Google Oneとは？特典・プラン料金・支払い方法 - ファミリー共有でお得に
目次を閉じる
- Google Oneとは
- Google OneとGoogle ドライブの違い
- Google ドライブの有料ユーザーはどうなるのか？
- Google Oneのサービスと特典
- Google Oneの料金プラン
- Google Oneの支払い方法
- Google Oneのメリット・特徴
- ファミリー共有が可能
- Googleのスペシャリストによるサポート
- 保存容量が100GB以上になる
- ドキュメントやスプレッドシートも利用可能
- Googleフォトで追加の機能を利用できる
- 複数デバイスのVPN保護
- Google Oneの利用方法
- Google Oneの申し込み方法
- Google Oneの解約方法
- Google Oneのスマートフォンアプリ
- Google Oneとその他ストレージサービスの比較
- OneDriveとの比較
- Dropboxとの比較
- Google Oneのメリットを理解しよう
- BOXILとは
Google Oneとは
Google Oneとは、Googleが提供する有料のサブスクリプションサービスです。Google ドライブ、Gmail、Google フォト共通のストレージ容量を拡張できます。
Google OneとGoogle ドライブの違い
Google ドライブは、Googleが提供する無料のクラウドストレージサービスです。ユーザーは、写真、動画、ドキュメントなどのファイルを保存して共有できます。
Google Oneは、Google ドライブの有料プランです。Googleアカウントで提供される無料の15GBのストレージ容量に加えて、100GBから30TBまでのストレージ容量を追加可能です。
以前にもGoogle ドライブの有料プランはありましたが、名称変更と新サービスの追加が行われました。日本では2018年の10月3日から、Google Oneのサービスが展開されています。
Google ドライブの有料ユーザーはどうなるのか？
Google Oneのサービスが開始され、Google ドライブの有料ユーザーはGoogle Oneへアップグレードされました。そのため、Google ドライブの有料プランは廃止となり、Google OneとGoogle Workspaceに統合されました。
Google Workspaceのストレージ
Google Workspaceのプランとストレージは次のとおりです。
| プラン | 容量 | 月額料金 |
|---|---|---|
| Business Starter | 30GB | 680円／ユーザー（年契約） |
| Business Standard | 2TB | 1,360円／ユーザー（年契約） |
| Business Plus | 5TB | 2,040円／ユーザー（年契約） |
| Enterprise | 5TB〜 | 要問い合わせ |
Google Oneのサービスと特典
Google Oneのバックアップ機能を使うと、写真や動画、連絡先など、スマートフォンのデータがシームレスにバックアップされます。メンバーシップは最大5人のユーザーと共有可能です。
Google Oneメンバーは、Googleからの特別サポートが受けられ、Google One VPNやダークウェブレポートといったセキュリティ機能を利用できます。
そのほかの特典としては、Google フォトの「消しゴムマジック」やその他の編集機能、GoogleストアやGoogle Playのクレジット特典が利用できるようになります。
Google Oneの料金プラン
Google Oneの料金プランは次のとおりです。月額で支払うのか、年額で支払うのかによって料金が変わるので注意しましょう。
すべてのGoogleアカウントには15GBの無料容量が含まれています。Google Oneのプランは100GBから選べます。
| 容量 | 月額 | 年額 |
|---|---|---|
| 100GB | 250円 | 2,500円 |
| 200GB | 380円 | 3,800円 |
| 2TB | 1,300円 | 13,000円 |
| 5TB | 3,250円 | 32,500円 |
| 10TB | 6,500円 | - |
| 20TB | 13,000円 | - |
| 30TB | 19,500円 | - |
Google Oneの支払い方法
Google Oneは、次の決済方法に対応しています。
- クレジットカード、デビットカード
- Edy
- メルペイ
- キャリア決済
- Google Playの残高とGoogle Playギフトカード
- LINE Pay
- PayPal
- コンビニ決済
支払い方法を変更する場合は、設定から行います。詳細はこちらの公式サイトを参照してください。
Google Oneのメリット・特徴
Google Oneのメリットや特徴をまとめて紹介します。
- ファミリー共有が可能
- Googleのスペシャリストによるサポート
- 保存容量が100GB以上になる
- ドキュメントやスプレッドシートも利用可能
- Googleフォトで追加の機能を利用できる
- 複数デバイスのVPN保護
ファミリー共有が可能
Google Oneのファミリーグループとは、最大5人のファミリーメンバーを招待し、ストレージ共有や特典を共有できる機能です。
ファミリーメンバーには、Google Oneプランの保存容量が共有され、個人のファイルやメールを各自で保存できます。各メンバーのGoogleアカウントの15GBを使い切った時点から、Google Oneの共有ストレージが使用されます。個人のファイルはファミリーメンバーとは共有されず、他のメンバーのファイルを許可なく閲覧できないので安心してください。
ファミリー共有について詳しく知りたい方は、Google One ヘルプを参照してください。
Googleのスペシャリストによるサポート
特徴的なサービスとして、Googleのスペシャリストからのサポートが挙げられます。月額250円の最小プランから受けられるサービスであり、デバイスをワンタップするだけで24時間365日専門家のサポートを受けられます。
ファミリーグループメンバーも全員、スペシャリストから直接Googleのサービスに関するサポートを利用可能です。スペシャリストはさまざまな言語に対応している点も特徴です。
保存容量が100GB以上になる
すべてのGoogleアカウントには、Google ドライブ、Gmail、Google フォトで共通して利用できる15GBの保存容量が、あらかじめ無料で提供されています。Google Oneにアップグレードすると、保存容量が合計100GB以上に増えます。
今までとは比較にならない容量を、月額250円から利用できる点がメリットです。
ドキュメントやスプレッドシートも利用可能
Google OneはGoogleアカウントのストレージサービスになるため、ドキュメントやスプレッドシートもGoogle ドライブと変わらず利用できます。
作成中の文書は自動的にバックアップされ、変更履歴を追えるのはもちろん、共同作業も可能です。文書内や画像から目的のファイルを探し出す強力な検索機能も備わっています。
Googleフォトで追加の機能を利用できる
Google Oneメンバーは、Google フォトで次のような追加の編集ツールを利用できます。
| 編集機能 | 詳細 |
|---|---|
| 消しゴムマジック | 背景の不要な写り込みを数回のタップで消せる機能 |
| 消しゴムマジックのカモフラージュ | 写り込んでいる不要なオブジェクトの色を変更して周囲に溶け込ませる機能 |
| HDR | 写真と動画の明るさやコントラストを補正する機能 |
| その他の機能 | コラージュエディタの追加のスタイル、ポートレートのぼかし、ポートレートライト、カラーポップ、スカイなどの機能 |
複数デバイスのVPN保護
Google Oneメンバーは、Android、iOS、Windows、Macといったデバイスで「Google One VPN」を使用して、オンラインのセキュリティとプライバシー保護を強化できます。VPNサーバー経由のインターネットトラフィックの暗号化と再ルーティングを行い、通信ののぞき見の防止が可能です。
また、サイトやアプリにアクセスした際に、IPアドレスが非表示になるので、オンラインでのトラッキングを減らすことにもつながります。
Google Oneの利用方法
Google Oneの申し込み方法と解約方法について紹介します。Google Oneに興味を持った方や、Google Oneの利用をやめたい方は参考にしてください。
Google Oneの申し込み方法
Google Oneを利用するには、次の2つの手順が必要です。
1. アカウントにログイン
Google One メンバーシップを取得するには、個人のGoogleアカウントでログインする必要があります。アカウントを持っていない場合は、あらかじめ作成しておいてください。
2. Google Oneアカウントにアップグレード
Googleアカウントにログインしていることを確認し、次のボタンをクリックしてください。
Google Oneの解約方法
Google One プランを解約するには、次のステップを踏みます。
- パソコンで、Google One の設定にアクセス
- 下部の「メンバーシップを解約」をクリック
Google Oneのスマートフォンアプリ
Google PlayやApp StoreからGoogle Oneのアプリがインストールできます。Google Oneアプリがあれば、スマートフォンをバックアップしたり、Googleアカウントのストレージを管理したりできます。
Google Oneとその他ストレージサービスの比較
Google Oneにはさまざまな特徴があり、優れたストレージサービスです。すでにGoogle Oneにアップデートを検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、他のストレージサービスについても知ったうえで、自身にあったストレージサービスを選択しましょう。よく比較されるOneDriveやDropboxとの違いについて紹介します。
OneDriveとの比較
OneDriveは、Microsoftが提供するオンラインストレージで、Microsoft 365に含まれているサービスです。
OneDriveの特徴的な機能として、スマートフォンアプリで、紙の書類、レシート、ホワイトボード、身分証明書をスキャンしてPDFに変換して保存できます。そのほか、PCフォルダーバックアップ機能、本人確認によって保護される個人用Vault機能があります。
OneDriveの容量とプラン
OneDriveのプランとストレージは次のとおりです。
【家庭向け】
| プラン | 容量 | 年額 |
|---|---|---|
| Microsoft 365 | 5GB | 無料 |
| Microsoft 365 Basic | 100GB | 2,440円／1ユーザー |
| Microsoft 365 Personal | 1TB | 14,900円／1ユーザー |
| Microsoft 365 Family | 6TB | 21,000円／6ユーザー |
【一般法人向け】
| プラン | 容量 | 月額料金 |
|---|---|---|
| OneDrive for Business (Plan 1) | 1TB | 630円（税抜）／ユーザー |
| Microsoft 365 Business Basic | 1TB | 750円（税抜）／ユーザー |
| Microsoft 365 Business Standard | 1TB | 1,560円（税抜）／ユーザー |
Dropboxとの比較
Dropboxは、全世界で7億人以上※が愛用するクラウドストレージサービスです。ファイル保存に加えて、クラウドコンテンツやOfficeファイル、PDFなどを直接編集できます。WindowsとMacのデスクトップアプリ、iOSとAndroidのスマートフォンアプリを利用可能です。
※出典：Dropbox「dropbox.com」（2024年2月7日閲覧）
Dropboxの容量とプラン
Dropboxの容量とプランは次のとおりです。
| プラン | 容量 | 月額料金 |
|---|---|---|
| 無料 | 2GB | 0円 |
| Plus | 2TB | 9.99ドル（年間払い） |
| Essentials | 3TB | 18ドル（年間払い） |
| Business | 9TB〜 | 20ドル（年間払い） |
| Business Plus | 15TB〜 | 26ドル（年間払い） |
| Enterprise | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Dropboxについて詳しく知りたい方は、次の記事を参照してください。
また、ボクシルでは法人向けにオンラインストレージの比較を行っています。導入を検討している方はこちらも参考にしてください。
Google Oneのメリットを理解しよう
Google Oneは大容量かつ低額なクラウドストレージのサブスクリプションです。さらには、ファミリー共有やセキュリティ保護、特典といったさまざまなメリットがあります。
Googleアカウントを持っている方は15GBの無料容量がありますが、足りなくなった場合はGoogle Oneへのアップデートがおすすめです。データ保護やセキュリティ、サポートがほしい方は、月額250円の100GBプランを検討してみるとよいでしょう。
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