析・改善にかかる時間の長さを解決します。
エンゲージメントを向上させ、優秀な人材の離職防止や組織の生産性向上を目指す企業におすすめのツールです。
Wevoxの料金プラン・価格
プラン | 初期費用 | 月額料金(税抜) |
---|---|---|
Standard | 無料 | 600円/人 |
Basic | 無料 | 300円/人 |
利用できる機能
ミキワメは、独自の性格診断とウェルビーイングサーベイを用いて、社員のメンタル状態を可視化し、ウェルビーイングを実現するサービスです。
メンタル不調による休職・離職の防止、マネジメントの仕組みの構築、リモートワークによる社員の状態把握などの課題を解決できます。社員のウェルビーイングを実現し、組織の活性化を目指す企業におすすめです。
ミキワメの料金プラン・価格
要問い合わせ
Yappli UNITE - 株式会社ヤプリ
利用できる機能
UNITEは、社員アンケートや組織エンゲージメント分析などの機能を備えたアプリです。
社員の満足度やエンゲージメントを把握でき、社内イベントの参加意欲を向上させられます。組織の活性化を目指す企業におすすめのサービスです。
UNITEの料金プラン・価格
要問い合わせ
タレントパレット - 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
利用できる機能
タレントパレットは、人材データを一元管理し、分析にもとづいた人事戦略を実現するタレントマネジメントシステムです。
人材データを一元管理することで、人材の強みや弱み、配置や育成の課題を把握しやすくなります。分析結果にもとづいて人事施策を実行・効果検証することで、人事戦略の精度を高められます。人事データの活用を推進し、組織の活性化を目指す企業におすすめのサービスです。
タレントパレットの料金プラン・価格
要問い合わせ
利用できる機能
HRBrainは、離職防止やエンゲージメント向上を目的とした組織診断サーベイです。
組織全体の状態を可視化することで、組織の強みや課題を把握しやすくなります。一人ひとりにフォーカスした分析により、離職予兆やモチベーション低下などの課題を早期に把握できます。離職防止やエンゲージメント向上に取り組む企業におすすめです。
HRBrainの料金プラン・価格
要問い合わせ
利用できる機能
Geppoは、個人と組織の課題を見える化し、働き方改善を支援するHRサーベイです。
個人の課題を見える化することで、モチベーションやストレスなどの課題を早期に把握できます。組織の課題を見える化することで、組織の強みや課題を把握しやすくなります。働き方改善の支援もでき、課題解決につながる施策を策定・実行しやすくなるのも特徴です。
離職防止や人材定着、オンボーディングなどの人事課題の解決、ストレスフリーな働き方改善に取り組む企業におすすめです。
Geppoの料金プラン・価格
利用人数 | 月額料金(税抜) |
---|---|
1〜25人 | 20,000円 |
26〜50人 | 39,800円 |
51〜100人 | 68,000円 |
101〜200人 | 108,000円 |
201〜300人 | 148,000円 |
301〜500人 | 198,000円 |
501〜750人 | 248,000円 |
751〜1000人 | 298,000円 |
1,001人以上は要問い合わせ
クアルトリクス 従業員エクスペリエンス(EX)|Qualtrics - クアルトリクス合同会社
利用できる機能
クアルトリクス 従業員エクスペリエンス(EX)は、従業員の声を拾い、組織課題を特定・解決するためのソリューションです。
さまざまな従業員体験に関するフィードバックを収集することで、従業員の声を幅広く把握できます。課題を解決するためのアクションを自動的に抽出することで、施策の実行をスピーディーに進められます。
優れた人材の獲得・育成、エンゲージメントの向上、人材流出の抑制などに取り組む企業におすすめです。
クアルトリクス 従業員エクスペリエンス(EX)|Qualtricsの料金プラン・価格
要問い合わせ
モチベーションクラウド - 株式会社リンクアンドモチベーション
利用できる機能
モチベーションクラウドは、従業員サーベイとコンサルタントサポートを組み合わせることで、組織の状態を可視化・診断し、改善を支援するサービスです。
従業員サーベイにより、エンゲージメントや働きがいなどの状態を把握できます。コンサルタントサポートにより、組織改善の施策提案や実行を支援してもらえます。
離職率の低下や組織改革の推進など、組織の活性化に取り組む企業におすすめです。
モチベーションクラウドの料金プラン・価格
要問い合わせ
組織診断ツールのメリット
組織診断ツールのメリットとして、次の2つが挙げられます。
データを蓄積できる
ツールの活用により客観的なデータを取得し、蓄積できます。
組織診断は単発で実施して終わるものではありません。1か月や半年に1回など定期的に行い現状把握や改善を行うことで、離職率改善やパフォーマンス向上などにつながるため、継続的に調査を行い、データを蓄積できます。
ツールによっては、組織診断のデータと合わせて個々の業務や職場への満足度などの推移を確認できるものもあるため、従業員の状態を把握して迅速なフォローを行えるようになります。
組織や個人の現状を可視化できる
アンケートを行うことで不満や満足度などをタイムリーに把握し、現在の組織や個人の状況を可視化できるのもメリットです。
パルスサーベイのように、週1回から月1回程度の短いスパンで簡単な調査を頻繁に行うことで、調査時点での問題点や状況変化などをすぐに把握できます。
それにより、リアルタイムで問題に対応できるようになるため、満足度やエンゲージメントの向上につながりやすくなります。
組織診断ツールのデメリット
組織診断ツールの導入するデメリットは、次の2つです。
効果が出るとは限らない
あらかじめ目的を明確にしたうえで導入しなければ、効果につながらない可能性があります。
ツールの導入には費用が発生するほか、調査の準備や調査に手間や時間がかかります。また、調査を実施しても適切な回答が得られなかったり、回答をもとに組織改善につなげられなかったりすれば、コストがムダになりかねません。
そのため、あらかじめ目的を明確化したうえで複数のツールを比較検討したり、無料トライアルで機能や操作性を確認したりして、目的に合ったツールの選定が必要です。
定期的な調査が必要になる
組織診断は定期的に実施し、別の課題がないか確認することも必要です。
ささいな環境変化によって従業員の意識は変化するため、組織課題は一度課題を改善して終わりではなく、一定の頻度で診断を実施することが必要です。
とはいえ、調査の頻度や設問数などによっては、調査の準備に手間がかかったり、回答者にとって負担がかかったりする可能性もあります。そのため、ツールの導入時には、効率的に運用できる機能があるか確認する必要があるでしょう。
組織診断ツール導入時の注意点
費用・料金だけでなく、次のポイントにも注意して導入するサービスを選びましょう。
組織診断ツールの目的を明確にする
組織診断ツールには、さまざまな種類があります。そのため、導入する前に組織診断ツールの導入目的を明確にすることが重要です。
目的を明確にすることで、適した組織診断ツールを選びやすくなります。また、組織診断の結果をどのように活用するかも事前に検討しておきましょう。
組織診断結果を活用する体制の整備を行う
組織診断の結果を活用するためには、組織診断結果を共有する体制や組織診断結果にもとづいて施策を実行する体制の整備を行うことが重要です。
診断結果にもとづく施策を経営層や人事部が中心となり検討しましょう。また、診断結果の内容や対策の方針を周知することで従業員からの理解も得られやすくなります。
回答に負担がかからないように実施する
導入の際には、従業員に負担をかけない使いやすいツールの選定が必要です。
アンケートの回答には時間や手間がかかるため負担に感じられてしまうこともあるため、使いにくいツールだと解答率や質の低下につながりかねません。
そのため、スマートフォンで簡単に回答できるツールを利用する、数分程度で回答できる質問数に抑えるなど、負担がかからないよう配慮するようにしましょう。
費用対効果の高い組織診断ツールを導入しよう
組織診断ツールの費用は、機能や利用者数などによって大きく変わります。費用だけでなく、必要な機能の洗い出しや既存システムとの連携、サポート体制の充実度なども注意するべきポイントです。
費用対効果の高い組織診断ツールを導入するためには、ニーズや予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaSへ掲載しませんか?
- リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1※
- リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
- 累計1,200社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心
※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査