Article square balloon green
2017-08-14

RPA導入事例と効果 | AI・ロボットで業務自動化するメリット・成功のポイント

RPA(Robotic Process Automation)はAIやロボットによる業務自動化の仕組みです。この記事では、RPAによる自動化のメリット、導入事例、効果とメリットを紹介します。
RPA
Large

資料請求後にサービス提供会社、弊社よりご案内を差し上げる場合があります。
利用規約とご案内の連絡に同意の上
RPAの資料を無料DL

労働力不足の対策、業務効率化などの企業が抱える課題の対策の一つとして注目されているのが「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」です。RPAは24時間365日稼働することができ、人間の補完として業務が行えるので「仮想知的労働者」とも言われています。ここでは、RPAの導入事例、メリット、導入に失敗しないためのポイントを紹介していきます。

RPAとは

RPAは、人間の知能をコンピューター上で再現しようとするAIや、AIが反復によって学ぶ「機械学習」といった技術を用いたロボットによる主にホワイトカラー業務の効率化・自動化の取組みです。

定型的な業務をソフトウェアのロボットで自動化することで、業務の品質向上と作業時間の短縮を行います。ITシステムは、想定されるあらゆるケースをプログラミングしておかなければなりませんが、RPAは、ノンプログラミングで、指示された通り動くことから、指示を踏まえ自ら考えて動く自動処理まで変化に柔軟に対応してみずから考えるソフトウェアです。ERPシステムなどで従来の自動化取り組みでカバーしきれなかった業務にも、自動化範囲の拡大が期待されています。

今さら聞けないRPAの基本 | AIとの違いやメリットを解説 | ボクシルマガジン
RPA(Robotic Process Automation)とは、ホワイトカラーの単純な間接業務を自動化するテク...

RPAによる業務自動化の導入事例

RPA業務自動化による効果とメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。RPAの導入事例を紹介していきます。

事例(1)消し込み作業の全自動化で作業時間を大幅に削減

事例:「毎日100件以上ある手入力作業を、全自動ロボの導入により作業時間が大幅に軽減した。」

<課題>
入金情報の消し込み作業を1件ずつ手入力で行う会計システムのミスを減らし、作業時間を短縮したい。

<RPAによるソリューション>
インターネットバンキングからCSVファイルをダウンロードし、そのファイルを元に必要な情報を追加したExcelファイルを作成。
さらには自社会計システムへのインポートまでを全自動化までを行う。

<RPA導入後の成果>

  • 作業時間が大幅に軽減された
  • 単純ミスがなくなった
  • 担当者も有効なほかの業務に時間を費やすことができるようになった

事例(2)メールで業務スタイルを変革し営業効率を向上

事例:「煩雑な在庫管理を業務自動化により正確な在庫管理ができるようになった。」

<課題>

  • 品種・小ロットによる在庫管理の煩雑さを改善したい
  • 在庫管理の担当者によって管理品質および精度の差がまちまちなのを正確にしたい
  • 担当者がわざわざ情報を見に行く煩わしさを軽減したい

<RPAによるソリューション>
ツールで抽出した安全在庫数、出荷予定数、製造依頼データをEメールの本文に記入し、毎朝9時に担当者に送信する業務を自動化。

<RPA導入後の成果>

  • 情報の閲覧率が格段に向上した
  • 業務工数の削減で欠品の予防につながった
  • 本業への専念できるようになった

事例(3)情報の取得をRPAにより自動化し効果的な戦略を立案

事例:「人力では3人で7日以上かかる作業がRPAが半日で完了するようになった。」

<課題>

  • 作業に必要なタスク項目は3,000項目以上あり、人力では3人で7日以上かかる作業を効率化したい
  • ITシステム等は費用が高く、運用中の想定外支出も含めて予算内で別の解決したい
  • データベースとの接続や連携までを自動化したい
  • 対象となるサイトの増減があるため、数に制限がなく、追加や変更がいつでもできるようにしたい
  • 多言語に対応してほしい

<RPAによるソリューション>

オンライン上の自社製品に関連する情報の取得をRPAにより自動化。
既存サイト内に比較ポータルサイトを新設し、各ECサイトの価格とポイント、送料についてリアルタイムで表示できるようにした。

<RPA導入後の成果>

  • 比較ポータルサイト上で消費者ニーズをリアルタイムで把握できるようになり、効果的な戦略を立てられるようになった
  • 比較ポータルサイトが営業方針を改善・管理するための社内ツールとして活用できるようになった
  • ユーザビリティが向上し、既存サイトからECサイトへのトラフィックが上昇した
  • 販売パートナーであるECサイトの売り上げに対する貢献することができた

RPAを導入するメリット

RPAを導入し、自動化していくメリットには、「コスト削減」「ミス防止」「生産性の向上」の3点があります。

メリット(1)売り上げの最大化

RPAの導入の大きなメリットとして、売り上げの最大化が挙げられます。RPAの強みは、品質を維持したまま業務に必要な時間を大幅に削減できる点にあります。効率化できる作業をRPAが行うことで、「人間にしかできない仕事」に本来の業務として集中することができます。それにより、最低限の人件費で売り上げ拡大を実現していきます。販売業の例では、ルール化できる業務をRPAが行い、営業マンしかできない業務を行うことで2か月で売り上げを3倍まで伸ばすことができたケースもあります。

メリット(2)コスト削減

RPAの導入と維持にかかるコストは一般的に、派遣のフルタイム従業員一人の月給の三分の一ほどといわれています。たとえば、派遣社員10名必要な業務が、RPA+派遣社員2名で行えるようになると、派遣社員一人当たり30万×10名で300万円かかかっていた人件費も、30万×2名で60万円となります。

年間で2,880万円のコスト削減に繋がります。RPAの特徴として、自ら辞めることなく、24時間働き続けるので、人材採用などの費用削減も同時に行えます。費用対効果が折り合わずシステム化を断念したり、システム化はできないと思っていた業務などでもRPAの導入により、高い費用対効果の期待が持てます。

メリット(3)生産性の向上

RPAの導入は、ヒューマンエラーやミスを減らせるメリットもあります。人が長時間同じ作業やデータ入力を行うと、集中力が欠けたり、ストレスを感じ、ミスを引き起こすことがあります。

ミスが起きたときのリカバリーやフォローの時間を軽減し、それに割く人の時間を本来行う業務に集中することができます。また、RPAは24時間休みなく働き続けることも可能であり、一般的にはRPA一体は人間2~5人分の仕事量に相当すると言われています。「全自動ロボ」や「半自動ロボ」など業務内容に合ったRPAを導入することで、より効率的・効果的に生産性の向上を実現することができます。

RPAとAIの違いは?定型業務や事務処理を効率化する技術、注目RPAツールを解説 | ボクシルマガジン
ホワイトカラーの業務効率化のための便利なツールとして注目されているRPAについて、AIとの違いや主な機能である自動...

RPAの導入に失敗しないためのポイント

RPAの導入に失敗しないために注意すべきポイントには、次の3点「自動化する業務の見極め」「エラー時の対応を事前に決める」「既存組織に依存しない導入・運用体制の構築」があります。

ポイント(1)自動化する業務の見極め

RPAは、ソフトウェアロボットを利用して業務プロセスを自動化していきます。そのため、導入前に自動化する業務のプロセスを明確にしておく必要があります。

人に頼っている業務や改善したい業務を棚卸しし、ソフトウェアが得意とする「ロスの大きいもの」「やりやすいもの」「結果がすぐに出せるもの」なども優先順位づけの参考になります。まずは業務の棚卸しし、改善する業務をリストアップし、優先順位をつけることで自動化する業務を見極めていきましょう。

ポイント(2)エラー時の対応を事前に決める

RPAにより、業務の自動化が行えますが、業務プロセスが100%自動化できないケースも想定しておくことが重要です。たとえば、受注業務をメール受信による自動化を行った場合、相手先から発注番号の記載ミスやメールが受信されないなどのエラーが想定されます。

こういったエラーが発生したときに、処理が途中で止まって業務が止まってしまわないように予め想定されるエラーを洗い出しておきます。そして、その対応を自動化する処理に組み込んでおくとが重要です。

ポイント(3)既存組織に依存しない導入・運用体制の構築

RPAを導入後、結局利用したのは導入初期のみで、その後は稼動していなかったり、RPAの導入に関わった関係者のみが利用して広まったり定着しないということもあります。そいうった問題を回避するためにも、RPAを推進するチームを組成することも重要です。

たとえば、現行の業務プロセスやシステムに詳しいメンバー、RPAや他の最新テクノロジーにも精通しているメンバーを選抜して、業務サイドの協力体制を構築し、RPA専属チームを発足することで、既存組織に依存しない導入を促し、運用体制の構築していくことも肝心です。

RPA | ロボット導入で業務自動化を成功に導くには | おすすめサービスも紹介 | ボクシルマガジン
RPA(Robotic Process Automation)とは、オフィスの定型業務を自動化するソフトウェアです...

RPA導入でホワイトカラーの業務効率化

現在、労働力人口の減少、働き方の多様化、労働環境の変化が進むなか、RPAの導入により、今後より一層ホワイトカラー業務の効率化・自動化が進むと予想されています。RPAと人間が共存し、業務を分担することによって、業務の効率化と売り上げの向上が今後さらに期待されていくでしょう。

RPA導入に向けて | 業務を効率化するツール19選 | ボクシルマガジン
RPAツールとは、Robotics Process Automation(ロボットによる業務自動化)です。定型作業...

RPAの人気関連記事ランキング

RPA導入事例と効果 | AI・ロボットで業務自動化するメリット・成功のポイント | ボクシルマガジン
RPA(Robotic Process Automation)はAIやロボットによる業務自動化の仕組みです。この記...
ジャパンネット銀行がRPA導入、決済・不正モニタリング業務の自動化でコスト削減 | ボクシルマガジン
ユーザックシステムは6日、同社のRPAソリューションがジャパンネット銀行に採用されたことを発表。同社によれば、モニ...
国内・世界のRPA市場規模を解説 | 業務を自動化する注目ソリューション19選 | ボクシルマガジン
日本だけでなく、世界的にも急成長しているRPAについて、国内から海外の市場規模まで解説します。RPAの基本的な説明...
今さら聞けないRPAの基本 | AIとの違いやメリットを解説 | ボクシルマガジン
RPA(Robotic Process Automation)とは、ホワイトカラーの単純な間接業務を自動化するテク...
RPA | ロボット導入で業務自動化を成功に導くには | おすすめサービスも紹介 | ボクシルマガジン
RPA(Robotic Process Automation)とは、オフィスの定型業務を自動化するソフトウェアです...
RPAとAIの違いは?定型業務や事務処理を効率化する技術、注目RPAツールを解説 | ボクシルマガジン
ホワイトカラーの業務効率化のための便利なツールとして注目されているRPAについて、AIとの違いや主な機能である自動...
RPAによる業務効率化 | メリットと導入事例を紹介 | ボクシルマガジン
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とは、機械学習や人工知能(AI)を活用し、オフィス業務を自動化・...
2018年のSaaSを大予測、クラウド業界に起こる4つの「衝撃トレンド」 | ボクシルマガジン
2017年、SaaS業界にはさまざまな出来事が起こりました。今回は1年の締めくくりとして、ボクシルがクラウドサービ...
RPA導入に向けて | 業務を効率化するツール19選 | ボクシルマガジン
RPAツールとは、Robotics Process Automation(ロボットによる業務自動化)です。定型作業...

ボクシルとは

ボクシルとは、「コスト削減」「売上向上」につながる法人向けクラウドサービスを中心に、さまざまなサービスを掲載する日本最大級の法人向けサービス口コミ・比較サイトです。

「何かサービスを導入したいけど、どんなサービスがあるのかわからない。」
「同じようなサービスがあり、どのサービスが優れているのかわからない。」

そんな悩みを解消するのがボクシルです。

マーケティングに問題を抱えている法人企業は、ボクシルを活用することで効率的に見込み顧客を獲得できます!また、リード獲得支援だけでなくタイアップ記事広告の作成などさまざまなニーズにお答えします。

ボクシルボクシルマガジンの2軸を利用することで、掲載企業はリードジェネレーションやリードナーチャリングにおける手間を一挙に解消し、低コスト高効率最小限のリスクでリード獲得ができるようになります。ぜひご登録ください。

Article whitepaper bgS3 0
RPA
選び方ガイド
資料請求後に下記のサービス提供会社、弊社よりご案内を差し上げる場合があります。
エッジコンサルティング株式会社、株式会社FCEプロセス&テクノロジー
利用規約とご案内の連絡に同意の上
Article like finger
この記事が良かったら、いいね!をしてください!最新情報をお届けします!
御社のサービスを
ボクシルに掲載しませんか?
月間100万PV
掲載社数1,000
商談発生10,000件以上
この記事とあわせて読まれている記事