Benchmark Email（ベンチマークEメール）の使い方 - HTMLメールの作り方・作成方法

1時間でハイレベルなHTMLメール作成！Benchmark Emailを使ってみた

「HTMLメールを配信したいけど作成に時間がかかりすぎる」
「メール配信をしているものの分析・改善ができていない」
「とりあえず有名だからとMailchimpを使ってみたものの、日本語に対応していないためうまく活用できていない」」

定期的なメール配信によって「リピート率が◯倍に増えた！」といったように成果が上がった例を耳にする一方で、効果的なメール配信ができておらず、悩んでいるマーケティング担当の方もいるのではないでしょうか。

そんな課題を解決するメール配信サービス「Benchmark Email」を使って実際にHTMLメールを作ってみたので、Benchmark Emailでのメール作成手順を紹介しつつ、特徴もあわせて紹介していきます。

• HTMLメールエディターで初心者でもかんたんにメール作成が可能
• リアルタイムの配信レポートで一歩進んだメールマーケティングを実現
• 世界50万社に利用されているグローバルなシステムで9言語に対応

初期費用が無料で、毎月250通までなら無料で利用できるBenchmark Email。有料プランは月額1,800円からで、ドラッグ&ドロップでかんたんに美しいデザインのHTMLメールが作れ、レスポンシブにも対応しています。

HTMLエディター内に画像編集機能もあり、デザインテンプレートも500種類以上と数多く用意されています。

クリックマップまで標準搭載したメール配信レポートでパフォーマンスの改善ができ、ステップメールやABテスト機能など高度な機能も利用可能です。さらに、APIを用いてCRMなど自社データベースとの連携も可能です。

HTMLメールとは

HTMLメールとは、通常の電子メールでは表現が不可能な修飾された文字や、動画・画像の組みこみ、表の挿入などを利用して作成できるメール形式です。

HTMLとは、Hyper Text Markup Languageの略で、Webページを作るための基本的なマークアップ言語です。HTMLメールはその名のとおり、Webページのようなデザイン性の高いメールが作れます。

Benchmark Emailの使い方

Boxil編集部がBenchmark Emailを利用して、メールマガジンを作成してみました。こちらは、作成したメールマガジンのプレビューです。

1時間で、無料トライアル登録からメール作成完了まで、簡単かつストレスフリーにHTMLメールを作成できました。

無料トライアルに登録【1分でできる】

無料トライアルではすべての機能を利用でき、毎月250通までメール配信が可能です。
まずはホーム画面右上の「無料トライアル」をクリックしましょう。

最小限の登録情報で、簡単にアカウントの作成が完了します。

アカウント作成後、登録したメールアドレスに『Benchmark Emailアカウント情報＆アドレス認証』というタイトルのメールが届きます。

メール内赤枠の『メールアドレスを認証する』をクリックすると認証が完了し、トップページに遷移して完了のポップアップが出ます。登録したメールアドレスを送信元・返信先メールアドレスとして利用できるようになります。

メール内の「※操作説明資料はこちら」をクリックすると、詳細マニュアルを確認できます。

メールの概要＆顧客リストの設定

メールの概要や顧客リストを設定するには、ダッシュボードからメール作成に進みます。

ドラッグ＆ドロップ形式を選択すると、HTMLメールの作成が簡単になります。
レスポンシブ対応も自動で行われます。

あらかじめ登録した顧客リストの横にあるチェックボックスにチェックを入れるだけで、希望する顧客リストに一斉にメールを配信できます。
もちろん、簡単に新しくメールアドレスを登録でき、顧客リストを特定の条件で抽出可能です。

HTMLメールの作成

メールの概要と顧客リストの設定を終えると、HTMLメールの作成に移ります。まずは、500種類以上ある中からデザインのテンプレート／レイアウトを選択しましょう。業種や目的に応じて適したデザインを選択できる点が魅力です。

今回BOXIL編集部ではテンプレートではなく、1:3カラムのレイアウトを選択しました。

テンプレート／レイアウトを選択したら、ドラッグ＆ドロップで編集します。コンテンツブロックから、画像やテキスト、シェアボタンなどのアイコンをドラッグ＆ドロップするだけでパズルのような感覚でHTMLメールの構成を変更できます。

画像の挿入も簡単に行えます。
「画像をアップロード」をクリックして、ドラッグ＆ドロップもしくはファイルを選択するだけです。

画像の編集は、画像挿入後に「編集」を押すことで、リサイズや明るさの調整、強調、スタンプ、テキストの挿入などが可能です。

テキストを書く際もHTMLの知識は必要ありません。テキストボックスをクリックして、文字を入力するだけです。

文字の編集もブログ感覚で色やフォントを変えたり、中央揃えにしたり自由自在に行えます。普段パワーポイントを利用している方なら、不自由なく操作できます。

メールの作成中や配信前にプレビューの確認可能です。自動でレスポンシブになり、スマホ最適化されるので、特別な知識がなくてもスマホに最適なメルマガを作成できます。

こちらはデスクトップのプレビューです。

もちろん配信予約もできます。もちろん、件名を2種類用意してA／Bテストも可能です。

リアルタイムレポートによる効果測定

メール開封数やリンククリック数、メール転送率など、メール配信後すぐに知りたい情報をリアルタイムで測定できます。

配信したメールの件名をクリックしましょう。

他にもFacebookのいいね数やシェア数、Twitterのリツイート数などSNSでの拡散状況もリアルタイムで把握できます。

Benchmark Emailの機能

Benchmark Emailの機能を数ある機能の中から、HTMLメールを利用する際に知っておくべきものをピックアップして紹介します。

HTMLメールの送信

味気ないテキストメールと異なり、表現力豊かなHTMLメールを、特別な知識がなくても作成・配信できます。

まるでブログ記事を書くかのように、ガイダンスに沿って編集画面から高度なメールを作成できます。Photoshopといった有料ソフトがなくても、メール編集画面のままで画像編集ができる点は魅力的です。

メールを受け取る側は、スマホやガラケー、タブレットなど多岐にわたります。
Benchmark Emailではすべてのデバイスサイズにあったメールを自動的に作成・送信できます。

メルマガの配信

メールマガジンに関する機能も充実しています。ウェブサイトやブログなどのサイドバーに配置する登録フォームには、あらかじめ多くのバリエーションが準備されています。

自動化が進んでいるため、作成時間を大幅に短縮できます。

ステップメールの配信

ステップメールとは、メールマーケティング手法の一つです。

なんらかのアクションを起こした人を対象に、1度目はサンクスメール、2度目、3度目はフォローや追加商品の提案など、事前に準備していた複数回分のメールを順番に配信できます。

これをマニュアルで実施するのはかなり困難ですが、Benchmark Emailではリストにメールアドレスを登録すると、自動的にステップメールを配信するよう設定可能です。

メールの効果測定

一方通行のメールでは、果たしてそのメールに効果があったのか正しく測定できません。Benchmark Emailでは開封率や返信率、メール内のクリック率など詳細な効果を測定可能です。

ほぼリアルタイムにレポート化できるため、仮説検証のサイクルを繰り返し、効果的なマーケティング活動につなげられます。Facebookのいいね数やシェア数、Twitterのリツイート数など、SNS上の拡散状況もリアルタイムで把握できます。

その他の機能やサポート体制

他にも顧客が抱えている課題や嗜好を把握できる投票＆アンケート機能や、エンゲージメント強化に高い効果を発揮するステップメールなどの機能がついています。数多くの機能により、メールの効果を最大化してくれます。

サポート体制も充実しており、チャットやメールでのサポートに加えて、定期的にセミナーも開催しています。きめ細かいサポート体制があるとユーザーとしては助かります。

サポートを受ける方法

トップページ左下の「ヘルプ」を押してみましょう。

実際に左上の赤枠の『チャット』をクリックすると画面上に下記のようなポップアップが出現します。名前とメールアドレスを入力してすぐにチャットがスタートします。

Benchmark Emailの特徴

Benchmark Emailの特徴を説明します。

配信ニーズに応じて安価に利用できる

料金プランは後述しますが、メールアドレス数や月の配信数に応じて、柔軟なプランが用意されています。効果が見えたときには、上位プランへアップグレードすればよいため、ニーズに応じたプラン選択が可能です。

わかりやすい管理画面

Benchmark Emailのトップ画面は、シンプルでわかりやすいダッシュボードになっており、目的の機能に容易にたどり着けます。

他の管理画面も見やすく操作性の高いユーザーインターフェースのため、直感的に操作できます。海外製品でありながらも、ローカライズが充実しており、日本語の情報も豊富です。

ドラッグ&ドロップでメール作成

Benchmark EmailでHTMLメールを作成する手順においてコードは不要です。配信するメールのレイアウトを選択したあとは、ドラッグ&ドロップエディタを使って、パズルをするような感覚で必要な要素を追加していきます。

ボタンも色や大きさなどを細かく設定できます。編集した内容は、そのまま表示されるため、レイアウトを確認しながら完成させられます。

豊富なテンプレート

デザインテンプレートも豊富に用意されており、その数は500種類以上です。さまざまなタイプのテンプレートの中から選択して、簡単にメール作成を進められます。

もちろん、会社のロゴや写真をデザインにできます。テンプレートをベースに、カラーカスタマイズして雰囲気を変えることなども容易に行えるでしょう。

各クラウドサービスと連携可能

Benchmark Emailはさまざまなサービスと連携が可能です。

たとえば、WordPressプラグインを利用してBenchmark Emailアカウントとの連携、またFacebookファンページに登録フォームを設置できます。他にもGoogle、PayPal、Salesforce、ebayなど、300以上のWebサービスとの連携を実現しています。

Benchmark Emailの料金

Benchmark Emailの利用には、初期費用が一切かかりません。さらに、無料のトライアルを利用すれば、有料版とほとんど変わらない機能を利用して体験できます。

現在、お試し期間に期限がなくなっているので、しっかり性能や効果を確認できるまで利用可能です。導入に対するハードルが低いことも、多くのユーザー数を獲得している要素のひとつです。

Pro／Enterpriseプラン（本格運用向け）

初期費用0円・1か月単位から利用できる有料プラン（Pro／Enterprise）では、 登録するメールアドレス数に応じた月額制で、本格的なメールマーケティングを始められます。

Proプランは少ない負担で導入でき、登録コンタクト数の最大10倍まで月間配信が可能なため（ドメイン認証済みの場合）、中小規模の運用であれば配信上限をあまり気にせず利用できます。

プラン	メールアドレス	配信数／月	利用料金／月
無料トライアル	〜500件	最大2,500通まで※1	0円
Proプラン	2,500〜100,000件	登録コンタクト数の10倍までsup>※2	2,100円〜sup>※3
大規模配信（Enterprise）	100,000件以上	要相談	要問い合わせ

※1ドメイン認証済みの場合の上限。未認証の場合は最大1,000通まで。

※2ドメイン認証前は「登録上限コンタクト数の2倍」まで。認証後は10倍まで送信可能。

※3 実際の月額は登録コンタクト数に応じて変動（例：最小プランで約2,100円/月〜）。

有料オプション

内容	金額	備考
リスト照合（コンタクト1,000件につき）	500円	無効なアドレスを特定・削除し、配信時のエラー率を低減
専用IPアドレス	5,000円／月	自社専用IPで、大量配信時の配信速度と到達率を安定させる
受信テスター（テスト100回分）	2,000円	各種ブラウザ・メールクライアントでの表示・スパム判定を事前チェック

Benchmark Emailの評判・口コミ

ボクシルに寄せられたBenchmark Emailの評判として、「メール配信だけでなくMAツールのような使い方もできる」という口コミがありました。

また、主要機能のHTMLメール作成の部分に関しても「作成経験がなくても理解できた」というポジティブな口コミが見られました。

Benchmark Emailの導入事例

実際にBenchmark Emailを導入して、効果を挙げている企業の事例を紹介します。

LOUPE

課題：HTMLメール作成に時間がかかる

コミュニケーションがサービスの核であるオンラインサービスのため、ユーザーへの情報発信にHTMLメールを活用していた。しかし、ユーザーにとって興味を喚起させるメールを作成するには数時間を要するなど、業務が非効率となっていた。

効果：簡単操作でメール作成時間を大幅に短縮

Benchmark Email導入後は、ドラッグ＆ドロップのメールエディターを使って、30分程度でHTMLメール作成・配信が可能となった。すべての方と、One to Oneコミュニケーションが実現するため、開封率や返信率向上のための活動に専念できた。

スターフェスティバル

課題：テキストメール配信のみで効果測定できない

導入前は、テキストベースで単純に商品情報を載せたメールを不定期に配信していた。しかし、そのメールで購入に至ったのか、人気商品はどれなのかなど効果測定できなかった。顧客の生の声をマーケティングに活かす術が無かった。

効果：HTMLメール活用が注文増につながる

Benchmark Email導入後は、特にテンプレートを活用して、コードを書くことなくHTMLメールを作成できるようになった。クリック率など数字で効果測定できるため、PDCAのサイクルが早くなり、結果的にメールからの注文数が増加した。

スタディスト

課題：アナログによるメール管理の限界

Teachmeを知ってもらうために、ユーザーの利用期間に合わせたガイドをテキストメールで送信していた。しかし、アナログによる送信リスト作成、管理は限界を迎え、配信ミスを起こさないための確認作業にも多くの時間を取られるようになっていた。

効果：各種自動化でユーザーサポートに集中

Benchmark Emailの顧客リスト管理機能でリスト管理の自動化が実現した。

またステップメール機能を使うことにより、確認にかかっていた時間が削減され、より内容の濃いメール作成に集中できるようになった。このように効果の高いメールマーケティング体制が確立した。

CANPANセンター（NPO法人）

課題：テキストベースメールからの脱却

情報発信ツールとして、BCCのテキストメールによる一斉配信を活用していた。しかし、HTMLメールが主流になりつつあり、BCCメールのセキュリティ問題もあるため、新たなメール配信システムの検討を迫られていた。

効果：HTMLメールで効果的な情報発信実現

HTMLメールの導入で、写真と説明文がセットになったメールの作成、配信が容易となった。そのため、目を引く形でアピール可能となり、団体の活動に興味を持ってもらえるようになった。あわせて、以前は不可能だった効果測定も即座にできるようになった。

Benchmark Emailを利用するメリット

Benchmark Emailの機能や特徴を説明してきました。他のメール配信サービスと異なり、Benchmark Emailを利用するメリットを3つ紹介します。

手軽にHTMLメールを作成できる

Benchmark Emailのメルマガ編集画面は、マウス操作だけでHTMLメールを作成できるため、初心者でも簡単に操作できます。保存した画像やテキストもドラッグ&ドロップだけでプレビュー画面に取り込める点も、利用しやすさの一つです。

質の高いメルマガ配信が行える

Benchmark Emailのレポーティング機能は非常に充実しています。メルマガの配信と同時に効果測定を行うため、PDCAを早く回せます。

サービスが充実している

複数のブラウザやメーラーでの表示テスト（100回分・2,000円）、専用IPアドレス（月額5,000円）など、Benchmark Emailのオプションサービスは豊富です。

画像ホスティングサービスは、有料プラン限定ですが月額料金に1,000円をプラスすることで、容量無制限の画像ギャラリーを利用できます。非常におすすめのサービスとなっています。

Benchmark Emailへのログイン方法

Benchmark Emailにログインするには、ログインIDとパスワードを入力します。ログインIDを忘れた場合は、こちらからサポートに連絡してください。

Benchmark Emailのログインはこちら

Benchmark Emailにログインできない場合の対処法

Benchmark Emailにログインできない場合の対処法を紹介します。次のことを確認してください。

• ログイン名やパスワードの前に空白（スペース）が入っていないか
• 推奨ブラウザを使われているか（Firefox・Google Chrome）
• ブラウザのキャッシュが溜まっていないか（削除されているか）
• ブラウザのCookieを有効にする設定がされているか
• JavaScriptの設定がONになっているか
• アカウントの言語設定が日本語になっているか（ブラウザの翻訳機能を使っていないか）

Benchmark Emailを活用！HTMLメールの作り方・作成方法のまとめ

• 特徴1
  ドラッグ＆ドロップで簡単にHTMLメールを作成できる
• 特徴2
  デザインのレイアウト/テンプレートが500種類以上
• 特徴3
  リアルタイムで効果測定・分析・改善ができる
• 特徴4
  顧客リストのアップロードやセグメント分けが簡単にできる

料金プランは、基本的に登録メールアドレス数に応じた金額になっており、初期費用無料・即日利用可能なプランから大量配信が可能なプランがあります。

詳しくはBenchmark Emailの資料をダウンロードしてみてください。

[PRESENTED BY Benchmark EMAIL]

また、次の記事ではメール配信システムのサービスをまとめて比較しているので、よろしければあわせてご覧ください。