8. 時間貯蓄制度(オランダ)
オランダでは、残業や休日出勤など所定外の労働時間を貯蓄し、後日有給休暇などに振り替えて利用できる。
9. 日曜勤務(フランス)
フランスは日曜出勤で給与が平日の倍になるなど、高待遇となる。
10.(番外編)アルプス電気「労働時間削減」でボーナス増
日本にも、生産性向上への意識が高い企業が増えており、特徴的な制度を打ち出す企業も増えてきた。たとえばアルプス電気では、労働時間削減できたら、その分を賞与に還元するという制度を運用している。
同社は15日、2018年度上期において、2017年9月16日~2018年3月15日までの全社月一人あたり平均所定外労働時間が2016年同期間と比較し2.4時間削減されたため、今夏季賞与へ0.04か月分上乗せする形で支給することを決めた。
各国の働き方ルールとはいえ、すべての企業でこれらが導入されているわけではないが、いずれも各国の文化が反映された、特徴的な働き方ルールといえるだろう。