人手不足や属人化に悩む中小企業にとって、RPAは定型業務を自動化し、限られた人員でも生産性を高められる手段です。
一方で「コストが高そう」「専任担当がいないと難しいのでは」と感じる担当者も少なくありません。中小企業でも無理なく始められるRPAツールを、費用相場や補助金、従業員規模別の選び方、導入事例とあわせて紹介します。
【30秒でわかるこの記事のポイント】
・中小企業には、人手不足や業務の属人化を防ぎ、パソコン上の定型作業を自動化して生産性を向上させるRPAがおすすめ
・比較の際は自動化したい業務に合うか、専任担当がいなくても現場で扱える操作性か、サポート・定着支援体制かを要チェック
・中小企業向けRPAツールには「ロボパットAI」「RPA BizRobo!」「Autoジョブ名人」などがある
RPAツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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RPAとは
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とは、パソコン上の定型作業をソフトウェアのロボットに記録させて自動化する仕組みです。データ入力や転記、帳票作成、Webサイトからの情報収集など、手順が決まった繰り返し作業を人に代わって実行します。
RPAが得意とするのは、ルールが明確で判断を伴わない業務です。一方、状況に応じた判断や例外対応が多い業務は苦手なため、どの業務を任せるかを見極めることが大切です。
RPAの意味やAIとの違い、導入手順は、次の記事で詳しく確認できます。
中小企業が抱える人手不足の課題
中小企業が抱えがちな「人手不足」は、さまざまな課題の原因になります。少子高齢化で採用も難しくなるなか、次のような課題が生じやすくなっています。
属人化で業務が停止するリスク
人手不足に悩む中小企業は、組織やチーム体制も万全でないこともあり、特定の従業員に業務が集中しやすくなります。結果的に、特定の人物しか対応できない業務が生まれる「業務の属人化」が起こりがちです。
その担当者が欠勤した場合、業務が停止するリスクがあります。たとえば、経理担当者が1人ですべての会計処理を行っていると、急な休みや退職で業務が滞りかねません。さらに一部の従業員にしかやり方が共有されていない場合、うまく引き継げず業務を継続できない可能性があります。
慢性的な人手不足による従業員の負担
中小企業では少ないメンバーで多くの業務をこなすため、1人ひとりの労働時間が長くなりやすい傾向があります。長時間労働が常態化すると、従業員の精神面・健康面に悪影響を及ぼし、企業全体の生産性低下を招きかねません。
労働時間に対して給料や待遇が見合わなければ、待遇のよい職場への転職を考える従業員も増え、さらに人手不足が深刻化する恐れがあります。
単純作業による生産性の低下
新規事業を打ち出したり事業のスケールアップを進めたりすると、大量の雑務が発生します。単純作業や定型作業とはいえ、量が膨大だと従業員は対応しきれません。
単純作業にリソースを割けばコア業務に集中できず、企業の生産性が下がってしまいます。手作業はミスも発生しやすく、確認や修正にさらに時間がかかります。
中小企業がRPAツールを導入すべき理由
中小企業がRPAを導入して得られる主なメリットは次のとおりです。
業務の標準化による属人化の解消
RPAを導入すると、業務の手順がシナリオとしてツール上に残せるため、担当者が不在でも業務が止まりにくくなります。
たとえば経理担当者が1人で行っていた請求書の作成や入金確認も、シナリオ化しておけば、急な休みや退職があっても別の担当者が同じ手順で実行できます。
引き継ぎや教育にかかる負担も軽くなるため、少人数の組織でも業務を継続しやすい体制を整えられます。
従業員の負担低減
RPAは人が手を動かさなくても処理を進められるため、同じ人数でもこなせる業務量を増やすことができます。転記や集計、帳票の出力といった定型作業を、夜間や休日を含めて時間帯に関係なく実行できるためです。
たとえば、毎朝の受注データのダウンロードや月末の請求書発行を前夜のうちに実行しておけば、出社した時点で作業が終わっている状態から一日を始められます。
担当者は空いた時間をコア業務に集中できるようになるため、長時間労働の是正にもつながります。
ミスの減少と生産性の向上
RPAは設定した手順どおりに処理を繰り返すため、手作業で起こりがちな入力ミスや転記漏れが起こりにくくなります。人は作業量が増えると集中力が落ちますが、RPAは件数や時間帯に関係なく同じ手順を再現します。
たとえば、数百件の受注データを基幹システムへ転記する作業では、桁の打ち間違いや行の飛ばしが起こりがちですが、RPAなら最後まで精度を落とさずに処理します。
その結果、担当者はコア業務に集中できるようになり、生産性向上も期待できます。実行ログが残るため、問題が起きた際の原因の切り分けもしやすくなります。
中小企業向けRPAツールの選び方
中小企業がRPAツールを選ぶときは、次のポイントを確認すると自社に合う製品を見つけやすくなります。
- 自動化したい業務・目的に合うか
- プログラミング不要で使えるか
- サポート・定着支援体制は充実しているか
- 拡張性・他システムとの連携性はあるか
自動化したい業務・目的に合うか
RPA選びでまず確認したいのは、自社が自動化したい業務に向いているかどうかです。製品ごとに得意分野が異なります。
たとえば、受発注やEDI業務ならAutoジョブ名人、Excelの集計業務ならコピロボのような業務特化型があります。判断や例外対応が多い業務は自動化に向かないため、対象業務を棚卸ししてから選ぶことで、製品とのミスマッチを防げる可能性が高まります。
プログラミング不要で使えるか
専任のIT担当がいない中小企業では、プログラミング不要で使えるかが重要です。現場の担当者が自らシナリオを作成できれば、運用負担を大きく抑えられます。
たとえば、マウス操作の記録で作れるロボパットAIや、ドラッグ&ドロップで組めるWinActorなど、ノーコードで直感的に操作できる製品がおすすめです。
サポート・定着支援体制は充実しているか
限られたリソースでRPAを定着させるには、ベンダーのサポート体制も重要です。導入時の伴走や操作レクチャー、相談窓口の有無を確認しましょう。
たとえば、RKシリーズは無償の伴走サポートを、ロボパットAIは専任担当者による導入サポートを用意しています。専任担当がいない企業ほど、手厚くサポートしてくれる製品を選ぶと社内に根づきやすくなります。
拡張性・他システムとの連携性はあるか
業務改善が進むと、RPAの利用範囲を広げたくなることも少なくありません。そのため、拡張性の高さと、他ツールとの連携性を確認しておきましょう。
たとえば、RPA BizRobo!はmini・Lite・Basicの3段階の製品があり、事業の成長に合わせて上位製品へ広げられます。Yoomはノーコードで多数のクラウドサービスと連携でき、OCRやAIと組み合わせて業務フロー全体を自動化できます。
API連携や対応ファイル形式の範囲を確認し、将来を見据えて長く使える製品を選ぶことが大切です。
【従業員規模別】特に確認すべきポイント
中小企業といっても、従業員規模によって重視すべきポイントは変わります。自社の規模に近い項目を確認してください。
10人以下
10人以下の企業では、複雑なシステムは定着しにくい傾向があります。まずは低コストで限られた範囲から始められるかが鍵です。
たとえば、Robo派遣やコピロボのようなスモールスタートしやすい製品が向いています。
50人以下
50人規模になると雇用形態が多様化し、手作業の転記やデータ入力が増えてミスも起きやすくなります。現場の担当者が自分で運用できるかが重要です。専任担当がいなくても現場でシナリオを作れるかを確認しましょう。
たとえば、ノーコードのロボパットAIや、非エンジニアでも扱いやすいBizteX robopが候補になります。
100人以下
100人規模では拠点や部門が増え、自動化したい業務も部署ごとに広がります。さまざまなシナリオや業務に対応しているかを確認しましょう。
たとえば、1,000以上のサンプルシナリオを提供しているWinActorや84業務分の既製ロボットを用意しているRobo派遣などもおすすめです。
300人以下
300人規模になると、部門ごとの独立管理を防ぎ、全社で管理する視点が欠かせません。実行状況を一元管理できるかが鍵です。全社の実行管理やログ集約ができるかを確認しましょう。
たとえば、全社展開に対応するRPA BizRobo!や、管理サーバーで複数ロボットを統制できるEzAvaterなどが候補に挙がります。
RPAツールの選び方は次の記事でも詳しく紹介しています。
中小企業向けRPAツールにかかる費用・価格相場
RPAツールの費用は、初期費用とライセンス費用(月額または年額)で構成されます。中小企業向けの製品では初期費用0円のクラウド版も多く、月額は数千円から8万円程度まで幅があります。
たとえば、Robo派遣は1業務あたり月額5,000円から、コピロボは1人あたり月額2万円台から利用できます。一方、Autoジョブ名人は月額8万円台から、EzAvaterはフル機能で年額75万円といった価格です。
自動化したい業務の数や利用人数によって費用は変わります。無料トライアルで効果を確かめてから契約するとよいでしょう。費用相場や料金の比較は、次の記事もあわせて参考にしてください。
中小企業が利用できる補助金・助成金
RPAの導入費用は、国の補助金・助成金で軽減できる場合があります。中小企業が活用しやすい代表的な制度が、デジタル化・AI導入補助金2026※(旧IT導入補助金)です。
通常枠の補助率は2分の1以内(最低賃金近傍の事業者は3分の2以内)で、補助上限額は最大450万円です。
補助対象はIT導入支援事業者が登録したツールに限られます。IT導入支援事業者が登録・公開したツールは中小企業基盤整備機構のサイトで検索できるため、製品ごとに登録の有無や詳細プランを確認しましょう。
本記事で紹介する製品の登録状況は次のとおりでした。(BOXIL上に掲載されているサービス名称で検索)
| サービス名 | ITツール登録 | 導入支援事業者 |
|---|---|---|
| ロボパットAI | なし | ー |
| RKシリーズ | あり | ・株式会社UBC ・ユナイテッド・アドバイザーズ株式会社 |
| Robo派遣 | なし | ー |
| コピロボ | なし | ー |
| RPA BizRobo! | あり | ・株式会社ライトアップ ・レイテクソリューションズ株式会社 |
| Yoom | あり | ・株式会社J-Barrel ・株式会社アーデント ・株式会社ai-soumu ・富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社 など |
| Autoジョブ名人 | なし | ー |
| EzAvater | なし | ー |
| BizteX robop | あり | ・株式会社ライトアップ |
| WinActor | あり | ・日本ソフト開発株式会社 ・株式会社Essencimo ・都築電気株式会社 ・ワークスアイディ株式会社 など |
※出典:中小企業基盤整備機構「デジタル化・AI導入補助金2026」(2026年8月20日閲覧)
中小企業向けRPAツールの機能・料金比較表
この記事で紹介する中小企業向けRPAを、強みのタイプと費用で一覧にまとめました。
| サービス名 | タイプ | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|---|
| ロボパットAI | サポート・定着支援に強み | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| RKシリーズ | サポート・定着支援に強み | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| Robo派遣 | スモールスタート・低コスト | 0円 | 5,000円〜(1業務) |
| コピロボ | スモールスタート・低コスト | ― | 20,000円(税抜)〜 |
| RPA BizRobo! | スモールスタート・低コスト | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| Yoom | スモールスタート・低コスト | ― | 0円〜 |
| Autoジョブ名人 | 現場主導・ノーコード | 要問い合わせ | 85,000円(税抜)〜 |
| EzAvater | 現場主導・ノーコード | 0円 | ―(年額200,000円〜) |
| BizteX robop | 現場主導・ノーコード | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| WinActor | 現場主導・ノーコード | ― | ―(年額300,080円〜・税込) |
※費用は各サービスの公式サイト公表値にもとづく最小構成の目安です。「―」は公式サイトに記載がない項目、年額表記のみの製品は年額を記載しています。

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中小企業向けRPAツールおすすめ2選【サポート・定着支援に強み】
導入支援や伴走サポートが手厚く、専任担当がいない企業でも定着させやすいRPAを紹介します。
ロボパットAI(旧:RPAロボパットDX)
- マウス操作の記録でロボットを作成できるノーコード型
- 複数部署で使っても追加費用がかからないフローティングライセンス
- 1か月の無料トライアルと導入支援・コンサルティング
ロボパットAIは、株式会社FCEが提供するノーコードのRPAです。Windows上のマウス・キーボード操作を記録してロボットを作成でき、プログラミングの知識がなくても現場の担当者が扱えます。
複数のPCや部署で利用しても追加費用がかからないフローティングライセンスを採用し、少人数から全社まで柔軟に使えます。導入支援やコンサルティング、AIアドバイザーによる作成支援など、定着を後押しするサポートも充実しています。
ロボパットAIのプラン・料金
| 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
作成意欲があれば、必ず作り切れる体制になっていると感じます。
AI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ
- フローナビによる2ステップ設定
- AIによるシナリオ提案とエラーの自動解析
- 導入から運用まで4種類の無償サポート
AI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズは、株式会社キーエンスが提供するRPAです。フローナビに沿って2ステップで設定でき、AIがシナリオを提案したりエラーを自動で解析したりするため、初心者でも扱いやすい設計です。
導入ヒアリングから運用フォローまで4種類の無償サポートを用意し、専任担当がいない企業でも始めやすくなっています。
RKシリーズのプラン・料金
| 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
またサポート担当の方が1つ1つとても丁寧に教えていただき、とてもわかりやすかったです。
セミナー動画等も充実しています。
シナリオ作成も難しいコードではなく、作成前の業務をどのように行なっていたかを順におっていくという流れなので、取り組みしやすい。
中小企業向けRPAツールおすすめ4選【スモールスタート・低コスト】
少額・少人数から始めやすく、初期費用を抑えてスモールスタートできるRPAを紹介します。
Robo派遣
- 1業務あたり月額5,000円から始められる
- 専門エンジニアがシナリオ開発・保守を代行
- 開発スキルがなくても運用できる
Robo派遣は、ユーザックシステム株式会社が提供するRPAサービスです。Autoジョブ名人の技術を基盤に、専門エンジニアがシナリオの開発や修正、メンテナンスを代行するため、社内に開発スキルがなくても運用できます。
1業務あたり月額5,000円から、初期費用0円で始められます。受注データのダウンロードや注文書のOCR読み取りなど、84業務分の既製ロボットが用意されています。
Robo派遣のプラン・料金
| 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|
| 0円 | 5,000円〜(1業務) |
利用にはAutoジョブ名人のライセンス契約が別途必要です。
コピロボ
- Excelの集計業務に特化
- 既存のExcelフォーマットをそのまま利用できる
- 1名から利用できる
コピロボは、株式会社NSDが提供するクラウド型のRPAです。Excelの集計業務に特化し、既存のフォーマットをそのまま使えるため、新しい帳票を設計する手間がかかりません。
メールに添付されたファイルを自動で取得・集計する機能もあり、プログラミングの知識は不要です。1名から利用でき、小規模なチームでもスモールスタートできます。
コピロボのプラン・料金
| プラン | 月額費用 |
|---|---|
| コピロボポケット | 20,000円(税抜)〜 |
| コピロボ For Box | 45,000円(税抜)〜 |
コピロボポケットは1名から、For Boxは5名から利用できます。
難しい設定なども必要ないので、エクセルの知識がなくてもすぐに使用できます。
RPA BizRobo!
- mini・Lite・Basicの3段階でスモールスタートできる
- クラウド・オンプレミス・デスクトップに対応
- 導入3,000社超
RPA BizRobo!は、オープン株式会社が提供するRPAです。小規模から始められるminiから全社利用向けのBasicまで3段階の製品があり、事業の成長に合わせて拡張できます。
クラウド・オンプレミス・デスクトップの3形態に対応し、各種ツールとの連携も豊富です。導入実績は3,000社を超えています。
※出典:オープン「BizRobo!(ビズロボ)」(2026年8月6日閲覧)
RPA BizRobo!のプラン・料金
| 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
無料トライアルあり
また、ヘルプやナレッジが充実しているのでいちいち問い合わせなくても問題を自己解決しやすいです。
日次バッチデータやサイトにアクセスしてデータを抽出する作業に重宝しております。
しかし、あまり直感的な操作ではないため、後継者が育たず、(学ぶことを断念してしまう)作成できるメンバーがいないため、メンテナンス・サポート含めて属人的になってしまっています。
Yoom
- AI・API・RPA・OCRを組み合わせて業務全体を自動化
- 無料プランからスモールスタートできる
- 多数のクラウドサービスと連携できる
Yoomは、Yoom株式会社が提供するクラウド型のツールです。RPAに加えてAIやAPI連携、OCRを組み合わせ、単一の作業だけでなく業務フロー全体を自動化できます。
ノーコードで設定でき、無料プランから始められるため、まず小さく試したい企業に向きます。多数のクラウドサービスと連携でき、現場の担当者でも扱いやすい設計です。
Yoomのプラン・料金
| プラン | 月額費用 |
|---|---|
| フリー | 0円 |
| ミニ | 20,000円 |
| チーム | 50,000円 |
| サクセス | 100,000円 |
中小企業向けRPAツールおすすめ4選【現場主導・ノーコードで使える】
現場の担当者がノーコードで運用しやすく、IT部門に頼らず自動化を進めやすいRPAを紹介します。
Autoジョブ名人
- フロー型・リスト型の2種類のシナリオ画面
- 受発注やEDI業務の自動化に強い
- クラウド統合管理のPixis Cloudに対応
Autoジョブ名人は、ユーザックシステム株式会社が提供するデスクトップ型のRPAです。マウス操作を中心にシナリオを作成でき、Webページやアプリの操作、データベースやCSVとの連携を自動化できます。
受発注やEDIなどの定型業務に強く、生成AI連携やクラウド統合管理にも対応します。
Autoジョブ名人のプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用 | 年額費用 |
|---|---|---|---|
| スターターパック | 要問い合わせ | 85,000円(税抜) | 1,020,000円(税抜) |
| BCPパック | 要問い合わせ | 100,000円(税抜) | 1,200,000円(税抜) |
3か月のPoCパック(255,000円・税抜)も用意されています。
初めてのRPAでしたが、予想よりは操作感がシンプルでそこまで苦に感じず使い方を覚えられました。
EzAvater
- 目で見た操作をそのまま記録するノーコード型
- 非IT部門での自主運用を想定した設計
- 無料のハンズオントレーニングを提供
EzAvaterは、株式会社テリロジーサービスウェアが提供するRPAです。画面上の操作を記録してシナリオを作成でき、条件分岐やエラー処理など18以上の機能を備えています。
非IT部門での自主運用を想定した設計で、無料のハンズオントレーニングや個別相談会も用意されています。管理サーバーを併用すれば、複数のロボットを一元管理できます。
EzAvaterのプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 年額費用 |
|---|---|---|
| フル機能ロボット | 0円 | 750,000円 |
| 実行専用ロボット | 0円 | 200,000円 |
| 管理サーバー | 0円 | 498,000円〜 |
PC1台につき1ライセンスの年間契約です。
BizteX robop
- PC画面の操作を記録して再生する方式
- 難しいプログラミングは不要
- iPaaSのBizteX Connectで多くのサービスと連携
BizteX robopは、BizteX株式会社が提供するデスクトップ型のRPAです。画面の操作を記録して再生する方式で、難しいプログラミングは不要です。基本スキルは2時間以内で習得できるとされ、利用者の多くが非エンジニアです。
システム入力やデータ集計、Web情報収集などを自動化でき、iPaaSのBizteX Connectを通じて多くのクラウドサービスと連携できます。
BizteX robopのプラン・料金
| 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
WinActor
- ドラッグ&ドロップでシナリオを作成できる
- 国産RPAで導入8,500社超
- サンプルシナリオ1,000以上を無料提供
WinActorは、NTTアドバンステクノロジが開発し、NTTドコモビジネスなどが提供する国産のデスクトップ型RPAです。ドラッグ&ドロップでシナリオを作成でき、プログラミング未経験でも直感的に操作できます。
導入実績は8,500社を超えています。初心者向けセミナーやサンプルシナリオも豊富で、スモールスタートから全社展開まで対応します。
※出典:NTTアドバンステクノロジ「WinActor」(2026年8月20日閲覧)
WinActorのプラン・料金
| プラン | 年額費用 |
|---|---|
| フル機能版 | 1,098,680円(税込) |
| 実行版 | 300,080円(税込) |
上記はノードロック版(PC1台あたり)の価格例で、販売代理店により価格が異なる場合があります。フローティング版はオープン価格です。
中小企業のRPAツール導入事例
実際にRPAを導入した中小規模の企業の声を、導入前の課題ごとに紹介します。自社に近い状況を探す参考にしてください。
手作業の入力・転記に時間がかかっていたケース
あるメーカー・製造業の中小企業では、各部署で転記作業が多く、システムに入力した情報をExcelへ出力して加工する手間がかかっていました。
RKシリーズの導入後は、システムに入力した情報をRPAが自動で転記できるようになり、以前より早く正確に資料を作成できるようになったという声があります。ただし操作に慣れるまでには一定の時間を要したとのことです。
転記作業を削減できる – RKシリーズの口コミ ☆4/5 メーカー/製造系
あるサービス業の中小企業では、メールで受け付けた申し込みの処理にアナログ作業が多く、締め切り前に依頼が集中して現場がひっ迫していました。
ロボパットAIの導入後は、こうしたアナログ作業を自動化でき、生まれた時間を本来注力すべきチェック作業に充てられるようになったという声が寄せられています。
RPAでの作業効率なら、こちらのツールで間違いなしです! – ロボパットAIの口コミ ☆5/5 サービス/外食/レジャー系
専任担当がおらず業務が属人化していたケース
あるメーカー・製造業の中小企業では、人員が限られるなかで特定の担当者に業務が集中しやすく、時間外の対応が必要になる場面もありました。誰でも同じように処理できる仕組みづくりが課題でした。
RKシリーズの導入後は、一部の業務がボタン1つで完了するようになり、負荷が少しずつ軽減してきたとのことです。UIがわかりやすくシナリオをチームで共有・再利用しやすいため、チーム全体のスキルアップにつながっているという声があります。
導入のハードルが低く柔軟にサポートしてくれる – RKシリーズの口コミ ☆5/5 メーカー/製造系
別のメーカー・製造業の中小企業では、以前使っていたRPAが途中で止まることが多く、修正に時間がかかっていました。作成画面が英語表記だったため作成・修正できる担当者が限られ、ロボットが増えない状態だったといいます。
ロボパットAIの導入後は、動作が安定して修正にかける時間が大幅に減り、開発画面もわかりやすいためプログラム開発の経験がないメンバーでも作成できるようになったという声が寄せられています。
業務で活躍できるロボットが自分の力で作ることができています – ロボパットAIの口コミ ☆5/5 メーカー/製造系
まとまった工数を削減できたケース
ある小売・流通業の中小企業では、200〜300件ほどの顧客について管理画面から臨時の請求書をPDFで作成し、印刷やFAX送信まで手作業で進めており、非常に時間がかかっていました。
Autoジョブ名人の導入後は、請求書作成後の印刷やFAX送信、細かな文字修正までを自動化でき、導入前は4人で10時間を費やしていた作業を半分に短縮できたという声があります。
操作に慣れると非常に便利なツール – Autoジョブ名人の口コミ ☆5/5 小売/流通/商社系
あるメーカー・製造業の中小企業では、商品の発送漏れによるクレームが高い頻度で発生し、その対応に時間を取られていました。
RPA BizRobo!の導入後は、発送直後に発送状況の確認をRPAが行うことで漏れを事前にチェックでき、発送漏れを出さない状態をつくれたとのことです。導入初年度で年間2,000時間ほどの削減につながったという声もあります。
導入初年度でも年間2000時間の削減できました – RPA BizRobo!の口コミ ☆5/5 メーカー/製造系
ここで紹介した以外のさまざまな業種の導入事例は、BOXIL Magazineの導入事例一覧でも確認できます。
中小企業向けRPAツールを活用するポイント
RPAを導入したあと、運用でつまずかないためのポイントを紹介します。中小企業が押さえておきたい観点は次のとおりです。
- まずは1業務のスモールスタートで定着させる
- 誤動作・エラー時に備える運用体制を整える
- 野良ロボット化を防ぐ運用ルールを決める
まずは1業務のスモールスタートで定着させる
RPAは、いきなり多くの業務に広げるより、まず1つの業務から小さく始めると定着しやすくなります。効果を確認しながら対象を広げれば、現場の負担や失敗のリスクを抑えられます。
最初の成功体験を社内で共有すると、他部門への展開もスムーズに進みます。
誤動作・エラー時に備える運用体制を整える
RPAはあらかじめ設定した手順どおりに動くため、画面変更やシステムの挙動によって想定と異なる処理が起こることがあります。
ログ取得や通知機能を活用し、動作を確認できる体制を整えておきましょう。重要なデータを扱う業務では、二重チェックの仕組みを設けると安心です。
野良ロボット化を防ぐ運用ルールを決める
現場主導で導入すると、運用が個人や部門に閉じ、設定内容が属人化しやすくなります。担当者の異動や退職で引き継げなくなる恐れもあります。
管理部門や経営層と連携し、運用ルールや管理方法を決めておくことが大切です。ロボットの一覧や設定を共有しておけば、全社での見える化につながります。
中小企業向けRPAに関するよくある質問(FAQ)
中小企業がRPAを検討するときに、よく寄せられる質問と回答をまとめました。
専任のIT担当がいません。知識がなくても中小企業で運用できるRPAはどれですか?
ノーコードで直感的に使える製品なら、専任担当がいなくても運用できます。たとえば、マウス操作で作れるロボパットAIや、フローナビに沿って2ステップで設定できるRKシリーズなどが候補です。
費用が予算に見合うか不安です。低コストで始められるRPAはどれですか?
予算が限られる場合は、1業務の改善から利用できるサービスや無料プランのあるサービスがおすすめです。たとえば、月額5,000円から始められるRobo派遣や、無料プランから試せるYoomなどが候補です。
どの業務から自動化すればよいか分かりません。まず取り組みやすい業務はどれですか?
手順が毎回同じで、発生回数が多い業務から始めると効果を実感しやすくなります。手順が固定されていれば例外処理を作り込まずに済み、回数が多いほど削減できる時間が積み上がります。
たとえば、受注データのダウンロードとExcelへの転記、月次の集計や帳票の出力、勤怠データの集計などが代表例です。いずれもPC上で完結し、担当者の判断を挟みません。
中小企業向けRPAを比較するならBOXIL
中小企業のRPA導入では、人手不足や属人化、単純作業の負担といった課題の解消が出発点になります。自動化したい業務やノーコードで使えるか、サポート体制を軸に選ぶと、身の丈に合った製品を見つけやすくなります。
サポートが手厚いタイプ、低コストで始められるタイプ、現場主導で使えるタイプなど、特長で絞り込むのも1つの方法です。まず1業務から小さく始め、効果を確かめながら広げるとよいでしょう。
どのサービスを選ぶか負担に感じているのであれば、BOXILでのサービス資料請求がおすすめです。BOXILならサービス提供会社が作成した紹介資料をまとめて入手できます。

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