注目の大型連休、シルバーウィーク
ゴールデンウィークと並ぶ日本の大型連休がシルバーウィークです。シルバーウィークは、ゴールデンウィーク以来の大型連休だという方も多いはずです。シルバーウィークの時期では、暑さもひと段落し、季節の味覚が揃う時期でもあるので、まさに行楽日和です。
本記事では注目の大型連休シルバーウィークについて説明します。
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シルバーウィークとは
シルバーウィークは、9月の中旬から下旬にかけて発生する大型連休です。
2009年にシルバーウィークは「ハッピーマンデー」と「祝日法」の改正によって誕生しました。ハッピーマンデー制度とは3連休以上の休日を増やすために、祝日の一部を月曜日に移す制度です。これにより敬老の日が月曜日となり、9月に3連休が発生するようになりました。
その後にさらに秋分の日があり、祝日と祝日の間の日は祝日法という法律によって国民の休日になることから、9月の後半に最大5連休の休みが誕生する年があります。この5連休がシルバーウィークです。
敬老の日と秋分の日のタイミングによって国民の休日が発生しない場合もあるので、毎年シルバーウィークがあるわけではありません。
シルバーウィークの名前の由来とは
ちなみにシルバーウィークという言葉はゴールデンウィークの対になる大型連休として名づけられており、1950年代に映画業界で宣伝のために11月の文化の日の前後をシルバーウィークと呼びプロモーションをしていました。
しかし、現在では一般的に使われているシルバーウィークとは9月の敬老の日の前後の休みのことを指しています。また、ゴールデンウィークと対になる休みという以外にも、老年世代を指す「シルバー」からシルバーウィークと名付けたという理由もあります。
2020年のシルバーウィークは4連休
2020年のシルバーウィークは9月19日(土)〜9月22日(火)の4日間です。
- 9月19日(土)
- 9月20日(日)
- 9月21日(月)敬老の日
- 9月22日(火)秋分の日
2019年はシルバーウィークがない
2019年のシルバーウィークは次のようになっていました。
- 9月14日(土)
- 9月15日(日)
- 9月16日(月)敬老の日
- 9月21日(土)
- 9月22日(日)
- 9月23日(月)秋分の日
2019年は敬老の日と秋分の日が離れているため、5連休以上のまとまった休みはありません。したがって、2019年のシルバーウィークは最大で3連休が2週続く形となっていました。
次の大型シルバーウィークは2026年
次に5連休のシルバーウィークが見込まれているのが2026年です。2026年は9月19日(土)~9月23日(水)までの5連休になる予定です。
なぜ「見込み」なのか
ちなみになぜ「見込み」になっているのかというと、秋分の日は毎年9月23日にあるわけではなく、前後する年もあるからです。
秋分の日は昼と夜の長さが同じになる日の事を指し、毎年前年の2月に天文学上のデータを分析して秋分に日が決められて官報で公表されます。2026年は敬老の日の2日後に秋分の日がくると予想されているので、シルバーウィークが成立すると見込まれています。
前回のシルバーウィークは2015年
初めてのシルバーウィークは2009年で、前回のシルバーウィークは2015年で2回目のシルバーウィークでした。
ちなみにオンライン旅行会社エクスペディアの行った調査によると、せっかくの大型連休にも関わらず2015年のシルバーウィークの際には7割以上の人が特に予定が無かったようです。
2021年シルバーウィークは3連休
2020年は4連休となるシルバーウィークですが、来年2021年は3連休になります。
- 9月18日(土)
- 9月19日(日)
- 9月20日(月)敬老の日
9月23日(木)が秋分の日で祝日であるため、翌日に有給を取ることで4連休を新たに作ることができます。まだ先のことではありますが、どのように過ごすのか少しずつ予定を立ててもいいでしょう。
2020年は9月19日(土)〜9月22日(火)が休み
以上のように、5連休のシルバーウィークが次に発生するのは2026年と少し時間がかかりますが、有給などを活用すれば十分に大型連休にできます。
今年は敬老の日と秋分の日の間が続くため、4連休となります。有給休暇などを上手に活用し、ぜひ旅行などの予定を立ててみてください。