従業員満足度調査ツールのシェア・市場規模を解説!一番選ばれている人気サービスはタレントパレット

従業員満足度調査のツールを導入しようと思っても、種類がたくさんあってどうやって選べばいいの?と迷いますよね。そんな声にお応えして「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位※」のBOXILがおすすめ従業員満足度調査のツールを厳選。チェックしたいサービスの紹介資料をまとめてダウンロードできます。
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※2020年9月実施 株式会社ショッパーズアイ「SaaS比較メディアに関するイメージ調査」より

従業員満足度調査やエンゲージメントサーベイ、モチベーション管理・診断が可能なおすすめツールを厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。ぜひ従業員サーベイ・社内アンケートツールを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
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従業員満足度調査ツールのシェア率
従業員満足度調査ツールの導入に携わった1,797人を対象にBOXILが独自アンケート※1を実施し、導入した従業員満足度調査ツールを尋ねました。
シェアが最も多かったのは、タレントパレットで15.90%。その後にカオナビが13.20%、Wevoxが11.90%、HRBrainが11.00%、HRMOSタレントマネジメントが7.80%、SmartHRタレントマネジメントが6.20%と続きます。これら6社で全体の66.00%を占めていました。
※調査概要:インターネット調査にて従業員満足度調査ツールの導入に携わった全国20〜60代の1,704人へ実施。本調査の期間は2025年4月30日〜5月4日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある
各社の比較を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

シェア率とあわせて口コミ・ユーザー満足度もチェック
シェア率だけでなく、各従業員満足度調査ツールの口コミやユーザー満足度、導入事例を確認しておくことで、自社にあったサービス選びができるようになります。従業員満足度調査ツールの口コミランキングもあわせて参考にしてください。

従業員満足度調査ツールの市場規模
BOXIL編集部が2024年2月に実施した調査をもとに、従業員満足度調査ツールの市場規模を算出※1しました。2023年のSaaS型従業員満足度調査ツールの市場規模は、およそ944.4億円だと算定できます。また、導入を検討しているユーザーの動向や導入予定時期をもとに算出すると、2024年の市場規模は1,128.6億円に到達する見込みで、2025年の市場規模は1,286.6億円規模に成長すると予測※できます。
※1 調査期間 2024年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに、1社あたりの利用金額と法人数から算定
※2 同調査の導入時期と導入予定時期から算定
従業員満足度調査ツール市場の成長率は?
同調査では、まだ従業員満足度調査ツールを導入・利用していない人事・労務業務担当者に対して、導入予定も調査しました。その結果、「時期は未定だが利用検討中」と回答した企業が全体の10%を占める結果となりました。「半年以内には利用開始予定」と答えた企業も多く、企業における従業員満足度調査の重要性が理解されつつあると言っていいでしょう。
導入予定時期 | 回答数 | 割合 |
---|---|---|
時期は未定だが利用検討中 | 47 | 10.0% |
半年以内には利用開始予定 | 26 | 5.5% |
1年以内には利用開始予定 | 16 | 3.4% |
2年以内には利用開始予定 | 16 | 3.4% |
現時点では未定・利用予定はない | 364 | 77.6% |
従業員満足度調査ツール市場の成長の要因としては、リモートワークの普及により直接顔を合わせてのミーティングやコミュニケーションを取る機会が減ったことが挙げられます。テレワーク下では従業員満足度やエンゲージメントが把握しづらいため、オンラインで手軽に調査できる従業員満足度調査ツールへの注目が高まりました。
人材活用やタレントマネジメントなどの既存社員の成果・活躍を最大化させる動きも活発になっており、それらの人事系ツールとあわせて本格的に導入が進むでしょう。
従業員満足度調査ツール シェア率TOP6の口コミ・満足度
シェア率だけでなく、各サービスの口コミやユーザー満足度を確認しておくことで、自社にあったサービス選びができるようになります。従業員満足度調査ツールの比較表もあわせて参考にしてください。
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
ここからは、シェア率の高い従業員満足度調査ツールはなぜ選ばれているのか、BOXILに寄せられた口コミやサービスの特徴をもとに解説します。
タレントパレット - 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
タレントパレットは、人事ビッグデータを見える化し組織パフォーマンスを高める総合タレントマネジメントシステムです。従業員満足度調査機能が充実しており、パルスサーベイによる定期測定、組織診断(TPOD)による人事異動効果分析、eNPS℠調査による推奨意向の数値化など多角的に従業員エンゲージメントを把握できます。
カスタマイズ可能なアンケート設定やテキストマイニング機能で自由記述から本音を抽出し、離職予兆検知も可能です。リアルタイムダッシュボードでは結果をKPIとして集約し迅速な意思決定を支援。さらに、サンクスポイント機能や他の人事データとの掛け合わせ分析により、実効性の高い組織改善を実現します。
カオナビは、従業員の本音や思考を可視化する満足度調査機能を備えた人材管理システムです。アンケート機能で従業員の意識を可視化し、スキル・評価・面談記録を一元管理してモチベーション変化を「見える化」します。
有料オプションのパルスサーベイでは、定期的な短いアンケートにより組織課題や離職予兆を早期発見し、タイムリーな対策が可能です。マニュアル不要の操作性と、機能や項目の柔軟なカスタマイズにより企業固有のニーズに対応します。さらに、専任サポート体制とユーザーコミュニティ「カオナビキャンパス」の存在も、多くの企業から選ばれる理由となっています。
Wevoxは、従業員エンゲージメントを可視化・分析し改善サイクルを生み出す満足度調査ツールです。約3分で回答できる手軽なアンケートが特徴で、結果は自動集計・分析され、継続的なデータ蓄積により組織変化を追跡できます。
AIによるデータ解析で組織の現状や課題を客観的に把握し、離職率低下や生産性向上につなげることが可能です。1億件超のパルスサーベイ回答データを基にした業界他社との偏差値分析、グループ別重要要素分析、未来予測機能などが提供されています。さらに、オンライン学習講座や組織別活用支援を通じ、「見える化」から「気づき」、行動変容までを促す総合的なサポートを実現します。
HRBrainは、従業員エクスペリエンス指標を重視した社員調査ツールです。カスタマイズ可能なテンプレートと自動集計・分析機能により人事担当者の負担を大幅に削減し、専任カスタマーサクセスがスムーズな導入をサポートします。
最大の特長は、人事評価、スキル管理、組織サーベイなど様々な機能をモジュール式で組み合わせられる柔軟性と、他システムとのシームレスなデータ連携です。自己評価や他社評価、コンディション推移も含めた多角的分析により、評価ギャップのある社員を抽出し離職兆候を早期発見できます。
直感的に使える操作性と専任担当者による初期設定から効果検証までの「伴走型」サポートも、多くの企業に選ばれる理由となっています。
HRMOSタレントマネジメント - 株式会社ビズリーチ
HRMOSタレントマネジメントは、専門家設計の設問で組織の課題・現状を明確化するツールです。従業員満足度測定機能では10カテゴリーでスコア算出し、独自基準値と比較したマッピングレポートにより改善優先順位を特定できます。
特許取得のeNPS SMとアンケート結果を組み合わせる技術で組織の強み・弱みを抽出し、影響度の高い阻害要因を特定。個人コンディションの変化もリアルタイムで把握できます。さらに、従業員データの一元化、目標評価業務の効率化、人材配置・育成支援機能に加え、1on1面談支援機能で評価納得度を向上させ、テーマ設定やレポート機能で面談サイクルの定着を支援します。
SmartHRタレントマネジメント - 株式会社SmartHR
SmartHRタレントマネジメントは、人事業務効率化と従業員生産性向上をサポートするシステムです。従業員サーベイ機能では、アンケート作成から集計・分析までをひとつのプラットフォームで完結でき、調査に関わる手間を大幅に削減します。
「ワークエンゲージメント」をベースにした信頼性の高いアンケートをすぐに実施でき、SmartHR本体の従業員情報と連携するため、データ取り込み作業なしでサーベイを迅速に行えます。さらに、SmartHR独自の人事労務データと組み合わせた深い分析が可能で、単なる満足度調査を超え、実際の人事施策や経営判断に活かせる総合的な従業員分析を実現します。人事データと連携した包括的な分析を求める企業に最適なツールです。
機能での比較の重要性
従業員満足度調査ツールを選ぶ際に重要なのは「自社の組織課題やニーズに合った機能が備わっているかどうか」です。調査の頻度や設問のカスタマイズ性、データ分析の深さ、他の人事システムとの連携性、フォローアップ機能の充実度など、様々な観点から比較検討する必要があります。ま
た、単なる調査ツールとしてだけでなく、調査結果をどのように活用し、具体的な施策につなげていくかという点も重要です。シェア率の高いサービスはそれだけの評価を得ていますが、最終的には自社の人事戦略や組織文化に合ったツールを選ぶことが、従業員エンゲージメント向上の鍵となります。
