【2024年】IT資産管理ツール比較27選!比較表と選び方解説
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目次を開く
IT資産管理ツールの比較表
IT資産管理ツールとは
IT資産管理ツールとは、パソコン・サーバー・スマートフォンといったハードウェアだけでなく、ソフトウェアやライセンスなども管理するシステムです。IT資産の有効活用のほか、パソコン管理の効率化、セキュリティとコンプライアンス強化に役立ちます。
IT資産管理ツールの選び方
IT資産管理ツールを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- IT資産管理ツールの導入目的を確認する
- IT資産管理ツールの機能を確認する
- IT資産管理ツールを導入する際の注意点を確認する
- IT資産管理ツールの料金・価格相場を確認する
IT資産管理ツールの導入目的を確認する
IT資産管理ツールの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
---|---|
IT資産を有効活用したい | パソコン資産管理やモバイルデバイス管理(MDM)などの機能を搭載したIT資産管理ツールがおすすめ |
ソフトウェアやSaaSを管理したい | ソフトウェアライセンスやSaaSアカウント管理の可能なIT資産管理ツールがおすすめ |
コンプライアンスを強化したい | ソフトウェアライセンス管理や内部不正防止に強いIT資産管理ツールがおすすめ |
セキュリティを高めたい | パソコン操作ログ機能や外部メディアの利用制限といった情報漏えい対策、OSパッチ適用などの機能を搭載したIT資産管理ツールがおすすめ |
IT資産管理ツールの機能を確認する
IT資産管理ツールでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
ハードウェア資産管理 | パソコンやサーバーなどのハードウェアの情報を自動で取得し管理するインベントリ機能 |
ソフトウェア資産管理 | パソコンやサーバーなどのソフトウェアやライセンス情報を管理する機能 |
パソコンの操作ログ取得 | パソコンの稼働状態や不審な行動をログで取得して、コンプライアンス強化や勤怠管理に役立てる機能 |
外部メディアの利用制限 | USBメモリやSDカードの利用を制限する機能 |
デバイス一括設定 | 新しいパソコンやデバイスを遠隔で設定したり、OSをアップデートしたりする機能 |
端末紛失時対策 | 遠隔で端末をロックしたり、データを消去したりする機能 |
Webフィルタリング | セキュリティリスクのあるWebへのアクセスを制限する機能 |
ソフトウェア・ファイルの一括配信 | 業務に必要なソフトウェアやファイルを一括配信する機能 |
パッチ適用 | OSのセキュリティ更新パッチを適用させる機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
モバイルデバイス管理(MDM) | AndroidやiOSのスマートフォンやタブレットを管理する機能 |
SaaSアカウント管理 | 社内で利用しているクラウドサービスのアカウントを管理する機能 |
パスワード管理 | パスワードを強化させたり、パスワードポリシーを適用させたりする機能 |
位置情報取得 | パソコンやモバイルデバイスの位置情報を取得する機能 |
インシデント管理 | サイバー攻撃やマルウェアの検知ができる機能 |
パソコンやサーバーなどのハードウェアとソフトウェアを効率的に管理したい場合は、ハードウェア資産管理やデバイス一括設定、パッチ適用などの機能を搭載したシステムがおすすめです。
AndroidやiOSのスマートフォンやタブレットも管理したい場合は、MDMツールやMDM機能のあるシステムがおすすめです。MDMツールの中には、Macを管理できるシステムもあるので、必要に応じてチェックしましょう。
IT資産管理ツールを導入する際の注意点を確認する
IT資産管理ツールを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
---|---|
オンプレミスかクラウドか | 大規模運用やセキュリティを高めたい場合はオンプレミス型システムを、コストを抑えて導入したい場合はクラウド型システムを選びましょう。 |
管理できるOSやデバイスの種類 | MacやiOS端末も管理したい場合は、システムが対応しているか確認しましょう。 |
大規模運用が可能か | 大規模運用したい場合には、ネットワークに負荷をかけずに管理可能なシステムを選びましょう。 |
セキュリティ体制 | 情報漏えいやマルウェア対策など、セキュリティ体制が信頼できるシステムか確認しましょう。 |
IT資産管理ツールの料金・価格相場を確認する
IT資産管理ツールの料金は、クラウドタイプとオンプレミスタイプで異なります。オンプレミスシステムは、導入費用はクラウドシステムより高額なものがほとんどです。ただし、大規模運用の場合にはオンプレミスのほうが運用コストを低く抑えられます。
IT資産管理ツールの年額・月額費用はデバイス管理数によります。必要な機能と要件が搭載されているサービスの料金を確認しましょう。オンプレミス型でもSaaSモデルの課金形態を選べるサービスもあるので、確認しておきましょう。
おすすめIT資産管理ツール比較14選【クラウド】
おすすめのクラウド型のIT資産管理ツールを比較・紹介します。気になるシステムは、価格や課金形態を確認し、無料トライアルや無料プランがあれば、お試し利用してみるとよいでしょう。
- SaaSアカウントの発行・削除を自動化
- IT資産の調達から設定、保管、発送まで対応
- 削除漏れアカウントを自動で検知しアラート
ジョーシスは、ITデバイスとSaaSアカウントをリアルタイムに一括管理するクラウドサービスです。入社から退社に関する業務の効率化を支援してくれます。
パソコン・スマートフォン・USBなどのIT資産を管理する台帳機能があり、サービス内のオンラインストアからデバイスを購入すると、詳細情報を自動で反映してくれます。連携サービスのアカウントの発行と削除を一括実施でき、データの移管も管理画面で実行可能です。利用料金は月額費用のみで、初期導入費用もサポート費用も無料です。
ジョーシスの料金プラン・費用
要問い合わせ
ジョーシスの評判・口コミ
- マルチキャリア、マルチOSに対応
- 利用者情報、資産情報、デバイス情報を紐づけ管理
- 9時~21時まで対応してくれる電話サポート
SPPM3.0は、Android・iOS・Windows・Macに対応するIT資産管理ツールです。1台から導入でき、モバイル端末であれば月額330円、パソコンは月額550円で利用可能です。パソコンとモバイル両方管理できるセキュリティパックも月額1,100円で提供しています。
24時間365日対応の緊急時操作代行を基本プランに含み、緊急時のロックとワイプを代行してくれます。複数のSIMカードに対応するデュアルSIM端末からの情報取得や、インストールアプリの一覧取得、ポリシー違反のメール通知などの機能を利用可能です。
SPPM3.0の料金プラン・費用
料金プラン | 対応端末 | 初期費用 | 月額費用 |
---|---|---|---|
セキュリティパック | モバイル・PC各1台分 | 無料 | 1,100円 |
モバイル端末 | モバイル1台分 | 無料 | 330円 |
PC端末 | PC1台分 | 無料 | 550円 |
SPPM3.0の評判・口コミ
オフィスカルテ - 株式会社アイ・ピー・エス・プロ
- オフィスのIT機器の健康状態を自動診断
- エージェントアプリをパソコンにインストールするだけ
- 収集情報をもとにネットワークマップやIT機器一覧を作成可能
オフィスカルテは、IT機器の情報を自動収集し、IT環境の管理、診断をサポートする管理ツールです。ディスクエラーやCPU温度の異常、セキュリティ対策などでトラブルを検知すると、レポート上でアラートしてくれます。
また、ネットワークマップ表示やIT機器一覧などの機能を備えており、IT資産管理にも役立ちます。
オフィスカルテの料金プラン・費用
料金プラン | 初期費用 | 月額費用 |
---|---|---|
小規模プラン | 50,000円 | 30,000円 |
中~大規模プラン | 0円 | 31,000円~ |
制限なしプラン | 0円 | 80,000円~ |
Assetment Neo - 株式会社アセットメント
- IT機器や備品などの資産管理から、持出・貸出管理まで一元管理
- ライフサイクルに合わせたIT機器の現物管理が可能
- バーコードやRFID、スマートフォンによる棚卸に対応
Assetment Neoは、管理業務に合わせて必要な機能を組み合わせ利用できる社内資産管理システムです。パソコンやサーバーの台帳情報やIPアドレス、ソフトウェア保守一覧など、多様な情報を紐づけて管理可能です。
貸出管理にも対応しており、ワークフローの承認機能と連携した貸出予約の管理、貸出表の出力なども可能なので、どのパソコンを誰がどこで使っているかを正確に管理できます。
Assetment Neoの料金プラン・費用
料金プラン | 資産数 | 月額費用 |
---|---|---|
Light | ~1,000 | 40,000〜60,000円 |
Standard | 1,000~50,000 | 60,000〜280,000円 |
Enterprise | 無制限 | 要問い合わせ |
Assetment Neoの評判・口コミ
マネーフォワード Admina - マネーフォワードi株式会社
- 主なSaaSアカウントを管理可能
- 退職者アカウントの存在をアラート通知
- 50ユーザーまで無料の「スタートアップ無料プラン」も
マネーフォワード Adminaは、社内で利用しているSaaSを一元管理するツールです。SaaSのログイン情報や2FA(2要素認証)から検知し、利用状況を可視化。利用を把握していない特定の部署だけで利用しているSaaSについても、自動で表示されます。
SaaSに紐づくアカウントを一覧表示するため、それぞれの従業員が利用しているSaaSや権限、ステータスを把握でき、退職者や社外アカウントを特定できます。また、セキュリティリスクのあるアカウントにはアラートで通知するため、適切なタイミングで対処できるでしょう。50ユーザーまで無料の「スタートアップ無料プラン(U50)」も提供しています。
マネーフォワード Adminaの料金プラン・費用
【Admina SaaS管理プラン】
料金プラン | ID数 | 月額費用 |
---|---|---|
スタートアップ無料プラン | 50IDまで | 無料 |
51ID以上の企業向け | 51ID以上 | 300円/ID |
300ID以上の企業向け | 300ID以上 | 要問い合わせ |
【Vendorプラン】
要問い合わせ(51ID以上は課金が発生します。)
【Deviceプラン】
要問い合わせ
マネーフォワード Adminaの評判・口コミ
漏洩チェッカー - 株式会社スタメン
- 必要な管理機能だけを端末ごとに契約可能
- 端末と所有者を紐づけ管理し重要情報の動きを監視
- パソコン内のソフトウェアの把握に加え、契約更新時期も把握
漏洩チェッカーは、非IT人材による管理をサポートするIT資産管理ツールです。端末単位で、必要な機能だけを組み合わせて利用でき、内部からの情報漏えい防止もサポートします。
端末と所有者を紐づけられ、人事異動による所有者の変更も管理画面から実行可能です。外部デバイスへのデータのダウンロードや、ローカルフォルダへの重要ファイルのダウンロードをアラートしてくれます。
漏洩チェッカーの料金プラン・費用
- 月額費用:基本料金8,000円+機能利用料(利用機能数×台数×150円)
※年間契約の場合の月額費用です。
Freshservice - OrangeOne株式会社
- IT資産管理から社内問い合わせ管理までカバー
- 各種ITの手配依頼を数クリックで完了
- SaaS管理を自動化可能
Freshserviceは、ITサービスマネジメントの成功事例をまとめたITILに準拠したサービスデスクツールです。SaaSアカウントの契約と利用状況の把握、未使用SaaSの自動検知などに対応しています。
IT在庫管理にも対応し、社員の入退社に伴うパソコンやSaaSアカウントの手配依頼を数クリックで完了可能です。問い合わせの一元管理から、IP制限やシングルサインオンなどのセキュリティ管理まで、情シスのノンコア業務に役立ちます。
Freshserviceの料金プラン・費用
料金プラン | 月額費用 |
---|---|
Starter | 2,861円 |
Growth | 7,378円 |
Pro | 14,304円 |
Enterprise | 17,918円 |
※1ドル150.57円で換算(2023/11/17時点)
Freshserviceの評判・口コミ
Ivanti - 株式会社ジャパンコンピューターサービス
- いかなる状況でも社内パソコンと同じ環境で端末を管理
- 社外でもセキュアな環境で安心して端末が利用可能に
- ソフトウェアやパッチの配信にかかる工数を大幅削減
Ivanti(イヴァンティ)は、IT資産やセキュリティ管理の負担を最小限にするIT資産管理ツールです。散在する国内や海外拠点のIT資産情報を、総合的に管理できます。導入後はインターネットに接続してさえいれば、多くの端末環境で安心して利用可能です。独自の配信技術により、ソフトウェアやパッチの配布にかかる工数の大幅削減も実現します。
Ivanti(イヴァンティ)の料金プラン・費用
要問い合わせ
i-FILTER ブラウザー&クラウド - デジタルアーツ株式会社
- 官公庁、学校、教育機関での導入実績多数
- 専用サーバーの設置が不要
- フィルタリングからデータ消去まで可能
i-FILTER ブラウザー&クラウドは、クラウド型のエンドポイントWebセキュリティツールです。企業・官公庁に加え、学校・教育機関への導入実績があります。サーバー設置が不要なため低コストで利用でき、アプリケーションを問わないWebフィルタリングが可能です。端末のログ・レポート作成による可視化、機密データの消去まで、パソコンやスマートフォン、タブレット端末の問題を解消します。
i-FILTER ブラウザー&クラウドの料金プラン・費用
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i-FILTER ブラウザー&クラウドの評判・口コミ
PC Check Cloud
- WindowsやMac、iPhone・Androidを管理
- 資産台帳にないメディアの利用制限
- セキュリティ状態を5段階で可視化
PC Check Cloudは、NRIセキュアテクノロジーズが提供する、グローバル対応のクラウド型パソコンセキュリティ管理・IT資産管理ツールです。セキュリティ状況をビジュアルで表示し、注意を促します。ソフトウェアのバージョンチェックや、強制アップデート、バッチファイルの自動適用も可能です。WindowsやMac、iPhone、Androidの混在環境でもパフォーマンスを発揮します。
PC Check Cloudの料金プラン・費用
- 初期費用 管理コンソール:50,000円(税抜)
- 年間費用 PC管理サービス:7,200円(税抜)/台
SecureSeed Plus
- 必要な機能だけを自由にカスタマイズ
- クライアントパソコンの環境を可視化
- 操作ログをサマリーとして出力
SecureSeed Plus(セキュアシード プラス)は、南日本情報処理センターが提供する、必要な機能だけを自由にカスタマイズできるクラウドIT資産管理ツールです。収集したインベントリを横断的にアンド・オア検索したり、操作ログをフィルタリングしたりして、インシデント要因の絞り込みが可能なセキュリティ対策を提供します。ホワイトリスト・ブラックリスト・グループ・アカウント単位での操作制限を実施し、安全で円滑なネットワーク運用をサポートします。
SecureSeed Plus(セキュアシード プラス)の料金プラン・費用
項目 | 月額費用 |
---|---|
初期費用 | 20,000円/1管理単位 |
IT資産管理 | 250円/ID |
ログ管理 | 350円/ID |
制御 | 300円/ID |
ICカード認証 | 600円/ID |
不正接続防止 | 6,000円/セグメント |
FAManager
- 上場企業特有の固定資産管理に対応
- 年次バージョンアップで最新税制に完全対応
- 固定資産とリース資産どちらも管理可能
FAManagerは、税理に強いTKCグループが提供するクラウド型固定資産管理システムです。上場企業における特有の固定資産管理に対応した機能を標準搭載しています。CSVデータ経由で他システムと連携でき、固定資産台帳と正確にリンクした現物照合表を作成可能です。管理帳表・仕訳・法人税別表16・償却資産申告書を自動生成し、業務の効率化を図れます。
FAManagerの料金プラン・費用
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ISM CloudOne - クオリティソフト株式会社
- 管理者の運用効率化を考えた管理画面
- ひと目でわかりやすいダッシュボード
- スマートデバイス対応
ISM CloudOneは、クオリティソフト株式会社が提供するクラウド型IT資産管理ツールです。OSのセキュリティ更新プログラム、ウイルス対策ソフトウェア診断、アラート確認リストなど、必要な情報や問題点をひと目で把握できるダッシュボードが特徴です。
端末のぜい弱性診断や操作ログ、外部デバイス制御、URLフィルタリング、ふるまい検知といった情報漏えい対策に欠かせない機能をクラウドで提供しています。テレワークや店舗、支店、海外拠点のIT資産のセキュリティ対策も支援します。
ISM CloudOneの料金プラン・費用
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Tanium
- Windows・Mac・IoT・クラウド・仮想マシンを管理
- 機密データの監視・脅威ハンティング機能
- SBOM(ソフトウェア部品表)検出機能
Tanium(タニウム)は、エンドポイントの完全で正確なデータをリアルタイムに管理できるIT資産管理プラットフォームです。Windows・Mac・IoT・コンテナ・サーバー・クラウド・仮想マシンなど、すべてのエンドポイントにおけるIT資産の検出とインベントリを作成し、リアルタイムに管理します。リスクとコンプライアンスの管理や機密データの監視、脅威ハンティング機能を網羅、統合された画面共有サービスでIT運用、ヘルプデスクをサポートします。
ソフトウェアの使用状況の統計データを使って、ライセンスの再配布や利用数の申告を行い、コストを削減するとともに、不正なソフトウェアによるセキュリティリスクの最小化が可能です。SBOM(ソフトウェア部品表)の検出機能で、ソフトウェアサプライチェーンのぜい弱性の全容を把握できます。
Tanium(タニウム)の料金プラン・費用
要問い合わせ
おすすめIT資産管理ツール比較7選【クラウド/オンプレミス】
クラウドとオンプレミス両方の形態で提供されている、おすすめIT資産管理ツールを比較・紹介します。運用ポリシーや導入コストを考慮して、どちらのタイプがよいか検討しましょう。
MaLionCloud - 株式会社インターコム
- IT資産管理、情報漏えい対策、働き方の見える化などをサポート
- ハードウェアやソフトウェア、周辺機器などを管理可能
- MDMサービスとの連携でスマートフォンのイベントリ情報も収集
MaLionCloudは、WindowsやMac、スマートフォン、タブレットなどのイベントリ情報を収集できる情報漏えい対策、IT資産管理サービスです。ハードウェアやUSBデバイス、ソフトウェアのライフサイクル、ライセンスなどの管理が可能です。
保有ライセンスとソフトウェアの情報を突き合わせれば、ライセンスの過不足も把握できます。パソコンの操作ログとIT資産情報を収集し、監視と制御を一元管理できるため、内部情報漏えいの防止のほか、端末稼働状況をもとに働き方の見える化にも役立ちます。
MaLionCloudの料金プラン・費用
料金プラン | 対応端末 | 初期費用 | 月額費用 |
---|---|---|---|
本体(100ライセンスの場合) | Windows、macOS | 無料 | 900円/1ライセンス |
BizMobile Go! オプション(MDM) | iOS、iPadOS、Android | 無料 | 300円/1ライセンス |
SOTI MobiControl - SOTI Japan株式会社
- オンプレミスの年間プランとSaaS月額プランを提供
- Windows・Mac・Linux・iOS・Android端末を管理可能
- 充実したセキュリティ機能
SOTI MobiControlは、オプション料金なしで全機能を利用可能なMDMツールです。Windows・Mac・Linux・iOS・Androidの各種端末を管理可能で、数千台~数万台の端末にあるアプリケーションを一元管理できます。
リモートコントロール機能の遠隔操作で、画面操作や画面共有、アプリの直接配布やインストール・更新や削除、端末の初期化・ロックが可能です。USBやSDカードの制限による情報漏えい対策、マルウェア・ウィルス対策機能もあります。オンプレミスの年間プランとSaaS月額プランを提供、管理可能な端末数に対して課金されるのでリーズナブルに運用できます。
SOTI MobiControlの料金プラン・費用
要問い合わせ
SOTI MobiControlの評判・口コミ
- 必要な機能やサービスのみを購入できる
- 直感的に操作できるインターフェース
- IT資産運用ポリシーを一括設定
AssetViewは、IT資産管理を含むIT統合管理ソフトウェアです。IT資産管理やデバイス制御、ウイルス対策などのさまざまな機能を提供しており、必要な機能やサービスを必要なライセンス数だけ購入できるので、コストを最小限に抑えられます。また、Webブラウザのような高い操作性によって効率的に作業できます。ナビゲーション機能を搭載しているのでIT資産運用ポリシーを一括で設定でき、スムーズに導入可能です。
AssetViewの料金プラン・費用
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AssetViewの評判・口コミ
LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版
- WindowsのほかMacも管理
- AI(人工知能)の特許技術を活用した「予測脅威防御」
- LANSCOPE クラウド版も提供
LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版は、上場企業や金融機関など、多くの導入実績のあるIT資産管理・統合エンドポイント管理ツールです。WindowsやMac、海外拠点のパソコンなどのIT資産管理から情報漏えい対策、ウイルス対策までまとめて管理します。収集した情報をわかりやすいレポートで表示し、だれでも直感的に操作が可能です。
AI(人工知能)の特許技術を活用したAIアンチウイルスの、「予測脅威防御」で未知の脅威も防御が可能です。電話サポート、24時間365日稼働のチャットボットサポート、専任のスタッフによるサポートが利用でき、安心して運用できます。オンプレミス版でもメジャーバージョンアップを含む、最新プログラムが無償提供されます。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版の料金プラン・費用
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SKYSEA Client View
- わかりやすい操作画面と運用しやすい設計
- サイバー攻撃のリスク対策を支援
- すべてのIT資産を一元管理できる
SKYSEA Client Viewは、IT運用管理とリスクの発見を支援するクライアント運用管理ソフトウェアです。標的型攻撃やランサムウェアのリスク対策や、重要データの情報漏えい対策を支援する機能が搭載されており、適切な対策の実施に役立ちます。操作画面がわかりやすく、過去データの利用や複数サーバーの運用もしやすい設計なので、効率的に導入可能です。また、さまざまなIT機器やソフトウェアを一元管理でき、多角的にIT資産情報を連動できます。
SKYSEA Client Viewの料金プラン・費用
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SKYSEA Client Viewの評判・口コミ
PalletControl
- オンプレミス型とPalletControl クラウドを提供
- 配布対象パソコンの自動判別
- キッティングやWindowsの大規模アップデートに
PalletControlは、JALのパソコン展開作業の自動化を図るために開発されたIT資産管理ツールで、株式会社JALインフォテックが提供しています。ネットワーク設定やアプリケーションの配布、パソコンの大規模展開やリプレース、キッティング、Windows OSの大規模アップデートといったパソコン資産管理の自動化を実現します。
パソコンの運用管理業務に必要な、資産管理・配布管理・ユーザーサポート・セキュリティ対策の4大機能を標準搭載し、IT管理者の負荷を軽減可能です。配布対象パソコンの自動判別、ネットワーク負荷を考慮したP2P配信、配信結果表示・再配布機能など、柔軟性の高い配布機能が強みのシステムです。有償でスマートデバイス管理オプションも提供しています。
PalletControlの料金プラン・費用
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ADVANCE Manager
- SaaS/オンプレミス両対応のIT資産管理ツール
- ソフトウェアライセンスの自動割り当て機能
- インベントリツールにアドオン可能
ADVANCE Managerは、株式会社クロスビートが提供するIT資産管理ツールです。IT資産管理のISOやJISの策定に関わるトップコンサルタントが、機能をアップデートしています。セキュリティインシデントやコンプライアンス違反を検知するためのシステムアラートを実装し、複数の物理環境と仮想環境をグループ化して管理可能です。
新しいソフトウェアの利用可能なライセンスの自動割り当て、ライセンス利用数の自動カウント機能、IT資産の自動移動機能を備えています。SKYSEA Client ViewやLANSCOPEといった、インベントリツールにアドオンすることで、飛躍的にIT資産管理業務の効率化が可能です。
ADVANCE Managerの料金プラン・費用
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おすすめIT資産管理ツール比較5選【オンプレミス】
オンプレミス型のおすすめIT資産管理ツールを比較・紹介します。システムによって機能の多さや管理できるデバイスのOSが異なるので、導入コストを含めてよく確認して検討してください。
e-Survey+ - 株式会社ニッポンダイナミックシステムズ
- クライアントパソコン(Windows)はエージェント不使用
- ネットワークノード自動検出
- ライセンス情報やリース契約も管理
e-Survey+(イーサーベイプラス)は、非常駐型のIT資産管理システムです。エージェントプログラムは、管理者端末のみ必要とし、クライアント端末では必要ありません。インベントリ(データ目録)を管理サーバーに収集し、管理者の負担を軽減します。インベントリ収集する曜日や時間帯を設定可能で、オフライン端末から収集する機能も備えています。
e-Survey+(イーサーベイプラス)の料金プラン・費用
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e-Survey+(イーサーベイプラス)の評判・口コミ
iTAssetEye - NTTテクノクロス株式会社
- 複数のインベントリ収集ツールと連携可能
- IT運用リスクを多数のアラートで通知
- AI(人工知能)を活用したIT資産台帳作成
iTAssetEye(アイティアセットアイ)は、内部統制と業務効率化を実現するオンプレミス型のIT資産管理ツールです。今まで管理担当者が行っていた未知のソフトウェア名の検索や管理を、AI(人工知能)がサポートするので管理担当者の負担を大幅に軽減可能です。また、台帳情報とインベントリ情報を突き合わせ、是正すべきIT資産リスクを管理者や利用者に通知する機能を搭載しています。「ライセンス超過利用」や「保守期限切れ」といった多数のアラートにより、正しい状態でIT資産を管理し続けられます。
iTAssetEye(アイティアセットアイ)の料金プラン・費用
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- IT資産・セキュリティ統合管理ソフト
- グローバル対応・大規模運用設計
- 大規模環境での使用を前提にユーザー目線で開発
MCore(エムコア)は、住友電工グループがみずから使うために開発したオンプレミス型のIT資産管理ソフトです。IT統制に必要なIT資産管理から、情報漏えい対策、検疫といったセキュリティ管理機能が搭載されています。大規模運用設計がなされており、1サーバーで数万台の管理・運用が可能です。従業員数が多い企業や、パソコン・ソフトウェア・ライセンスといったIT資産が潤沢な企業での利用に適しています。
MCore(エムコア)の料金プラン・費用
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MCore(エムコア)の評判・口コミ
System Support best1(SS1) - 株式会社ディー・オー・エス
- IT資産管理の基本機能に加え自由にオプション機能を選べる
- 大規模環境でもパフォーマンスを維持
- Windows、Mac、Linuxを管理可能
System Support best1(SS1)は、株式会社ディー・オー・エスが提供するIT資産管理ソフトです。パソコンやサーバー、ソフトウェアなどを一元管理できる基本機能に加えて、セキュリティ強化に役立つ機能や、労務管理に役立つ機能などのオプション機能を自由に選べるよう構成されています。Windows更新プログラムの自動適用をはじめとした基礎的なセキュリティ対策から、USB制御・ログ取得といった情報漏えい対策まで行える点もポイントです。また、Windows・Mac・Linuxを管理できるほか、MDMツールのmobiconnect、Microsoft 365、Microsoft Intuneとの連携が可能です。
System Support best1(SS1)の料金プラン・費用
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ez-NodeFinder
- ハードウェアの自動カウント
- 検索するIPアドレス範囲設定可能
- 端末の接続IPや状況を詳細に表示
ez-NodeFinderは、ニッポンダイナミックシステムズが提供するノード自動検出ツールです。社内ネットワークに接続されているパソコンをクリックひとつで検出し、エンドポイントや未管理端末を調査し、IT資産管理に役立てられます。資産管理台帳を常にアップデートし、更新状況のズレをなくすことで、適切なシステム管理や情報統制を実施します。手入力で管理している場合はヒューマンエラーが付き物なので、IT資産管理を自動化することでリスク軽減が可能です。
ez-NodeFinderの料金プラン・費用
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IT資産管理ツールの市場規模やAI(人工知能)活用については、次の記事で詳しく紹介しています。ツール選定の際の参考にしてみてください。
IT資産管理に役立つキッティングサービス
POLキッティングサービス - ペネトレイト・オブ・リミット株式会社
- 役職や業務内容に応じて、柔軟な個別設定が可能
- 社内に作業場所は確保不要、届いた端末をすぐに利用できる
- 端末選定の相談からキッティング・運用までワンストップで提供
POLキッティングサービスは、安全性と利便性の高さが特徴のモバイル端末専用の設定代行サービスです。キッティング作業は専用スペースで行われ、希望する設定が完了した状態で端末が納品されます。ベテランの作業員が設定を行うため、設定ミスが原因の情報漏えいをはじめとした、さまざまなリスクを最低限に抑えられます。
POLキッティングサービスの料金プラン・費用
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POLキッティングサービスの評判・口コミ
「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024」の受賞サービス
「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」が毎年3月4日を「SaaSの日(サースの日)」と定め、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。
今回の「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024」は、2023年7月1日から2024年6月30日までの1年間で新たに投稿された口コミ約16,600件を審査対象としており、計330サービスに、ユーザーから支持されるサービスの証としてバッジを付与しました。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版 | SKYSEA Client View |
【Good Service】:「BOXIL SaaS」上に投稿された口コミを対象に、各カテゴリで総得点の高いサービスに対してスマートキャンプから与えられる称号です。
サービスの安定性No.1 | LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版 |
機能満足度No.1 | SKYSEA Client View |
カスタマイズ性No.1 | SKYSEA Client View |
お役立ち度No.1 | LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版 |
使いやすさNo.1 | LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版 |
【口コミ項目別No.1】:「BOXIL SaaS」上に投稿された「口コミによるサービス評価」9項目を対象に、各カテゴリ、各項目において一定の基準を満たした上で、最も高い平均点を獲得したサービスに対して、スマートキャンプから与えられる称号です。
>>BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024の詳細はこちら
IT資産管理ツールの導入メリット
IT資産管理ツールを導入するメリットは次のとおりです。
- IT資産の一元管理ができる
- ライセンス状況を把握できる
- パソコンやデバイスの使用状況を確認できる
- セキュリティを強化できる
IT資産の一元管理ができる
IT資産管理ツールの代表的なメリットは、IT資産を効率的に管理できることです。IT資産を人間の目で確認するには時間がかかり漏れも生じるのに対し、システムで一元管理すればIT資産の利用状況をリアルタイムで確認できます。古くなり性能が劣るパソコンやサポート切れのデバイスを把握でき、IT資産への効果的な投資が可能です。
またIT資産管理ツールなら、会計処理の際にデータ検索や確認が簡単に行えます。経理上も必要不可欠なツールといえるでしょう。
ライセンス状況を把握できる
IT資産管理ツールでは、ソフトウェアのライセンス管理を行えます。もし使用期限や規約を超えて使用していれば、ライセンス違反として訴えられてしまう可能性があります。損害賠償を請求されるほか、信頼も失墜しかねません。IT資産管理ツールを利用すれば、ライセンスを使用しているユーザーや使用期限を把握でき、コンプライアンスの強化が可能になります。
パソコンやデバイスの使用状況を確認できる
IT資産管理ツールは、パソコンやデバイスを使用している頻度や状況を通知してくれます。購入したにもかかわらず使用されていない端末や、異常な時間に稼働しているデバイスの監視できます。問題と思われる事象が見つかれば自動でアラートを上げることも可能です。テレワーク環境での勤怠状況を把握するためにも活用されています。
端末の使用状況確認のほか、新しく導入したパソコンに最新OSや標準ソフトウェアをインストールする、キッティング機能もあります。
セキュリティを強化できる
IT資産管理ツールはセキュリティ対策のための機能が豊富に搭載されているため、セキュリティを強化できることもメリットの一つです。
IT資産管理ツールは、WebフィルタリングやUSBメモリの利用制限、操作ログ取得といった、情報漏えい防止に役立つ機能があります。パソコン使用者の不審な操作やポリシー違反をアラートで警告してくれるので、社内の情報セキュリティを強化できます。他にも、許可されていないソフトウェアのインストールを防止も可能なため、不正なソフトウェアのインストールや、許可されていないハードウェアの接続による情報漏えいリスクを軽減できるでしょう。
クラウド型のツールなら、テレワーク環境におけるセキュリティ対策として活用するのにも有効です。
IT資産管理ツールの導入デメリット
IT資産管理ツールには多くのメリットがある一方、デメリットもあります。導入前にデメリットも理解しておきましょう。
- コストが高い
- IT資産管理を運用する人材確保が必要
- セキュリティ強化の必要性がある
コストが高い
IT資産管理ツールの種類はさまざまですが、高機能のツールを導入する場合は、導入コストも高額です。また導入するためのシステム導入環境にも費用と人件費がかかります。導入後、コストをかけただけの成果を期待できるかどうか、しっかり検討しておきましょう。
あまり機能を多く求めない場合は、ツールの費用も抑えられます。ほしい機能を最低限に絞って、予算にあったIT資産管理ツールを導入する方法も考慮してみてください。
資産管理ソフトはフリーのものも存在します。有料システムのトライアルもあれば、積極的に利用してみるとよいでしょう。
IT資産管理を運用する人材確保が必要
ツールを導入した後は、日常的なツールの運用が必須です。システムのメンテナンスを含めて運用を行うには、知識とスキルをもったエンジニアが必要となります。
もし導入前にエンジニア人材が不足していた場合、人材の確保もしなければなりません。社内スタッフを教育する場合は、知識を取得するための時間がかかります。外部から即戦力となる人材を採用する、プロに外注する場合は、システム以上のコストがかかる可能性もあります。
セキュリティ強化の必要性がある
IT資産管理ツールは情報をシステムで一元管理を行います。そのため、IT資産管理ツールは厳重なセキュリティに守られなければなりません。セキュリティ面で不安がある場合は、セキュリティ強化の対策を講じる必要があります。
不正アクセスや情報漏えいのリスクから大切なIT資産を守るためにも、セキュリティ対策に時間とコストがかかる可能性も考慮しておきましょう。
IT資産管理の必要性
パソコンやサーバーなど多くのIT資産がある企業では、適切な資産管理や情報管理が不可欠です。
IT資産の管理を適切に行わなければ、許可していないソフトウェアやアプリケーションのインストール、USBメモリによる情報の持ち出しや、デバイスの紛失などによる情報漏えいリスクが高まります。
また、ソフトウェアのライセンスを把握していないと、ライセンス切れで業務に支障が出たり、必要のないライセンスに不要なコストを支払い続けたりすることにもつながるでしょう。逆に、ライセンス違反が発覚すれば、企業イメージの低下につながる恐れもあります。
IT資産管理を適切に行うことは、正しくIT資産の数や状況を把握するためだけではなく、セキュリティの強化やコンプライアンス遵守にもつながります。
IT資産管理ツールの導入効果
IT資産管理ツールを導入すると、次のような効果が期待できます。
- 管理者の負担を軽減
- ムダなコストの削減
管理者の負担を軽減
IT資産管理ツールの導入により、IT資産の情報を一つずつ収集して、Excelの台帳に入力するといった手作業の手間がなくなるため、管理者の負担軽減につながります。
IT資産管理ツールを使えば、社内ネットワークに接続された機器すべての稼働状況や、インストールされたソフトウェアの情報などを自動で収集し、一元的に管理が可能です。また、パソコンやスマートフォンにインストールされたOS・ソフトウェアのアップデートや、セキュリティパッチの適用状況を把握したり、スケジュール調整をして実行したりできます。
これらをすべて管理者が手作業で行うのは現実的でないでしょう。しかし、ツールを活用すれば、情報の収集やアップデートをしに端末を回ることなく、常に最新状態を維持できます。
ムダなコストの削減
IT資産管理ソフトを利用すれば、保有するハードウェアやソフトウェア、ライセンス数や稼働状況を正確に把握できるため、ムダなITコストの削減が可能です。
また、ツールの導入によりソフトウェアライセンス状況も把握できるため、不要なライセンス契約を解約してコストを適正化できます。
そのため、たとえば「誰も使用していないパソコンがあるのに新しい機器を購入する」、「あまり使用されていないソフトウェアの契約を更新する」などのムダを防げます。
IT資産管理ツールは導入目的に合わせて選ぼう
IT資産管理ツールは、IT資産の効率的な運用と管理業務の効率化、社内のセキュリティとコンプライアンスの強化といったメリットがあります。IT資産管理システムを導入する際は、次のポイントに注意して選ぶことをおすすめします。
- IT資産管理ツールの導入目的を確認する
- IT資産管理ツールの機能を確認する
- IT資産管理ツールを導入する際の注意点を確認する
- IT資産管理ツールの料金・価格相場を確認する
この記事で紹介したIT資産管理ツールも数ある中の一部です。企業ごとに所有するIT資産の種類も幅広いので、導入目的に合わせて最適なIT資産管理ツールを比較検討して見つけましょう。次の記事ではIT資産管理ツールの導入事例について紹介しているので、こちらも参考にしてください。
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