LINE無料通話機能の使い方 | 通話できないときの対処・発着信方法・音質【スマホ/PC】

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記事の情報は2018-09-11時点のものです。

LINE(ライン)で無料通話する方法や使い方を解説!チャット機能だけでなく、無料通話ができるのも大きな魅力です。この記事では、スマホはもちろん、パソコンでも利用可能なLINEの無料通話機能の使い方、通話ができないときの対処法について解説します。
LINE無料通話機能の使い方 | 通話できないときの対処・発着信方法・音質【スマホ/PC】

LINE(ライン)は無料で通話できる

LINEの通話は、電話回線ではなくWi-Fiやモバイル通信などのインターネット経由で行うため、データ通信は発生しますが、一般の電話回線のように3分で〇〇円といった通話料はかかりません。

この無料通話機能、じつはスマホ版アプリだけでなくPC版のLINEでも利用できるのです。この記事では、スマホ版とPC版のLINEを使った無料通話機能の使い方を詳しく解説します。

スマホ版LINEでの無料通話の発信方法

まずはスマホ版での無料通話の発信方法から解説します。

無料通話をかけるには、まずホーム画面の「友だち」から通話対象の友だちを選択します。

ポップアップから「無料通話」をタップすれば、相手に電話がかかります。

また、トークルームの受話器型のアイコンを押しても電話をかけられます。下図はiPhoneのものですが、Android版は下側にアイコンがあります。

スマホ版LINEでの無料通話の着信方法

着信があった場合、ポップアップで着信が通知されます。右の応答ボタンをタップすると会話ができ、左の拒否ボタンで応答を拒否できます。

ただし、iOS10以降のスマホ端末では、iPhoneの標準電話の着信と同じような画面(LINEオーディオ)が表示されます。

通話を終了する場合は、赤い受話器ボタンをタップすればOKです。

スマホ版LINEでの無料通話の音質

スマホ版LINEの通話の音質は改良が重ねられているものの、携帯キャリア各社の通話(VoLTE通話)ほど高くはないといわれています。

LINEの通話はインターネット回線を利用するため、Wi-FiやLTE、4Gなどの通信環境やスペックに依存します。より高音質で通話がしたい場合は、双方が安定した通信環境にいる必要があります。

どのくらいの通信量を消費するのか

LINEで通話すると、どの程度のデータ通信量を消費するのでしょうか。音声通話の場合は、1分あたり0.3〜0.5MB、1時間あたり18MB〜30MB程度です。また、ビデオ通話の場合は1分で約5MB程度といわれています。

データ通信量の制限が長時間通話を使用するときは、パケット通信ではなくWI-Fiに接続することをおすすめします。

PC版LINEで行う無料通話

2012年からPC版LINEでも音声通話が可能になっています。PC同士でもスマホ相手でも無料通話が利用でき、PCとスマホが両方手元にある場合は、どちらか好きなほうで受けられます。

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通話をするのに必要なものは

PC版LINEで無料通話を利用するためには、LINEがインストールされたPCと通話用のマイクおよびスピーカーが必要です。

最近のPCの多くはマイクとスピーカーがはじめから装備されていますが、付属していない場合は、PC用のヘッドセットなどを用意しましょう。安いものであればAmazonで2~3,000円で売られています。

通話開始方法

通話方法は簡単で、次のいずれかの方法で発信するだけです。

(1)友だちプロフィール画面から発信

友だちリストから通話したい相手を選択すると相手のプロフィール画面が開くので、受話器アイコンをクリックすれば発信します。

(2)トーク画面から発信

通話したい相手とのトーク画面からも無料通話ができます。

通話ができない機種もある?

相手のPCの種類によっては、通話ができない可能性もあるので注意しましょう。無料通話ができない機種の場合、どんな設定にしても通話アイコンが表示されないようですので、事前に無料通話が可能かどうかを相手に確認しておきましょう。

PC版LINE通話のメリット

データ使用量を気にしなくてよい

PC版LINEでは、スマホ版と違ってデータ使用量を気にすることなく、長時間の通話やビデオ通話が可能です。

Wi-Fiに接続していない状態でスマホ版LINEの無料通話を使った場合、よく起こるのが、ついつい電話をしすぎてスマホで契約しているデータ通信量の上限を超えてしまうこと。

上限を超えると、通信速度制限がかかり、大容量のデータ通信を行う動画閲覧はもちろん、比較的通信が少ないWebブラウザやSNS利用にも時間がかかってしまうので注意しましょう。

通話をしながらPC操作できる

PC版LINEでは、通話中に別の操作が可能なことも大きなメリットといえます。必要な資料を別のアプリケーションで確認しながら話せるほか、必要に応じてトーク上でデータの送信なども可能です。

PC版LINEの通話ができないときの対処法

これまで説明してきたように、LINEはだれでも簡単操作で無料通話が楽しめます。しかし、うまく通話できないトラブルに遭遇するユーザーも少なくないようです。以下の原因が考えられますので、慌てずに調べてみましょう。

マイクとスピーカーが認識されていない

マイクとスピーカーがLINE側に認識されていなければ通話はできません。

認識されているかどうか確認する方法は、まず左下にある「…」アイコンをクリックし、ポップアップから[設定]を選択してください。

設定画面から通話をクリックすれば、スピーカーとマイクが認識されているか確認できます。下図のビデオ通話のように、必要な機器が接続されていないか、認識されていない場合は「認識されていません」と表示されます。

通話の着信が拒否になっている

先ほどの設定画面から通話の着信許可の部分にチェックが入っていないと、無料通話ができません。チェックが外れていないか確認しましょう。

PC版LINEの通話でできないこと

最後に、PC版LINEでできないことについて挙げておきます。

画面共有機能

画面共有機能とは、ユーザーの画面(モニター)に表示されている画面を、そのまま相手に共有して見せられる機能をいいます。画面上で実際に操作しながら説明する際に非常に便利な機能です。

しかし、PC版のLINEは画面共有機能が搭載されていないため、ビデオ通話を使って画面共有する必要があります。

ビデオ通話であれば画面共有機能があるので通話相手とPC画面をシェアすることができるので、お互いに画面を見ながらコミュニケーションをとることが可能です。ただし、ビデオ通話なので複数人で画面共有はできず、通話相手としかシェアできません。

なお、LINEのキャプチャ機能を使うことで、静止画であれば共有が可能です。

PC版LINEの無料通話を活用しよう

PC版LINEの無料通話の方法と、利用できないときの対処法について解説してきました。

PC版では通信量を気にせず通話できるので、長時間話したいときや、ビデオ通話をしたいときに重宝します。必要なデータを確認しながら通話できるなど、非常に使い勝手がよいですから、ぜひ積極的に活用していきましょう。