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スマホアプリ対応のBIツール10選!メリットや選び方も解説

最終更新日:(記事の情報は現在から70日前のものです)
スマホアプリ対応のBIツールをボクシル編集部が紹介。BIツールを選定する際のポイントや導入するメリットを解説しています。この記事を読めばどのBIツールを導入すればいいのか、そもそも自社にはスマホアプリ対応のBIツールが必要かどうかがわかります。

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BIツールとは

BIツールとは、企業内の大量データを収集・分析し、意思決定を支援するソフトウェアのことです。データにもとづく客観的な現状把握や予測分析が可能で、競争力強化に貢献します。近年は操作が簡単になり、スマホ対応のツールも増え、迅速な意思決定をいっそう支援しています。

スマホアプリに対応したBIツールのメリット

スマホアプリに対応したBIツールを導入することで、企業はさまざまなメリットを享受可能です。場所や時間を選ばずにデータにアクセスできることで、意思決定や情報共有がスピーディーになり、ビジネス競争力の強化が可能です。BIツール導入によってメリットを感じられた事例はこちらで紹介しています。

リアルタイムな情報把握で迅速にアクション

スマホアプリに対応したBIツールであれば、外出先や移動中でもデータへリアルタイムにアクセスできるため、タイムリーな意思決定が可能です。たとえば、営業担当者が顧客訪問中に最新の売上データを確認したり、商談の内容を調整できたりします。ほかには、経営層が外出先で業績の推移を把握し、緊急の対策を指示するケースが考えられます。

場所を選ばない情報共有でチーム連携を強化

スマホアプリに対応したBIツールであれば、外出先や自宅など場所を選ばずにデータへアクセスして、チームメンバーと共有できます。これにより、迅速な情報共有が可能となりチーム全体の連携強化につながります。

直感的な操作でデータ分析のハードルを軽減

スマホアプリに対応したBIツールは、直感的な操作で誰でも簡単にデータ分析できるよう設計されています。また、グラフやチャートといった視覚的な表現も充実しています。結果として、データ分析のハードルが下がり、多くの人がデータにもとづいて意思決定できるようになるでしょう。

アプリに対応したBIツールの選定ポイント

数多くのBIツールから最適なサービスを選ぶには、スマホの環境に適した機能や特徴を重視しましょう。アプリに対応したBIツールを選ぶ際の具体的なポイントを解説します。

スマホでの機能や使いやすさ

スマホアプリではどのような機能が使えるのか、それらの機能が使いやすいかをチェックします。スマホは画面サイズが限られており、タッチ操作がメインとなるため、パソコンと操作性が異なる点を考慮しなければなりません。アイコンやボタンの配置、画面遷移のスムーズさ、グラフやチャートの見やすさなどを確認しましょう。

プッシュ通知

KPIの変化や異常値を通知するプッシュ通知機能があると、迅速に対応可能です。設定した条件にもとづいて自動で通知が届けば、常にダッシュボードを確認せずに済み、業務効率化につながります。

セキュリティ対策

スマートフォンは紛失や盗難のリスクが高いため、セキュリティ対策が重要です。データの暗号化やアクセス制限、リモートワイプ機能などが施されているツールを選び、情報漏えいのリスクを最小限に抑えましょう。


そのほかの選定ポイントは企業規模や業界によって異なります。次の記事ではそれぞれのケースにおける選び方やおすすめサービスを紹介しています。

スマホアプリに対応したBIツール10選

スマホアプリに対応したBIツールのおすすめを紹介します。

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一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。

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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。

Tableau - 株式会社セールスフォース・ジャパン(Tableau)

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BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

  • 医療や金融、教育、行政機関など多くの業界で導入されているBIツール
  • 初心者からビジネスユーザー、データサイエンティストまで幅広いユーザーが扱える
  • MDMやMAMによってセキュアかつ柔軟な運用が可能

Tableauは、SFAやCRMといったクラウドサービスの世界大手「Salesforce」が運営するBIツールです。医療や金融、教育、行政機関など多くの業界で利用されています。膨大なデータが画面上に見やすく整理されるうえ、細かな分析を可能とします。ITツールに慣れていない方はもちろん、ビジネスユーザーからデータサイエンティストまで幅広い職種の方にとって利用しやすいツールです。

スマホアプリでは「Tableau Mobile」を提供しています。iOSとAndroidの両方に対応しており、MDM(モバイルデバイス管理)やMAM(モバイルアプリケーション管理)によってセキュアかつ柔軟な運用が可能です。場所を問わずITを活用したユーザーのインサイトにアクセスできます。

FineReport - バリューテクノロジー株式会社

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  • データ分析をはじめ進捗や稼働状況、資産管理、Web帳票作成なども可能
  • あらゆる情報を集約し「Excelライクな操作」で管理できる
  • スマホアプリでもデータベースへの入力業務をストレスなく行える

FineReportは、バリューテクノロジー株式会社が提供するBIツールです。さまざまな項目のデータ分析をはじめ進捗や稼働状況の可視化、資産管理、Web帳票の作成などをワンプラットフォームで実行できます。データ分析では経理や財務、売上、生産量、品質など多種多様なデータを分析可能です。生産ラインや機械の稼働状況も把握でき、あらゆる情報を「Excel」の操作感覚で管理できます。

また、スマートフォンやタブレットにも最適化されています。テキストの入力から写真アップロード、QRコード読み取りなど、データベースへの入力業務をストレスなく実行可能です。

Domo - NDIソリューションズ株式会社

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  • 「高速、シンプル、セキュア」を強みとするデータ活用プラットフォーム
  • awsやMicrosoft Azureなど1,000以上のでデータソースにアクセスできる
  • 経営者からマーケティングまで部門を問わず使いやすいインターフェース

Domoは、「高速、シンプル、セキュア」を強みとしたデータ活用プラットフォームです。awsやMicrosoft Azure、Adobe Analyticsなど1,000以上のデータソースにアクセスでき、強固なデータ基盤をもとに精密な分析ができます。シンプルなダッシュボードによってデータドリブンな分析が可能です。

Domoでは、経営者や管理者、営業、マーケティングなど、どの部門の担当者にとっても使いやすいインターフェースやカスタマイズ性を実現しています。見る人に合わせてデータ表示の切り替えが可能です。スマホアプリも提供しており、PCによるデスクトップ利用と変わらない使い方ができます。

※出典:ジール「プラットフォームの概要」(2024年10月15日閲覧)

Qlik Sense - 株式会社デジタルスフィア

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  • 膨大なデータを瞬時に探索してユーザーのインサイトを突き止められる
  • データの移行やストリーミング、DWHの自動化などデータ統合機能が豊富
  • 外部ツールとのコラボレーションによって高速かつリアルタイムな処理を実現

Qlik Senseは、多種多様なデータソースに接続、データを統合できるBIツールです。膨大なデータを瞬時に探索してユーザーのインサイトを突き止める、独自の「連想分析エンジン」を搭載しています。

データの移行やストリーミング、DWH(データウェアハウス)の自動化、データトランスフォーメーションなどデータ統合機能が豊富です。加えて連想分析エンジンや外部ツールとのコラボレーションによって、データを高速かつリアルタイム処理を実現します。

また、iOSやAndroidなどモバイルOS向けのアプリ「Qlik Sense Client-Managed」も提供しています。一部利用制限はあるものの、デスクトップと遜色のない利用が可能です。

IBM Cognos Analytics - 日本アイ・ビー・エム株式会社

  • アメリカのITテクノロジー大手「IBM」によるBIツール
  • 複数のデータベースを組み合わせる「セルフデータモデリング」を採用
  • データ項目をドラッグ&ドロップするだけで最適な表示方法を自動判断してくれる

IBM Cognos Analyticsは、アメリカを拠点に世界的にIT事業を展開するテクノロジー企業「IBM」によるBIツールです。手元にあるファイルのデータや各データベースなど複数を組み合わせる「セルフデータモデリング」を採用しています。各データベースに直接アクセスすることで、運用負荷を下げながら効率的な運用が可能です。

ダッシュボードの柔軟性も高く、データ項目をドラッグ&ドロップするだけでツール側が最適な表示方法を自動判断してくれます。簡単かつ自社にとって使いやすいダッシュボードを構築可能です。スマホアプリも提供しており、iOSとAndroidの両方に対応しています。

Power BI - イースト株式会社

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  • 「デスクトップ型」「ブラウザ型」「モバイル型」の3形態を提供している
  • クラウドからオンプレミスまで各所のデータを連携、加工しデータ分析を円滑化
  • AIサービス「Microsoft Azure」との連携によって機械学習モデルの構築もできる

Microsoft Powor BIは、Microsoft社が運営するアプリケーション群「Microsoft Power Platform」に含まれるBIツールです。「デスクトップ型」「ブラウザ型」「モバイル型」の3形態を提供しています。クラウドやオンプレミスまでのDWH(データウェアハウス)に対応し、各所のデータを連携、加工し、Power BI上に整理整頓することで、円滑なデータ分析が可能です。

同じくMicrosoftが提供するAIサービス「Microsoft Azure」を活用すれば、専門知識なしでデータの準備や機械学習モデルを構築できます。また、同ツールの「モバイル型」ではアプリ利用が可能です。スマートフォンからでも視認性に富んだダッシュボードやレポートを利用できるうえ、セキュアな環境での操作が可能です。

Oracle BI

  • 非定型分析からレポート作成、配信機能などが揃うBIツール
  • ドラッグ&ドロップの簡単操作のみでデータを分析できる
  • モバイル端末特有の操作にも対応したアプリを提供

Oracle BIは、アメリカを拠点にソフトウェアの開発や販売事業を展開する「Oracle(オラクル)社」によるBIツールです。ダッシュボードの作成や複雑なデータをビジネスに活用する「非定型分析」をはじめ、レポート作成、配信機能などが充実しています。

同ツールは、プログラミング知識がなくても利用可能です。コーディング不要なうえ、クリックと簡単なドラッグ&ドロップ操作でデータを分析できます。モバイル端末でも使いやすいように設計されたアプリ「Oracle Business Intelligence」も利用可能です。モバイル端末特有の操作にも対応しています。

Zoho Analytics - ゾーホージャパン株式会社

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  • 世界で14,000社、200万人以上のユーザーが利用するBIツール
  • グラフやウィジェット、ピボットテーブルなどによって視認性に富んだダッシュボードを作れる
  • AIアシスタントの活用によって精密で洞察力の高いデータ分析が可能

Zoho Analyticsは、世界で14,000社、200万人を超えるユーザーが利用しているBIツールです。ビジネスアプリやクラウド・オンプレミスのデータベースなどと接続し、ダッシュボードに集約可能です。グラフやウィジェット、ピボットテーブルなどを使うことで、視認性に富んだダッシュボードを作成可能です。

また、AIアシスタントを活用することで、より精密で洞察力の高いデータ分析を実現可能です。ビジネスにおける長期的なトレンドを把握できたり、イレギュラーに発生する事象を特定できたりします。専用のアプリも提供しているため、スマートフォンやタブレットからでもデータの確認が可能です。

※出典:ゾーホージャパン「データ分析とBIプラットフォーム - Zoho Analytics」(2024年10月15日閲覧)

MotionBoard - ウイングアーク1st株式会社

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  • データの収集や分析から報告、共有、結合、蓄積までワンプラットフォームで完結
  • エリアマーケティングに役立てられる「地図機能」も搭載している
  • クラウド型とオンプレミス型から選択できアプリ利用もできる

MotionBoardは、ウイングアーク1st株式会社が運営するBIツールです。データの収集や分析をはじめ報告、共有、結合、蓄積などをワンプラットフォームで完結できます。一般的なグラフや集計表からパレート図、散布図など30種類以上のチャートが用意されているため、視認性に優れたデータ管理が可能です。「地図機能」を使えば地域ごとの傾向を可視化でき、エリアマーケティングにも役立てられます。

レポートは自動で作成され、「アラート機能」によってデータの変化をキャッチ可能です。クラウド型とオンプレミス型の2種類から選択でき、iOSとAndroidの両方に対応したアプリも利用できます。

Looker Studio

  • 800以上のデータソースに接続して各所のデータを統合
  • Googleアカウントを持っていれば基本的に無料で使える
  • 作成した分析レポートはGoogleドライブに保存される

Looker Studioは、Googleが運営するBIツールです。800以上のデータソースに接続し、各所のデータをプラットフォームに統合します。Google DocsやGoogle AnalyticsなどGoogleの各サービスと同じく、アカウントを持っていれば基本的には無料で利用できます。

棒グラフや円グラフ、散布図などチャートも豊富に用意されており、レポートのデザイン性やレイアウトの自由度も高いです。作成した分析レポートはGoogleドライブに保存されます。レポートのURLが自動発行され、各レポートに閲覧・編集権限を設定可能です。

※出典:Google「Looker Studio: ビジネス分析情報の可視化」(2024年10月15日閲覧)

アプリ対応のBIツールを選んで業務効率化を図ろう

スマホアプリに対応したBIツールを使うことで、リアルタイムに情報を把握でき、迅速なアクションが可能です。場所を選ばず情報共有ができることから、チームの連携強化にもつながります。

自社に合ったBIツールを選ぶには、それぞれのツールの機能や特徴、料金などを比較検討することが大切です。無料トライアルも活用して、実際に使い勝手を試してみましょう。

【2024年】BIツール比較22選!比較表と選び方解説
代表的なBIツールやボクシルおすすめのサービスを機能や特徴に注目して比較します。BIツールの導入に成功するための選...
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109_新選び方ガイド:BIツール選び方ガイド_20241101.pptx.pdf
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