eラーニングシステムの費用相場は初期2万と年間4万 | 安いシステムの選び方

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※2020年9月実施 株式会社ショッパーズアイ「SaaS比較メディアに関するイメージ調査」より
・初期費用は費用相場※1が2万円、平均的な価格帯※2は1万-5万円
・年間費用は費用相場※1が4万円、平均的な価格帯※2は5,000円-10万円
※調査概要:インターネット調査にてeラーニングシステムの導入に携わった全国20〜60代の1,000人へ実施。そのうち、不正な値(有料サービスで0または1,000円以下、有料のSaaSで年間費用が0円)を除外し、得られた563件の回答にもとづいてデータを算出した。従業員数ごとの集計は1-99名は202件、100-999名は182件、1,000名以上は158件の回答を集計している。なお21件は従業員数を未回答。回答期間は2025年3月26日〜27日。
※1「費用相場」は対象となる回答の中央値を指す。一部は四捨五入をして整形している。
※2「平均的な価格帯」は対象となる回答の四分位範囲を指す。一部は四捨五入をして整形している。
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- eラーニングシステムはLMSと教材に分かれる
- 【LMS】導入形態ごとの費用の違い
- クラウド型(SaaS)
- オンプレミス型
- スクラッチ開発型
- 【教材】準備方法ごとの費用の違い
- 1.自社で教材を作成
- 2.作成済教材をサブスク利用
- 3.他社に教材作成を特注
- eラーニングシステムの導入にかかる費用内訳
- 初期費用
- 月額費用(年額費用)
- 【従業員数別】eラーニングシステムの費用相場
- 初期費用の料金相場
- 年額費用の料金相場
- 費用だけでeラーニングシステムを選ぶと失敗する理由3つ
- 費用対効果が高いeラーニングシステムの特徴
- 従業員数にかかわらずコストが一定
- 多くの講座を定額で利用できる
- 同時アクセスを抑えた場合に割安
- 費用対効果が高いeラーニングシステム5選
- Cloud Campus
- LearnO
- AirCourse
- 学びばこ
- eden LMS
- eラーニングシステムの比較ならBOXIL
>【費用以外も解説】必ず押さえるべきeラーニングシステムの選び方をチェックする

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eラーニングシステムはLMSと教材に分かれる
eラーニングシステムは大きく、LMS(学習管理システム)と教材の2つに分かれます。LMSはコンテンツ配信、進捗管理、受講者の学習支援、管理者による運用管理などを提供するeラーニングシステムの中核です。教材には動画やテキスト、クイズなど学習者の学ぶコンテンツが該当します。
費用を見積もる際には、LMSと教材それぞれをどのような形式にするか事前に検討しましょう。たとえば、LMSはクラウド型かオンプレミス型か、教材は自社制作か既製品かなど、選択によって費用が大きく変わります。
【LMS】導入形態ごとの費用の違い
LMSを導入するにあたって、クラウド型とオンプレミス型、スクラッチ開発型のいずれを採用するかまずは考えましょう。特にこだわりがなければクラウド型、要件に制約が多いならオンプレミス型やスクラッチ開発型を検討するとよいでしょう。
クラウド型 | オンプレミス型 | スクラッチ開発型 | |
---|---|---|---|
概要 | ベンダーのサーバーをクラウドで利用 | 自社のサーバーにLMSをインストール | 0から自社要件で開発 |
おすすめ企業 | 標準的な機能で満足できる大半の企業 | セキュリティが厳格、または社内システム連携が必須の企業 | 既製のLMSで代替できない教育機関や大企業 |
価格 | 安い | 中くらい | 高い |
クラウド型(SaaS)
クラウド型のLMSは、ベンダーが運用するクラウドサーバーをそのまま利用する方式で、導入する企業側はWebブラウザからアクセスするだけで運用を始められます。自社でサーバーを持たないため初期費用が0円のサービスもあります。また、月額費用は1人あたり100〜500円と他の型に比べて低価格です。
システム保守やバージョンアップも料金内に含まれるため、コストを抑えやすく、導入までのリードタイムが短いのも強み。多拠点やリモートワークへの一斉展開が容易であることから、IT部門のリソースが限られる企業や、コストとスピードを重視する中小〜大手企業まで幅広くおすすめです。
一例として、LearnOは、「eラーニング標準プラン」が100人までで19,800円〜、1,000人までで108,000円~です(いずれも税抜)。初期費用やサポート費用は無料です。
>クラウド型を中心としたeラーニングの選び方とおすすめサービス
オンプレミス型
オンプレミス型のLMSは、自社データセンターや社内サーバーにシステムをインストールして運用する方式です。自社環境で完結するので、受講データや個人情報を社外に出さずに管理できます。また、独自のカスタマイズや他の社内システムとの連携が容易なのがメリットです。
しかし、初期費用は何十万〜何百万かかることもよくあり、毎月の保守費用も一定コスト発生します。そのため、機密情報の取り扱いが厳しい金融や製造、自治体といった業界に適しています。また、グループ会社横断でLMSを長期運用したい大企業に向いています。
例として、学びばこのオンプレミス型は、「スタンダードプラン」で190万円、「プレミアムプラン」で290万円です(いずれも税抜)。また、別途保守にかかる費用が発生します。
>【オンプレミス型】eラーニングシステムの選び方とおすすめサービス
スクラッチ開発型
スクラッチ開発型は、市販パッケージを使わず要件定義からゼロベースで自社専用のシステムを開発する方式です。機能やUI、データ連携を自在に設計できるので、既製のLMSで代替できない業界特化機能や、基幹システムとリアルタイムで連携させる高度な統合が実現されます。
しかし、開発費は数百万から数千万円に及びます。さらに開発後もオンプレミス型と同様に、継続的な追加開発や保守要員が必要です。そのため、教育機関や大規模企業で、独自の学習プラットフォームを資産化したいケースに適した選択肢です。
LearnOの「eラーニング開発プラン」は、初期開発費用は500万〜2,000万円程度です。開発実績の例には、何千人、何万人でのユースケースが並んでいるので、スクラッチ開発型を選ぶ際には大規模な利用者数を想定したシステムであることを理解しておくとよいでしょう。
【教材】準備方法ごとの費用の違い
教材の作成方法は、大きく「1.自社で教材を作成」「2.作成済教材をサブスクリプション(以下、サブスク)利用」「3.他社に教材作成を特注」の3つに分かれます。どの方法を選ぶべきかわからない場合には、教材を作成済みかどうか、教材は一般的な知識にもとづくかどうかを基準に選ぶとよいでしょう。
教材の準備にかかる費用は、安い順に「1.自社で教材を作成」「2.作成済教材をサブスク利用」「3.他社に教材作成を特注」となります。「1.自社で教材を作成」は低価格な代わりに制作に工数がかかり、「3.他社に教材作成を特注」は工数がかからない代わりに費用は高くなりやすい傾向にあります。
1.自社で教材を作成
費用を抑えたい企業、すでに教材が手元にある企業には「1.自社で教材を作成」がおすすめです。基本的に、月1回ないし年1回、アカウント数に対して費用が発生します。自社で教材を作成する場合、教材がまだない企業は教材を作りやすいサービス、教材がすでにある企業はアップロードだけでほぼ完成できるシステムを探すとよいです。
Cloud CampusやLearnOは、教材を内製するのが基本です。教材がない代わりに低価格で導入しやすいので、予算の限られている企業は検討するとよいでしょう。Cloud Campusには制作済の教材が一部あるので、部分的に内製するのも有効な方法です。
なお、教材よりもマニュアルを作りたい場合には、マニュアル作成ツールがおすすめです。
>マニュアル作成ツールの選び方とおすすめサービスを見る
2.作成済教材をサブスク利用
教材が手元にないが初期費用を抑えたい企業、ビジネス基礎をはじめとしたどの企業でも共通の教材を利用したい企業におすすめです。この方法も月1回ないし年1回、アカウント数に対して費用が発生します。新卒研修やOfficeソフト研修、コンプライアンス研修などに使えます。
教材分野に応じて、各社が特化したシステムを展開しています。
教材 | 特化したサービスの例 |
---|---|
セキュリティ | セキュリオ、Mina Secure、ネットラーニング(情報セキュリティ対策) |
英語 | レアジョブ英会話、ECCオンラインレッスン、Bizmates |
AI / DX | Aidemy Business |
3.他社に教材作成を特注
費用が多少かかったとしても独自の教材を作りたい企業には、「3.他社に教材作成を特注」が便利です。自社の運用や会社情報、サービス内容といったオリジナルのコンテンツが必要なら、制作会社に発注しましょう。
CAREERSHIP®やLearningWareでは、教材の制作依頼を受け付けています。これらのサービスでは、自社での教材制作や既製教材のサブスク利用も可能です。これらの方法を使い分けることで、コストを抑えつつも充実した教材を展開できるでしょう。
eラーニングシステムの導入にかかる費用内訳
eラーニングシステムの導入にかかる費用の内訳を、LMSを中心に整理しましょう。基本的にはクラウド型が初期費用も月額費用も抑えやすい傾向にあります。しかし、従業員数が多い場合や複雑なカスタマイズが必要な場合には、オンプレミス型やスクラッチ開発型もコスト面で視野に入ります。
初期費用
初期費用は、クラウド型の場合はかからないか、初期設定で数万円程度のコストが発生する程度です。一方、オンプレミス型とスクラッチ開発型は、サーバーやカスタマイズに何十万円〜何千万円と費用が発生します。
クラウド型 | オンプレミス型 | スクラッチ開発型 | |
---|---|---|---|
アカウント発行・環境構築 | - | 必要 | 必要 |
サーバーや周辺機器 | - | 必要 | 必要 |
カスタマイズ / 初期設定 | 必要なケースあり | 必要 | 必要 |
月額費用(年額費用)
月額費用は、クラウド型ではユーザー数に応じたアカウント費用が発生します。オンプレミス型やスクラッチ開発型では導入時のライセンス費用に加えて、システムの運用を維持するための保守費用が継続的に発生します。結果として、いずれの形態でも月額費用が継続してかかる点には注意しましょう。
クラウド型 | オンプレミス型 | スクラッチ開発型 | |
---|---|---|---|
ユーザーライセンス費用 | 必要(月額/年額) | 初期または更新時 | 不要または初期のみ |
システムの保守 | - | 必要 | 必要 |
アップデート対応 | - | 必要 | 必要 |
コンテンツ制作 | 別途費用 | 別途費用 | 別途費用 |
【従業員数別】eラーニングシステムの費用相場
BOXILが実施したアンケート※によると、eラーニングシステムの費用相場※1は、初期費用が2万円、年間費用は4万円です。平均的な価格帯※2としては初期費用が1万-5万円、年間費用が5,000円-10万円とばらつきが見られました。
※調査概要:インターネット調査にてeラーニングシステムの導入に携わった全国20〜60代の1,000人へ実施。そのうち、不正な値(有料サービスで0または1,000円以下、有料のSaaSで年間費用が0円)を除外し、得られた563件の回答にもとづいてデータを算出した。従業員数ごとの集計は1-99名は202件、100-999名は182件、1,000名以上は158件の回答を集計している。なお21件は従業員数を未回答。回答期間は2025年3月26日〜27日。
※1「費用相場」は対象となる回答の中央値を指す。一部は四捨五入をして整形している。
※2「平均的な価格帯」は対象となる回答の四分位範囲を指す。一部は四捨五入をして整形している。
初期費用の料金相場
従業員数 1-99人 | 従業員数 100-999人 | 従業員数 1,000人以上 | |
---|---|---|---|
費用相場※1 | 2万円 | 2万円 | 2万5,000円 |
平均的な価格帯※2 | 5,000円-3万円 | 7,000円-5万円 | 1万円-20万円 |
年額費用の料金相場
従業員数 1-99人 | 従業員数 100-999人 | 従業員数 1,000人以上 | |
---|---|---|---|
費用相場※1 | 1万8,000円 | 5万円 | 10万円 |
平均的な価格帯※2 | 5,000円-10万円 | 1万-15万円 | 1万-23万円 |
費用だけでeラーニングシステムを選ぶと失敗する理由3つ
eラーニングシステムの価格のみに注目していると、次のような理由で導入に失敗します。
- 必要な機能が不足していて、手作業が残ってしまう
- サポート体制が整っておらず、社内担当者の負担が大きくなる
- 使いにくさが目立って、システムが浸透しない
これらの点は、機能やサポート、操作性を事前に確かめていれば防ぎやすいポイントです。導入時の問い合わせや無料トライアルの際にチェックしておくことで、導入後のトラブルを予防しましょう。また、他のサービスと比較して、自社の利用条件に最適なシステムを探すことで、コストを抑えつつも使いやすいシステムを選べる可能性があります。
費用対効果が高いeラーニングシステムの特徴
従業員数にかかわらずコストが一定
費用対効果が高いeラーニングシステムの一つに、従業員数に依存しない料金プランのサービスがあります。1,000人や10,000人でも料金が変わらずに同じ機能が提供されるので、従業員数が多い企業なら1人あたりのコストを抑えられます。
たとえば、Cloud Campusは、機能や容量によって料金プランが決まる料金形態なので、従業員が多い企業ほど1人あたりのコストを抑えて導入できます。また、LearnOは、「格安プラン年間割」なら、ID数にかかわらず月額68,600円(税抜)とこちらもコストパフォーマンスに優れています。いずれも「1.自社で教材を作成」をメインとしたeラーニングシステムなので、内製する大企業には特におすすめです。
多くの講座を定額で利用できる
「2.作成済教材をサブスク」の場合は、教材の種類が多いと、お得にシステムを利用できます。サブスク形式では、自社で教材制作の工数をかけずに多数のコンテンツを利用できるため、基本的にどのサービスもコストパフォーマンスに優れています。
なかでも、AirCourseは、教材の数が多いうえに費用も安いので特におすすめです。教材は1,000コース、6,000本以上。サブスクするプランは1人あたり500円(税抜)から、1,000〜2,999人なら1人あたり200円(税抜)までボリュームディスカウント。基礎的な学習を低コストで実施したい場合は検討に値するでしょう。
同時アクセスを抑えた場合に割安
料金体系が同時アクセス数に応じて変動するシステムの場合、利用を分散させることでより経済的にサービスを利用できます。中途採用者向けの研修講座のように、1年を通して計画的に利用する場合に、低コストで運用できます。
学びばこは、同時ログイン5人で最大300人のライトプランなら月額8,000円(税抜)、人数無制限のプレミアムプランでも23,000円(税抜)と価格を抑えやすいのが特徴。他には、「同時アクセス数プラン」「ユーザーID数課金プラン」「休止プラン」を選べるeden LMSも、便利です。
費用対効果が高いeラーニングシステム5選
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
Cloud Campus - 株式会社サイバー大学
- 従業員数が多くても費用を抑えやすい料金体系
- 教材の形式が多くて設計しやすい
- 「コンテンツパック100」をつければ教材が見放題
- 従業員数が少ないと料金が割高
- ニッチな教材は「コンテンツパック100」に含まれていない
導入形態 | クラウド型 | ||
---|---|---|---|
教材の準備方法 | 1.自社で教材を作成、2.作成済教材をサブスク | ||
無料トライアル | ◯ |
Cloud Campusは、株式会社サイバー大学が提供するeラーニングプラットフォームです。サイバー大学はソフトバンクグループが運営する文部科学省認可のオンライン大学であり、Cloud Campusは同大学で実際に利用されていて実績のあるシステムです。
Cloud Campusの大きな特徴は、LMSを従業員数にかかわらず定額で利用できる点です。ユーザー登録数に制限がないため、他部署やグループ企業へ展開したり、アルバイトのように配信者が頻繁に変更したりする場合でもコストを一定に抑えられます。
Cloud Campusでは、さまざまな研修コンテンツを簡単に作成できます。スライドと動画を組み合わせた教材はもちろん、HTML形式やディベート形式の教材まで作れます。PCカメラでスライドをめくりながら録画すれば、高度な知識や特別な機材が必要ありません。
料金プランは、Entry、Standard、Proの3つがあります。違いの一例としては、Standardプランでは作成できる教材の形式が増え、ProではAPI連携が使えます。人事システムとAPI連携すればユーザー登録やコース割り振り、履歴取得などができ、eラーニングの広い活用が見込めます。
LMS以外に見放題のサービスも使いたい場合は「コンテンツパック100」が便利です。100種類以上のコンテンツがラインナップされており、トレンドを取り入れながら適宜アップデートされています。月額費用は1万円の固定費に加えて1人あたり84円(税抜)となっています。
料金プラン | できること | 初期費用(税抜) | 月額費用(税抜) |
---|---|---|---|
Entry | 教材の内製や受講履歴の管理 | 10万円 | 7万円 |
Standard | 作成できる教材の形式が増える | 20万円 | 20万円 |
Pro | APIで他システムと連携 | 50万円 | 36万円 |
コンテンツパック100 | Entry〜Proとの組み合わせ可能な教材 | 0円 | 1万円+1人あたり83円 |
- 初期費用0円、月額4,900円/50ID〜でコスパ◎
- 長期割でさらにお得に
- 2024年グッドデザイン賞を受賞したUI
- デフォルトの機能はやや少なめ
- 見放題のサービスはない
導入形態 | クラウド型、スクラッチ開発型 | ||
---|---|---|---|
教材の準備方法 | 1.自社で教材を作成 | ||
無料トライアル | ◯ |
LearnOはIT教育を中心にサービスを展開しているMogic株式会社が運営しており、法人や団体で3,800社、月間60万人以上※が利用しているeラーニングシステムです。また、オンライン授業支援システムも提供し、レポート課題や目標設定までサポートしています。
LearnOは、初期費用0円で月額4,900円/50ID〜とコストパフォーマンスに優れるサービスで、LMSをシンプルかつ低価格で利用したい企業におすすめです。
LearnOのデザインは、シンプルさと柔軟性を両立させ、ユーザーにやさしい操作体験を提供しており、2024年グッドデザイン賞を受賞しています。特に、情報の見やすさと導線のわかりやすさに注力したUI/UXは、学習の進行をサポートするだけでなく、管理者の負担軽減にも役立っています。
LearnOは拡張性の高いシステムです。eラーニング開発プランを選択すると、要件に合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。また、OEMとしての提供も行っており、顧客企業が自社ブランドでサービスを展開できます。
LearnOの料金プランには、50人までで月額4,900円(1人あたり98円)の「動画なしプラン(格安プラン)」をはじめとした低価格のプランがラインナップされています。また、「格安プラン年間割」を適用すると従業員数にかかわらず月額68,600円、3年契約では定価から20%割引になるなど、かなりのコスト削減が見込めます。
※出典:Mogic「LearnO 公式サイト」2025年5月23日閲覧
料金プラン | できること | 初期費用(税抜) | 月額費用(税抜) |
---|---|---|---|
eラーニング格安プラン | 配信やテスト、アンケート、組織管理 | 0円 | 4,900円(50人まで) 1人あたり98円換算 |
eラーニング標準プラン | 動画配信 | 0円 | 19,800円(100人まで) 1人あたり198円換算 |
eラーニング開発プラン | 受講カリキュラム機能、修了証発行機能など | 500万円〜2,000万円程度 | 要問い合わせ |
- 小規模の企業でも見放題サービスが500円/ID
- 1,000コース、6,000本以上※の動画が見放題
- 内部統制にも注力しておりISO/IEC 27001の認証を取得
- 人事管理文脈でのデータ活用には強くない
導入形態 | クラウド型 | ||
---|---|---|---|
教材の準備方法 | 1.自社で教材を作成、2.作成済教材をサブスク、3.他社に教材作成を特注 | ||
無料トライアル | ◯ |
AirCourseは、教育や転職のサービスを展開しているKIYOラーニング株式会社のeラーニングシステムです。同社はオンライン資格講座の「STUDYing(スタディング)」も提供しています。
AirCourseの強みは低価格にて、作成済の教材を見放題な点です。1,000コース、6,000本以上※の動画研修コンテンツが提供されています。このボリュームでありながら1IDあたり500円にて利用できるため、サブスクリプション形式で研修動画を利用したい企業には検討に値するサービスです。
階層別や職種別の教材を中心に、コンプライアンス、ITスキル、DXなど汎用的な教材が多く取り揃えられています。ほとんどのコースに確認テストやワークシートが付属しており、知識の定着を促せます。
AirCourseは低価格ながらセキュリティ体制も重視されています。たとえばシングルサインオンやIPアドレス制限などを搭載しています。ISO/IEC 27001の認証も取得しており、セキュリティや内部統制の要件を満たしやすい点は大きなメリットです。
料金プランは、自社で教材を作成できる「ベーシック」が1IDあたり300円、動画コンテンツを受け放題の「コンテンツプラス」なら500円と低価格でラインナップされています。ボリュームディスカウントがなされると、1,000~2,999IDならベーシックは120円、コンテンツプラスは200円とさらにお得です。
※出典:KIYOラーニング「AirCourse 公式サイト」2025年5月23日閲覧
料金プラン | できること | 初期費用(税抜) | 月額費用(税抜) |
---|---|---|---|
フリー | 機能が制限されているお試し用 | 0円 | 0円 |
ベーシック | コース作成や研修管理あり | 0円 | 1人あたり300円〜(1〜99人) |
コンテンツプラス | 1,000コース、6,000本以上の教材 | 0円 | 1人あたり500円〜(1〜99人) |
STUDYing法人利用 | 資格取得に強い講座を法人価格で | 要問い合わせ | 資格ごとに算定 |
動画制作・配信おまかせパック | 自社担当の撮影でも委託でも可能 | 要問い合わせ | 20万円/スタジオ半日 |
- シンプルなLMSで使いやすい
- 時期によらず一定のアクセスがある状態ならコスパ良し
- オンプレミスも選択できる
- 同時アクセスが多くなりやすい運用だと、費用が高くつく
導入形態 | クラウド型(SaaS)、オンプレミス型 | ||
---|---|---|---|
教材の準備方法 | 1.自社で教材を作成、2.作成済教材をサブスク | ||
無料トライアル | ◯ |
学びばこはコンサルティングやソフトウェア開発・販売などを手掛けている株式会社テクノカルチャーのeラーニングシステムです。基幹システムの開発実績もあり、人事システムによる従業員マスタの取り込み、学習状況の送信といったカスタマイズにも対応してくれます。
学びばこは、自社教材を利用できるシンプルなeラーニングシステムです。操作が直感的でわかりやすい設計となっており、ITリテラシーにかかわらず導入しやすいシステムです。
学びばこには、クラウド版とオンプレミス版があり、自社の環境に合わせて選択できます。さらに追加開発によってAzure Directoryとの連携でシングルサインオンが可能です。また、人事システムとの連携により従業員マスタや学習履歴の送受信ができるなど、他サービスとの接続にも対応しています。
学びばこは同時アクセスユーザー数によって課金される料金体系です。たとえばライトプランでは5IDで8,000円から利用できるので、少ない従業員規模でも導入しやすいといえます。eラーニングシステムを使う期間がバラバラになりやすい環境であれば、お得に利用できるでしょう。
料金プラン【クラウド型】 | できること | 初期費用(税抜) | 月額費用(税抜) |
---|---|---|---|
ライトプラン | 教材の配信 | 0円 | 8,000円〜(5名の同時アクセス) |
スタンダードプラン | 操作ログ管理、権限追加など | 0円 | 15,000円〜(5名の同時アクセス) |
プレミアムプラン | 集合研修管理、IPアドレス制限など | 0円 | 23,000円〜(5名の同時アクセス) |
料金プラン【オンプレミス型】 | できること | 初期費用(税抜) | 月額費用(税抜) |
---|---|---|---|
スタンダードプラン | 操作ログ管理、権限追加など | 190万円 | 要問い合わせ |
プレミアムプラン | 集合研修管理、IPアドレス制限など | 290万円 | 要問い合わせ |
- 同時アクセス課金とID課金を使い分けられる
- AIがナレーション・字幕・テストを自動生成
- SSOやAPI連携で既存システムともスムーズに統合
- 大規模利用時の具体的な費用感は、公式情報だけでは把握しづらい
導入形態 | クラウド型 | ||
---|---|---|---|
教材の準備方法 | 1.自社で教材を作成 | ||
無料トライアル | ◯ |
eden LMSを提供するエデン株式会社は、日本のLMS専門ベンダーです。クラウド型eラーニングシステム「eden LMS」の開発および運用を軸に研修DX支援を展開しています。
eden LMSは、月額料金を「同時アクセス数プラン」か「ユーザーID数課金プラン」から自由に選べる、無駄のないクラウド型eラーニングシステムです。教材づくりから集合研修、Web研修、人事評価データの一元管理まで対応し、研修運営を大幅に効率化します。
柔軟な料金プランが1つの特徴です。同時に学習する人数が限られる企業は「同時アクセス数プラン」を選べば、登録人数が千人規模でも費用を抑えられます。反対に、全員が一斉受講する会社は「ユーザーID数課金プラン」が適しています。また、システムを利用しない期間には「休止プラン」へと切り替えられます。
運用工数の削減効果も大きな魅力です。PowerPointや既存動画をドラッグ&ドロップすると、AIが自動でナレーションや字幕、確認テストを生成します。従来数日かかっていた教材制作が数十分で完了します。
安全性と拡張性も強みです。年99.997%※の稼働実績に加え、IP制限・二要素認証・暗号化通信を標準搭載し、大手企業のセキュリティポリシーにも適合します。シングルサインオンやAPI連携により、人事システムやSlack通知とシームレスに統合。データ二重入力や受講リマインドが不要になります。
※出典:エデン「よくある質問」2025年4月25日閲覧
料金プラン | できること | 初期費用(税抜) | 月額費用(税抜) |
---|---|---|---|
同時アクセス数プラン | 登録人数は無制限のLMS | 0円 | 36,000円〜(15人の同時アクセス) |
ユーザーID数課金プラン | 全員が同時アクセス可能なLMS | 0円 | 1人あたり210円〜(50~300人) |
休止プラン | 利用しない期間にデータを保持 | 0円 | 1,500円 |
eラーニングシステムの比較ならBOXIL
eラーニングを導入する際には、LMSをクラウド型・オンプレミス型・スクラッチ開発型の3形態から検討しましょう。また、教材は内製、サブスク、外注のいずれを使うかも早い段階で決めることが重要です。
費用相場は、初期費用がおおよそ2万円、年間費用が約4万円ほどです。しかし、費用だけで選ぶと機能が不足したり、運用の負荷が高くなったり、定着率が低下したりする恐れがあります。従業員数無制限、教材のサブスク、同時アクセス課金といった条件を満たすサービスを選択すれば、費用対効果の高いシステムを導入できるでしょう。
BOXILでは、eラーニングシステムのサービス資料をマイページで閲覧やダウンロードが可能です。請求した資料を使って、チームメンバーや上長へ共有するのもおすすめです。また、マイページでカスタマイズできる比較表を使えば、料金や機能を軸にサービスを見比べられて、稟議の準備に役立つでしょう。

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