カメラ翻訳アプリおすすめ比較 | Google翻訳ほか人気4選【Android/iOS】

最終更新日: 公開日:

記事の情報は2018-09-05時点のものです。

カメラをかざすだけで翻訳できるおすすめ翻訳アプリを紹介!近年はAIや各種技術も発展し、精度の高い「翻訳アプリ」がリリースされています。従来のようなテキスト入力にとどまらず、音声入力や、スマートフォンのカメラをかざすだけで翻訳できる便利なアプリもあります。本記事では、基本の翻訳アプリ「google翻訳」とともに、画像認識技術に優れ、カメラ翻訳機能が使いやすいアプリを紹介します。
カメラ翻訳アプリおすすめ比較 | Google翻訳ほか人気4選【Android/iOS】

翻訳機会がどんどん身近に

拡大するグローバル化、増加を続けるインバウンド。日常のなかで外国語と接する機会は格段に増えています。言語の壁を超える翻訳サービス、翻訳アプリは、もはや欠かせないものとありつつあるでしょう。

一方で、日本人は外国語への苦手意識が強いともいわれています。楽天インサイトが2016年に行った調査によると、20〜60代の男女の実に約7割が英語を苦手だと感じているという結果も。外国語でのコミュニケーションがなかなか馴染みづらい要因の一つでもあるでしょう。

翻訳アプリは今後のトレンド

そんななか、ネットエイジアが行った調査では、日本のビジネスパーソンの間で今後流行しそうな海外旅行のテクニックとして、「切符・航空券でネット割を利用」や「ホテル料金比較サイトを使って宿を探す」といったすでに一般的となっている旅行テクニックに加えて、「翻訳アプリを使って現地の人と会話」という声が上がっているとのことです。

英語への苦手意識を持つ人にとっては、海外旅行先の現地で外国人とコミュニケーションをとることは抵抗があります。しかし、それを乗り越えるためのツールとして翻訳アプリの注目度が高いといえるのではないでしょうか。

手軽で簡単「カメラ翻訳」機能に注目

特定の言語から他の言語へ翻訳するためには、当然ですが翻訳したい言語を入力する必要があります。しかし、テキストでの入力は手間なだけでなく、理解できない言語を入力することには非常に困難がともないます。

これを解決するのが、スマートフォンのカメラをかざすだけで翻訳できる「カメラ翻訳」機能や、撮影した画像をテキスト化し翻訳してくれる機能です。入力の手間をかけずに瞬時に翻訳できる点は、便利の一言に尽きるでしょう。

おすすめカメラ翻訳アプリ4選

カメラを使った翻訳機能としてよく知られたのはGoogle翻訳です。

しかし、他の利便性の高いアプリで、カメラを使った翻訳機能が使えるものも紹介します。おすすめのアプリとしてどういったものがあるのでしょうか。

Microsoft翻訳[Android/iOS]

まず一つ目は「Microsoft翻訳」です。文字、音声、会話、写真、スクリーンショットとあらゆるものを翻訳できる個人用アプリ。スマートフォンに加え、PCでも利用できるWIndows、Mac向けアプリも提供されています。個人用ながらビジネスシーンにしっかりと対応しているのは、さすがマイクロソフトといったところでしょう。

対応言語は60以上。必要な言語をダウンロードしておけばオフラインで利用できます。

うつして翻訳[Android]

「うつして翻訳」はNTTドコモユーザ向けに提供されているサービスが、無料のAndroidアプリもリリースされています。標識や飲食店のメニューなど、翻訳したい文字にカメラをかざすだけで他言語に翻訳してくれます。必要言語の「うつして翻訳用辞書」をダウンロードしておけばオフライン環境でも利用できます。対応言語は英語・中国語(繁体字、簡体字)・韓国語。

日本語からの翻訳も可能なので、たとえば日本語で書かれた資料を取引相手へ瞬時にカメラ翻訳し、提示するといった使い方もできます。

Naver Papago翻訳[Android/iOS]

NAVER Corp.からリリースされている「Naver Papago翻訳」も多様な機能を持つ翻訳アプリです。Papagoが意味する「オウム」さながら、多様な翻訳に対応しています。対応言語は11。翻訳対象にアプリ内のカメラを向けて写真を撮影し、翻訳したいか所を指でなぞると、翻訳結果が表示されます。

またPapago Kidsという子ども向けの言語学習機能がついている点がユニーク。翻訳だけでなく、外国語の学習にも使えます。

スキャナ&翻訳を[Android/iOS]

DataComからリリースされている「スキャナ&翻訳を」は、名前のとおり、まるでスキャンするように翻訳できる、テキスト翻訳に特化したアプリです。

対応言語はなんと90以上。本などを「スキャン」すれば瞬時にテキスト化でき、編集できるのが特徴。翻訳結果をすぐにほかの人と共有できるので、ビジネスシーンでも活躍します。

カメラにも対応「Google翻訳」

4つのカメラ翻訳アプリを紹介しましたが、やはり、基本の「Google翻訳」は人気があります。

ウェブサイトはもちろんアプリも広く利用されている「Google翻訳」。アプリ版には「カメラ翻訳」や「写真翻訳」など便利な機能があります。これらについて詳しく説明します。

Google翻訳とは

Google翻訳は103言語のテキスト翻訳に対応しており、手書き入力や音声入力、カメラ翻訳や画像翻訳といった多彩な機能を持った翻訳サービスです。

進化するGoogle翻訳

最近新たに追加された新機能としては、文章やフレーズから類推してより自然な翻訳を行うニューラル翻訳がオフラインでも利用できるようになったことが挙げられます。これによって、海外などでインターネット接続がない場合でのアプリの利便性が高まりました。

かざすだけの「リアルタイム翻訳」

Google翻訳で使える便利な機能に「リアルタイム翻訳」があります。この機能は、翻訳したい文章や文字にスマホのカメラをかざすだけで、リアルタイムに翻訳してくれるものです。わざわざテキストとして入力する手間も省け、すぐにさっと翻訳できるという手軽さが非常に便利な機能です。

看板やメニューに使える「写真翻訳」

もう一つGoogle翻訳で使える便利な機能が「写真翻訳」です。これは撮影した写真を用い、翻訳してほしい部分をなぞると翻訳してくれるという機能です。この機能はカメラを使ったリアルタイム翻訳と同様にテキスト入力などをしなくても、さっと手軽に翻訳できるというメリットがあります。

カメラ翻訳アプリでコミュニケーションを円滑に

カメラ機能を持つ翻訳アプリは、外国語のメニューや標識、書籍などさまざまなものを簡単に翻訳できます。打ち込む手間も省けるうえ、読み方がわからなくても問題ありません。

外国語から日本語への翻訳はもちろん、日本語から外国語への翻訳もできるので、日本国内での利用も想定されます。取引相手に日本語資料を紹介したり、観光客への道案内に利用したり、今後ますます活用する機会が増えていくでしょう。

対応言語も確認しつつ、自身にあったカメラ翻訳アプリを見つけてください。