年越しそばを食べる理由と由来 | いつ?熱い?冷たい?縁起がいい具材とは

年越しそばは、旧年が終わる大晦日の夜に長寿や子孫繁栄、金運アップなどの縁起を担いでそばを食べる風習のことを指します。いつから年越しそばの風習が広まったのか、その歴史や由来は定かではありませんが江戸時代頃からはじまったと考えられています。本記事ではそんな年越しそばについて、いつ食べれば良いのか、どのような意味があるのか、縁起がいい具材は何かなどを解説します。

年越しそばの縁起がいい具材

年越しそばとセットで食べると縁起の良い具材について4つ紹介します。

海老

まず縁起が良いとされている食材が海老です。海老は見てわかるとおり腰が曲がっており、老人を想像させます。腰が曲がるまで長生きできるようにと古くから長寿のシンボルとして扱われてきました。

年越しそばを食べる際にもかきあげやてんぷらにして海老を食することによって、より縁起を担げます。

また、卵も年越しそばとセットで食べたい縁起の良い食材です。卵の黄身の黄色は黄金を想像させますので金運をあげる縁起担ぎの効果が期待できます。卵焼きや月見そばとして食するのが良いでしょう。

ちなみに、卵をつかったおせち料理の食材としてはだて巻きが有名ですが、だて巻きは卵を巻いている様子が反物を連動させることから着るものに困らないという縁起担ぎが込められているそうです。

年越しそばと一緒に卵をだて巻きにして食しても良いでしょう。

油揚げ

油揚げも縁起のいい食べ物です。油揚げはきつねの大好物だといわれています。きつねとはすなわち商売繁盛の神であるお稲荷様のことを指します。お稲荷様にあやかって、新年の金運や仕事運の向上をお願いしたい場合は、年越しそばと一緒に油揚げを食べると良いでしょう。

ニシン

おせち料理でもにしんの昆布巻が出されることがありますが、ニシンは縁起の良い食材だと言われています。ニシンは「二親」とかけて、両親からたくさんの子供が生まれますようにという縁起担ぎが込められています。

子宝、子孫繁栄という意味が込められているニシンですが、京都では年越しそばにニシンを合わせてニシン蕎麦にして食べる家庭も多いと言われています。

冷たいそばか、熱いそばか

ちなみに、そばを食べるときに迷うのが冷たいそばを食べるべきか、熱いそばを食べるべきか、ということですが、これはどちらでも自分の好みに合わせて好きな方を食せば大丈夫です。

年越しそばを食べる理由は先ほど説明したとおり、長寿、子孫繁栄、悪縁を断つ、金運アップなどの縁起担ぎのためで、熱いか冷たいかは縁起担ぎとは関係がなさそうです。温かい、冷たいは特に気にする必要はないでしょう。

年越しそばを食べて、いい新年を

以上のように年越しそばに関する知識について説明してきました。大晦日に年越しそばを食するのは江戸時代頃から広まったとされる風習で、長寿や金運アップなどの縁起担ぎのために食されます。また、そばと一緒に海老や油揚げなどの縁起の良い食べ物を摂ることによってさらに縁起を担げます。

大晦日の夜に食べることが一般的ですが、大晦日ならば年を跨がなければいつ食しても大丈夫です。また温かい、寒いに関係なく好きな状態のそばを食べて大丈夫です。縁起を担いだ年越しそばを食べることによって、ぜひ良い新年を迎えてください。