法人向けクラウドストレージ5選!選び方と導入時の注意点
オンラインストレージの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。場所を問わないデータ共有やデータの一元管理、セキュリティなどさまざまな目的で導入されるオンラインストレージの比較にお役立てください。
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法人向けのクラウドストレージとは
法人向けのクラウドストレージは、企業がファイルやフォルダをサービス提供会社のサーバーに保存するサービスです。従来のオンプレミス型のストレージとは異なり、場所を選ばずにデータへアクセスできます。またサービス提供会社がセキュリティやバックアップの対策をしてくれるため、中小企業でも安心して利用できます。
クラウドストレージにおける個人向けと法人向けの違い
クラウドストレージには個人向けと法人向けがあります。一般的に、個人向けは個人のデータ保存や共有を主な目的とし、容量や機能が少なめです。法人向けは企業のニーズに合わせてセキュリティや管理機能が強化されており、大容量のデータを効率的に管理できます。
価格面の違いも大きいです。個人向けは価格が低い傾向にあるのに対し、法人向けはセキュリティやサポート体制が充実している分価格も高いです。
個人向け | 法人向け | |
---|---|---|
主な利用目的 | 写真や動画の保存 | 文書や写真の保存 |
容量 | -(プランによっては◯) | ◯(プランによっては-) |
料金形態 | アカウント課金 | アカウント課金、容量課金 |
価格 | ◯ | △(費用対効果◯) |
権限設定 | △ | ◯ |
サポート | - | ◯ |
オプション | - | ◯ |
法人向けクラウドストレージの選び方
料金形態
法人向けクラウドストレージの料金形態は、利用量や機能に応じて複数のプランが提供されます。利用するユーザー数ないしデータ容量によって料金変動するのが一般的です。データ量やニーズに合わせて最適なプランを選択する必要があります。
また、契約期間や追加オプションによって価格が変動する場合もあります。料金形態を理解し、将来の成長や変化に対応できる柔軟なプランを選ぶことが重要です。
認証機能
法人向けクラウドストレージでは、多要素認証やシングルサインオンなどの高度な認証機能を提供していることが多いです。セキュリティポリシーや働き方に合わせ、適切な認証機能のあるサービスを選択することが重要です。
権限設定
法人向けクラウドストレージでは、ユーザーごとにアクセス権限を細かく設定できます。管理者はフォルダやファイルごとにアクセス権を設定し、必要な情報にのみアクセスできるよう制限可能です。さらに、アクセス権限の変更履歴を記録することで、セキュリティを強化し、データの機密性を守ります。
操作ログ取得機能
法人向けクラウドストレージでは、データの操作履歴を詳細に記録する操作ログ取得機能が重要です。操作ログには誰が何時にどのファイルへアクセスしたか、何を変更したかなどの情報が記録されます。これにより、不正アクセスやデータの改ざんを早期に検知し、セキュリティを強化できます。
バージョン管理機能
法人向けクラウドストレージでは、複数の従業員が同じファイルを編集することがあります。そのため、バージョン管理機能が重要です。この機能では、ファイルの変更履歴や過去のバージョンを管理し、誤った編集を元に戻したり、履歴を確認し任意の状態に復元したりできます。これにより、チームでの効率的なコラボレーションを支援し、データの整合性を確保します。
データセンターの設置状況
法人向けクラウドストレージを選ぶ際には、データセンターの設置状況が重要です。データセンターが複数かつ地理的に分散している場合、災害時や障害時におけるリスクを低減できます。セキュリティや信頼性の向上にも寄与するため、データセンターの設置状況はぜひとも確認しておきたいです。
サーバーの監視体制
法人向けクラウドストレージでは、サーバーの監視体制が重要です。24時間365日体制か、有人での監視かなどを調べ、障害を早期に検知できるか見定めましょう。
障害対応、セキュリティパッチの適用など、運用管理が適切に行われていることも重要です。運用体制や監視体制の整ったクラウドストレージは、法人にとって安心して利用できるサービスといえます。
法人におすすめのクラウドストレージ5選
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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
OneDrive for Businessはマイクロソフト提供の法人向けクラウドストレージです。OneDrive for Businessには、次のような特徴があります。
- WordやExcelとシームレスに連携
- スマートフォンとパソコンの両方で操作しやすい
- マイクロソフトによるセキュリティ対策で取引先からも信頼を得やすい
Dropbox - Dropbox Japan 株式会社
Dropbox Businessは業務に必要なものを1つのプラットフォームに集約することで、大幅な効率化を実現するクラウドストレージです。Dropbox Businessには、次のような特徴があります。
- プラットフォーム内でコンテンツの保存や編集、共有、署名を完結
- ファイルの復元やパスワード保護、閲覧者履歴などセキュリティ機能が充実
- 違約金なし、無料トライアルありで導入しやすい
Box - 株式会社Box Japan
Boxは各業界の大手企業に導入される、セキュアなクラウドストレージです。Boxには、次のような特徴があります。
- 10万社以上※1にて導入
- 1,500以上※2の主要なツールとシームレスに連携
- ビジネスプラン以上ならアプリから電子サインを無料で送信
※1 Box「導入事例」2024/05/23閲覧
※2 Box「Boxとアプリを統合」2024/05/23閲覧
コワークストレージは初期費用なし、1ID550円相当の月額料金で利用できる、リーズナブルなクラウドストレージです。コワークストレージには、次のような特徴があります。
- Windows標準のエクスプローラーを踏襲したデザイン
- 開発・データ保管・サポートのすべてが国内対応
- 複合機との連携により電子帳簿保存法にも対応
使えるファイル箱はコストパフォーマンスに優れるクラウドストレージです。使えるファイル箱には、次のような特徴があります。
- 月額21,230円(税込)からでユーザー数無制限
- Windowsはエクスプローラー、MacはFinderでデータを共有できる
- ファイルの編集履歴は999代まで保管・復元可能
法人向けクラウドストレージを導入する際の注意点
法人向けクラウドストレージの導入は、効率的なデータ管理や共有を実現しますが、いくつかの注意点があります。具体的にはインターネット環境の必要性、セキュリティ対策の重要性、運用体制の構築などです。法人向けクラウドストレージを導入する際の注意点について解説します。
インターネット環境が必要
法人向けクラウドストレージの利用には、安定したインターネット接続が不可欠です。常時接続が要求されるため、ネットワークの安定性や帯域幅の確保が重要です。また、オフラインでのアクセスやデータの同期機能もあると便利でしょう。
自社でのセキュリティ対策も必要
法人向けクラウドストレージを導入する際は、自社でも十分なセキュリティ対策を講じる必要があります。パスワードの規則を厳しくしたり、多要素認証を必須にするなどの対策が候補になります。自社のセキュリティポリシーに合致した対策を検討しましょう。
運用体制とルールの構築が必要
法人向けクラウドストレージを導入する際は、適切な運用体制や利用ルールの構築が欠かせません。管理者の指定や権限の割り当て、データの管理方法など、明確なルールを策定し、従業員が適切に利用できる環境を整えましょう。
法人向けクラウドストレージを比較しましょう
法人向けクラウドストレージを選ぶ際には、価格やセキュリティ機能、運用のしやすさなど、複数のポイントを比較検討することが重要です。また、無料プランや無料トライアルを活用して、実際にシステムを試用することも有効です。ニーズや予算に合わせて、最適なクラウドストレージを選定しましょう。
法人向けクラウドストレージのうち最適なサービスを選ぶには、複数のシステムを比較検討するのがおすすめです。下のボタンからはBOXILが厳選したサービスの資料を無料でダウンロードできます。ぜひサービス選定の参考にしてください。
本記事で紹介しきれなかったサービスについては下の記事にて解説しています。より多くのサービスから検討したい方はあわせてチェックしましょう。
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