セキュリティに強いグループウェア9選 - 機能・料金比較
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- セキュリティに強いグループウェアの選び方
- データセンターは複合的に対策しているか
- 認証方法に選択肢があるか
- アクセス権限を制限できるか
- インシデント対応が明確か
- 第三者認証を取得しているか
- セキュリティが強固なグループウェアの機能・料金比較表
- セキュリティに強いグループウェア9選
- Google Workspace
- Garoon
- Lark(ラーク)
- J-MOTTOグループウェア
- Confluence
- サイボウズ Office
- desknet's NEO
- Microsoft 365 (旧称 Office 365)
- Zoho Creator
- グループウェアに搭載されるセキュリティ対策の詳細
- 送受信するデータの暗号化
- 定期的なぜい弱性スキャンとアップデートの実施
- セキュリティに強いグループウェアのメリット
- データ傍聴や不正アクセスから守る
- コンプライアンスへの配慮
- セキュリティに強いグループウェアのデメリット
- コストが高くつく可能性あり
- 煩雑さが増し使われなくなる恐れ
- セキュリティに強いグループウェアを導入しよう
- BOXILとは
セキュリティに強いグループウェアの選び方
データセンターは複合的に対策しているか
セキュリティが強固なグループウェアを選ぶ際に重要なのは、多層的なセキュリティ対策です。異なるレイヤーでのセキュリティ対策を組み合わせることで、複数方向からの攻撃に対する保護が可能です。たとえば、ネットワークレベルでのファイアウォールや侵入検知システム、アプリケーションレベルでのアクセス制御や権限管理などがあります。
認証方法に選択肢があるか
グループウェアへログインする際にどのような認証方法を取れるか、二段階認証が可能かを確認しておきましょう。通常のパスワードでの認証の他に、生体認証やワンタイムパスワードなどが候補としてあります。また、パスワード登録の際に一定以上の文字列や記号の使用を課すのも有効です。
アクセス権限を制限できるか
閲覧や編集の権限調整以外に、IPアドレスやクライアント単位での制限もできるとなおよいです。特定のファイルやフォルダへのアクセスをユーザー単位で制限するのに加え、特定の状況からしかアクセスできないIPアドレスの制限やクライアント認証を課す制限があれば、なおセキュリティ強固になります。
インシデント対応が明確か
インシデント対応への体制も重要です。万が一セキュリティインシデントが発生した際に、スピーディかつ効果的な対応をしてもらえるか調査しましょう。また、インシデントが発生した際の報告手順や対応プロセスが明確化されていることも大切です。インシデントの原因分析や復旧作業を含むアフターケアの体制も整備されているとなおよいでしょう。
第三者認証を取得しているか
プライバシーマークやISO、SOCといった第三者認証の取得も、セキュリティやデータ保護に注力しているか判断する手がかりとなります。公表されているケースも多いものの、サイトではチェックできない場合もあるのでサービス提供会社へ問い合わせるとよいでしょう。
セキュリティが強固なグループウェアの機能・料金比較表
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セキュリティに強いグループウェア9選
Google Workspace - グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
Google Workspaceは、Google ドキュメントをはじめとしたグーグルのサービスを利用できるグループウェアです。グーグル内外のサービスと連携しやすいのが特徴で、海外製のSaaSを多用している企業ならスムーズに導入できるでしょう。
Google AIによる自動防御で、マルウェアやフィッシング攻撃を未然に防止。脅威の迅速な検知で、被害を最小限に抑制します。他にも二段階認証の設定やゼロトラストでの設計によりセキュリティを強固なものにしています。
Garoonは大企業におすすめのサイボウズが提供するグループウェアです。数万人規模の企業でも導入されていること、多くの業界にて採用されていることを踏まえると、汎用的で使いやすいことがうかがえるでしょう。
ファイアウォールや侵入検知・防止システム、不正アクセス対策など、多層的にセキュリティ対策を実施しています。第三者機関によるセキュリティ監査もあり、ぜい弱性診断の結果はサイトにて公表されています。
Lark(ラーク) - Lark Japan株式会社
Larkはチャットを中心にコミュニケーションを促進するグループウェアです。カレンダーやドキュメント、ワークフローなどを相互に行き来できるため、作業効率が向上するでしょう。AIによる翻訳や議事録作成にて自動化できるのも強みです。
AWSの物理的なセキュリティを皮切りにインフラ、ネットワーク、データ、アプリケーションなど各層でセキュリティ対策を強化。開発ライフサイクルにセキュリティ対策を組み込み、ぜい弱性の早期発見と対処に努めています。
J-MOTTOグループウェア - リスモン・ビジネス・ポータル株式会社
J-MOTTOグループウェアは26の機能を搭載し、最安で月額165円(税込)から利用できる低価格のグループウェアです。スケジュールや掲示板、ワークフローをはじめ多くの機能を標準搭載しています。
ISO/IEC 27001やISO/IEC 27017といった第三者認証も取得。サーバーはAWSの仮想サーバーを用いているほか、サーバーの分散、予備機の準備などでセキュリティ対策をしています。
Confluence - アトラシアン株式会社
Confluenceはアトラシアンの提供する、ドキュメント制作やプロジェクト管理に強いグループウェアです。海外製のグループウェアなためデザインがモダンですっきりしているほか、多くのSaaSと連携しているのが強みです。
基本的なセキュリティ対策に加え、セキュリティ検出プログラムも搭載。受信メールや拡張機能による不審な動作を事前に検出することで被害を最小限に食い止めます。グローバルで利用されているため各種認証を取得している点も注目です。
サイボウズ Office - サイボウズ株式会社
サイボウズ Officeは、中小企業におすすめの国産グループウェアです。多くの機能を搭載しているほか、同社のkintoneと連携しアプリを自作できます。
提供会社が同じGaroon同様、サーバーの冗長化やバックアップ、通信暗号化などの対策に抜かりがありません。その他、障害時の対応や稼働実績などを公表しており、運用の透明化に努めています。
desknet's NEO - 株式会社ネオジャパン
desknet's NEOは、日本製のグループウェアで企業ポータルやワークフロー、スケジュール管理といった機能を搭載しています。豊富な標準機能と多彩なオプションで、要件にあわせて柔軟にカスタマイズできます。
通信の暗号化、IPアドレスの制限、強固なパスワードポリシーの設定といったセキュリティ対策を実施。有償オプションのクライアント認証は、会社指定のデバイスからのみアクセスを許可することで、データの不正な持ち出しや不注意による流出を防ぎます。
Microsoft 365 (旧称 Office 365) - 日本マイクロソフト株式会社
Microsoft 365はWord、Excel、PowerPointとシームレスに連携するグループウェアです。マイクロソフトが提供しているため使い慣れている画面そのままに編集できるのが便利です。
多要素認証やデータ暗号化、アクセス制限など基本的な方法はもちろん対策済。さらにランサムウェアからの保護、ぜい弱性診断、悪意のあるメール検知など多角的に対策しているのが強みです。
Zoho Creator - ゾーホージャパン株式会社
Zoho Creatorは、ノーコードにてアプリ開発が可能なサービスです。ドキュメント作成やチャットを搭載した「Workplace」とあわせて使うことで多くの運用に対応します。
OWASPベースのフレームワークで安全なアプリ構築を支援。ぜい弱性スキャナーと手作業による審査で、潜在的な脅威を検出します。またデータの暗号化とアクセス制御でなど基本の対策も問題なく対応しています。
グループウェアに搭載されるセキュリティ対策の詳細
グループウェアにて実施されているセキュリティ対策をいくつか紹介します。選び方のパートで紹介したもの以外に、特徴的なものを解説します。
送受信するデータの暗号化
SSLによる通信の暗号化が主な対象です。httpではなくhttpsになっているサイトはSSLによる暗号化がなされています。万が一データが第三者によって傍受された場合でも、内容を保護し機密性を確保します。近年のSaaSではほとんどが対応しているものの、無料のグループウェアやオープンソースのグループウェアを導入する際には注意しましょう。
定期的なぜい弱性スキャンとアップデートの実施
クラウド型のグループウェアは、ベンダーが定期的なぜい弱性診断とアップデートを実施します。セキュリティパッチの適用やソフトウェアの更新など、アップデートの頻度や内容を確認するとよいでしょう。
セキュリティに強いグループウェアのメリット
データ傍聴や不正アクセスから守る
セキュリティ対策がなされているグループウェアを利用するメリットに、情報漏えいから守れる点があります。組織で共有される情報は、個人情報や社外秘を含むケースが多く情報漏えいに注意が必要です。セキュリティが強固なグループウェアでは、データ暗号化やアクセス制御を搭載。機密情報をデータ傍聴ないし不正アクセスから守りリスクを最小限に抑えます。
コンプライアンスへの配慮
セキュリティが強固なグループウェアを利用する他のメリットに、コンプライアンス要件への適合があげられます。利用しているグループウェアに起因した情報漏えいであっても、導入企業の信頼を問われるリスクがあります。顧客からの信頼を得るためにも導入するサービスの選定には気を配りましょう。
セキュリティに強いグループウェアのデメリット
コストが高くつく可能性あり
セキュリティに強いグループウェアは、高コストな可能性があります。強固なセキュリティを提供するためには、高度な技術や専門知識を持ったスタッフの雇用、セキュリティ機能の開発、定期的なセキュリティアップデートなどが必要だからです。予算に制約がある場合、セキュリティ対策とコストのバランスは慎重に検討しましょう。
煩雑さが増し使われなくなる恐れ
高度なセキュリティ機能を備えたグループウェアは、設定や利用方法が複雑であることがあります。たとえば、強固な認証プロセスやアクセス制御の導入により、利用者はログインやデータアクセスの手順が増え、煩雑に感じるかもしれません。セキュリティ対策を実施する際は、ユーザーの使いやすさも考慮しましょう。
セキュリティに強いグループウェアを導入しよう
セキュリティに強いグループウェアを選ぶ際には、具体的なセキュリティ対策や取得している認証に注目しましょう。なにかしらの対策をしているグループウェア自体は多いため、どこまでが必要か決めて比較するのがおすすめです。
グループウェアのうち最適なサービスを選ぶには、要件や予算にあわせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。
BOXILとは
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