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物流業界向け組織診断ツールおすすめ5選!解決できる課題と事例

最終更新日:(記事の情報は現在から32日前のものです)
物流業界向けおすすめ組織診断ツールを、物流業界で役立つ機能とともに紹介します。また、物流業界でよくある課題について、組織診断ツールでどのように解決できるのか、具体的な事例も含めて解説します。

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組織診断ツールとは?

組織診断ツールとは、アンケートやコミュニケーションの質・量から、企業の組織課題や従業員のコンディションを調査・分析するツールです。実名・匿名のアンケート作成や自動集計、自動分析などの機能を搭載し、組織課題の抽出をサポートします。

従業員のコンディションや人間関係の問題などを事前に把握し、課題が大きくなる前に対策を講じることで、離職防止や環境改善などにつなげられます。

物流業界における組織運営の課題

物流業界では従業員の安全面を考慮する必要があるほか、従業員の働き方に特徴があります。具体的にどのような課題があるのか解説します。

慢性的な人手不足

物流業界の多くの企業が抱える課題の一つが慢性的な人手不足です。物流に対する需要の増加に対して、労働力が減少しており、業務をこなすだけの人員を確保するのが難しくなっているのが、物流業界の現状といえます。

人手不足は業務が遅れたり、品質が低下したりするなど、さまざまな影響を及ぼします。長時間労働を強いられざるを得なくなるほか、求人広告を掲載しても集客できないといった弊害も生まれています。

労働環境が悪化する

ECサイトの普及により消費者にとって便利な時代となりました。しかし、発注からの翌日配送や配送料無料での配送、配送日の指定などのユーザーの利便性向上のしわ寄せは運送業者が被っています。

配送を指定された時間によっては、ドライバーの仕事が完了するのが深夜になるケースもあり、長時間労働や深夜労働につながっている場合もあります。

労働環境が悪化すれば、ドライバーの離職を防げないほか、新しいドライバーを雇い入れることはますます難しくなるでしょう。

従業員の健康管理が難しい

物流業界では、配送物によっては夜遅い時間までの勤務となったり、泊まりを含めた遠方への配送となったりする場合があり、従業員の健康面での負担が大きくなりやすい傾向にあります。

従業員の結構悪化は取り返しのつかない事故につながる恐れがあるため、企業は従業員の生活や健康状態について考慮しなければなりません。しかし、移動し続ける業務柄、コミュニケーションが取りづらく従業員とじっくり話をする時間が取れないケースもあるでしょう。

そのため、現場で働く従業員、現場をまとめる管理職、組織を運営する経営陣がそれぞれ異なる認識をもってしまう恐れがあります。

物流業界の課題を組織診断ツールで解決できる理由

物流業界では、慢性的な人手不足、労働環境の悪化、従業員の健康状態の把握が難しいなどの課題を抱えていますが、組織診断ツールを使用すればそれらの課題を解決できたり、課題解決の糸口を見つけられたりする可能性があります。

物流業界の課題を解決できる理由を、組織診断ツールの機能や詳細とともに説明します。

現場の意見をくみ上げ労働環境を改善できる

組織診断ツールのアンケート機能を利用すれば、従業員が何を感じているのか把握しやすくなるほか、改善策を講じられます。

物流業界では、従業員がトラックを1人で運転するケースが多く、直接コミュニケーションが取りにくいのが難点です。そのため、自社での業務をどのように感じているのか、人間関係に悩んでいないか、把握するのが難しいでしょう。

組織診断ツールによって、従業員の企業に対するエンゲージメント状態を知り、労働環境や待遇を改善できれば、離職率を低減が期待できます。

従業員の健康や体調を把握しやすくなる

組織診断ツールを利用すれば、従業員の健康状態や精神状態について把握しやすくなります。

ストレスや健康問題を抱える従業員に対して、コンディションを整えるためのフォローができれば、健康状態による事故・トラブルを防止できるでしょう。

物流業界における組織診断ツールの導入事例

物流業界で組織診断ツールを導入している企業の事例を、業務課題の改善例とともに紹介します。

ハピネット・ロジスティクスサービス東日本ロジスティクスセンター

ハピネット・ロジスティクスサービス東日本ロジスティクスセンターでは、組織診断ツールの導入により、生産性の向上と残業時間の削減に成功しています。

同社では残業過多で組織の状態が良くない状況にあったほか、広い物流センター内でのコミュニケーションや連携に課題を抱えており、組織診断ツール「モチベーションクラウド」を導入しました。

さらに、昼礼時に1名1分間良かったことや新しく発見したことなどを発表してもらう機会を設けたところ、従業員同士が相互尊重する意識が生まれ、職場の雰囲気が良くなったとのこと。従業員同士の連携も生まれ、業務が円滑に回ることで、生産性の向上とともに月平均の残業時間が約12時間削減されました。

「モチベーションクラウド」に記録されたエンゲージメントスコアも大幅に改善したそうです。

※出典:リンクアンドモチベーション「株式会社ハピネット・ロジスティクスサービス東日本ロジスティクスセンター」(2024年3月29日閲覧)

サカイ引越センター

サカイ引越センターのある支店では、組織診断ツールの導入によって従業員のエンゲージメント向上に成功しました。過去最高の顧客評価の獲得と、前期比250%超の利益創出を達成しています。

同社八尾支店では従業員に覇気がなく、顧客からのアンケートの評価も低い状況が続いていました。また管理者が信頼を得られておらず、不満が多かったそうです。

組織診断ツール「モチベーションクラウド」を導入し、最初のサーベイを実施したところ、従業員のエンゲージメントスコアは11段階中下から2番目となる結果に。

そこから、改善のためのアクションとして、基礎的な振る舞いの再教育と上下の信頼関係構築のためにコミュニケーションのあり方を見直し、相手のことを思いやった挨拶や声掛けを徹底したそうです。さらに、休暇に関するルールを改善し、希望どおりに休んでもらうよう調整するようになりました。

すると、初回以降のサーベイではエンゲージメントスコアが上昇。それに伴い顧客アンケートの内容も改善して、最終的には顧客アンケートで過去最高の評価を獲得したそうです。利益も前期比253.4%と大幅に伸長しました。

※出典:リンクアンドモチベーション「エンゲージメント向上に努めることで過去最高のお客様評価を獲得し、前期比250%超の利益を創出」(2024年3月29日閲覧)

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物流業界向け組織診断ツールおすすめ5選

HRBrain 組織診断サーベイ - 株式会社HRBrain

HRBrain 組織診断サーベイ
HRBrain 組織診断サーベイ
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提供企業様でご不明点がある方はこちら

HRBrain 組織診断サーベイは、組織診断や人事評価、労務管理など、さまざまな機能と連携できるタレントマネジメントシステムです。組織全体の状態はもちろん、従業員ごとにフォーカスした分析もできる組織診断サーベイ機能により、経営や人事、現場の労働環境の改善などに活用できます。独自の設問の設定が可能で、社内の課題を見つけやすいほか、豊富な配信設定機能と分析機能により、サーベイにかかる手間を省きながら、解像度の高い課題発見や改善策の考案を実現できます。組織診断のほかにも、パルスサーベイやストレスチェックにも対応可能。必要なシステムを組み合わせて使用できる対応力の高いサービスです。

Wevox - 株式会社アトラエ

Wevox
Wevox
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Wevoxは、エンゲージメントの高い組織づくりに貢献する組織診断ツールです。たった3分で回答できるサーベイ機能によって従業員のエンゲージメントを測定できるほか、リアルタイムで自動集計可能。蓄積されたデータの解析によって、組織の特徴や傾向、課題を特定できます。また、独自サーベイの作成や配信もでき、回答する従業員の限定やサーベイの配信にタイミングを自由に設定できるといった活用が可能です。さらに、回答の傾向から従業員の特性の可視化もできます。従業員ごとの相性も判別できるため、チーム構成や従業員同士の相互理解にも活用可能です。

カオナビ - 株式会社カオナビ

カオナビ
カオナビ
BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
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カオナビは、組織診断機能が搭載されたタレントマネジメントシステムです。社員が感じるストレス状況の可視化やエンゲージメントの分析、従業員満足度調査ができる機能のほか、退職者の傾向や離職防止のための分析なども行えます。また、サーベイの結果をワンクリックでグラフ表示でき、分析や改善策の検討に活用可能。より具体化した追加アンケートの実施や、回答者の絞り込みもできます。タレントマネジメントや人事評価など、さまざまな機能が搭載されており、人材管理に幅広く活用したい場合におすすめのシステムです。

SmartHR - 株式会社SmartHR

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SmartHRは、従業員サーベイ機能が搭載されたタレントマネジメントツールです。プリセットサーベイ機能には組織改善のほか、人事評価やキャリア、就労環境など、さまざまな分野の質問が用意されており、組織や従業員の状態をすぐに可視化できます。SmartHRに登録されている従業員情報を使ってサーベイを配信でき、部署や役職、雇用形態などでフィルタリング可能です。サーベイ結果を登録された従業員情報とかけ合わせで分析できるほか、回答後に結果が自動的に集計されるため、データ加工の手間を省けるのも魅力。ヤマトホームコンビニエンスをはじめ、さまざまな業界・職種で導入されています。

ラフールサーベイ - 株式会社ラフール

ラフールサーベイ
ラフールサーベイ
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ラフールサーベイは、ウェルビーイング経営をサポートする組織診断ツールです。従業員の登録やサーベイの回答期限を簡単に設定できるほか、ショートサーベイとディープサーベイの2種類のサーベイ機能によって、メンタルやフィジカル、エンゲージメントなど、9項目を数値化できます。回答を自動集計してわかりやすいダッシュボートで確認でき、業界内での比較や部署や属性とのクロス分析でより詳しい分析が可能です。フィードバック機能で回答の分析後に課題解決のヒントを自動表示してくれるのも魅力。具体的な対策を推薦してくれる機能も搭載されています。物流サービスやカントウ流通など、物流業界でも採用されている組織診断ツールです。

物流業界向け組織診断ツールで環境を改善しよう

組織診断ツールでは、社内アンケートを配布できたり、回答結果を分析できたりするため、物流業界で労働環境の改善や従業員のエンゲージメント向上を目指したい場合におすすめです。回答結果は自動的に集計されるほか、従業員への配信設定も可能なため、サーベイ業務の効率化が可能です。

物流業界向けの組織診断ツールを導入する場合は、独自の設問を設定でき、従業員が回答しやすいシステムを選択したうえで、導入実績が多いシステムをピックアップしましょう。

組織診断ツールは、次の記事でも詳しく紹介しています。

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