介護業界向け人事評価システムおすすめ6選!解決できる課題
人事評価システムには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
⇒【料金・機能比較表つき】人事評価システムの資料をダウンロードする(無料)
目次を開く
人事評価システムとは?
人事評価システムとは、人事評価に関するシート作成、データ集計・分析などを効率化できるシステムのことです。評価シートのテンプレートやシートの配布、回収、評価集計、評価の進捗状況確認、評価分布、分析、甘辛調整などの機能が搭載されています。
人事評価システムには、人事評価に特化したシステムの他に、タレントマネジメント機能を幅広く搭載したシステムがあります。
介護業界における課題
介護業界では、次のような課題があります。
慢性的な人手不足
慢性的な人手不足であることも、介護業界の課題です。人手不足の要因はさまざまですが、人事評価が曖昧な場合も従業員の離職につながる場合があります。
また、不適切な人事評価は労働環境の悪化につながり、従業員が流出しやすくなるほか、新たな人材の採用が難しくなる恐れがあります。
介護労働安定センターが公開した資料※では、仕事に関する今後の希望別に、現在の職場での勤続意向を調査したグラフが確認できます。「今の仕事(職種)を続けたい」と答えた人材は現在の職場での勤続意向が高いものの、別の職種に就きたいと答えた人材は、高い比率で転職を考えていることがわかります。
これは、キャリアアップを考えている人材は、同時に転職を考えていることを示しています。この結果と人事評価がどの程度関わっているかはわかりません。
しかし、適正な人事評価を行うことで、人材の「今の職場でキャリアアップしていきたい」という気持ちにアプローチすることが大切なのは確かでしょう。
※出典:介護労働安定センター「令和5年度 介護労働実態調査結果」(2025年6月11日閲覧)
人事評価業務に時間がかかる
人事評価業務には時間と手間がかかりやすいのも介護業界の課題です。特にシステムやツールを導入していない場合は、アナログな方法で人事評価業務を行うことになり、目標シートの作成や配布、回収、集計、分析に時間がかかります。
介護業界は人的リソースが限られている場合が多く、担当する従業員は他の業務を行えなくなるため、生産性の低下につながる恐れがあります。
介護業界の課題を人事評価システムで解決できる理由
介護業界の人事評価においては、人手が足りない、業務に時間がかかるなどの課題があります。ただし、人事評価システムを導入すれば、それらの課題を解決できる可能性があります。
介護業界の人事評価の課題を解決できる理由を、人事評価システムの機能や詳細とともに説明します。
人事評価業務を効率化できる
人事評価システムを採用する大きなメリットが、人事評価に関連する業務を効率化できることです。
評価シートの配布や回答、未回答者への催促、集計、内容の分析などを、すべてシステム上で完結できます。
さらに、システムによっては目標管理制度(MBOやOKR)、360度評価など、さまざまな評価方法に対応しています。個人だけではなく部署単位やチーム単位での目標・実績の管理も可能です。
アナログな手法と比較して、業務にかかる時間や手間を大幅に削減できるでしょう。また、業務効率の改善により他の業務に人材を割り振れるため生産性がアップするほか、集計したデータを今後の人材育成に活用可能です。
離職率の低下やモチベーションアップにつながる
人事評価システムにより、評価に一定の基準を設けやすく、評価制度の運用が安定しやすくなります。その結果、評価の透明性が高まり、従業員は評価に対して安心して日ごろの業務や目標に対して前向きに取り組めるでしょう。
介護現場では実践的スキルと知識の両面で人材を評価できます。どのような面が評価されているかを知り従業員のモチベーションが向上していけば、自然と離職率の低下にもつながるでしょう。
おすすめ人事評価システムの比較表
【特典比較表つき】『人事評価システムの資料9選』 はこちら⇒無料ダウンロード
一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
【特典比較表つき】『人事評価システムの資料9選』 はこちら⇒無料ダウンロード
※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
介護業界向け人事評価システムおすすめ6選
介護業界におすすめ、介護業界で導入実績のある人事評価システムを紹介します。
カオナビは、介護・福祉業界の評価運用、スキルの可視化などに活用できる人事評価システムです。
職種に合わせた評価シートを作成できる機能が搭載されており、Excelで運用している評価シートをシステム上で再現・管理できるため、人事評価業務の効率化を実現できます。
評価開始の通知や入力催促を管理できる機能や、評価内容やデータを蓄積できる機能があるため、従業員の成長も可視化可能です。介護業界を含め、さまざまな業界で導入されています。
HRMOSタレントマネジメント - 株式会社ビズリーチ
HRMOSタレントマネジメントは、人事評価業務にも活用できるタレントマネジメントシステムです。
従業員データベースと連動して評価シートを簡単に配布できる機能や、評価シートの提出状況に応じたリマインド機能が搭載されているため、人事評価業務を効率化できます。
従業員自身が目標に対する進捗を入力でき、上司がリアルタイムでフィードバックできるのも特徴。人材育成にも活用できるシステムです。評価方法に応じて評価項目を自由にカスタマイズできるため、評価方針に合わせて運用できるでしょう。
SmartHRタレントマネジメント - 株式会社SmartHR
SmartHRタレントマネジメントは、人事評価機能を備えたタレントマネジメントシステムです。
既存の評価シートを簡単に再現でき、評価シートへの記入・回収・集計もシステム上で完結可能。人事評価業務の工数削減と業務効率化が可能です。
これまでの評価や今後の目標など、評価のプロセスを可視化できるため、人事評価の透明性向上や、従業員の納得感アップも期待できるでしょう。
直感的なインターフェースで管理者はもちろん、従業員も簡単に操作できるため、システム導入のストレスを感じることもありません。
HRBrainは、人事評価やタレントマネジメント、労務管理などをシステム化できるクラウドサービスです。
人事評価業務の基本的な機能を網羅しています。評価の進捗を一目で確認できる評価ダッシュボード機能や、さまざまな評価方法に応用できる評価テンプレート機能、評価項目を自由にカスタマイズできるシートカスタマイズ機能などがあります。
評価結果の集計や調整もシステム上で完結でき、データ出力も簡単に行えるため業務効率化が可能です。解決したい課題に応じて必要なサービスを選択できるといった、活用しやすいシステムといえます。
One人事は、人事評価機能が豊富に搭載されているタレントマネジメントシステムです。
評価シートをシステム上にドラッグ&ドロップで簡単に再現できます。評価の入力や確認、集計までシステム上で実行・管理できるため、人事評価業務の工数を大幅に削減可能です。
評価ランクの反映基準を登録できる機能もあり、評価基準や評価プロセスを透明化できるほか、評価者ごとの評価のばらつきも可能。公平かつ客観的な人事評価を実現します。
評価内容は人材データベースに蓄積されるため、昇給や昇進の判断、人事異動のバランス調整、必要な研修の立案など、人材データとして活用できます。
人事評価ナビゲーターは、人事評価の実施/集計に特化した、クラウド型人事評価システムです。
多様な職種や評価項目が多い介護現場の、煩雑な紙評価や集計作業の負担を大幅に軽減できます。シンプルな操作性でPCに不慣れな職員でも使いやすく、既存の人事制度や評価制度をシステム上で再現し、効率的な運用を実現できます。
評価期間中の行動記録メモや評価のばらつき可視化機能で、公正な評価を支援します。
多言語対応も進み、手厚いオンラインサポートもあるため、さまざまな人材が働く介護業界の評価運用を効率化し、職員の安心感や成長を促進できるツールです。
介護業界向け人事評価システムで公平な人事評価と業務効率化を実現しよう
人事評価システムでは、評価シートの作成や配布、回収、集計が簡単に行えるため、人事評価業務を効率化できます。また、評価結果に対する従業員の納得感が向上しやすくなり、離職の防止やモチベーションアップにつながるでしょう。
人事評価システムは、次の記事でも詳しく紹介しています。
下記ボタンからは本記事で紹介したものも含め、360度評価システムの資料をまとめてダウンロードできます。一括資料請求の特典として、各システムの比較表もダウンロードできます。どのシステムを導入するか迷っている方は、ぜひ活用してください。
また、本記事で紹介した各システムの詳細は、記事内の「詳細はこちら」ボタンから確認できます。ボタンからは各システムの口コミもチェックできるので、料金や機能と口コミを照らし合わせ、より自社に合うシステムを選んでください。


