無料で使える社内アンケートツールおすすめ11選!無料版と有料版の違いは?

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社内アンケートツールは、アンケートの作成や回答、分析を容易にできるツールです。無料で使う場合には、主に無料プランと無料トライアルを利用する方法があります。有料版と無料版の違いやおすすめの無料社内アンケートツールを紹介します。

従業員満足度調査のツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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有料プランも含めて機能や料金を詳しい解説は、次の記事で紹介しています。
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目次

社内アンケートツールとは

社内アンケートツールとは、従業員向けのアンケートをオンラインで作成・配信し、回答を自動で回収・集計できるシステムです。
社内の声を集めるためのアンケート設計や配信管理、集計・可視化、匿名性の設定などの機能が備わっており、Excelや紙のアンケート、メールや社内チャット、Googleフォームなどの汎用ツールでのやり取りや集計作業といった、手間のかかる業務を効率化できます。

なぜExcelや紙アンケート、Googleフォームは限界なのか?無料システムでこう変わる

今あなたの会社で起きている「回答の回収・集計に時間がかかりすぎること」や「匿名性が担保できず本音が集まらないこと」は、あなたの管理能力の問題ではなく、Excelや紙のアンケート、Googleフォームなどの汎用ツールの限界です。

なぜなら、これらのツールの最大の課題は、紙やメールで届いた回答を人間が手作業でExcelに転記し、集計・グラフ作成まで行うといった、極めて非効率な作業そのものだからです。アンケートの本数や回答数が増えていけば、人間が手作業で確認できる量をいつかは超え、集計ミスや抜け漏れが必ず発生します。

0円で使える社内アンケートツールなら、この状況を改善できます。たとえば、次のように変化が期待できます。

あなたの課題 Excelや紙・Googleフォーム 無料システム
回答回収・集計に時間がかかりすぎる メールや紙で届いた回答をExcelに手作業で転記し、関数やピボットで集計する必要がある。 フォームからの回答が自動で集約され、集計やグラフも自動生成されるため、集計作業の手間を大幅に削減できる。
匿名性が担保できず本音が集まらない 送信元メールアドレスやファイル名から回答者が推測できてしまい、「本当に匿名なのか」と不安を持たれやすい。 匿名回答や一定人数未満は結果を表示しない設定などにより、回答者の特定リスクを下げて本音の回答を集めやすくなる。
部署・役職など属性別の分析が大変 部署名や役職を含む回答データをExcel上で手動で絞り込み、部署別にファイルを分けて集計する必要がある。 部署・職種・勤務地などの属性で簡単にフィルタやクロス集計ができ、ダッシュボードで全体と各部署の傾向をリアルタイムに把握できる。
回答率が低く、リマインドが属人的 誰が未回答なのかを一覧で把握しづらく、担当者が手作業でメールやチャットを送ってリマインドする必要がある。 回答状況を一覧で確認でき、未回答者への自動リマインド配信も設定できるため、担当者の負担を抑えつつ回答率を高めやすい。
コスト 0円 0円

これを踏まえると、Excelや紙のアンケート、Googleフォームなどの汎用ツールから、できるだけ早く無料システムに乗り換えるべきではないでしょうか。しかし、無料で使える社内アンケートツールにも、使いやすいサービスと使いにくいサービスがあります。

社内アンケートツールを無料で使う方法

完全無料で利用できる社内アンケートツールは少ないため、社内アンケートツールを無料で使うには、有料サービスの無料プランや無料トライアルを検討しましょう。

社内アンケートツールの無料プランを利用する

社内アンケートツールの無料プランを利用すれば、組織内の課題や意見を収集する手段を手軽に導入できます。

無料プランは、通常の機能を制限付きで提供している場合が多いですが、アンケートの作成と回答結果の集計までであれば、無料プラン内で対応できる場合があります。

無料プランを利用する際には、各ツールの制限事項や利用条件を確認し、ニーズに合ったツールを選ぶことが重要です。

社内アンケートツールの無料トライアルを利用する

社内アンケートツールの無料トライアルは、有料プランの一部機能または全機能を一定期間無料で試用できるサービスです。

有料サービスを本格的に導入する前にツールの操作感や機能を体験できるため、アンケート作成や回答結果の集計など、実際の業務に近い形でツールを評価できます。

また、ツールの使い勝手や操作性を確認することで、自社に適したツールを選定しやすくなります。

無料トライアルを利用する際には、無料期間や制限事項を把握したうえで利用しましょう。

無料の社内アンケートツールに向いている企業

無料の社内アンケートツールに向いている企業の特徴を紹介します。

初めて社内アンケートツールを導入・利用する場合

無料の社内アンケートツールは、初めてアンケートツールを利用する企業にとって有効な選択肢です。無料のツールは、必要最低限の機能を搭載しているため、企業はアンケートの作成、配布、そして結果の分析が容易になります。

また、無料の社内アンケートツールは、企業がアンケートツールの操作や運用に慣れるうえで有用です。

有料サービスを導入する前に使用感を試したい場合

無料の社内アンケートツールは、有料サービスを導入する前に使用感を試したい企業にも適しています。前述のとおり、無料ツールは基本的な機能を提供しているため、企業は自社のニーズに合ったツールを見つけるための基準を設定しやすくなります。

また、有料ツールを導入する際に必要な機能の洗い出しがしやすく、最適なツールを選定する際の判断材料となります。無料のツールを使用することで、企業は有料のアンケートツールに投資する前に、その価値を評価できます。

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無料で使える社内アンケートツールの選び方

無料で使える社内アンケートツールを選ぶ際には、ユーザー数、回答件数、サポート体制などに注意して選びましょう。

【ユーザー数】チーム全員で「無料」で使えるか?

無料で使えるサービスを選ぶときに重要なのは、ユーザー数の制限の有無です。管理者1人だけが無料で利用できても、現場のメンバーが自分で結果を確認したり、アンケートを作成できなければ、社内全体の改善にはつながりません。
Excelや紙、Googleフォームでのアンケート管理から脱却するには、アンケートの回答データをチーム全員がリアルタイムで共有できる必要があります。
CustomFormの無料プランは、フォーム作成数や回答数に制限がなく、1つのアカウントを最大3人まで共有できるため、小規模なチームであればメンバー全員でアンケートの作成、確認を行いやすいです。

【機能の制限】自社の回答件数に対応しているか?

業務ツール導入時は、ユーザー数に加え「回答件数」や「使える機能」の制限を確認することが重要です。
無料プランの多くは「1フォームあたりの回答数は月間○件まで」「1回のアンケートで使える質問数は○問まで」といった上限が設けられています。
しかし、回答数が多い企業の場合はすぐに上限に達してしまい、再びExcelや集計用のシートで補う状況に逆戻りしてしまいます。

まずは自社で想定される月間のアンケート実施数や回答数を大まかに把握しておきましょう。
CustomFormの無料プランは、フォーム作成数や回答数に上限がなく、集計結果のグラフ表示やCSVダウンロードまで利用可能です。
Questantの無料プランは、1件のアンケートにつき質問数は10問まで、回答結果の閲覧も100件までの制限はあるものの、アンケート作成数は制限がなく、目的別のテンプレートも豊富に用意されています。

【サポート体制】無料でも問い合わせ先はあるか?

IT専任担当者がいない会社では、無料プランでも最低限の問い合わせ先があるサービスを選択することをおすすめします。
初期設定や社内への展開でつまずいたときに相談できる窓口がないと、「操作方法がわからないために利用が定着しない」といった事態になりかねません。
formrunは、ヘルプサイトとメールフォームを通じて問い合わせができるサポート体制が用意されており、設定方法やトラブル時の相談もしやすいツールです。
一方、FAQのみで個別サポートが受けられないサービスもあるため、「無料だからこそ、どこまでサポートしてもらえるのか」を事前に確認しておくと安心です。

【0円で使える】おすすめの社内アンケートツール8選

ここからは無料で使える社内アンケートツールを紹介します。

無料で使える社内アンケートツールの比較表

サービス名 ユーザー数 機能制限 サポート その他の制限
Questant 1アカウント単位(ワークスペース型のユーザー管理はなし) 1アンケートあたり設問10問・回答100件まで。結果閲覧は可能だが、詳細な分析や出力は制限あり。 オンラインヘルプ・FAQが中心(個別サポート範囲は要問い合わせ) ブランドロゴ非表示や高度な集計・レポート機能、外部連携などは有料。
Tayori 1ユーザーまで フォーム/アンケート/FAQ各1つまで。月間の回答数はおおむね10件まで。エクスポートはCSV中心。 メールサポート+ヘルプセンター(チャットをはじめ手厚いサポートは有料プラン) 履歴保存期間やファイル添付など一部機能に制限あり。多機能な自動化やワークフロー連携は有料。
CustomForm 要問い合わせ フォーム作成数は無制限だが、1フォームあたり設問10問まで。ファイル添付や自動返信メールなど一部機能は有料。 問い合わせフォームによる問い合わせ対応 1フォーム10問を超える設問設定、ファイルアップロード、自動返信メール詳細設定、広告非表示、独自ドメインなどは有料プランのみ。
SELECTTYPE 管理者1名まで フォーム3件まで。1フォームの設問10項目・回答100件、顧客登録100件まで。 ヘルプページとメール問い合わせが中心(詳細は要問い合わせ) 決済連携や高度なデザインカスタマイズ、顧客管理の拡張機能などは有料プランで提供。
Googleフォーム Googleアカウント1つごとに利用(共同編集は可能) フォーム数・回答数ともにGoogleドライブ容量の範囲で実質大きな上限なし。高度な分析や権限管理機能はなし。 ヘルプセンター・コミュニティフォーラムが中心(有料のGoogle Workspace契約でサポート強化) SSO、IP制限、監査ログなどエンタープライズ向け機能はGoogle Workspaceや他サービス側での対応が必要。
formrun メンバー1名まで フォーム作成は1件まで。月間受信30件、累計1,000件まで。ファイル保存100MB。CSV/Excelエクスポートなど一部機能は利用不可。 ヘルプページ・メールフォームによる問い合わせが中心(優先サポートは有料プラン) 独自ドメインやチーム機能、KPIダッシュボードなど多くのCRM的機能は有料プラン専用。
Zoho Survey 1アカウントでの利用が基本(追加ユーザーは有料プラン想定) アンケート数は無制限だが、1アンケートあたり設問数・回答数に上限あり。ロジックや高度な設問タイプは制限。 オンラインヘルプ・英語ドキュメント中心。日本語サポートや手厚いサポートは有料プランで提供。 ブランドロゴ削除、多言語対応の拡張、高度なレポートや外部サービス連携などは有料プランのみ。
SurveyMonkey 1ユーザー(アカウント追加は有料プラン) 1アンケートあたり設問10問程度、回答は最大25件収集可能。分岐ロジックや高度な設問タイプ、結果エクスポートは有料のみ。 ヘルプセンター・英語サポート中心。個別サポートや日本語対応は有料プラン中心。 SurveyMonkeyロゴの非表示、高度な分析レポート、データエクスポート、複雑な分岐ロジックなどは有料プランのみ。

Questant(クエスタント)は、本格的なアンケートを直感的な操作で作成できる社内アンケートツールです。

豊富なテンプレートとわかりやすい画面構成が特徴で、人事や総務などITに詳しくない担当者でも、満足度調査や職場環境アンケートをすぐに作成できます。

無料プランでは、1アンケートあたり設問数10問、回答数100件まで利用できます。
小規模な部署でのエンゲージメント調査や、施策実施後の簡単な満足度チェックなど、まずは小規模に導入して様子を見たいケースに向いています。
アンケート数自体は複数作成できるため、テーマごとに分けて実施もできます。

100件以上の回答を集めたい場合や、3,000件規模の回答データをダウンロードして詳細に分析したい場合には、有料プランへの移行を検討するとよいでしょう。
有料プランでは質問数や回答数の上限が大きく緩和され、質問分岐や画像付き設問なども利用できるようになります。

Questantを無料で使う制限

項目 制限
ユーザー数 要問い合わせ
機能制限 1アンケートあたり設問10問・回答100件まで。メール配信は1日100件まで。
サポート メールサポート(通常5営業日以内の返信)とオンラインヘルプのみ。
その他の制限 Questantの広告が表示される。回答結果のCSVダウンロードや詳細なレポート出力は有料プランのみ。

formrun

formrunは、フォーム作成と簡易的な顧客管理を一体で行えるフォーム作成・アンケートツールです。

ドラッグ&ドロップでフォームを作成したり、回答状況をカンバン形式で管理したりできるなど、直感的でわかりやすいUIが特長です。
問い合わせフォームとして利用されることが多いサービスですが、社内アンケートフォームとしても柔軟に活用できます。

無料プランでは、作成できるフォーム数が1つ、メンバー数が1ユーザーまでといった制限があります。
また、回答件数や保存件数、ファイル容量にも上限があるため、全社規模でのアンケートよりも、1部署での試験導入や採用施策、制度刷新時のスポットアンケートに適しています。

一方で、フォームのデザイン自由度が高く、HTML埋め込みにも対応しているため、社内ポータルやSlackなどからの導線を工夫しやすい点は大きなメリットです。

将来的に回答件数が増えてきた場合や、複数フォームを同時に運用したい場合は、有料プランへ切り替えることでフォーム数、メンバー数、回答件数を拡張できます。
有料版では、外部連携機能やより高度なワークフロー機能も利用できるようになり、マーケティング用途や問い合わせ管理との一元化も視野に入れた運用が可能になります。

formrunを無料で使う制限

項目 制限
ユーザー数 1ユーザーまで。
機能制限 作成できるフォーム数は1つまで。回答件数や保存件数、ファイル容量に上限あり。
サポート ヘルプサイト、AIサポート、メールでの問い合わせが中心。個別の導入支援は有料プランの対象。
その他の制限 formrunロゴや広告が表示される。外部連携や高度な自動化機能、詳細な権限管理などは有料プランで利用可能。

Tayori

株式会社PR TIMES

Tayoriは、フォーム、FAQ、アンケート、チャットをまとめて提供するカスタマーサポートツールです。

社内アンケートでも使いやすいサービスといえます。問い合わせフォームやFAQと同じ画面でアンケートを作成できるため、「問い合わせ対応後に満足度アンケートを実施する」「社内FAQの改善点を把握する」といった運用がしやすい点が特長です。

無料プランでは、フォーム、FAQ、アンケートは1つまで作成可能、ユーザー数も1ユーザーまでといった制限があります。
また、回答件数にも上限があるため、全社的な大規模アンケートよりは、特定部署やプロジェクト単位での小規模な満足度調査に適しています。

一方で、1つのツールでフォーム、FAQ、アンケートをまとめて管理できるため、「サポート窓口や社内問い合わせの改善とあわせてアンケートも実施したい」とお考えの企業には、特に適したサービスといえます。

有料プランへ移行すると、フォーム、FAQ、アンケートを無制限に作成できます。複数ユーザーでの運用やSlackやChatworkなど外部ツールとの連携、閲覧制限なども利用可能です。
カスタマーサポート部門と人事・総務が同じ基盤でアンケートを回したい場合のスケール手段として検討できます。

Tayoriを無料で使う制限

項目 制限
ユーザー数 1ユーザーまで。
機能制限 フォーム・FAQ・アンケートはいずれも1つまで。回答件数にも上限あり。
サポート ヘルプページとメールフォームでの問い合わせが中心。
その他の制限 Tayoriロゴの非表示、外部連携、詳細な権限管理などは有料プランから利用可能。

CustomForm

CustomFormは、ノーコードで本格的なアンケート・申請フォームを作成できる国産ツールです。

レイアウトやデザインの自由度が高く、ブランドイメージに合わせたフォームを作れます。社外向けアンケートだけでなく、社内向けアンケートでも「社内ポータルと一体感のある画面を用意したい」といったニーズに応えやすいサービスです。

無料プランでは、1フォームあたりの質問数が最大10問に制限されています。
一方で、作成できるフォーム数や収集できる回答数には基本的に制限がなく、アンケート数や回答件数を気にせず運用しやすい点が特長です。
また、アカウントメンバー数、権限設定などには制限があるため、少人数での利用や、社内ポータルからのアンケート回収用途に向いています。

月額3,000円からの有料プランに切り替えると、デザイン編集やブランドロゴの非表示、より柔軟な権限管理、メール配信機能の強化などが利用可能になります。
本格的なエンゲージメントサーベイのレポート作成や、社外向けの大規模アンケートと併用したい場合に検討しやすいプランです。

CustomFormを無料で使う制限

項目 制限
ユーザー数 アカウントメンバー数に上限あり(少人数での利用が前提)。
機能制限 1フォームあたり質問数は最大10問。メンバー数、権限設定などにも制限あり。
サポート 問い合わせフォームでの問い合わせが中心。
その他の制限 ブランドロゴ・広告の削除や詳細なデザイン編集、一部高度な機能は有料のAdvancedプランのみ。

SELECTTYPE

SELECTTYPEは、予約システムやネットショップ機能とあわせてフォーム、アンケート機能も提供している多機能なクラウドサービスです。

アンケートフォームの公開とあわせて、イベント参加者の管理や予約受付なども同じ基盤で行いたい企業にとって使い勝手の良いツールです。

フリープランでは、フォーム数が3つまで、1フォームあたりの質問数が10問までといった制限があります。
また、文章回答の最大文字数は150文字、返信履歴の保存は1件まで、保管できる顧客情報は100人までといった制約もあります。
そのため、長文のフリーコメントを大量に集める用途には向きません。

一方で、規模の小さな社内アンケートやイベント満足度調査、社内勉強会の参加アンケートなど、テーマごとにフォームを分けて運用するには十分な機能を備えています。

月額1,500円からの有料プランへ移行すると、顧客情報の上限拡大や返信履歴の蓄積、決済・予約機能の本格利用、デザインカスタマイズなどが利用可能です。

「まずは無料で小規模に導入し、予約や申し込み管理もまとめてクラウド化したい」場合に、スムーズにスケールアップしやすいサービスです。

SELECTTYPEを無料で使う制限

項目 制限
ユーザー数 要問い合わせ
機能制限 フォーム数3つまで。1フォームあたり質問数10問、顧客情報は100件、返信履歴は1件まで。
サポート ヘルプページとメールでの問い合わせが中心。
その他の制限 SELECTTYPEロゴ・広告の削除、ファイルの添付、顧客情報の上限拡大などは有料プランで利用可能。

Googleフォーム は、オンラインフォームやアンケートを容易に作成でき、回答をリアルタイムで分析できるツールです。

複数の質問形式から選択したり、ドラッグ&ドロップで質問を並べ替えたりと、柔軟なカスタマイズ性が魅力です。 更新される回答データをグラフで確認でき、スマートフォンやタブレット、パソコンからアンケートの作成・編集・回答も可能です。

Googleアカウントを保有していれば無料で利用できます。なお、Google Workspaceのビジネス版は有料です。

Googleフォームを無料で使う制限

項目 制限
ユーザー数 Googleアカウント1つごとに利用(共同編集は可能)
機能制限 フォーム数・回答数ともにGoogleドライブ容量の範囲で実質大きな上限なし。高度な分析や権限管理機能はなし。
サポート ヘルプセンター・コミュニティフォーラムが中心(有料のGoogle Workspace契約でサポート強化)
その他の制限 SSO、IP制限、監査ログなどエンタープライズ向け機能はGoogle Workspaceや他サービス側での対応が必要。

Zoho Survey

Zoho Survey は、数分でアンケートを作成でき、リアルタイムに回答を収集して分析できるツールです。

25種類以上の豊富な質問形式を使用することで、より効果的で最適なアンケートを作成できます。また、回答の傾向を可視化し、アンケート結果を有効活用するためのレポート機能も充実しています。

無料プランや7日間の無料トライアルが用意されています。無料プランでは、アンケートごとの質問数が10問まで、回答件数が100件までなどの制限があります。

Zoho Surveyを無料で使う制限

機能制限
アンケートごとの質問数最大10問まで
回答件数100件まで
質問のランダム化利用できません
アンケートの印刷利用できません
高度なアンケート設定利用できません
アンケートのブランディング利用できません
多言語によるアンケート利用できません
各種外部ツールとの連携利用できません

SurveyMonkey は、アンケートやフォームを瞬時に作成できるアンケートツールで、アンケートのカスタマイズや分析がスムーズに行えます。

専門家が作成したテンプレートやAIを活用することで、本格的なアンケートを簡単に作成可能です。また、Webリンクやメールを使用して回答を収集したり、Webサイトにアンケートを埋め込んだりできます。

無料で利用できるベーシックプランがあり、1つのアンケートにつき質問数は最大10項目まで、表示できる回答は25件までです。

SurveyMonkeyを無料で使う制限

機能制限
質問数1アンケートにつき10項目まで
表示できる回答数1アンケートにつき25件まで
連絡先情報の収集利用できません
ランク付け質問利用できません
マトリックス形式の質問利用できません
ベストワースト尺度利用できません
ランク付けの質問利用できません
スライダー質問利用できません
クイズプロ利用できません
質問とスキップロジック利用できません
マトリックス形式のドロップダウンメニュー利用できません
ダッシュボード:のパスワードによる保護利用できません
カスタムグラフとレポートの生成利用できません
レポートの印刷利用できません
CSV、XLS、PDF形式でのデータダウンロード利用できません
PPT形式でのデータダウンロード利用できません
回答者への確認メール利用できません

無料トライアルのある社内アンケートツール3選

無料トライアルのある社内アンケートツールを紹介します。有料版との違いや機能などを確認して、最適なツールを見つけてみましょう。

Wevox は、組織の課題を特定し、データとAIを活用して改善を目指す社内アンケートツールです。

アンケート結果をリアルタイムで集計し、蓄積された膨大なデータとあわせて解析することで、組織ごとの特徴や傾向、課題を素早く可視化できます。
エンゲージメント分析や自己理解・相互理解の促進、リーダーシップトレーニングなどの機能も搭載されており、組織全体の成長をサポートします。

1か月間の無料トライアルがあり、有料プランの機能を制限なく利用可能です。

タレントパレット

株式会社プラスアルファ・コンサルティング

タレントパレット は、人材データを有効活用することで、科学的な人事戦略を実現するタレントマネジメントシステムです。

アンケート機能も充実しており、従業員満足度やエンゲージメントを効率よくリサーチできます。
また、人材データベースや人材データ分析などの機能があり、経歴や適性など、さまざまな人材データをワンクリックで確認できます。
人的資本ダッシュボードでは、人的資本の開示に対応し、人的資本ダッシュボードの作成も簡単です。

事前に機能を確認したい場合は、デモンストレーションや体験版を利用しましょう。

マネーフォワード クラウドサーベイ powered by ミキワメ

マネーフォワード クラウドサーベイ powered by ミキワメ は、社員の休職・離職リスクを早期に察知し予防するサービスです。

社員の性格特性に基づいた高度な分析機能とアラートロジックにより、性格の違いを考慮し、ケアが必要な社員を適切に特定します。
管理職にはフォローアドバイスを、社員本人には自立自走を促すセルフマネジメント方法を提示することで、メンタルケアとマネジメントの質の向上が期待できるツールです。

無料トライアルを提供しており、利用できる機能や期間などの詳細については、問い合わせが必要です。

フリーソフトやOSS(オープンソース)の社内アンケートツールを避けるべき理由

無料で社内アンケートの仕組みを整える方法は、大きく分けて次の3種類が存在します。
一見、どれも無料で魅力的に見えますが、IT担当者がおらず、人事や総務が中心となって従業員の声をリアルタイムに共有したい会社にとっては、クラウド型の社内アンケートツール(無料プラン)のみがおすすめです。

無料の方法 クラウドシステム
(今回のおすすめ)
Excelや紙・Googleフォーム フリーソフト・OSSのアンケートシステム
コスト 0円(※制限あり) 0円 0円(※サーバー代や保守コストは別途)
IT専門知識 不要 不要 必須(構築・保守・アップデート)
導入の手間 簡単(アカウント登録のみ) 簡単(テンプレート作成や配布設定のみ) 困難(インストール、サーバー設定、セキュリティ対策が必要)
チーム共有 ◎(回答結果をリアルタイム共有・ダッシュボード表示) △(ファイル配布・バージョン管理が必要、最新版がわかりにくい) ◎(仕組み次第だが、設計・運用は自社責任)
サポート ◯(ベンダーによるヘルプ・メールサポート) ×(自力で解決) ×(英語ドキュメントやコミュニティ頼み)

フリーソフトやOSSなどの代替案は、機能の自由度が高い反面、サーバーの構築やアップデート、ぜい弱性対応などを自社で行う必要があり、専任エンジニアがいない企業には導入・運用のハードルが高くなります。
また、Excelや紙、Googleフォームといった既存の社内アンケート手段は手軽ですが、回答の集計や属性別の分析、結果の共有に手作業が多く、データが担当者のローカルや共有フォルダに散らばりやすい弱点があります。

したがって、セキュリティや保守をベンダーに任せつつ、ブラウザさえあればすぐに使い始められる「クラウド型の無料プラン」が最もリスクの少ない選択肢といえます。

無料と有料版の違いは?有料の社内アンケートツールを検討すべきケース

無料版と有料版の社内アンケートツールにはいくつか違いがあります。次のような場合には、有料版の導入を検討するのがおすすめです。

質問数やユーザー数に制限なく利用したい場合

無料版と有料版でよくある違いは、質問数やユーザー数に対する制限です。一般的に無料版では利用可能なユーザー数や回答数が少なく、大規模な組織やプロジェクトには向いていません。

一方の有料版では、無料版に比べてユーザー数や質問数の制限が少なく、それらの数量に応じてプランが用意されているサービスが多いです。質問数に制限がない有料ツールを選ぶことで、より詳細な調査を実施でき、従業員の意見を多面的に収集できます。

そのため、アンケートツールを多人数かつ、さまざまな用途で利用したい場合は、有料ツールを選ぶのがおすすめです。

また、将来的に質問数やユーザー数の大幅な増加が見込まれる場合には、有料版の導入も検討しておいた方が良いでしょう。

効率的に分析を行いたい場合

無料の社内アンケートツールは、アンケートの作成・収集を効率化できるものの、分析やレポート機能は搭載されていないことが多いです。

一方で有料の社内アンケートツールは、複雑な分析やレポートを実行でき、データの傾向やパターンを可視化できます。

そのため、収集したアンケートを効率的に分析して、組織改善や環境改善に活かしたい場合は有料の社内アンケートツールが向いているでしょう。

有料プランへの移行目安

企業の状況やシステムに求める機能によっては、無料版では業務を回しきれないケースが出てきます。次のような課題を感じ始めたら、有料システムへの移行を検討すべきタイミングです。

ユーザー数や回答件数の上限に達した場合

最もわかりやすい目安は、無料プランの制限を超える場合です。

アンケートに回答してほしい従業員が増えたり、月間の回答件数や実施できるアンケート本数が上限に達したりすると、「これ以上集められない」「新しいアンケートが作れない」といった事態になり、業務が止まってしまいます。

制限を気にせず社内サーベイを回したい場合は、有料プランへの移行が必要です。

高度な分析や自動化など、カテゴリ特有の高度な機能が必要になった場合

無料プランでは、高度な機能がロックされていることが一般的です。
たとえば、部署、職種、勤務地などの属性別にスコアを比較する詳細分析、月次パルスサーベイの定期配信や未回答者への自動リマインド、人事システムとのデータ連携、SSOやIPアドレス制限によるアクセス制御などが必要になった場合は、有料版への乗り換えを検討しましょう。

データの保存期間やセキュリティを強化したい場合

無料版は、ログや回答データの保存期間が短かったり、保存できる件数に上限があったりする場合があります。
人的資本の開示対応や、数年単位でのエンゲージメント推移の分析、監査対応が必要になったタイミングでは、十分な保存期間とエクスポート機能を備えた有料版がほぼ必須です。

あわせて、権限管理やアクセスログ、SSO連携などセキュリティ面を強化したいフェーズに入ったら、有料プランへの移行を前向きに検討するとよいでしょう。

無料プランや無料トライアルでシステムを比較しましょう

自社に合うシステムを選ぶには、実際にツールを触ってみて、ユーザー数や回答件数、機能制限、サポート体制を確認することが重要です。

まずは期間無制限の無料プランや、無料トライアルを活用して、使用感や機能性を確かめてみましょう。

また、本格的な導入や有料プランへの移行を検討する場合は、各社のサービス資料を見比べるのが効率的です。次のボタンから、人気サービスの資料をまとめてダウンロードできるので、ぜひ社内検討にご活用ください。

従業員満足度調査・エンゲージメントサーベイツールの比較表とサービス資料

\ 稟議や社内提案にも使える!/

社内アンケートツールは、次の記事でも詳しく紹介しています。

従業員満足度調査選び方ガイド

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