スーパームーン2020年はいつ?エクストリーム・スーパームーンとは?

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スーパームーンとは、月が地球にもっとも近づくときに見られる満月・新月を意味します。仲秋の名月にも劣らない月が見れるのは2020年のいつか?話題のエクストリーム・スーパームーンとはなにか?その秘密や自然災害との関連を解説します。
スーパームーン2020年はいつ?エクストリーム・スーパームーンとは?

スーパームーンとは?

スーパームーンとは、月が地球にもっとも近づいたときに「満月」もしくは「新月」となる現象のことです。月と地球の距離が近いため月はいつもよりも大きく見え、満月のスーパームーンの場合は、地球からもっとも遠い満月(マイクロムーン)に比べて14%大きく、30%明るく見えるといわれています。

特別な観測用具なども必要ないため、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

2018年は1月2日、2014年は当たり年

最近では、2018年1月2日にスーパームーンがあったのを記憶している方も多いでしょう。このときは満月になるのが日本時間の午前11時24分頃で、「1日の宵から2日明け方」の満月がスーパームーンになると話題になりました。

一方、月と地球の距離関係によっては、2014年のように3回連続して(7月12日、8月10日、9月9日)スーパームーンが観測できた、当たり年といえるときもありました。

2020年のスーパームーンは4月8日(水)

2020年のスーパームーンは、2020年4月8日(水)です。

日本時間で深夜0時54分頃に最大の満月となるため、天候さえよければ日本全国でスーパームーンを堪能できるでしょう。塵が少なく、空気が澄んでいる時期でもあるため、写真撮影にも適しているかもしれませんね。

なぜスーパームーンは起こるのか?

スーパームーンは、月が地球にもっとも接近したときに起こる現象です。月と地球の距離は、平均で約38万5,000km、最接近した近点で約35万7,000km、もっとも遠くなる遠点で約40万6,000kmと、常に変動しているのです。

月の軌道は不規則な楕円形

月と地球の距離が常に変動しているのは、月の公転軌道が楕円形をしているから。つまり、約27日間の公転周期のうち、月が近点・遠点に位置する瞬間が必ず1回ずつ訪れます。

一方の月の満ち欠けは、地球が太陽の周りを公転するため約29日周期。月が近点に位置する時期に、満月が重なった場合、スーパームーンが起こるということです。

スーパームーンの定義とは?

実は、スーパームーンには明確な定義が設けられていないようです。スーパームーンという言葉自体、天文学用語ではなく、占星術が起源だとされています。

月の軌道中で地球に90%以上最接近した満月・新月という説もあり、この定義をもとにすれば、月と地球の距離が約36万2,000km以内まで近づかないと、スーパームーンとはいえないことになります。しかし、この説も定義として確立されたわけではなく、それぞれで定義の基準が異なるのが現状です。

エクストリーム・スーパームーンとは?

スーパームーンとは別に、近年ではエクストリーム・スーパームーン(エクストラ・スーパームーン)という現象が話題になっています。これは、月が最接近した近点に位置する、前後1時間内に満月・新月となる現象のことだといわれています。

たとえば、2018年の例でいえば、月が地球に最接近した時間は日本時間の6時49分でしたが、満月を迎えたのは11時24分です。つまり、月が最接近してから4時間半分、遠のいた時点で満月になっているわけです。

エクストリーム・スーパームーンは、この時間差が1時間以内とされているため、スーパームーンよりも地球に近い時点で満月となり、より大きく月が見えるというわけです。

新月でもスーパームーン?

なんどか本文内でも解説したように、月が見えなくなる「新月」の時点で、地球に最接近するケースもスーパームーンと呼んでいます。月が観測できないため、話題になることはないものの、現象としては満月の場合とほぼ変わりません。

潮の満ち引きと自然災害との関連

潮の満ち引きは、月が新月もしくは満月のときに最大になります。つまり、月が地球にもっとも近づくスーパームーンのときは、潮の満ち引きへの影響がより強くなります。しかし、この影響は数インチの差しかないことがわかっており、自然災害との関係を裏付けるような証拠はないともいわれます。

一方、月の公転による自然災害については、地震との関連を指摘する学説もあるようです。スーパームーンの時期は重力中心に対する月の引力が強くなり、これが深さ40km以内の、比較的浅い地点で起こる地震に影響を与えるため巨大地震の発生率が上昇するという説です。しかし相関関係が証明できないとの指摘もあります。

スーパームーンのまとめ

スーパームーンは、スマホなどでも綺麗に撮影することができるようですが、やはり感度やシャッター速度などにもこだわれる一眼レフでの撮影がおすすめです。これを機に、カメラデビューを目指してみてはいかがでしょうか。

また、スーパームーンは占星術用語のひとつであり、願い事をすると願い事が叶うという言い伝えもあるようです。どんな願い事を叶えてもらおうか、近い将来に想いを馳せることができるのもスーパームーンの魅力ですね。