【30秒でわかるこの記事のポイント】
・勤怠と日報を別々に管理すると、二重入力と突合作業が総務に集中する
・作業内容の報告まで残すなら「日報入力型」、案件別の作業時間だけ把握できればよいなら「工数入力型」
・無料で試すなら「HRMOS勤怠」、工数・人件費管理なら「楽楽勤怠」がおすすめ
\ 【限定特典】Excelで編集できる比較表つき/
日報機能がある勤怠管理システムの比較表
日報や工数を入力できる勤怠管理システム6製品を、初期費用と月額、日報関連の3つの機能で比較しました。
| 製品名 | タイプ | 日報入力(作業内容の記述) | 案件別の作業時間入力 | 勤怠時間との差分チェック | 日報・工数機能の提供形態 | 初期費用 | 月額(最安プラン) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| HRMOS勤怠 | 日報入力型 | ◯ | ◯ | ◯ | 同シリーズのHRMOS日報と連携 | 0円 | 0円(登録人数30名以下) |
| e-就業OasiS | 日報入力型 | ◯ | ◯ | ◯ | 工数管理はオプション | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| 楽楽勤怠 | 工数入力型 | — | ◯ | ◯ | 標準 | 要問い合わせ | 30,000円 |
| マネーフォワード クラウド勤怠Plus | 工数入力型 | — | ◯ | 要問い合わせ | 上位プランのみ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| KING OF TIME | 工数入力型 | — | ◯ | 要問い合わせ | 標準 | 0円 | 300円/人 |
| TeamSpirit 勤怠 | 工数入力型 | — | ◯ | ◯ | 同シリーズのTeamSpirit 工数と連携 | 要問い合わせ | 24,000円 |
作業内容の報告まで残したいなら「HRMOS勤怠」か「e-就業OasiS」、案件別の作業時間だけ把握できれば足りるなら「楽楽勤怠」や「KING OF TIME」がおすすめです。
勤怠と工数の整合を自動化し原価管理まで進めたいなら「TeamSpirit 勤怠」、給与計算までマネーフォワードシリーズでそろえたいなら「マネーフォワード クラウド勤怠Plus」が候補になります。
勤怠管理システムの日報機能とは
勤怠管理システムの日報機能とは、出退勤の打刻と同じ画面やアプリで、その日の作業内容や案件別の作業時間を入力し、勤怠データと紐づけて保存する機能です。
紙やExcel、チャットで別に提出していた日報と勤怠が1か所にまとまるため、「何時から何時まで、どの案件で、何をしたか」を1つの記録として残せます。従業員は打刻の流れで日報を書き、総務は転記と突き合わせを省いて集計へ進めるようになります。
ただし、日報として入力できる内容は製品ごとに大きく異なります。自由記述のコメントまで残せる製品もあれば、案件別の作業時間だけを入力する製品もあるため、自社が日報に何を求めているかを先に整理することが大切です。
日報機能でできること
勤怠管理システムの日報機能で扱える項目は、次の5つに整理できます。
- 作業内容や所感のテキスト入力(自由記述、またはテンプレートへの入力)
- 案件・プロジェクト・現場・工程別の作業時間の入力
- 翌日の予定の登録と、上長への通知・確認・コメント
- 打刻時間と作業時間の合計の自動突合と、乖離があった場合のアラート
- 従業員別・案件別の集計と、CSVでの出力
5つすべてに対応する製品は多くありません。作業内容の記述と上長のコメントに対応するのは「日報入力型」、作業時間の入力と集計が中心なのは「工数入力型」と考えると、製品を見分けやすくなります。
日報機能と工数管理機能の違い
日報機能は業務内容や成果、課題を報告して共有するための機能で、工数管理機能は案件ごとの作業時間を記録して分析するための機能です。目的が「報告と共有」か「時間の分析」かで役割が分かれます。
勤怠管理システムに搭載されている「日報」は、案件別の工数入力にコメント欄を足した形が主流です。作業時間の把握が目的なら十分に役立ちますが、訪問先や商談内容を細かく残す営業日報のような使い方には向かない場合があります。
写真の添付やコメントのやり取りまで求める場合、日報アプリやSFAと勤怠管理システムを連携させる選択肢も考えられます。
おすすめの日報アプリについては、以下の記事で紹介をしていますので、参考にしてください。
勤怠と日報を別々に管理する課題
タイムカードで勤怠を紙やExcelで日報を管理していると、記録は残っていても総務の手作業はなかなか減りません。日報と勤怠が別々になっていることで起きやすい課題は、次の4つです。
従業員も総務も二重入力になる
従業員は打刻とは別に日報を書き、総務は集まった日報をExcelへ転記して集計します。同じ1日の記録を2回入力する構造になっているため、人数が増えるほど作業も増えていきます。
転記の過程では、手書きの判読ミスや桁の入力ミスも起こりがちです。製番や案件別に集計した工数が原価計算に使われる場合、転記ミスは原価の数字そのものに影響します。総務が「この数字は本当に合っているのか」と確信を持てないまま集計を続ける状態が、二重入力の大きな問題といえます。
勤怠時間と作業時間の不一致を手作業で探している
打刻で記録した勤務時間と、日報に書かれた作業時間の合計は、一致しないことが少なくありません。休憩を引き忘れた日報や、30分単位でまとめて書かれた日報が混ざるので、月末に1人ずつ突き合わせて、ずれている従業員へ確認する作業が発生しがちです。
厚生労働省のガイドラインでは、使用者に労働時間を適正に把握する責務があり、自己申告で把握する場合は申告と実態が合っているかを必要に応じて調べることが求められています※。日報と打刻がずれたまま残っていると、どちらが実態なのかを後から説明しにくくなります。
※出典:厚生労働省「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」(2026年9月9日閲覧)
日報の提出漏れと確認の形骸化が続く
紙やExcelの日報は、提出のタイミングが従業員任せになりやすいものです。締め日に出てこない日報を総務が催促し、上長は確認印を押すだけで内容を見ていない、という状態が続きやすくなります。
日報が「書いても読まれない」ものになると、記載は次第に簡略化され、記録としての価値も下がっていきます。営業所や直行直帰の従業員からはExcelやチャットで届くことも多く、フォーマットや保管場所がばらばらになると、後から探す手間もかかります。
案件別の工数がすぐに把握できない
紙の日報を月初に集計する運用では、案件や製番ごとの工数は翌月にならないと分かりません。採算が悪い案件に気づくのが遅れると、人員配置や見積もりの見直しが後手に回ります。
工数の内訳が分からなければ、残業が増えている原因も特定しにくくなります。「忙しい」という感覚だけで人の配置を判断する状態が続くと、長時間労働の是正や見積精度の改善につながりにくいまま月日が過ぎてしまいます。
日報機能がある勤怠管理システムの2つのタイプ
日報機能がある勤怠管理システムは、記録できる内容と提供形態で「日報入力型」と「工数入力型」に分かれます。タイプによって費用と使い方が変わるため、先にどちらが必要かを決めてから製品を比較しましょう。
日報入力型
日報入力型は、案件別の作業時間に加えて、作業内容や所感を文章で残せるタイプです。翌日の予定を登録して上長へ通知したり、上長が日報を確認してコメントを返したりする機能を備えた製品もあります。
現場の作業報告を勤怠と一緒に残したい製造業や建設業、サービス業におすすめです。たとえば「HRMOS勤怠」と「e-就業OasiS」が該当します。HRMOS勤怠は同シリーズの日報製品と連携する形で、e-就業OasiSは勤怠画面のタブを切り替える形で日報を入力します。
工数入力型
工数入力型は、プロジェクトや案件ごとに作業時間を入力し、勤怠時間との差分チェックや集計、人件費の算出まで行うタイプです。文章での報告は簡易か、対応していない製品が多く見られます。
原価や採算の把握が目的なら、工数入力型でも十分に対応できます。IT・受託開発や製造、設計のように案件単位で時間を管理する企業に向いているでしょう。たとえば「マネーフォワード クラウド勤怠Plus」、「楽楽勤怠」、「KING OF TIME」、「TeamSpirit 勤怠」が該当します。
日報機能がなくても連携で対応する方法もある
勤怠管理システム本体に日報機能がない場合は、同シリーズの日報ツールや工数管理ツール、外部の日報アプリとの連携が選択肢になります。前者はたとえば、「HRMOS勤怠」とHRMOS日報、「TeamSpirit 勤怠」とTeamSpirit工数のように、同じベンダーの製品を組み合わせる方法です。
連携型は日報の機能を自由に選べる反面、契約と費用が2本立てになり、設定も2つのシステムで行う必要があります。契約前に、勤怠と日報の両方を含めた総額で比較しましょう。
日報機能がある勤怠管理システムの選び方
日報機能がある勤怠管理システムは、次の7つの観点で絞り込みましょう。
- 日報の入力項目を自社に合わせて設定できるか
- 打刻と同じ画面・スマホアプリで日報を入力できるか
- 勤怠時間と作業時間の差分を自動でチェックできるか
- 案件・現場・工程別に集計して出力できるか
- 上長の確認・承認・コメントに対応しているか
- 日報機能は標準搭載か、オプション・別製品か
- 給与計算や原価管理のシステムと連携できるか
日報の入力項目を自社に合わせて設定できるか
製造業なら製番と工程、建設業なら現場、IT企業なら案件、営業職なら訪問先と、日報に必要な項目は業種と職種で変わります。案件や工程のマスタを自社の管理単位で登録できるか、不要な項目を減らせるかを確認しましょう。
入力項目が多いほど従業員の負担は増え、日報が書かれなくなりがちです。自由記述の欄を1つ残し、あとは選択式にするなど、項目を最小限に設計できる製品が長く使えます。
打刻と同じ画面・スマホアプリで日報を入力できるか
日報は退勤打刻と同じ流れで入力する設計だと定着しやすくなります。打刻画面から日報入力へそのまま進める導線があるか、スマートフォンのアプリやブラウザから迷わず入力できるかを確認しましょう。
ICカードや共有タブレットで打刻する従業員が、日報だけを別の端末で入力できるかも重要です。製造現場では個人のスマートフォンを使わない運用も多いので、事務所のPCや共有端末からの日報入力に対応する製品が候補になります。
勤怠時間と作業時間の差分を自動でチェックできるか
打刻した勤務時間と、日報に入力した作業時間の合計が一致しない場合に、システム側でエラーやアラートを出せるかを確認しましょう。総務が月末に1人ずつ突き合わせる作業を減らせるかどうかは、この機能の有無で大きく変わります。
たとえば「e-就業OasiS」は勤務時間と作業時間の合計が一致しないとエラーになる仕組みです。労働時間の実態把握という観点でも、差分を放置しない設計は有効です。
案件・現場・工程別に集計して出力できるか
日報で入力した工数のデータを原価計算や採算管理に使うなら、従業員別だけでなく案件別に集計して出力できるかを確認しましょう。CSVやAPIで原価管理システムや会計ソフトへ連携できる製品であれば、月初の集計作業を確認中心に減らせます。
予定工数と実績工数を並べて見られる予実管理に対応していれば、案件の進み具合と採算を月の途中で把握できます。たとえば楽楽勤怠は、工数集計から想定人件費の算出まで標準機能で行えます。
上長の確認・承認・コメントに対応しているか
日報を「報告」として機能させるには、上長が確認した記録とコメントが残る仕組みが必要です。未提出者の一覧表示やリマインド通知があれば、総務の催促も減らせます。
工数入力型は承認機能を持たない製品もあるため、報告と共有を重視するなら日報入力型を優先しましょう。たとえば「HRMOS勤怠」は、複数の部下の日報を上長が一覧で確認する画面を備えています※。
※出典:株式会社ビズリーチ「HRMOS勤怠 労務ジャーナル」(2026年9月9日閲覧)
日報機能は標準搭載か、オプション・別製品か
同じ「日報対応」でも、標準搭載、有償オプション、同シリーズの別製品、外部ツール連携で総額は大きく変わります。月額だけでなく、初期費用と設定代行費を含めた3〜5年の総コストで比較しましょう。
たとえば「HRMOS勤怠」は登録人数31名以上で日報に1人あたり月50円が加わり、「TeamSpirit 勤怠」は工数製品を別契約で組み合わせます。「マネーフォワード クラウド勤怠Plus」のように、工数管理が上位プラン限定の製品もあります。見積もりを取って、日報分の費用を明らかにしてから判断してください。
給与計算や原価管理のシステムと連携できるか
勤怠データは給与計算ソフトへ、案件別の工数データは原価管理や会計のシステムへと、連携先が2つに分かれます。両方の連携に対応しているかを確認しないと、片方の転記作業が残る可能性があります。
給与計算ソフトとの連携は多くの製品が対応しています。一方で工数データの連携先は製品によって差があり、たとえばTeamSpirit 工数のようにプロジェクト原価管理をオプションで持つ製品と、API連携やCSV連携が必要な製品に分かれます。
給与計算ソフトとの連携については、以下の記事も参考にしてください。
また、勤怠管理システムの選び方については以下の記事でも解説しています。
日報機能がある勤怠管理システムにかかる費用相場
日報や工数を入力できる勤怠管理システムの費用は、勤怠管理システム全体の相場に、日報・工数機能分の費用が加わります。
BOXILが勤怠管理システムの導入に携わった1,563人へ調査(N=1,563)※を行ったところ、初期費用でもっとも回答が多かった価格帯は10万円から30万円未満(20.1%)でした。月額費用では1万円から3万円未満(18.9%)、1人あたりで課金される場合は300円から500円未満(22.1%)が最多です。
日報・工数機能分の費用は、提供形態で変わります。「HRMOS勤怠」のHRMOS日報は1人あたり月50円の上乗せで、「TeamSpirit 勤怠」は工数製品を月額18,000円から別途契約します。「楽楽勤怠」と「KING OF TIME」は工数機能を標準に含みます。一方、「e-就業OasiS」や「マネーフォワード クラウド勤怠Plus」のようにオプションや上位プランでの提供は、見積もりを取らないと金額が分かりにくい点に注意が必要です。
料金相場をより詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
※調査概要:インターネット調査にて勤怠管理システムの導入に携わった1,563人へ調査を実施。調査期間は2025年12月11日〜18日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある
日報入力型のおすすめ勤怠管理システム2選
作業内容の報告と作業時間を勤怠と一緒に記録できる製品を紹介します。上長の確認やコメントまで含めて、日報を「報告」として運用したい場合におすすめの選択肢です。
HRMOS勤怠
- 登録人数30名以下なら勤怠も日報も無料プランで使える
- プロジェクト・取引先別に業務内容と稼働時間を入力し、勤怠との乖離を防げる
- 複数の部下の日報を上長が一覧で確認できる
HRMOS勤怠は、ビズリーチが提供する勤怠管理システムです。同シリーズのHRMOS日報と連携すると、プロジェクトや取引先ごとに業務内容と稼働時間を入力でき、勤怠データと連動して勤務時間と作業時間の乖離を防げます。
翌日の予定を登録して上長へメールで送る機能があり、上長は複数の部下の日報を一覧で確認できます。稼働時間のデータはCSVで出力できるため、案件別の工数集計や原価管理にも使えます。
打刻はPCとスマートフォンのほか、ICカードリーダーや共有タブレット、指静脈認証に対応可能です。個人のスマートフォンを使わない現場でも、共有端末で打刻して日報はPCから入力する運用が組めます。
HRMOS勤怠の料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額(勤怠管理) | 月額(HRMOS日報) |
|---|---|---|---|
| 無料プラン(登録人数30名以下) | 0円 | 0円 | 0円 |
| 有料プラン(登録人数31名以上) | 0円 | 100円/人 | 50円/人 |
登録人数30名以下なら勤怠管理もHRMOS日報も無料で使えます。31名以上は勤怠管理の1人あたり月額100円に、HRMOS日報の月額50円が加わり、日報まで使う場合は1人あたり月額150円です。
e-就業OasiS
- 日報と工数実績のタブを切り替えて、勤怠と同じ画面で入力できる
- 勤務時間と作業時間の合計が一致しないとエラーになり、誤入力を防げる
- 自社固有のルールに合わせたカスタマイズ開発に対応する
e-就業OasiSは、ニッポンダイナミックシステムズが提供する勤怠管理システムです。日報と工数実績のタブを切り替えて入力する方式で、勤務時間と現場・作業時間の合計が一致しないとエラーになるため、総務が後から突き合わせる作業がなくなります。
100種類以上の勤務パターンを設定でき、固定勤務・フレックス勤務・時給勤務が混在する職場にも対応可能です。PCログの取得や残業時間のアラート通知も備え、勤務実態の把握に役立ちます。
導入前から専属スタッフが運用の相談と初期設定を担当するため、勤怠管理システムを初めて導入する会社でも運用を定着させやすい製品です。
e-就業OasiSの料金プラン・価格
| 初期費用 | 月額 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
初期導入費には運用の提案、環境設定、マスターデータの登録、管理者向けの教育支援が含まれ、最大1か月の試用期間も利用できます。工数管理、英語表示、SSO連携はオプションです。
工数入力型のおすすめ勤怠管理システム4選
案件別の作業時間を勤怠と一緒に記録し、集計や人件費の算出まで行える製品を紹介します。文章での報告は不要で、案件ごとの時間の把握が目的の場合におすすめの選択肢です。
楽楽勤怠
- 勤怠管理と工数管理を同じシステムで扱える
- プロジェクト・タスク単位の工数集計から想定人件費の算出まで標準機能で行える
- 実労働時間と工数の差分チェックに対応する
楽楽勤怠は、ラクスが提供する勤怠管理システムです。勤怠管理と工数管理を一元化し、プロジェクト・タスク単位の工数集計から想定人件費の算出、実労働時間との差分チェックまでを標準機能で行えます。
打刻はブラウザ、ICカード、共有ブラウザ、Slack、顔認証から選べます。打刻時に端末の位置情報を取得し、許可した範囲の外からの打刻を制限する設定も可能です。
専任担当によるサポートを約3か月間受けられ、新規導入と乗り換えのどちらでも初期設定を相談しながら進められます。
| 初期費用 | 月額 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 30,000円〜 |
月額は利用ユーザー数に応じて変わり、1人あたりの単価は公開されていません。月額にはシステム利用料、データバックアップ、バージョンアップ、サポートの費用が含まれます。
マネーフォワード クラウド勤怠Plus
- 上位プランで工数管理に対応し、勤怠と工数を同じシステムで管理
- ICカード、顔認証、GPS、チャットツールなど多様な打刻方法に対応する
- 公開APIでマネーフォワード クラウド給与や他社の人事システムと連携できる
マネーフォワード クラウド勤怠Plusは、マネーフォワードが提供する勤怠管理システムです。上位プランで工数管理を利用でき、プロジェクト別の作業時間を勤怠と一緒に管理できます。
打刻はWeb・アプリ、ICカード、GPS、専用端末、顔認証、SlackやChatworkとの連携、PCログイン連動から選べます。36協定のリアルタイム監視や勤務間インターバル、変形労働時間制にも対応可能です。
マネーフォワード クラウド給与との連携に加え、公開APIで他社の人事・タレントマネジメントシステムともつながります。
| 初期費用 | 月額 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
工数管理は上位プランのみで利用できるため、見積もりの際は工数管理を含むプランを指定してください。
KING OF TIME
- ICカード・顔認証・指静脈など多彩な打刻方法を拠点ごとに使い分けられる
- 補助項目でプロジェクト別の工数を集計できる
- 人事労務・給与計算・データ分析まで同一料金に含まれる
KING OF TIMEは、ヒューマンテクノロジーズが提供する勤怠管理システムです。初期費用0円・1名から利用でき、勤怠管理に加えて人事労務・給与計算・データ分析までが1人あたり月300円の同一料金に含まれます。
工数は補助項目として入力し、プロジェクト別に集計できます。打刻方法はICカード、顔認証、指紋、指静脈から選べ、専用のタイムレコーダーはネットワーク未接続時の打刻にも対応可能です。
連携サービスが豊富で、SmartHR労務管理やfreee人事労務、マネーフォワード クラウド給与など多くの給与・労務システムとつながります。
| 初期費用 | 月額 |
|---|---|
| 0円 | 300円/人 |
最低利用人数の定めはなく、1名から契約できます。ICカードリーダーや顔認証の端末を購入する場合は、別途費用がかかります。
TeamSpirit 勤怠(旧 チムスピ勤怠)
- 同シリーズのTeamSpirit 工数と連携し、勤務時間と工数時間を自動で一致させられる
- 入退館やPCログなどの客観ログと打刻の乖離を検知できる
- オプションのプロジェクト原価管理で、工数実績から原価を自動計算できる
TeamSpirit 勤怠は、チームスピリットが提供する勤怠管理システムです。同シリーズのTeamSpirit 工数と組み合わせると、勤怠データと連動して勤務時間と工数時間を自動で一致させられます。工数の入力率を上げながら、勤怠との整合性も担保したい企業に向いている設計です。
入退館やPCログなどの客観ログと打刻を突き合わせ、乖離があればアラートを表示します。Excelのような計算式で独自の集計ルールを設定でき、複雑な就業規則にも対応し可能です。
TeamSpirit 工数のオプション「プロジェクト原価管理」を使うと、メンバーごとの標準単価と工数実績から原価を自動で計算できます。
TeamSpirit 勤怠の料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額 |
|---|---|---|
| TeamSpirit 勤怠 | 要問い合わせ | 24,000円〜 |
| TeamSpirit 工数 | 要問い合わせ | 18,000円〜 |
月額は利用ユーザー数に応じて変わり、基本サポート費としてライセンス費用の20%が別途かかります。
勤怠管理システムで日報を管理するメリット
勤怠管理システムで日報まで管理すると、二重入力の解消、労働時間と業務内容の紐づけ、案件別の工数のリアルタイム把握の3つの効果が期待できます。
二重入力をなくして従業員と総務の工数を減らせる
打刻の流れで日報を入力する運用に変わるため、従業員が同じ1日の記録を2回書く必要はありません。総務は日報の回収と転記、勤怠との突き合わせが減り、締めの作業を確認中心に切り替えられます。
催促の電話やメールも減らせます。未提出者は一覧で分かり、リマインド通知を出せる製品なら、上長が自分で提出を促す形に変えることも可能です。
労働時間と業務内容を紐づけて実態を把握できる
打刻時間と作業内容が1つの記録になるため、「何時から何時まで何をしていたか」を後から確認できます。残業が増えている従業員について、どの案件に時間を使っているかも把握しやすい状態です。
申告内容と実態のずれをその場で発見し、補正できる仕組みがシステムに組み込まれているため、厚生労働省のガイドラインが求める労働時間の適正な把握にも日報と打刻の差分チェックが役立ちます※。
※参考:厚生労働省「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」(2026年9月9日閲覧)
案件別の工数と採算を月の途中で確認できる
日報に入力した作業時間は入力した時点で集計に反映されるため、月初を待たずに案件ごとの工数を確認できます。採算が悪化している案件に月の途中で気づきやすくなり、人員配置や工程を調整する判断も早まるでしょう。
集計結果を原価管理や会計のシステムに連携すれば、見積精度の改善や次の案件の工数見積もりにも活用できます。
勤怠管理システムで日報を管理する注意点
勤怠管理システムの日報機能には、専用の日報アプリとの機能差、入力負荷による形骸化、費用の見えにくさという3つの注意点があります。
複雑な業務報告には専用の日報アプリがより適している場合がある
勤怠管理システムの日報は、工数入力にコメント欄を足した形態が中心です。写真の添付やテンプレートの細かな設計、コメントのやり取りといった機能は、専用の日報アプリの方が充実している傾向があります。
求めているものが「報告のコミュニケーション」なら、日報アプリと勤怠管理システムを連携させる構成も検討しましょう。
入力項目が多いと日報が書かれなくなりやすい
日報の項目を増やすほど、現場の入力負荷は上がります。打刻に加えて数分かかる入力が毎日続くと、日報は簡略化され、いずれ書かれなくなるおそれもあるでしょう。
項目は最小限にし、案件や工程は選択式にして、自由記述は1つの欄に絞る設計が定着への近道です。導入時には現場向けの説明会や簡単な手順書を用意し、最初の1〜2か月は入力状況を見ながら項目を調整してください。
日報機能がある勤怠管理システムに関するよくある質問(FAQ)
日報機能がある勤怠管理システムを検討するときによく挙がる質問に回答します。
勤怠管理システムに日報機能は必要ですか?
案件や工程ごとの作業時間を把握したい企業や、作業報告と勤怠を1つの記録にまとめたい企業には有効です。一方、出退勤の記録と集計だけが目的なら、日報機能のない製品でも十分に対応できます。
無料で日報と勤怠を管理できるシステムはありますか?
「HRMOS勤怠」は、登録人数30名以下なら勤怠管理もHRMOS日報も無料プランで使えます。31名以上になると勤怠は1人あたり月100円、日報は月50円の有料プランに移行します。
そのほかの製品は無料プランがないため、30日程度の無料トライアルで試しましょう。工数機能がオプションや上位プランの製品では、トライアルの範囲に含まれるかもあわせて確認してください。
日報は法律で保存が義務づけられていますか?
日報そのものに保存義務を定めた規定はありません。ただし、日報を始業・終業時刻の記録として使う場合は、労働基準法第109条に基づく「労働関係に関する重要な書類」として保存が必要です※。
保存期間は原則5年で、当分の間は3年とされています。自社の日報が労働時間の記録にあたるかどうかは、社会保険労務士や所轄の労働基準監督署に相談してください。
※出典:厚生労働省「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」(2026年9月9日閲覧)
Excelの日報から移行するときのポイントは?
既存の日報の項目を棚卸しし、本当に集計に使っている項目だけを残すことが最初のステップです。案件や工程のマスタをシステムに登録してから、無料トライアルで現場の数名に試してもらいましょう。
移行後もExcelの日報を並行して続けると、二重管理が残りやすくなります。どちらを正とするかを決め、切り替えの日を明確にしてください。
勤怠管理と日報を一元管理し、工数を削減しよう
日報機能がある勤怠管理システムを選ぶときの要点をまとめます。
- 勤怠と日報を別々に管理すると、二重入力と突合作業が総務に集中しやすい
- 作業内容の報告まで残すなら日報入力型、案件別の作業時間の把握が目的なら工数入力型を選ぶ
- 勤怠時間と作業時間の差分を自動でチェックできる製品なら、月末の突き合わせを減らせる
- 日報・工数機能が標準かオプション・別製品かで総額が変わるため、見積もりで日報分の費用を確認する
- 入力項目は最小限にし、Excelの日報との二重管理を残さない
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候補が多く、一社ずつ調べる時間がない方へ
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