無料RPAツールのおすすめ比較16選！フリーソフト・無料トライアルのサービス

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※ 2020年9月実施 株式会社ショッパーズアイ「SaaS比較メディアに関するイメージ調査」より

RPAとは

RPAとは、Robotic Process Automationの略で、パソコンの作業を自動化するツールのことです。決まった単純作業やくり返し作業をRPAが代行することで、従業員の負担を減らし、より価値のある仕事に集中できるようになると注目されています。ソフトウェアロボットが、人間の業務を代わりに行うことから、デジタルレイバー（仮想知的労働者）とも呼ばれます。

従来はこのような自動化ロボットを作ろうとすれば、プログラミングの知識が必要で、開発する手間もかかりました。一方、RPAツールはプログラミング知識がなくても、ノーコードで直感的に操作できるよう設計されています。ロボット開発の期間も短縮できることから、生産性を高める手段として注目を集めています。

RPAとは何か、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参照してください。

RPAツールでできること

RPAツールは次のような作業が可能です。

• インターネットにある情報の収集
• Excelへのデータ入力や転記
• システムのインストール
• Webサイトの更新
• 帳票の印刷
• 定型文の自動送信

RPAツールがとくに効果を発揮するのが定型業務です。決められた手順で決められた処理を行うのは人間よりもロボットのほうが向いています。人が行うとミスや突合作業が発生する可能性もありますが、RPAツールではそれが起こりません。

また、処理スピードもロボットのほうが速く、時間や場所を問わずに働けるメリットがあります。休憩時間や終業時間にロボットを稼働させて必要な処理を行うといったことも可能になり、時間や場所にとらわれずに業務を遂行可能です。

単純作業をRPAツールに任せることにより、定型業務のスピード・正確性が高まるだけではなく、人間はよりクリエイティブな業務に注力できるようになります。結果として従業員一人あたりの生産性が高まり、スピーディーな事業展開が可能となります。

無料RPAツールの選び方

無料のRPAツールを選ぶ際には、次のポイントに注意して選ぶことをおすすめします。

• ライセンス条件
• ノーコードでロボットが作れるか
• 無料プランの制限
• 対応OSとブラウザ
• 有料プランの価格・機能の確認

ライセンス条件

オープンソースのRPAのCommunity版では、個人利用や非商用利用がライセンス条件になっている場合があります。企業がライセンス適用外で利用を続けると、コンプライアンス違反となってしまうので注意しましょう。

ノーコードでロボットが作れるか

無料のRPAツールには、プログラミングやスクリプトが必要なツールもあります。業務部門がRPAツールを使う場合には、ノーコードでロボットを作れるRPAツールを選ぶようにしましょう。

無料プランの制限

RPAツールの無料プランでは、機能やインストール数が制限されている場合があります。無料プランに、自社が必要とする機能が備わっているか、制限されている条件は許容できるかを十分検討しましょう。

対応OSとブラウザ

インストール型の無料RPAツールの場合には、対応OSとブラウザを必ず確認しましょう。パソコンがWindowsではなくMacの場合や、Internet Explorerを使用している場合には、とくに注意が必要です。

有料プランの価格と機能の確認

将来的にRPAの無料プランから、有料プランへのアップグレードが必要となるかもしれません。そのため、事前に有料プランの価格や条件、機能についても確認しておきましょう。

RPAツールの比較表

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一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。

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^{※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。}

完全無料のRPAツール比較5選

初期費用も月額料金もかからない完全無料で使えるRPAツールを比較紹介します。まずは手軽にRPAツールを導入してみたい方は参考にしてみてください。無料で利用できるツールとして、Windows限定のUWSCというツールもありますが、開発の難易度が高いことやサポートに対応していないことから説明を割愛します。

• 7,000社以上^※のダウンロード実績
• 機能制限、人数制限、利用期限の縛りなし
• 必要なときに必要なだけ利用できる有償サポートを提供

マクロマンは、利用料が完全無料の国産RPAツールです。ダウンロード数に制限がないため、1社で何台利用しても無料です。作成したスクリプトによりデータの入力や集積、照合、メール送受信などを自動化可能で、デスクトップ型なのでオフラインでも使えます。

基本マニュアルやコミュニティサイトも無料で利用可能です。開発代行や内製化に向けた研修プログラム、1時間単位で利用できるオンラインサポートを有償提供しています。

※出典：コクー「完全無料RPAツール『マクロマン(MACROMAN)』」（2024年7月26日閲覧）

無料プランの条件

＜動作環境＞ OS：Windows 10 Pro、Windows Server2012/2016、CPU：1.5Ghz以上、メモリ：4G 以上、ハードディスク：1GB以上の空き容量が必要

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	要問い合わせ
導入形態	デスクトップ型
ノーコード	-
対応Webブラウザ	Microsoft Edge・Google Chrome・Mozilla Firefox

使い方

1. マクロマンにアクセスしてダウンロード

• マイクロソフトが提供しているRPAツール
• Office製品との連携にとくに強い
• Windows 10・Windows 11であればデスクトップ版が無料

Power Automateはマイクロソフトが提供しているRPAツールで、Windows 10・Windows 11ならデスクトップ版の「Power Automate Desktop」を無料にて利用できます。ExcelやOutlookをはじめOfficeアプリと連携しやすい点が強みです。

無料プランの条件

Power Automate Desktopは、Windows 10・Windows 11であれば無料。Power Automateのクラウド版はWindowsでなくても30日間無料で試用できます。

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	日本語・英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・中国語・タイ語など40言語以上
導入形態	クラウド型・デスクトップ型
ノーコード	〇
対応Webブラウザ	Microsoft Edge、Safari、Mozilla Firefox、Google Chrome

使い方

1. Windows 11の場合は、Power Automate Desktopは初期状態でインストールされているため、スタートメニューからPower Automateを選択するだけで利用可能
2. Windows 10の場合は、Power Automateにアクセスする
3. メールアドレスを入力し「無料で試す」をクリックする
4. 画面下部にある「Power Automate Desktop」をクリックしてダウンロード

クラウド版を利用する場合は、2番目までを進められればさっそく利用が可能です。

• 有料の開発環境UiPath Studioを利用可能
• 無料でAI-OCRを試せる
• コミュニティでの質疑応答に対応

UiPath Community Editionは、UiPath Automation Cloudの無料プランで、有料のUiPath Studioの開発環境を利用できます。無料版でありながらも必要な機能がひととおりそろった状況で利用可能です。

また、「ドキュメント処理ソリューション」を利用して、AI-OCRを使った業務の自動化も実行できます。

無料プランの条件

UiPath Community Editionは、非商用利用でのみ利用できます。詳しくは、Community Agreementを確認してください。

個人の商用利用では、UiPath Automation CloudのFreeプランも無料で利用できます。ただし、FreeプランではUiPath Studioは利用できません。

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	日本語・英語・中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ロシア語など10言語
導入形態	デスクトップ型
ノーコード	〇
対応Webブラウザ	Microsoft Edge、Mozilla Firefox、Google Chrome、Apple Safari

• 有償版よりも利用難易度が低い
• フル機能に無料でアクセス可能
• 小規模事業者向け

Automation Anywhere Community Editionは、Automation Anywhereの提供する無料版のRPAツールです。個人または小規模事業者のみが利用の対象と定められています。無償版で利用できるユーザー数は最大5人なので小さな規模で運用する場合にのみ利用しましょう。ただし、サポート面では有償版に劣るため、手厚いサポートが必要な場合は有償版の導入がおすすめです。

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、中国語など14言語
導入形態	クラウド型
ノーコード	〇
対応Webブラウザ	Internet Explorer、Microsoft Edge、Mozilla Firefox、Google Chrome

無料プランの条件

Automation Anywhere Community Editionは、次の条件の場合に利用できます。

• 物理マシンまたは仮想マシンが250台未満
• 従業員数が250人未満
• 年間収益が500万ドル未満

ただし、Community Editionの利用には次の制限がつくので注意しましょう。詳しくは、Automation Anywhere Community Editionの利用規約にて確認できます。

• IQ Botを用いた毎月100ページまでのプロセス／アップロード
• ユーザーは5人まで

有料版も含めたAutomation Anywhereの解説は次の記事にて行っています。

SikuliX

• Windows、macOS、Linux対応のオープンソース（OSS）RPA
• シンプルなインターフェース
• 画像認識技術とOCR搭載

SikuliX（シクリックス）は、画像認識技術を搭載した完全無料のRPAツールです。ノーコードではなく、Python、Ruby、JavaScriptなどのスクリプトを組み込んで使用します。Windows、macOS、Linux対応で、シンプルなインターフェースと動作の軽快さが特徴です。

無料プランの条件

Java（64ビット・バージョン8以降）のインストールが必要。

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	英語・日本語など
導入形態	デスクトップ型
ノーコード	-
対応Webブラウザ	Google Chrome

無料トライアルを利用できるRPAツール比較11選

無料トライアルを利用できるおすすめRPAツールを比較紹介します。機能を試してからRPAを導入したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

• 受注業務から始める業務プロセスの自動化
• HTMLタグを解析してブラウザ操作の自動保存が可能
• カレンダー登録で無駄なくスケジュールを実行

Autoジョブ名人は、パソコン操作による定型業務を自動化する国産RPAツールです。エラーで止まりにくい高い稼働安定性が特徴で、受注業務から始める業務プロセスの自動化を支援します。

HTMLタグや属性を解析しスクリプト編集画面に反映します。スケジュール実行機能に加え、エラー時のメール通知機能を標準搭載し、効率のよい業務が実行可能です。「名人マーケット」では、代表的なBtoBのECサイトを中心に、受注業務を自動化するシナリオを標準化スクリプトとして多数用意しています。

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	日本語
導入形態	デスクトップ型
ノーコード	〇
対応Webブラウザ	Internet Explorer、Google Chrome、Microsoft Edge

料金表

プラン名	1年ライセンス	5年ライセンス	概要
Autoジョブ名人 開発版	600,000円	2,700,000円	スクリプト開発機能、実行機能含む
Autoジョブ名人 実行版	180,000円	810,000円	スクリプト実行機能
実行指示クライアント	24,000円	108,000円	即時に実行指示するためのソフトウェア、保守料含む
データ変換オプション 開発版	70,000円	315,000円	データ変換開発機能、実行機能含む
データ変換オプション 実行版	10,000円	45,000円	データ変換実行機能

※料金はすべて税抜

• 1ライセンスで複数のPC端末で利用可能
• 1か⽉単位での契約が可能
• 充実サポートがすべて無料

ロボパット（Robo-Pat）DXは、プログラミングなしに現場で簡単にロボットを作成できるデスクトップ型純国産RPAソフトです。1か⽉単位での契約が可能で、充実したサポートがすべて無料となっています。

ロボパットDXの無料トライアルは1か月、3ライセンスまでです。無料トライアル中にも通常と同様のサポートが利用できます。導入にあたっては、無料オンラインセミナーを利用できます。

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	要問い合わせ
導入形態	デスクトップ型
ノーコード	〇
対応Webブラウザ	Internet Explorer、Microsoft Edge、Google Chrome

料金表

料金プラン	詳細
-	要問い合わせ

• 業務部門に特化したRPA開発ツール
• Microsoft OfficeとGoogle Workspaceのネイティブ統合
• 簡単操作のみでプログラムを開発

UiPath StudioXは、業務部門のニーズに特化したRPA開発ツールです。業務部門の担当者が行う、テキストやデータの入力転記、情報の比較に特化しています。

UiPath StudioXでは高度な開発機能を削り、日常業務で使用する機能だけを搭載することにより、初期投資を抑えた導入を実現しています。独自の機能により、専門知識がなくても直感的なマウス操作だけで自動化プログラムの開発が可能です。UiPath StudioXでは60日間の無料トライアルを利用できます。

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	日本語・英語・中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ロシア語など10言語
導入形態	デスクトップ型
ノーコード	〇
対応Webブラウザ	Microsoft Edge、Mozilla Firefox、Google Chrome、Apple Safari

料金表

料金プラン	詳細
-	要問い合わせ

• 自然言語処理や機械学習にも対応
• AIが意思決定する業界初の技術
• 作業に関わるビッグデータを解析

Automation Anywhereは、広範囲の業務自動化に役立てられる多機能なRPAツールです。反復的な業務を自動化してくれるほか、自然言語処理や機械学習による高度な機械化、AIやビッグデータによる人と似たタスクの処理など、高度な次元で自動化を推し進められます。

トライアル版は30日無料で利用が可能です。クラウド上のサーバーに接続してインストールなしで使用できます。Automation Anywhere Community Editionは小規模企業のみ利用可能なので、一般企業の方はフリートライアル版を利用してみましょう。

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	日本語・英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・中国語など14言語
導入形態	クラウド型
ノーコード	〇
対応Webブラウザ	Internet Explorer、Microsoft Edge、Mozilla Firefox、Google Chrome

料金表

料金プラン	詳細
-	要問い合わせ

• Windows対応国産RPA
• 7,000社^※以上の導入実績
• 30日間の無料トライアル

WinActor（ウィンアクター）は、NTTデータが提供している国産RPAツールです。Windows上で操作可能なアプリケーションや個別の業務システムを利用した業務を、シナリオ（ワークフロー）として学習しユーザーのパソコン業務を自動化します。

多数のWinActorを一元的に管理するための運用ツール「WinDirector」も提供しています。

※出典：NTTデータ「RPA 国内シェアNo.1 「WinActor（ウィンアクター）」」（2024年7月26日閲覧）

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	日本語・英語
導入形態	デスクトップ型
ノーコード	〇
対応Webブラウザ	Internet Explorer 11、Microsoft Edge、Google Chrome、Mozilla Firefox

料金表

料金プラン	詳細
-	要問い合わせ

• 1ライセンスでインストール無制限
• さまざまな業界で豊富な導入実績を有する
• 1か月間の無料トライアル

BizRobo!は、低コストで無制限に利用できるRPAツールです。作業者がパソコンを使っていても、ロック状態でもロボットが動く「バックグラウンド実行」が特徴です。Salesforceやkintone、GoogleやMicrosoftなど多様なツールと連携できます。別途、AI-OCRサービス「BizRobo! OCR with AI inside」も提供しています。

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	日本語・英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ポルトガル語・スペイン語
導入形態	デスクトップ型・サーバー型・クラウド型
ノーコード	〇
対応Webブラウザ	オリジナルブラウザ

料金表

プラン	初期費用	年間サービス利用料
BizRobo! mini	-	90万円
BizRobo! Lite	30万円	120万円
BizRobo! Lite＋	30万円	180万円
BizRobo! Basic	要問い合わせ	792万円

※料金はすべて税抜

• Mac・Windows対応のクラウド型RPA
• Google Chromeの拡張機能も
• 2週間の無料トライアル

AUTORO（オートロ）は、クラウド型RPAツールです。OSを選ばず、WindowsでもMacでも利用でき、クラウド型なのでパソコン端末を占有しません。ユーザーが行う操作を画面上で視覚的に指示して、簡単にロボットに命令を依頼できます。テキストベースのエディタモードを使って、業務フローをまるごとコピーして共有できます。

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	日本語・英語・中国語・韓国語・ベトナム語・タイ語・スペイン語・アラビア語
導入形態	クラウド型
ノーコード	〇
対応Webブラウザ	オリジナルブラウザ、Google Chrome

料金表

料金プラン	詳細
-	要問い合わせ

• 低価格な中小企業向けRPA
• 完全無料の育成サポート付き
• 1か月間の無料トライアル

アシロボRPAは、低価格な中小企業向けRPAツールです。官公庁から大手企業まで幅広く導入されています。月額50,000円でパソコン2台へインストールできます。最短90分で習得可能で、操作説明会やテクニカルサポート、Q&Aサイト、更新料もすべて無料です。「アシロボ AI-OCR」も提供しています。

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	日本語、英語
導入形態	デスクトップ型
ノーコード	〇
対応Webブラウザ	Google Chrome、Microsoft Edge、専用ブラウザ

料金表

プラン	初期費用	月額利用料
	200,000円	50,000円（パソコン2台へインストール可能）

• 1ライセンスで複数のPC端末で使える
• 最低利用期間は1か月から
• 2週間の無料トライアル

RoboTANGO（ロボタンゴ）は、だれでも簡単に使えるデスクトップ型国産RPAツールです。1つのライセンスを複数のPC端末で使えるフローティングライセンスなので、離れた拠点や部署間でも使え、コスト削減になります。1ライセンス50,000円、最低利用期間1か月から始められるため、初めてのRPA導入におすすめです。

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	日本語
導入形態	デスクトップ型
ノーコード	〇
対応Webブラウザ	要問い合わせ

料金表

プラン	初期費用	月額利用料
	100,000円（税抜）	50,000円（税抜）／1ライセンス

• 海外製大企業向けRPAツール
• 業務を分析して自動化までの時間を短縮
• 30日間の無料トライアル

BluePrismは、米国SS＆Cが提供する大企業向けRPAツールです。ワークフローやプロセスを迅速に評価して、自動化までの時間を短縮可能です。タスクを自動化し、複雑な意思決定とインテリジェントな文書処理を可能にします。人とデジタルのリアルタイムコラボレーション機能「Interact」や、SAPのERPを自動化する機能も利用できます。

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	日本語・英語・フランス語・ドイツ語・中国語・ウクライナ語・スペイン語・ポルトガル語
導入形態	クラウド型・サーバー型
ノーコード	〇
対応Webブラウザ	Google Chrome、Microsoft Edge、Mozilla Firefox

料金表

料金プラン	詳細
-	要問い合わせ

EzAvater

• 簡単に使えるWindows対応国産RPAツール
• 難しい設定はテンプレートで登録
• 2週間の無料トライアル

EzAvaterは、株式会社テリロジーサービスウェアが提供する、簡単に使える国産RPAツールです。システムの速度に合わせてロボットが動くため、止まりにくく安定して動くRPAです。ユーザーの声をいち早く反映し、年間100以上の機能を追加しています。

Excelデータ入力自動化テンプレートといった、難しい設定はテンプレートを用意し、ボタン1つで登録できる機能を備えています。エラー発生時にはデスクトップへの即時通知だけではなく、画面キャプチャ付きのメール通知も行うので、エラーの原因特定も簡単です。

機能・詳細

項目	詳細
対応言語	日本語
導入形態	デスクトップ型
ノーコード	〇
対応Webブラウザ	Google Chrome・Microsoft Edge

料金表

料金プラン	詳細
-	要問い合わせ

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こちらの記事では、より詳しくRPAツールについて解説しています。おすすめRPAツールの料金や機能、口コミ評判を徹底比較しているので、サービス導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

無料RPAツールの導入メリット

無料のRPAツールを導入するメリットは次のとおりです。

• 初期投資の削減
• 本導入の前に操作性を確かめられる
• 導入後の拡張

初期投資の削減

無料のRPAツールは、初期の導入コストがかからないため、予算が限られている中小企業やスタートアップにとってはとくに大きなメリットがあります。小規模な業務の自動化に活用でき、短期間で自動化の恩恵を受けられます。

本導入の前に使用感を確かめられる

有料のRPAツールを導入する場合は、数十万から数百万の費用がかかり、使いこなすのも簡単ではありません。一般的なプログラミングより簡単といっても、RPAでロボットを作成するのには手間がかかり、いきなり有料版を導入すると結局使いこなせずに多額の費用を無駄にしかねません。

無料ツールの場合、導入にかかるコストやステップを省略して気軽に導入できるため、失敗した場合の損失が少なくなります。また、必要な機能が備わっているかどうかを確認でき、業務に合ったRPAツールかどうかを判断可能です。無料のRPAツールで自動化できる内容を実際に体験し、本格導入の前にRPAの効果を検証できます。

導入後の拡張

無料で提供されているRPAツールの多くは、有料版へのアップグレードが可能であり、初期の導入で得た知見を活かして、より高度な機能を持つツールへとスムーズに移行できます。

無料版でまず小さく業務を自動化することによって、従業員がコストを気にせずRPAを学び、必要に応じて有料版を導入することによって、大規模な業務の自動化につなげられるでしょう。

無料RPAツールのデメリット

無料のRPAツールのデメリットは次のとおりです。

• 機能が制限されている
• サポートが受けられない
• 利用規定やバージョンが変更される

機能が制限されている

無料のRPAツールは、有料のRPAツールと比べて機能が制限されていることが多く、複雑な業務プロセスには対応できない場合があります。お試しや小規模での利用にとどめたほうが費用対効果としては高くなるでしょう。

サポートが受けられない

無料RPAツールは、有料版RPAツールに比べてサポートが制限されていることが多いです。問題が発生した際には、自己解決が求められます。

英語ベースのツールの場合、ユーザーフォーラムやマニュアルだけではなく操作画面もすべて英語なので、使い方やトラブルシューティングを調べるのも難しいかもしれません。

利用規定やバージョンが変更される

オープンソースのRPAのCommunity版では、ライセンス条件が変更になり商用利用や一般企業の利用が適用外となることがあります。

また、新しいバージョンがリリースされた際に強制的に最新バージョンに更新されることもあり、注意が必要です。

有料RPAツールを導入するべきケース

無料のRPAツールでもさまざまな定型業務を十分に自動化できますが、一定の水準で限界が来ます。無料RPAから有料RPAに切り替えたほうがよいケースは、次のとおりです。

• 自動化する業務の規模が大きくなる場合
• 機能制限が業務の自動化を阻害している
• サポートが必要な場合

自動化する業務の規模が大きくなる場合

無料のRPAツールを使用すると、自動化する業務の規模が大きくなったときに対応できない場合があります。

たとえば、無料版のRPAツールでは一度に稼働できるロボットの数が限られている場合があります。しかし、複数の作業を同時並行で処理しようとすれば、やはり複数のロボットを同時に稼働させたくなるでしょう。

また、とくにデスクトップで稼働するロボットの場合は、コンピューターの環境によって特有のエラーが発生することもあるので、複雑な処理をする場合は管理・運用が問題になりがちです。そうした場合は、ロボット管理ツールを導入したり、クラウドで動作するRPAツールの導入が必要になったりしますが、これらは大抵有料です。

機能制限が業務の自動化を阻害している

RPAツールの中には有料プランのほかに、機能を制限した無料プランを用意しているツールも存在します。無料プランの機能だけでロボットを作成、業務を自動化できればよいですが、ロボットの開発に慣れてさまざまな業務を自動化しようとすると、どうしても有料版の機能がほしくなる場合もあります。

こういった場合は、他の無料でも機能の豊富なRPAツールがないか調査して、他のツールに乗り換えるか、有料プランにアップグレードするかを選択しなければなりません。

サポートが必要な場合

無料のRPAツールにより、業務の自動化が簡単にできるようになったといっても、使いこなすのは難しいですし、使っているシステムやパソコンによっては固有のエラーを起こす可能性があります。

このようなエラーに一つひとつ対応して、業務を自動化していくのは骨の折れる作業で、ユーザーフォーラムを閲覧して、自身で試行錯誤するだけではなかなか解決しないことが多いでしょう。

有料のRPAツールの場合は、こういったケースに対して手厚いサポートをしています。RPAツールに精通したメンバーがいない、トラブルを社内だけで解決できる自信がないといった場合は、有料RPAツールを契約したほうが業務コストを削減できる場合もあります。

RPAツールのセミナーでも無料で試せる？

各RPAツールでは、無料のセミナーを開催していることがあります。フリーソフトや無料トライアルから導入してみるのもいいですが、RPAツールがある程度絞れている場合は、セミナーに参加するのがおすすめです。

セミナーではほとんどの場合、主催者側の体験版RPAツールを利用して説明を進めていくため、実際にツールを使用しながら疑問点を解決できます。まずは気になるRPAツールのセミナーを受けてから、導入を検討しましょう。

RPAツールを導入すれば、単純作業を自動化・効率化し、労働時間や人件費の削減が可能です。しかし、「いきなりRPAソフトを導入するのは不安」という方はまず、無料のRPAツールを利用してみましょう。

なかには有償版同様に機能するツールもあるので、選び方を踏まえて自社に合ったツールを試してみてください。

無料RPAツールを使用して開発だけは他社に任せる選択も

RPAツールの使い方は千差万別なので、どのツールを使って業務を自動化するかよりも、業務を自動化するためのロボットをどう開発するのかが重要なテーマになりがちです。

ロボットの開発ができないと業務は自動化できません。RPAツール自体は、ランニングコストを下げるために無料のツールを使いつつ、必要に応じて開発は外注して迅速なロボット開発を行うといった運用体制を検討してもよいでしょう。

無料RPAツールで自動化メリットを体験してみよう

無料のRPAツールは、RPAによる業務自動化のメリットを体験できる機会を提供してくれます。無料RPAツールを選ぶ際には、次のポイントに注意して選ぶことをおすすめします。

• ライセンス条件
• ノーコードでロボットが作れるか
• 無料プランの制限
• 対応OSとブラウザ
• 有料プランの価格・機能の確認

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