Windows 10をセーフモードで起動する方法 | 手順・注意点・解除方法

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Windows 10をはじめとするWindowsのPC(パソコン)でセーフモードで起動するには?PCを使っていて、「起動しない」「動作がおかしい」といったときに、簡単にメンテナンスや診断に使う機能がセーフモードです。セーフモードでパソコンを起動する方法として、手順・注意点を解説します。
Windows 10をセーフモードで起動する方法 | 手順・注意点・解除方法

Windows 10のセーフモードとは?

Windows 10をはじめとするWindows OSには、「セーフモード」と呼ばれる機能が備わっています。セーフモードとは、必要最低限のシステム環境でPCを起動する「診断用の起動モード」です。パソコンの動作に不安がある場合は、セーフモードで起動し、要因を特定します。

セーフモードで起動するドライバは、キーボードやマウスなど必要最低限であり、通常の起動と比べかなり使用制限がかけられています。

また、ネットワークへの接続はできませんが、ネットワークに接続できるセーフモードも用意されています。

Windowsをセーフモードで起動する理由・メリット

何らかのドライバに不具合が発生している場合セーフモードでドライバを停止することにより、問題解決がよりスムーズに行えます。

セーフモードで起動したほうがいい場面

前述のとおり、セーフモードは、障害が発生して正常にOSが起動しなかったり、動作が重くなったりした際、ツールを使った診断やメンテナンスの実施に起動します。

セーフモード起動前の注意点

PCに問題が発生して、「起動しなくなった」「うまく動作しない」といった場合に、セーフモードは診断やメンテナンスを行うための方法としてとても有効です。

しかし、Windows 10でセーフモードを起動する際には、次のような点にも注意が必要です。

  • Windows 10は、Windows 7以前とはセーフモードの起動手順が異なる
  • マウスやキーボードなど周辺機器が機能しないケースがある
  • メーカーによっては回復環境の起動方法などが準備されている場合も
  • システム修復ディスクやインストールDVDからは起動できない
  • 以前のように起動時にF8キーを押す方法では起動が難しい

セーフモードの起動方法

Windowsでセーフモードを起動するには、「スタートメニュー」「シャットダウンコマンド」「msconfig」の3つの方法があります。

(1)スタートメニューからセーフモードで起動する方法

まずは、スタートメニューからセーフモードを起動する方法について解説します。この方法はもっとも一般的な方法と言えるでしょう。具体的な手順は以下のとおりです。

1.スタートメニューから設定を開く

2.更新とセキュリティをクリックして開く

3.左メニューの回復を開く

4.PCの起動をカスタマイズするという項目の今すぐ再起動を押す

5.オプションの選択画面になるので、トラブルシューティングをクリック

6.トラブルシューティング画面から、詳細オプションを開く

7.「その他の修復オプション」を開き、スタートアップ設定を開く

9.再起動をクリック

10.再起動後「スタートアップ設定」が開くと、セーフモードを有効にするを選択

以上で、セーフモードでの起動は完了です。画面の四隅にセーフモードと表示されていることを確認します。

(2)シャットダウンコマンドからセーフモードで起動する方法

Windowsでは、シャットダウンや再起動をシャットダウンコマンドを使って実行でき、これを使ってセーフモードでの起動もできます。

1.「Windows」キーを押しながら「X」キーを押し、表示された一覧からファイル名を指定して実行を選択する

2.以下のように入力して「OK」を押す

shutdown /r /o /t 0

(3)msconfigを利用してセーフモードで起動する方法

最後にmsconfig(システム構成)を使う方法を説明します。これはスタートアップの障害の際に使えるユーティリティでWindows標準機能として搭載されています。具体的にmsconfigを使ってセーフモードを使うには、以下のように行います。

1.「Windows」キーを押しながら「X」キーを押し、表示された一覧からファイル名を指定して実行を選択する

2.以下のように入力して「OK」を押す

msconfig

3.「システム構成」が起動するので、「ブート」タブを開き、セーフブートにチェックを入れて「OK」を押す。

4.確認メッセージが表示されるので、再起動を押す。

これで再起動後にセーフモードが起動します。

注意点

「msconfig」でセーフモードを起動する場合、再度通常モードでの起動設定を行わなければずっとセーフモードで起動させ続けることになってしまいます。

セーフモードで目的を達したら、前述した手順で再びシステム構成画面を立ち上げてください。

今度は上部タブをブートではなく全般に移動させ、「通常スタートアップ」の横にあるチェックボックスをクリックし、チェックされていることを確認してから「適用」>「OK」の順にクリックしましょう。
再起動を求めるメッセージが表示されるので、Wndows 10を再起動してください。

(4)shiftキーを使ってセーフモードを起動する方法

  1. スタートメニュー開き、「電源」を選択
  2. 電源メニューが表示されたら「shiftキー」を押しながら「再起動」をクリック

  3. 再起動後、「オプションの選択」画面が表示されたら「トラブルシューティング」をクリック

  4. 「詳細オプション」をクリック

  5. 「スタートアップ設定」をクリック

  6. 「再起動」をクリック

スタートアップ設定画面が表示され、下記のようにセーフモードの選択を求められます。

  • 4)セーフモードを有効にする
    ※ネットワークに接続しない場合に選択
  • 5)セーフモードとネットワークを有効にする
    ※ネットワークに接続する場合に選択、セキュリティーに注意
  • 6)セーフモードとコマンドプロンプトを有効にする
    ※コマンドプロンプトで操作する場合に選択

ここでは、数字キーの「4」もしくはファンクションキーの「F4」を押し、「セーフモードを有効にする」を選択します。必要に応じて「5」「6」も選択可能です。

前述した真っ暗な画面の四隅に「セーフモード」の文字が確認できれば、セーフモードでの起動成功です。

この方法では再設定などは必要なく、再起動すると通常通り起動できます。


Windows 10では、稀にスタートメニューが開けない不具合があります。その際には、次の記事を参考にしてください。

セーフモードの解除方法

セーフモードでの作業が終わったら、このモードを解除する必要があります。解除にはシャットダウンや再起動などの方法があります。

シャットダウンや再起動する

セーフモードは、「シャットダウン」や「再起動」をすることで解除されます。セーフモードでの診断やメンテナンス作業が終了した後は、必ず再起動して通常モードでの起動を確認しましょう

なお、この方法でセーフモードを解除できるのは、スタートメニューから「設定」を開いて、セーフモードで起動し直した場合、もしくは、シャットダウンコマンドを利用した場合に限られます。msconfigを使ってセーフモードを起動した場合は、再度msconfigから通常モードに戻す必要があるので注意しましょう。

システム構成を起動する

msconfigを使ってセーフモードを利用した場合は、再度msconfigから設定を解除する必要があります。

1.「Windows」キーを押しながら「X」キーを押し、表示された一覧からファイル名を指定して実行を選択する

2.以下のように入力して「OK」を押す

msconfig

3.「システム構成」が起動するので、「ブート」タブを開き、セーフブートのチェックを外して「OK」を押す。

4.確認メッセージが表示されるので、再起動を押す。

これで再起動後は通常モードで起動します。

セーフモードでパソコンの異常を突き止めよう

「パソコンが急に動かなくなった」「使っていてよく固まる」など、パソコンに不具合があるときに、簡単な診断やメンテナンスができるセーフモードはとても便利な機能です。

セーフモードを使うには、スタートメニューの「設定」から行う方法や、シャットダウンコマンド、msconfigと3つあります。トラブルは、ケースによってさまざまなです。セーフモードの起動方法や解除方法をしっかりと理解し、問題が起こったときにはぜひ活用しましょう。

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