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クラウドPBXの費用相場と料金比較・おすすめソフト

最終更新日:(記事の情報は現在から133日前のものです)
クラウドPBXはクラウド上に電話交換機を設置できるツールとして注目を浴びています。クラウドPBXを導入することでスマートフォンを社内電話にできますが、導入コストがネックになっているケースは少なくありません。本記事では、費用が安いクラウドPBXの費用相場や選び方、おすすめのサービスをご紹介します。

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クラウドPBXの費用相場

クラウドPBXの費用相場は初期費用が0円~50,000円、月額利用料金は1,000円~3,000円です。また、別途に通話料金が1分あたり8.8~16円程度かかります。

内訳 費用相場
初期費用 0円~50,000円
月額利用料金 1,000円〜3,000円
通話料金(1分あたり) 固定電話の場合は8.8円、スマートフォンの場合は16円

クラウドPBXは機器の設置や工事が必要ないため、従来のPBXと比較して安価に抑えられるのが特徴です。ただし、月額利用料金は1アカウントにかかる費用であるため、複数人が使用するためにアカウント数を増やせば、料金が加算されます。

通話料金は通話時間に応じて料金が変動します。たとえば、少人数規模での運用の場合、月額の通話料金は2万円程度です。しかし、20~30人前後で運用した場合は月額4万円~7万円程度かかるため、注意が必要です。

また、必要な機能をオプションで追加する場合は機能に応じた追加料金がかかります。

IP-PBXの費用相場

IP-PBXの費用相場は、初期費用は約100,000円〜数百万円とサービスによって大きく異なります。月額費用の相場は、1回線あたり約5,000円〜20,000円です。

IP-PBXは、サーバーにインストールするソフトウェア型と専用の装置を設置するハードウェア型があり、専用装置を設置するハードウェア型の場合は装置本体の費用や工事代金がかかるため、初期費用が高くなる傾向にあります。

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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。

費用対効果が高いクラウドPBX7選

クラウドPBXの中でも費用対効果の高いおすすめツールを紹介します。各ツールの特徴や詳しい料金プランなどを紹介するため、クラウドPBXを選ぶ際の参考にしてください。

トビラフォン Cloud - トビラシステムズ株式会社

トビラフォン Cloud
トビラフォン Cloud
BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
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提供企業様でご不明点がある方はこちら

トビラフォン Cloudは、市外局番やフリーダイヤルといった複数の電話番号を一元管理できるクラウドPBXです。スマートフォンで会社の電話番号を発着信したり、自動音声ガイダンス機能を用いて受電業務を効率化できたりします。

また、電話をかけてきた相手方の番号に対して、前回の通話で最後に対応した従業員を優先して呼び出したり、自動で通話を録音したりが可能です。通信の暗号化、2段階認証、アカウント操作履歴の確認といったセキュリティの機能も備えています。kintoneやSansanなどの外部ツールと連携できます。

トビラフォン Cloudの料金プラン・価格

プラン 初期費用 月額利用料金
基本料金プラン 33,000円(税込) 3,300円(税込)+通話料

MiiTel Phone - 株式会社RevComm

MiiTel Phone
MiiTel Phone
BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
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MiiTelは、電話での会話をAIで解析し、最適化するクラウドPBXです。電話対応をトーク解析AIが解析して採点してくれるため、コールセンターや営業における成約率の向上が期待できます。

また、通話のすべてを自動で録音し、文字起こしをしてくれるため、振り返りが可能です。リモートワークに対応しています。場所を選ばず同じ番号で受電や架電ができるため、在宅勤務でコールセンターや電話窓口業務が可能です。

初期費用は無料で、1アカウントあたり5,980円から利用できるため、手軽に導入したい企業にもおすすめです。

MiiTel Phoneの料金プラン・価格

初期費用 月額料金
0円 5,980円(1ID )

03plus - 株式会社グラントン

03plus
03plus
BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2023
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03plusは、固定電話番号でスマートフォンが使用できるクラウドPBXです。スマートフォンにアプリをインストールしてログインするだけで、スマートフォンの電話番号以外にもう1つ電話番号が持てます。

また、社内グループ間の内外線が無料であるため、外出中の従業員への連絡が無料で行えます。時間外の自動応答にも対応しているため、営業時間外の顧客への対応が可能です。

料金は初期費用が5,000円となります。基本プランが1台月額980円で、10分かけ放題プランは月額1,980円です。

03plusの料金プラン・価格

プラン 初期費用 月額利用料金
基本料金プラン 5,000円 980円
10分かけ放題プラン 5,000円 1,980円

クラコールPBX - 株式会社三通テレコムサービス

クラコールPBX
クラコールPBX
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クラコールPBXは、利用料金が低価格であるため、気軽に導入しやすいクラウドPBXです。自社グループで回線を持っているため、低価格と柔軟なカスタマイズを実現しています。

たとえば、ユーザーの専用の管理画面でさまざまな設定を簡単に変更できたり、SIP対応の固定電話機でも利用できたりします。また、自動音声アナウンス機能があるため、時間外での顧客の対応が可能です。

オプション機能としてIVR・音声自動応答や通話録音を付けられます。

料金は初期費用が0円で月額料金が1ユーザーあたり980円です。6ユーザー以降は月額料金が無料のため、月額の基本料金は4,980円が最大となります。

クラコールPBXの料金プラン・価格

初期費用 月額利用料金
0円 980円(6ユーザー以降は無料)

TramOneCloud - トラムシステム株式会社

TramOneCloud
TramOneCloud
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TramOneCloudは、高品質の音声通話ができるクラウドPBXです。世界No.1シェアの音声基盤を採用しているため、高い通話品質を確保しています。

Wi-Fiや4G、5Gなど、多くの通信手段で利用可能であるため、リモートワークに導入しやすいのが特徴です。また、サーバー証明書を利用したTSL/SRTP暗号化通信を利用しているため、セキュリティ対策も充実しています。

料金は月額基本料金が5,000円から、1ユーザーあたり800円から利用可能です。

TramOneCloudの料金プラン・価格

プラン 月額システム利用料金 1ユーザーあたりの月額利用料金
Essential 5,000円 800円
Professional 20,000円 1,500円
Enterprise 要問い合わせ 2,500円

IVRy - 株式会社IVRy

IVRy
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IVRyは、自動応答や電話転送、AIによる自動文字起こしといった機能を安価に利用できるクラウドPBXです。

音声ガイダンスやAI受付機能があるため、質問の回答や電話の取次ぎが自動化できます。さらに、着信フローの作成ができるため顧客の要望に応じて分岐させ、自動対応したり担当者に取り次いだりできます。

また、050番号なら即日発行でき、市外局番やフリーダイヤルも取得可能です。料金は2,980円から利用できるため、手軽に導入したい企業におすすめです。

IVRyの料金プラン・価格

スターター スタンダード アドバンス エンタープライズ
2,980円~ 4,980円~ 7,980円~ 要問い合わせ

ソクコム - Foonz株式会社

ソクコム
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ソクコムは、電話やメール、SMSといった顧客とのコミュニケーションを一元化したクラウドPBXです。利用したい機能だけを選んで導入ができるため、使いやすくカスタマイズができます。

インターフェースが直感的で使いやすく、カスタマイズ性も高いため、顧客管理や検索がスムーズな点もポイントです。また、自動音声を利用して問い合わせ内容に沿って自動振り分けをしたり、発信時に定型メッセージで必要な情報を顧客に伝えたりもできます。

ソクコムの料金プラン・価格

初期費用 ユーザー料金 チャネル料金 電話番号料金 フリーダイヤル料金
無料 1,480円 2,000円 500円 1,600円


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クラウドPBXを選ぶ際の注意点

クラウドPBXを選ぶ際は価格だけでなく、次に挙げるポイントにも注意が必要です。

  • 必要な機能と料金のバランス
  • 通話品質と料金の相関性
  • セキュリティ対策
  • 企業規模や導入前の課題が似ている企業の導入実績
  • システムの拡張性と柔軟性

それぞれ解説します。

必要な機能と料金のバランス

クラウドPBXを選ぶ際は必要な機能と料金のバランスに注意が必要です。

クラウドPBXの機能は基本的な内線、外線の機能から、AI電話自動応答システムといったAIを活用した高度な機能まで多岐に渡ります。

機能が豊富になるほど料金も高くなるため、必要な機能を見極めずに導入してしまうと、使っていない機能に経費を支払い続ける可能性があります。

したがって、クラウドPBXを選ぶ際は必要な機能をあらかじめ洗い出し、コストに見合った成果が得られるかの確認が重要です。必要以上に高機能なクラウドPBXを選ばないように注意しましょう。

通話品質と料金の相関性

クラウドPBXを選ぶ際は通話品質と料金の相関性の確認が重要です。

たとえば、インターネット接続にWi-Fiを使用している場合、Wi-Fiルーターが古いとインターネット通信が遅くなる可能性があります。Wi-Fiルーターは新しい規格のものほど、通信が高速かつ高機能です。

したがって、Wi-Fiルーターを新しいものに変更するだけでも通話品質が安定する可能性があります。

また、クラウドPBXを使用する端末を4G対応のものから、5Gに対応している端末へ変更するのもおすすめです。5G回線は従来の4G回線と比較して通信速度が上がっているため、通話品質の向上が期待できます。

しかし、最新の機器に変更するとコストもかかるため、品質と料金のバランスを考えて導入するとよいでしょう。

セキュリティ対策

クラウドPBXを選ぶ際はセキュリティ対策が充実しているかの確認が重要です。

クラウドPBXはインターネット回線を利用するため、外部からの攻撃リスクに晒されています。セキュリティ対策が適切でないと、パスワードリストアタックやSQLインジェクションといった手法で不正アクセスされる可能性があります。

クラウドPBXを選ぶ際は「サポート体制が整っているか」「データセンターが複数あるか」といった点にも注意して選びましょう。

企業規模や導入前の課題が似ている企業の導入実績

クラウドPBXを選ぶ際は導入実績の確認が重要です。

たとえば、同じ業種の実績が多いベンターであれば、自社のニーズに合った機能を持つクラウドPBXや課題解決に適した提案をしてくれる可能性があります。

また、導入後に課題を解決できるかどうかを確認するのも重要です。同じ課題を持つ企業がクラウドPBXを導入して解決できていれば、自社の課題も解決できる可能性が高くなります。

システムの拡張性と柔軟性

PBXを導入する際は、将来的な事業拡大や需要の変化に対応できるシステムの拡張性と柔軟性が重要です。ユーザー数の増加や新機能の追加に柔軟に対応できるかどうかを事前に確認しましょう。

また、他のビジネスツールとの連携が可能かどうかも検討すべきポイントです。将来的なニーズに応じてシステムをカスタマイズできる余地があるかどうかも確認することをおすすめします。

費用対効果の高いクラウドPBXを導入しよう

PBXの費用相場は、クラウド型とオンプレミス型で大きく異なります。クラウド型は月額1,000円〜5,000円程度からで初期費用が抑えられますが、オンプレミス型は初期費用が高いものの長期運用では経済的です。

PBX導入時は費用面だけでなく、使いやすさやカスタマイズ性、既存システムとの連携、セキュリティ対策、サポート体制なども重要な検討ポイントです。また、将来の拡張性や最新技術への対応も考慮しましょう。

自社のニーズと予算を明確にし、複数のPBXサービスを比較検討することが大切です。多くのサービスが無料トライアルを提供しているので、実際に使用感を確かめてから導入を決定することをおすすめします。費用対効果の高いPBXを導入することで、業務効率化とコスト削減を両立させましょう。

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