PBXには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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【30秒でわかるこの記事の結論】
・中小企業には機器設置や工事が不要で、初期費用を抑えやすいクラウドPBXがおすすめ
・比較の際は必要な機能や電話番号引き継ぎの可否、自社の規模に合った料金体系を要チェック
・中小企業向けPBXには「トビラフォン Cloud」「GoodLine」「Zoom Phone」などがある
※掲載料金は税区分の記載を含め、各社公式サイトの表記に基づいています。
PBXとは?クラウドPBXとの違い
PBX(Private Branch Exchange/構内交換機)とは、外線と内線の接続・切り替えを自動制御する電話交換機です。会社の代表番号への着信を担当部署に振り分けたり、社内の内線通話を管理したりする役割を担います。
クラウドPBXは、この交換機能をクラウド上で提供するサービスです。スマートフォンやPCにアプリをインストールするだけで内線端末として使えるため、自社への機器設置や工事が不要で、テレワーク・複数拠点でも会社番号で発着信できます。
| クラウドPBX | オンプレミスPBX | |
|---|---|---|
| 設置・工事 | 不要(クラウド上) | 自社内に機器設置・工事が必要 |
| 初期費用 | 0〜数万円 | 数十〜数百万円 |
| 保守管理 | ベンダー側で対応 | 自社または専門業者 |
| テレワーク対応 | ○(スマートフォン・PCで利用可) | △(別途対策が必要) |
| 拡張性 | ○(ライセンス追加で柔軟に対応) | △(機器追加が必要) |
ビジネスフォンとの違い:PBXは電話交換機(システム)、ビジネスフォンは多機能電話機(端末)です。PBXがビジネスフォンの端末を制御・管理します。
CTIとの違い:PBXは通話の接続・ルーティングを担い、CTIはPCと電話を統合して顧客情報のポップアップ表示やCRM連携を行う仕組みです。両者を組み合わせて使うケースもあります。
中小企業が抱える電話・通信インフラの課題
PBXを導入していない中小企業が電話・通信インフラ管理で抱えている課題についてまとめました。
電話回線の契約・管理が煩雑
中小企業では、複数のサービスプロバイダーとの契約や異なる通信プランの比較が必要で、電話回線の契約・管理が煩雑になりがちです。部署ごとにバラバラに契約した回線は請求書も複数になり、総務担当が兼務で管理するには限界があります。
たとえば、料金プランの見直しが後回しになってコストが膨らんでいたり、どの回線がどの部署のものかわからなくなったりするケースが珍しくありません。適切なサービスを選定する時間や専任担当者がいないことも、問題を長期化させる要因です。
外線着信の取り逃しや対応漏れ
少人数で電話業務を兼務している中小企業では、担当者が外出中・対応中に着信を取り逃すケースがあります。適切なコール管理の仕組みがなければ、誰がどの顧客に対応したかが記録されず、折り返し漏れやクレームにつながりやすい状態が続きます。
特定の担当者に着信が集中する属人化も問題です。ピーク時のコール量が増えると、対応しきれない着信が積み上がり、顧客満足度の低下やビジネス機会の損失につながる恐れがあります。
オフィス外・テレワークで使えない
オンプレミスPBXやビジネスフォンは、オフィスに機器がある前提で設計されています。
在宅勤務や複数拠点での業務が増えた環境では、会社番号での発着信ができず、スタッフが個人のスマートフォンの番号で対応せざるをえない状況が生まれます。
中小企業こそPBX(クラウドPBX)を導入すべき理由
中小企業がクラウドPBXを導入して得られるメリットは次のとおりです。
電話回線の契約・管理を一元化
クラウドPBXを導入することで、複数のサービスプロバイダーとの契約をひとつのプランに集約し、内線と外線をまとめて管理できます。これにより請求書の数が減り、料金プランの最適化や不要サービスの整理が容易になります。
通話料を自動集計してレポートできるサービスも多く、担当者の負担を減らしながら通信コスト全体を可視化できます。管理工数が減ることで、他の業務に集中できる時間も生まれます。
着信の取り逃し・対応漏れを防ぐ
クラウドPBXには自動コール配分(ACD)・着信振り分け・グループ着信・IVR(自動音声応答)などの機能が備わっており、顧客からの重要な着信を確実に捕捉し、適切な担当者へ転送できます。担当者が外出中でも、不在転送や応答遅延転送で別のスタッフが対応可能です。
通話履歴や録音が自動で蓄積されるため、折り返し対応や引き継ぎも効率化されます。対応漏れを防ぐだけでなく、顧客満足度の向上とビジネスチャンスの損失防止にもつながります。
スマートフォン内線化でテレワーク・複数拠点に対応
クラウドPBXのメリットのひとつが、スマートフォンやPCを内線端末として利用できる点です。在宅勤務者も複数拠点のスタッフも、会社の代表番号で発着信・内線通話が可能になります。個人番号を顧客に知らせる必要がなく、プライバシーリスクも低減できます。
拠点間の内線通話は基本的に通話料がかからないため、複数拠点を持つ企業では通話コストの削減効果も期待できます。テレワーク推進の障壁を取り除く手段として、クラウドPBXは実用的な選択肢です。
災害・停電時の事業継続(BCP)
クラウドPBXはデータをクラウド上で管理するため、自社のオフィスが被災しても、インターネット接続と端末(スマートフォン・PC)があれば通話を継続できます。クラウド側で冗長化が施されているサービスも多く、オンプレミス設備よりも早期復旧が見込めます。
ただし、停電によりインターネット回線が切れると通話も途絶します。BCP目的で導入する場合は、モバイルルーターや予備電源の確保もあわせて検討してください。
スマートフォンアプリで発着信できるサービスであれば、オフィスの回線が使えない状況でもモバイル回線経由で通話を継続しやすくなります。
中小企業向けPBXの選び方
「中小企業向け」と一括りにしても、3名の会社と200名の会社では求める要件が異なります。まず共通の選定ポイントを押さえたうえで、自社の従業員数帯に合ったサービスを確認してください。
提供形態(クラウド型/オンプレミス型)で選ぶ
テレワークや複数拠点が多い企業は、工事不要ですぐ始められるクラウド型がおすすめです。工事不要で申し込みから最短即日で使い始められる03plusのようなサービスが代表例です。
通信を自社内で完結させたいセキュリティ要件の厳しい業種では、オンプレミス型や機器設置型も選択肢になります。
必要な機能で選ぶ(録音・IVR・着信振り分け・CRM連携)
録音・IVR(自動音声応答)・グループ着信は基本機能であることが多いです。一方で、通話をCRM/SFAに自動連携したい場合はその連携対応の有無を確認しましょう。
たとえば、録音とAI解析を重視するならMiiTel Phoneやトビラフォン Cloud、外部連携を重視するならGoodLineなどが候補です。必要な機能がオプション扱いか標準搭載かで実質コストが変わるため、オプション料金かどうかもチェックしましょう。
通話品質と電話番号の引き継ぎで選ぶ
PBXの通話品質はインターネット環境に依存するため、音声品質について公式が根拠を明示しているサービスかを確認すると安心です。
あわせて、現在使っている0AB〜J番号をそのまま引き継げるか(番号ポータビリティ)も要確認です。03plusやGoodLineは番号引き継ぎに対応しています。
サポート体制・セキュリティで選ぶ
IT専任がいない中小企業では、初期設定代行・電話サポートの有無が運用の定着を左右します。たとえば、導入実績が豊富で支援体制が整うトビラフォン CloudやGoodLineは、はじめての導入でも相談しやすい選択肢です。
あわせて、通信の暗号化・IPアドレス制限・不正アクセス検知など、顧客情報を扱う通話の安全性を確保できるかも確認してください。
【従業員規模別】特に確認すべきポイント
中小企業を一括りにせず、従業員規模ごとに特に重視すべきポイントを整理します。自社に近い規模帯を確認してください。
10名以下・個人事業主:低コスト・操作シンプルを最優先に
10名以下の企業や個人事業主は、経営者・総務が電話業務を兼務していることが多く、IT専任担当者がいないケースも珍しくありません。操作が複雑だと定着しないリスクがあり、固定費も抑えたいというニーズもあります。
この規模で特に重視したいのは、1IDから契約でき、アプリだけで設定が完結できるかです。たとえば、1アカウントから使える月額1,280円/ユーザー(税抜)〜の03plusや、2,500円/月(税抜)〜のBizfoneなどがあります。
いずれも工事不要・スマートフォンアプリだけで始められるため、専任担当がいなくても運用しやすいでしょう。
50名以下:スマートフォン内線化と代表番号の共有管理が鍵
30〜50名規模になると、在宅勤務者や複数拠点が増え始め、個人スマートフォンへの転送だけでは会社番号の一元管理が難しくなります。誰がどの着信に対応したか把握できず、対応漏れや属人化が起きやすい段階です。
この規模で特に重視したいのは、スマートフォン/PCで会社番号を発着信できること、代表番号を複数メンバーで共有できること、利用規模が拡張しても費用を予測しやすいことです。
たとえば、トビラフォン CloudとGoodLineなどがおすすめです。AI自動テキスト化機能・迷惑電話フィルタの標準搭載、工事不要での最短2日導入などが強みです。
いずれもどこからでも会社番号で発着信でき、テレワーク推進と電話管理を同時に解決できます。
100名以下:着信振り分け・録音・CRM連携で業務の属人化を解消
50〜100名規模になると電話業務の量が増え、誰がどの顧客に何を話したかが把握できない属人化が深刻になりやすくなります。CRM・SFAとの連携ニーズも高まり、通話を営業・カスタマーサポートの業務に組み込みたいフェーズです。
この規模で特に重視したいのは、全通話の録音と履歴の可視化、CRM/SFAとの自動ログ連携、通話内容のAI解析や育成への活用などです。
たとえば、AI音声解析・スコアリング・CRM自動連携に強いMiiTel Phone、多数の外部サービスと連携できるGoodLineなどが候補です。
通話を「記録して終わり」ではなく「教育・改善の資産」として活用できます。
300名以下:コンタクトセンター機能と品質管理・多チャネル対応
100〜300名規模になると、電話業務の規模がコンタクトセンター(CC)に近づき、ACD・IVR・SVモニタリング・ささやき・リアルタイムレポートが重要です。電話だけでなく、SMS・チャット・メールを含む複数チャネルの管理も現実的な課題となります。
この規模で特に重視したいのは、ACD・IVR・SVモニタリングなどの機能が揃い、オートコールやAIエージェントで架電を自動化でき、API連携が柔軟かどうかです。
たとえば、AIエージェントで24時間自動架電・受電に対応したソクコムがおすすめです。Zoomと電話を一本化でき、コールルーティングや通話分析を備えたZoom Phoneも候補になります。
中小企業向けPBXにかかる費用・価格相場
PBXの費用は、初期費用・月額費用・通話料・オプション料金の4つで構成されます。BOXILが主要36サービスの公開料金を調べたところ、相場は次のとおりでした。(2026年6月18日時点)
| 項目 | 相場(中央値) | 価格の幅 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 14,300円 | 0円〜82万円 |
| 月額費用(1ユーザー単価) | 1,000円 | 500〜10,200円 |
| 最低月額(利用開始の下限額) | 3,850円 | — |
1ユーザーあたり月額1,000円が中心の価格帯です。ただし、利用開始の下限額は3,850円が相場です。初期費用は0円から80万円超まで幅があるものの、少人数で始める中小企業なら初期費用0〜3万円台が現実的な検討範囲と言えます。
料金モデルは1ユーザー課金型・基本料金+人数課金のハイブリッド型・月額固定型の3つです。人数の増減が多いなら1ユーザー課金型、費用の上限を確定させたいなら月額固定型が向いています。
PBXの費用調査は次の記事でも詳しく比較しています。
中小企業が利用できる補助金・助成金
2026年度に利用できる補助金として、デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金を再編・名称変更)があります。中小企業・小規模事業者が対象で、クラウドサービスも補助対象になりえます。
- 補助率:通常枠1/2等(枠・条件により変動)
- 申請方法:IT導入支援事業者(ベンダー等)経由での申請が必須
- 注意点:各PBXサービスが「IT導入支援事業者の登録ツール」として認定されているかは、公式ポータルでの確認が必要。認定されていないサービスは対象外。
IT導入支援事業者が登録・公開したツールは中小企業基盤整備機構のサイトで検索できるため、製品ごとに登録の有無や詳細プランを確認しましょう。
本記事で紹介する製品の登録状況は次のとおりでした。(BOXIL上に掲載されているサービス名称で検索)
| サービス名 | ITツール登録 | 導入支援事業者 |
|---|---|---|
| トビラフォン Cloud | なし | ー |
| GoodLine | なし | ー |
| MiiTel Phone | あり | 株式会社RevComm |
| Bizfone | なし | ー |
| 03plus | なし | ー |
| ソクコム | なし | ー |
| Zoom Phone | あり | 株式会社アーデント |
出典:補助金ポータル「デジタル化・AI導入補助金2026」(2026年8月7日閲覧)
中小企業向けPBXの比較表
| サービス名 | 強みのタイプ | 初期費用 | 月額費用 | 最低利用人数 | 提供形態 |
|---|---|---|---|---|---|
| トビラフォン Cloud | 多機能・実績豊富 | 30,000円(税抜) | 3,000円(税抜)※基本セット(1番号・2ユーザー)の料金 | 2ユーザー(基本セット) | クラウド |
| GoodLine | 多機能・実績豊富 | 10,000円〜(税抜) | 3,000円(税抜)〜(SOHOプラン) | 要問い合わせ | クラウド |
| MiiTel Phone | 多機能・実績豊富 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | クラウド |
| Bizfone | 低コスト・スモールスタート | 50,000円〜(税抜) | 2,500円(税抜)〜(スタータープラン) | 1〜3名程度から | クラウド |
| 03plus | 低コスト・スモールスタート | 5,000円(税抜) | 1,280円(税抜)〜/1台 | 1ID(1台)から | クラウド |
| ソクコム | コンタクトセンター・外部連携 | 要問い合わせ | 1,480円(1ユーザー)+チャンネル・サーバー費等 | 要問い合わせ | クラウド |
| Zoom Phone | コンタクトセンター・外部連携 | 0円 | 1,080円(税抜・年払い時)〜/ユーザー | 1ユーザー | クラウド |
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中小企業向けPBXおすすめ比較3選【多機能・導入実績が豊富】
迷惑電話対策・AI解析・豊富な外部連携など、機能と実績のバランスが取れたサービスを紹介します。
トビラフォン Cloud
- 迷惑電話フィルタ・AI自動テキスト化・自動ラベリングを標準搭載
- IVR・グループ着信・転送・SMS自動送信に標準対応
- Salesforce・HubSpot・kintone・Slack・Teams等、多数の外部サービスと連携
トビラフォン Cloudは、スパム電話の自動ブロックとAI通話解析を標準搭載したクラウドPBXです。工事不要・スマートフォン/PC/IP電話機での発着信に対応し、規模を問わず導入事例があります。月額は基本セット(1番号・2ユーザー・2同時通話・録音約100時間)の料金です。
トビラフォン Cloudのプラン・料金
| 初期費用(税抜) | 月額費用(税抜) |
|---|---|
| 30,000円 | 3,000円 |
GoodLine
- 通話録音・発着信分析・IVR・モニタリング・クラウド電話帳共有を標準提供
- Salesforce・Slack・Teams・kintone・Re:lation等、多数の外部サービスと連携
- SOHOプランから始められ、成長に合わせて内線数を増やせる
GoodLineは累計10,000社以上※に導入されているクラウドPBXです。工事不要・最短2日で始められ、スマートフォンアプリとIP電話機を自由に組み合わせて使えます。
※グッドリレーションズ「GoodLine公式サイト」(2026年8月7日閲覧)
GoodLineのプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用(税抜) |
|---|---|---|
| GoodLine SOHO | 20,000円 | 3,000円 |
| GoodLine | 10,000円/内線(上限50,000円) | 5,000円(基本料金)+1,000円 |
| GoodCall | 10,000円/内線(10内線以内割引あり) | 5,000円(基本料金)+4,000円 |
・スマホ内線化も可能になります。
・社内に置いている電話に着信があっても、スマホへ自動転送してくれるので客先にも迷惑をかけません。
MiiTel Phone
- 話速・被せ率・沈黙回数などを定量的に分析・スコアリング。リアルタイムのトークアシストで通話中にサポート
- Salesforce・HubSpot・kintoneなど多数のCRM/SFAと自動連携
- 録音・自動文字起こし・AI要約を標準搭載
MiiTel Phoneは、全通話のAI解析・スコアリング・CRM自動連携を中核とするクラウド型電話サービスです。営業コーチングや応対品質の標準化に強みを持ちます。
MiiTel Phoneのプラン・料金
| 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
中小企業向けPBXおすすめ比較2選【低コスト・スモールスタートに強み】
初期費用や月額費用を抑えながら、個人事業主や少人数でも導入しやすいサービスを紹介します。
Bizfone
- 格安SIM(月198円〜)との一体利用でトータル通信コストを削減
- 自社の規模に合ったプランを選びやすい
- 全通話録音(5アカウントまで無料)・全国56市外局番対応・AI文字起こし連携も利用可能
Bizfoneは、H.I.S.Mobileが2026年4月に提供を開始したフルクラウドPBXです。格安SIMとのセット利用でトータル通信費を削減できる点が特徴です。
Bizfoneのプラン・料金
| プラン | 初期費用(税抜) | 月額費用(税抜) |
|---|---|---|
| スタータープラン(個人事業主・1〜3名程度) | 50,000円〜 | 2,500円〜 |
| スタンダードプラン(中小企業・5アカウント) | 50,000円〜 | 5,000円〜 |
| プライム/フルサポートプラン(100アカウント〜) | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
03plus
- 申し込みから最短10分で電話番号を取得でき、スマートフォンアプリで即日利用可能
- 番号ポータビリティ対応で現在の電話番号をそのまま引き継げる
- 通話録音・IVR・クラウドFAX・SMS送信に対応
03plusは、市外局番を取得でき、スマートフォンアプリで固定番号での発着信が可能なクラウドPBXです。
03plusのプラン・料金
| プラン名 | 初期費用(税抜) | 月額費用(税抜) |
|---|---|---|
| 基本料金 | 5,000円 | 1,280円/1台 |
| 10分かけ放題 | 5,000円 | 2,280円/1台 |
中小企業向けPBXおすすめ比較2選【コンタクトセンター・外部連携に強み】
電話業務がコンタクトセンター規模に近づいてきた企業や、既存ツールとの連携・多チャネル対応を重視する企業向けのサービスを紹介します。
ソクコム
- AIエージェントが24時間自動で受電・架電・即電に対応
- プレディクティブ発信・オートコールで架電業務を自動化
- 既存のCRM・業務システムとの組み合わせが可能
ソクコムは、AIエージェントが24時間無人で受電・架電・即電(Web問い合わせの自動折り返し)に対応できるクラウド型CTIプラットフォームです。
ソクコムのプラン・料金
| 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 1,480円(1ユーザー)+2,000円(1チャンネル)+10,000円(AIエージェント)+5,000円〜(サーバー) |
Zoom Phone
- Zoomミーティングと電話を1プラットフォームで管理
- コールルーティング・代理応答・保留転送・録音・通話分析に対応
- 既存のZoomアカウントと電話番号を統合できる
Zoom Phoneは、Zoomミーティングと統合されたクラウドPBXです。既存のZoomユーザーが追加ライセンスで電話機能を一本化でき、ビデオ会議と通話をひとつのプラットフォームで管理できます。
Zoom Phoneのプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用※(税抜) |
|---|---|---|
| 日本従量制 | 0円 | 1,080円/ユーザー |
| グローバルセレクト | 0円 | 3,300円/ユーザー |
| プロ+グローバルセレクト | 0円 | 3,661円/ユーザー |
| ビジネスプラス | 0円 | 3,675円/ユーザー |
※年払い時の月額
内線、外線、転送、録音など、ビジネスに必要な通話機能が充実している。
従来の電話システムと比較して、通話料や運用コストを削減できる。
ZoomMeetingsとの連携もスムーズで、会議中に電話に切り替えたり、画面共有しながら通話したりと、シームレスなコミュニケーションが実現しました。
通話録音や転送機能も充実しており、ビジネスに必要な電話機能をクラウド上で一元的に利用できるため、業務効率が向上しました。
中小企業のPBX導入事例
ここでは、BOXILに寄せられた口コミをもとに、中小企業を中心とした利用者が電話・通信の課題をどう解決したかを、課題のタイプ別に紹介します。自社に近い状況の事例を探してみてください。
拠点・在宅で会社の電話が使えなかったケース
【導入前の課題】製造業の利用者は、在宅ワーク中や外出中に会社の固定電話を受けられず、対応が滞っていました。
【導入効果】無料期間で使い勝手を確かめたうえで導入し、在宅や外出先でも会社の固定電話番号で受電できるようになり、取りこぼしが減りました。
出社していなくても受電可能 – 03plusの口コミ ☆5/5 製造業
通話内容が記録・共有されず品質にばらつきがあったケース
【導入前の課題】小売・流通系の利用者は、通話の履歴や内容が残らず重要な情報を見落とすリスクがあり、担当者ごとに対応品質のばらつきがありました。
【導入効果】通話を記録・可視化して見落としを防ぎ、蓄積データをもとにスタッフへ具体的な助言が可能になり、顧客対応の質とアポイント取得率が向上しました。
顧客対応の質とアポイント取得率が向上 – MiiTel Phoneの口コミ ☆5/5 小売・流通系
ここで紹介した口コミ以外にも、BOXIL MagazineではPBXの導入事例を詳しく紹介しています。PBXの導入を検討されている方は、ぜひチェックしてください。
中小企業向けPBXを活用するポイント
導入後に現場でうまく定着させるための運用上のポイントを紹介します。実際の運用場面で押さえておくべき観点です。
通話品質を安定させるネットワーク環境を事前確認する
クラウドPBXは安定したインターネット回線が前提です。導入前に通信速度・帯域を確認し、Zoomや映像会議と並行して通話が発生する時間帯は回線の負荷が高まります。QoS(通信品質制御)の設定でPBXの帯域を優先確保しておくと、音質低下のリスクを軽減できます。
有線LAN接続とWi-Fi接続では音質に差が出ることも多いため、通話業務が多い担当者は有線を推奨するなど運用ルールを決めておきましょう。
既存の電話番号の引き継ぎ・移行手順を早めに確認する
番号ポータビリティを利用する場合、転入申請から切替完了まで2〜4週間かかるサービスが多いです。導入日と番号切替のスケジュールをベンダーとあらかじめすり合わせ、切替空白期間を最小化する段取りが重要です。
引き継ぎ可能な番号種別(0AB〜J番号・050番号・フリーダイヤル等)はサービスによって異なります。名刺や会社サイトへの掲載番号も影響するため、移行前に一覧で確認しておきましょう。
スマートフォン内線・私物端末(BYOD)の運用ルールを決める
私物スマートフォンをBYODで会社内線として使う場合、プライベートな通話が録音されない仕組みの確認や、従業員からの事前の同意取得が必要になります。そのため、業務利用の範囲・通話録音の取り扱い・退職時のアカウント削除手順をなどを明文化してください。
ベンダー側のセキュリティ設定(IPアドレス制限・通話録音の保管期間・アクセス権限)も事前に確認し、情報セキュリティポリシーと整合を取ります。
BYOD利用者のデータ通信料の精算ルールも決めておくと、後々のトラブルを防げます。
中小企業向けPBXに関するよくある質問(FAQ)
中小企業のPBX選びでよく寄せられる質問に回答します。
中小企業にクラウドPBXは本当に必要ですか?
「電話番号を複数名で共有したい」「テレワーク中も会社番号で対応したい」「通話を記録・管理したい」といったニーズがあるなら、クラウドPBXはおすすめです。
顧客・取引先とのやりとりで固定番号が必要な業種では、クラウドPBXで低コストかつ柔軟に番号を維持できます。
開業したばかりで電話に費用をかけられません。低コストで始められるPBXはどれですか?
月額の低さなら03plusが候補です。月額1,280円/ユーザー(税抜)から使え、1IDから契約できるため個人事業主や兼務担当者にもおすすめです。
他にも、スタータープラン月額2,500円〜(税抜)のBizfoneは格安SIMとのセット利用でトータル通信費を抑えたい場合の選択肢になります。
番号が変わると取引先への周知が大変です。電話番号をそのまま引き継げるPBXはありますか?
たとえば、03plusやGoodLineは番号ポータビリティ(LNP)に対応し、現在使っている電話番号(0AB〜J番号等)をそのまま使い続けられます。
引き継ぎ可能な番号種別や対応キャリアの条件はサービスによって異なるため、問い合わせ時に現在の番号情報を共有して確認してください。
中小企業向けPBXを比較するならBOXIL
中小企業のPBX選びでは、クラウド型かオンプレミス型か、スモールスタートか機能充実かなどの軸を整理することが重要です。
従業員数によって重視すべき機能が変わり、規模が大きくなるほど着信振り分けやCRM連携、コンタクトセンター機能の優先度が上がります。強みタイプ別に比較し、自社の規模・目的に合うタイプを選ぶのもひとつの方法です。
どのサービスを選ぶか負担に感じているのであれば、BOXILでのサービス資料請求がおすすめです。BOXILならサービス提供会社が作成した紹介資料をまとめて入手できます。

PBXの比較方法は次の記事でも詳しく紹介しています。
候補が多く、一社ずつ調べる時間がない方へ
「どのサービスを選ぶか」だけでなく、上長や現場への説明資料を整えるのも導入担当者の重要なタスクです。各社の料金・機能・サポート体制を一枚一枚調べる手間を省くために、資料をまとめてダウンロードしましょう。
【この資料で楽になる作業】
候補サービスの料金・機能をまとめて比べる
上長・経営層への導入稟議を通す根拠をそろえる
現場担当者に選択肢をわかりやすく説明する
※請求できる資料の件数は変更になる可能性があります。
【候補が絞れないなら、まずは3分で診断してから比べませんか?】
全サービスを一から比較するのは時間がかかります。下記の診断では、回答内容に応じたおすすめサービスをピックアップ。絞り込んでから資料を確認すると、比較の手間を大きく減らせます。
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