オンラインストレージには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
⇒
【料金・機能比較表つき】オンラインストレージの資料をダウンロードする(無料)
動画ファイルは容量が大きく送りにくい
動画ファイルの容量が大きくなる理由
動画ファイルの容量は解像度、フレームレート、ビットレートのほか、コーデックや再生時間に影響を受けます。高画質であるほど多くの情報を含んでいるため、ファイルサイズが大きくなる傾向があります。たとえば4Kの動画はフルHDの動画より解像度が高く、60fpsの動画は30fpsより滑らかなため、その分ファイルサイズも大きくなります。
動画ファイルを送る際の注意点
動画ファイルを送る際には、ファイルサイズの上限に注意しましょう。メールやメッセンジャーアプリなど、サービスによっては送信できるファイルサイズに制限が課せられている場合があります。ファイルサイズが大きいと送信に時間がかかったり、受信側の負担になったりする場合もあります。そのため、ファイルサイズを確認し適切な方法で送信しましょう。
いま利用しているオンラインストレージが容量不足なのであれば、大容量または制限なしのオンラインストレージを検討するのも手です。実は使っているオンラインストレージよりお得かつ便利な可能性がありますよ。
⇒
【特典比較表つき】オンラインストレージ各社の資料を一括でダウンロードする(無料)
容量の大きな動画を送る7つの方法
容量の大きな動画を送る方法を7つ紹介します。
| 送付方法 | 特徴 | 大容量への対応 | ビジネス向け |
|---|---|---|---|
| メールに添付して送る | 添付するだけで簡単 | – | – |
| メッセンジャーアプリで送る | 送付するだけで簡単 | – | – |
| 動画共有サイトにアップロードする | 閲覧前提であれば便利 | ◯ | – |
| 圧縮して送る | 圧縮後のサイズによる | △ | △ |
| DVDやUSBメモリに入れて送る | 記憶媒体の購入や送付が必要 | ◯ | △ |
| オンラインストレージサービスを使う | アカウントさえあれば社内外で使える | ◯ | ◯ |
| ファイル送信サービスを使う | アカウント不要のサービスあり | ◯ | ◯ |
メールに添付して送る
メールに添付して動画を送る方法は、最も手軽な方法の一つです。ただし、多くのメールサービスでは添付ファイルのサイズに制限があるため、大きなサイズの動画を送るのは困難な場合があります。
メッセンジャーアプリで送る
LINEやFacebook Messengerなどのメッセンジャーアプリでも動画を送れます。これらのアプリは、メールよりも大きなサイズの動画を送信できる場合が多いものの、それでもファイルサイズには上限があります。
動画共有サイトにアップロードする
YouTubeをはじめとする動画共有サイトに動画をアップロードし、そのURLを共有する方法です。この方法は、ファイルサイズをほとんど気にする必要がないため、大きなサイズの動画を送る場合に便利です。ただし、限定公開や非公開に設定するほか、閲覧前提での動画をアップロードするよう注意を払うのがよいでしょう。
圧縮して送る
動画を圧縮することで、ファイルサイズを小さくして送信できます。動画圧縮ソフトやオンラインサービスを利用することで、簡単に動画を圧縮できます。なお、圧縮率は高いがデータを削る非可逆圧縮と、圧縮率はそこそこながら元のデータに戻せる可逆圧縮の違いには気をつけましょう。
DVDやUSBメモリに入れて送る
動画をDVDやUSBメモリに保存し、郵送または手渡しで送る方法もあります。この方法は、ファイルサイズをそれほど気にする必要がないため、大きなサイズの動画を送る場合に便利です。ただし渡すのに時間がかかるため、すぐに動画を送りたい場合には適していません。
オンラインストレージを使う
Google ドライブやDropboxなどのオンラインストレージを利用して、動画をアップロードし共有する方法です。この方法は、ストレージの容量さえあれば大きなサイズの動画を送る場合に便利です。ただし、オンラインストレージのアカウントが必要になります。
ファイル送信サービスを使う
GigaFile便やオフィス宅ふぁいる便などのファイル送信サービスを利用して、動画を送る方法もあります。これらのサービスは、大きなサイズの動画を送信できる場合が多く、ファイルサイズの上限も比較的緩いです。ただし、無料プランでは利用できる機能に制限がある場合や、広告が表示される場合があります。
おすすめのオンラインストレージ・ファイル送信サービス9選
【特典比較表つき】『オンラインストレージの資料6選』 はこちら⇒ 無料ダウンロード
一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
【特典比較表つき】『オンラインストレージの資料6選』 はこちら⇒ 無料ダウンロード
※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
OneDrive
OneDriveはMicrosoft提供の法人向けクラウドストレージです。OneDriveには、次のような特徴があります。
- Microsoftが提供しているシリーズとのシームレスな連携
- パソコンでもスマートフォンでも使いやすい
- 国際的なセキュリティの認証を多数取得
Google ドライブ
Google ドライブはGoogleが提供するクラウドストレージサービスです。Google ドライブには次のような特徴があります。
- Googleの検索技術とAI技術による効率的なファイル管理
- Google ドキュメントやGoogle スプレッドシートとの連携に強い
- オフライン作業やファイル復元など機能が豊富
Dropbox
Dropboxは業務に必要なものを1つのプラットフォームに集約することで、効率化を実現するクラウドストレージです。Dropboxには、次のような特徴があります。
- ファイルの復元やパスワード保護、閲覧者履歴などのセキュリティ機能
- Dropbox Replayで動画を共同で編集
- PDFならDropbox Signで署名が可能
firestorage
firestorageは、手軽に利用できるオンラインストレージサービスです。firestorageには次のような特徴があります。
- 会員登録不要で簡単に利用できる
- 大容量ファイルもURL発行で簡単に共有できる
- 保存期間の設定や法人向けプランなど、セキュリティ面も安心
tenpu
tenpuは、シンプルな操作性で簡単に使えるファイル転送サービスです。tenpuには次のような特徴があります。
- 無料プランでは200MBのファイルを1日保存
- シンプルな操作でファイルを送受信
- パスワード設定や保存期間設定あり
データ便
データ便は、ファルコが提供する大容量ファイル転送サービスです。データ便には次のような特徴があります。
- 会員登録なしで2GB、無料会員で5GBまで送信
- ファイルの有効期限やパスワード、ダウンロード通知の機能あり
- 有効期限の設定でセキュアな送付が可能
GigaFile便
GigaFile便は、株式会社ギガファイルが提供する無料のファイル転送サービスです。GigaFile便には次のような特徴があります。
- 最大300GBの大容量ファイルを送信可能
- さまざまなファイル形式に対応
- 会員登録不要で簡単
sDrop
sDropは、無料で大容量ファイルを転送できるサービスです。sDropには次のような特徴があります。
- ドラッグ&ドロップでファイルをアップロード
- 300MBまでのファイルを無料で転送可能
- 有料プランでは自社サーバーへ設置可能
SECURE DELIVER
SECURE DELIVERは、富士フイルムイメージングシステムズが提供する安全かつ効率的なファイル転送サービスです。SECURE DELIVERには次のような特徴があります。
- 送信だけでなく引取にも対応
- ゲストユーザーへの送付に対応
- 利用通数に応じた従量課金制でコストを抑える
動画の送り方はシーンに合わせて使い分けよう
動画を送る方法はファイルサイズや送る相手、状況によって使い分けるのがおすすめです。また企業間のやり取りにおける大容量の動画ファイルは、オンラインストレージやファイル送信サービスで送るのがよいでしょう。ファイル送信サービスを選ぶ際には、容量は適切か、セキュリティ対策が十分か、他システムとの連携できるかなどを踏まえて検討することが重要です。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「 BOXIL SaaS 」、ビジネスメディア「 BOXIL Magazine 」、YouTubeチャンネル「 BOXIL CHANNEL 」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類の ビジネステンプレート が自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaSへ掲載しませんか?
- リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1※
- リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
-
累計1,200社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心
※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査

