SFA(営業支援システム)の関連情報

Sales Force Assistant
の料金・機能・導入事例

最終更新日 : 2024年12月05日 17:33
サービスの説明

NIコンサルティングは、1990年代初頭から経営コンサルティングを通じ、紙の営業日報からITのSFAまで研究・開発・運用を行なってきました。そんなNIコンサルティングだからこそ実現できた営業支援システムが『Sales Force Assistant』です。営業担当者の活動(顧客情報収集)はすべてデータベース化されて顧客管理、商談管理、案件管理、クレーム管理などを一挙に網羅。蓄積されたデータを元に、各担当者に専属の「AI秘書」が有効な情報を提供して営業活動をアシストします。さらに、その営業担当者の一日分の活動は一覧の日報形式に集約されるので、「営業の見える化」をデイリーに実現。上司はアドバイスや質問のコメントを返しやすく、情報共有もナレッジ蓄積もコミュニケーションも促進させます。

----------------(長文ですが、SFAのご検討にあたり是非お読みください)----------------

 旧コンセプトSFA(Sales Force Automation)は、1990年代初頭に米国で提唱されたITコンセプトです。初期のSFAの代名詞ともなったSiebel Systems, Inc. が設立されたのが1993年ですから、遅くとも93年にはSFAという用語・仕組みが確立されていたと考えて間違いありません。生まれてからすでに30年も経つ古い概念であることはお分かりいただけるでしょう。

 Sales Force Automationはその名の通り、Office Automation(OA)、Factory Automation(FA)から派生した概念であり、営業部門・営業活動を自動化し省力化することを狙いとしたものです。それを日本では、直訳して「営業自動化システム」とせず、「営業支援システム」と訳しました。誰が最初に訳したのか知りませんが、うまい訳ですね。これにコロッと多くの日本企業が乗せられてしまったのでしょう。日本でもすぐにSFA(営業自動化システムではなく営業支援システム)が開発、導入され始めたのです。

 弊社代表の長尾一洋も、1996年に出版した『営業日報を活性化せよ』の中でSFAについて言及し、紙の日報を活用した営業マネジメントからIT活用へのシフトを示唆しています。96年当時、すでに米国のSFAを日本語化したようなシステムが開発され、販売もされていましたし、NIコンサルティングでも自前のSFAの開発を進めていました。そして、1998年に登場したのが日報型SFA「顧客創造日報 Ver1.0」です。

 紙の日報による営業指導のノウハウを元に、日本企業の雇用慣行や営業活動に最適化された日報型SFAを開発したわけですが、長尾は「SFAをセールス・フォース・オートメーションと考えるのは間違いであって、セールス・フォース・アシスタンスが正しい。」と、1999年に出版した「顧客創造ノート」に記しています。

 日本名の「営業支援システム」に正しく沿うものであれば、営業担当者を支援し、営業活動の質や生産性を高めるものになったはずなのに、米国流のSales Force Automationによって、営業を自動化し、営業担当者を機械のように扱って管理を徹底する道具と化してしまっていたことへの警鐘です。

 生身の人間である営業担当者やその営業活動を工場に喩え、まるで機械のように扱い、そのプロセスを自動化することで、営業担当者の創意工夫や智恵を不要なものとした人間不在の“Automation”幻想がそこにあったのです。

 営業担当者を固定給で雇わず、セールス・レップと呼ばれる個人事業主のような形で歩合に応じた報酬を支払う米国流の雇用慣行であれば、営業プロセス(営業自動化ライン)の中身が見え、マネージャーが受注・売上見込管理(パイプライン管理、フォーキャスト管理)できれば、それで良かったのかもしれません。しかし、日本企業の多くは、営業担当者に固定給(歩合給があってもほんの一部)を支払い、未経験者も育成しながら営業活動させています。自ずとこの旧SFAは営業担当者の行動管理ツールと化してしまうことになったのです。

 そんな中、私どもNIコンサルティングは、一貫して営業担当者の行動管理を否定し、真の「営業支援システム」でなければならないと訴えてきたわけですが、それでも大きな過ちを犯してしまいました。2002年に、放置顧客や放置案件、予定の遅延があることを教えてくれるアラートを出す新機能を投入したのですが、その機能に「イエローカード」という名前を付けてしまったことです。顧客を放置し、予定を遅延させている営業担当者に対し、まさに警告する「イエローカード」を出す。10枚たまればレッドカード・・・。実はこれが顧客企業に大ウケして、過去の機能追加の中で最大のヒットになりました。営業担当者を管理したい、抜けや漏れがないかチェックしたいという多くの企業のニーズがあり、そのニーズに応えるべく「イエローカード」という名前を与えてしまった・・・。ウケて、売れたけれども、“Automation”幻想に私どもも毒されてしまっていたのかもしれません。実際、この時期売上もグンと伸びました。

 この幻想に気付いて、警告するばかりでなく、褒めたりプラス評価するための「グリーンカード」機能を投入したのが、2008年です。実はこのイエローカード機能は、営業担当者の立場で考えても、抜けたり漏れたりしたら教えてくれるとても便利な機能であり、営業担当者の活動をアシストするものです。営業担当者に警告を与える「イエローカード」とせず、営業担当者を支援する「チャンスカード」とでも命名すべきだったのです。それでは恐らくインパクトがなくて、私どもの売上は伸びなかったでしょうが・・・・。

 旧SFAが登場して30年。もうそろそろ“Automation”幻想から脱却して、本当の意味で営業担当者を支援し、営業活動をサポートする仕組みに変えてみませんか?営業マネジメントは必要なことですが、管理したり、分析したりするだけでは、売上は上がりません。現場の営業担当者をアシストし、サポートしてこそ成果が出るのです。

 「今こそ、真(新)のSFA、Sales Force Assistant へ!」

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

サービス画面 / UI

Sales Force Assistantのスクリーンショット1
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必要な情報をポータルに集約
新着情報の通知や今日の商談予定、今アプローチすべき顧客のリストなど、必要な情報がポータルに集約されます。ポータルは設定でカスタマイズできます。
一日一覧の日報でデイリーに営業の見える化
顧客との商談は一日一覧の日報に集約されます。毎日の提出を前提とするので入力が習慣化しやすく、上司は部下の活動を1ページで確認できるのでアドバイスや指示を簡単に入力できるのが特長です。
顧客を見える化する三種の神器
顧客と自社の取引状況や親密度を可視化する「カスタマーシート」。顧客と自社の人脈を可視化する「リレーションマップ」。顧客同士の関係性や人的つながりを可視化する「カスタマーシート」。三種の神器でカスタマーリレーションを強化します。
見込案件と受注売上予測を見える化
長期検討でも見込みを溜め込んで案件のダムを作り、結果管理から先行管理へ、営業マネジメントの視点をシフトできます。各案件の進捗度や商談履歴も可視化できます。
AI秘書が訪問準備をアシスト
訪問予定先との商談履歴、クレーム発生状況、ホームページの新着情報などを担当者にお知らせします。デキる人は当たり前にやっている訪問準備を標準化できるようアシストします。
AI秘書が成功事例をピックアップ
担当案件に類似する成功事例(受注案件)を探し出して、類似度の高い順に示してくれます。各案件の商談履歴を読むことでき、添付されている提案書や見積書なども参考にできます。
AI秘書がボトルネックを発見
営業プロセス上のボトルネックを改善せずに行動量ばかりを増やしても、成果には結びつきません。営業プロセスを「見える化」し、ボトルネックがどこにあるのかをアシスタントが教えてくれます。
抜け漏れ遅れにはイエローカード
忙しい営業担当者は、ついつい業務にヌケやモレを生じがち。そこをアシスタントが的確にフォローします。長期未訪問の顧客、案件対応の放置、スケジュール遅れなどが発生すると、アシスタントがイエローカードを出してお知らせしてくれます。契約更新やリプレイス時期のリマインドにも使えます。
ゲームの力を取り込むゲーミフィケーション
やるなと言われてもやってしまい、楽しみながらやっているうちにレベルアップしていくゲームのメカニズムを営業活動・SFA活用に応用しています。ゲームの力で、営業現場に活力と実行力と楽しさを。
訪問営業をアシストする地図アプリ
SFAに連携するスマホアプリを無料でご用意しています。たとえば、訪問予定先や近隣の顧客、ターゲットリスト化した顧客などを地図上にプロット。ぐるっと指で囲んだエリア内の顧客も表示でき、外出時のついで訪問、リアルな顔出しをアシストします。
経営コックピットでKPIを可視化
基幹システムから取り込んだ売上実績(結果指標)、そしてSFAに入力された営業プロセス(先行指標)をさまざまな角度で集計し、経営コックピットにグラフ表示。戦略の実行状況とその成果をパッと可視化します。
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導入実績

  • 石屋製菓株式会社
  • エステー株式会社
  • キャスコ株式会社
  • ステッドラー日本株式会社
  • 株式会社シード
  • 株式会社中村屋
  • 株式会社加藤製作所
  • 株式会社芝浦電子
  • 株式会社ベヒシュタイン・ジャパン
  • 図研ネットウエイブ株式会社
  • 三島食品株式会社
  • 清水食品株式会社
  • 株式会社有隣堂
  • 東亜薬品工業株式会社
  • 株式会社山櫻
  • ニッタ・デュポン株式会社
  • 株式会社ダンロップホーム プロダクツ
  • 野村興産株式会社

サービス資料

Sales Force Assistant
Sales Force Assistant
2020-09-03更新・提供企業作成
パンフレット
パンフレット
2022-08-30更新・提供企業作成

料金プラン一覧

無料トライアルあり
Sales Force Assistant 顧客創造R(クラウド)
プラン価格
月額/ユーザー
4,000円-
初期費用
50,000円-
最低利用人数
1
最低利用期間
6ヶ月

案件・リピートサイクル型営業支援システムです。

Sales Force Assistant 顧客深耕(クラウド)
プラン価格
月額/ユーザー
3,500円-
初期費用
50,000円-
最低利用人数
1
最低利用期間
6ヶ月

ルート型営業支援システムです。

Sales Force Assistant 顧客深耕R(クラウド)
プラン価格
月額/ユーザー
4,500円-
初期費用
50,000円-
最低利用人数
1
最低利用期間
6ヶ月

案件・ルート・リピートサイクル型営業支援システムです。

Sales Force Assistant 顧客深耕AO(クラウド)
プラン価格
月額/ユーザー
3,500円-
初期費用
50,000円-
最低利用人数
1
最低利用期間
6ヶ月

会計事務所向け顧客管理システムです。

Sales Force Assistant ABM(クラウド)
プラン価格
月額/ユーザー
2,000円-
初期費用
50,000円-
最低利用人数
1
最低利用期間
6ヶ月

非営業部門向け業務改善支援システムです。

機能ごとの評価

機能ごとの口コミ評価

※ 口コミの平均評価を表示しています。
サービスの実態とは異なり、搭載されていない機能に関する評価が表示されている可能性がございますのでご注意ください。
Sales Force Assistant
SFA(営業支援システム)の平均点
目標予算管理
評価件数:6
4.0
4.0
商品管理
評価件数:6
4.2
4.1
案件管理
評価件数:10
4.1
4.3
商談管理
評価件数:10
4.3
4.3
名刺管理
評価件数:5
3.8
3.9
フェーズ管理
評価件数:8
3.8
4.1
売上予測
評価件数:6
4.3
3.9
リード管理
評価件数:7
3.6
4.0
名寄機能
評価件数:7
3.9
3.8
契約管理
評価件数:7
4.3
4.2
マーケティング施策管理
評価件数:8
3.8
4.0
スケジュール管理
評価件数:6
4.3
4.2
パイプライン管理
評価件数:7
4.1
4.1
ワークフロー
評価件数:6
4.0
4.1
ダッシュボード
評価件数:8
3.8
4.1
モバイルアプリ
評価件数:6
3.8
3.7
多言語対応
評価件数:4
4.3
3.6
機能の実装有無に関する情報は: 2024-12-05 17:33 時点のものです。

連携サービス

Approach DAM
Sales Billing Assistant
MapScorer
nyoibox
Googleカレンダー
Microsoft 365予定表
やさしく名刺ファイリングPRO
CTIコネクテル
BIZTEL
NI Collabo 360
Sales Quote Assistant
名刺バンク2

Sales Force Assistantの口コミ・評判

3.64
レビュー分布
(1)
(8)
(4)
(1)
(0)
従業員規模
1~10
(2)
11~30
(0)
31~100
(6)
101~500
(0)
501~
(6)

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匿名のユーザー
システム管理者
医療系
利用状況:利用中
/
利用アカウント数:31件〜50件
投稿日:2023/11/01
3/5
在籍確認
投稿経路キャンペーンBOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
当社で機能をフルに使いこなせていなかったこともあるが、UIが古く、直感的な利用がしやすいという印象はなかった。データ連携などもハードルが高く、一部の機能しか使わない状態になっていたが、ただでさえ他のサービスに比べて価格帯が上位にあったにもかかわらず、さらに値上げの話が出てきたのでサービス利用を停止する判断にいたりそう。
サービス導入後の効果・メリット・解決したことを教えてください
営業担当の情報を集約するツールとして、ある一定以上の効果はあったが、それどまりとなっており、他のシステムとの連携などに難があった。
小倉 麻帆
ユーザー
日本郵便株式会社
/
輸送/交通/物流/倉庫系
利用状況:利用中
/
利用アカウント数:1000件以上
投稿日:2023/05/20
4/5
投稿経路キャンペーンBOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
弊社向けに専用のシステムを作成いただき、弊社専門の担当窓口を準備していただいております。顧客情報やそれに対する情報の共有が行えており、お客さま対応時に活用できます。
サービス導入後の効果・メリット・解決したことを教えてください
多数の支店や部署を抱えるために、情報の共有ができておりませんでしたが、多数の支店・拠点間の意見を集約し、総覧して確認できるようになり、類似例なども同時に確認できるようになりました。
匿名のユーザー
システム管理者
IT/通信/インターネット系
利用状況:現在は利用していない
/
利用アカウント数:2件〜10件
投稿日:2023/01/16
4/5
在籍確認
投稿経路キャンペーンBOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
お客様やクライアントの情報を登録して、簡単に選ぶだけで日報の蓄積ができ、非常に助かりました。今まではメールやラインでの報告になっていた分、振り返るのが難しかったので、このシステムを導入してよかったです。
サービス導入後の効果・メリット・解決したことを教えてください
今までの日報の蓄積が、一括管理できるため他の人に案件を引き継ぐ際にもいちいち引き継ぎ書類を作成しなかた良くなったので、便利です。
匿名のユーザー
ユーザー
メーカー/製造系
利用状況:利用中
/
利用アカウント数:201件〜300件
投稿日:2022/06/03
3/5
在籍確認
投稿経路オーガニック自然発生の口コミです
商談した客先の情報や、客先の担当者名の入力などを行い売上の管理を行う。 管理者側からすると部下を一括で管理できるので良いと思いますが、 管理される側からするとここまでガチガチにやられるとあんまりいい気分はしません。
サービス導入後の効果・メリット・解決したことを教えてください
取引先の名刺などを登録することができるので、引き継ぎ時は本当に便利なソフトだと感じました。また誰がいつどこで何をしたかわかるので、いちいち報告しなくても良いのは便利だと思いました。
匿名のユーザー
ユーザー
サービス/外食/レジャー系
利用状況:利用中
/
利用アカウント数:31件〜50件
投稿日:2022/05/15
4/5
在籍確認
投稿経路キャンペーンBOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
自社の使用状況や、ユーザーの管理ニーズに応じて自由にカスタマイズできること ハイパフォーマーの商談行動履歴が残り参考にできること まだ個々の細かなニーズに対応しきれていないが現状は可視化できより組織がまとまってきた
サービス導入後の効果・メリット・解決したことを教えてください
ベテラン営業の案件管理強化できること ハイパフォーマーの商談行動履歴が残り参考にできること 全員が徹底し士気も高まる(入力が定着するまでは評価基準になっていた)

Sales Force Assistantの提供会社

株式会社NIコンサルティング
コンサルティング・専門サービス
東京都港区港南2-16-1-19F
代表者名
長尾 一洋
資本金
21000万円
従業員規模
51~100人
企業URL
https://www.ni-consul.co.jp/
設立年月
1991年3月
資本金
21000万円
企業URL
https://www.ni-consul.co.jp/

提供サービス

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