中小企業向けのオンラインストレージおすすめ12選!選定のポイントと導入のメリット
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- 中小企業が抱えるデータ保管の課題
- データの管理や整理が煩雑
- データの容量が限られて拡張性が低い
- データのセキュリティが不十分で漏えいの危険性
- 中小企業がオンラインストレージを導入するメリット
- ファイルの共有や編集がスムーズ
- ストレージ容量を柔軟に拡張可能
- データ保護とセキュリティを強化
- 中小企業がオンラインストレージを選定する際のポイント
- データ量課金かユーザー数課金か
- ファイル編集や管理がスムーズか
- セキュリティ対策や認証方法
- 中小企業におすすめのオンラインストレージ比較表
- 中小企業におすすめのオンラインストレージ12選
- Box/Box over VPN
- セキュアSAMBA
- DirectCloud
- Everidays
- Dropbox
- PrimeDrive
- Fleekdrive
- ixMark
- AOSBOX Business
- コワークストレージ
- OneDrive
- Google ドライブ
- サービス選びは比較して検討しよう
- BOXILとは
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中小企業が抱えるデータ保管の課題
オンラインストレージを導入していない中小企業がデータ保管で抱えている課題についてまとめていきます。あなたの企業でも同様の課題を抱えていれば、中小企業向けのオンラインストレージで解決できる可能性が高いです。
データの管理や整理が煩雑
中小企業ではパソコンにデータを保存したり、USBメモリや外付けHDDにデータを移動したりすることが多いです。しかしこのような方法ではデータの管理が煩雑になります。たとえば、データのバージョン管理ができなかったり、データの重複や欠損が発生したり、データの検索が困難になったりします。
データの容量が限られて拡張性が低い
中小企業ではパソコンのデータ容量を制限されるケースが多いです。またUSBメモリや外付けHDDといったデバイスも、データの増加に伴って容量が不足します。その際にはデータの削除や圧縮、新たなデバイスの購入が必要になりコストがかかります。
データのセキュリティが不十分で漏えいの危険性
中小企業ではデータ暗号化をはじめとしたセキュリティ対策が不十分で、データ漏えいや改ざんの危険性が高いです。具体的には外部からサイバー攻撃されたり、内部から不正アクセスされたり、破損したデータを復旧できなかったり、法律に違反したりする可能性が考えられます。
中小企業がオンラインストレージを導入するメリット
中小企業がオンラインストレージを導入して得られるメリットは次のとおりです。
ファイルの共有や編集がスムーズ
オンラインストレージではインターネットに接続されたデバイスから、ファイルにアクセスしたり共有したり編集したりできます。これにより社内外のメンバーとのコミュニケーションがスムーズになります。たとえば、プレゼン資料の作成やレビュー、契約書のやりとりなどが簡単になるでしょう。
ストレージ容量を柔軟に拡張可能
オンラインストレージでは、データの増減に応じてストレージ容量を柔軟に拡張可能です。具体的には必要なときに追加料金を支払って容量を増やしたり、不要なデータを削除して容量を減らしたりできます。これによりコストを最適化できます。
データ保護とセキュリティを強化
オンラインストレージでは、データのバックアップや復元、暗号化、パスワード保護などの機能を提供します。これによりデータの紛失や漏えい、改ざんなどのリスクを低減可能です。例をあげると、災害や盗難で物理的にデータが失われてもオンラインストレージから復元できます。また不正なアクセスや操作を防げます。
中小企業がオンラインストレージを選定する際のポイント
中小企業がオンラインストレージを選定する際には、いくつかの基準が存在します。そのなかでも代表的な基準について解説します。
データ量課金かユーザー数課金か
オンラインストレージを選ぶ際には、データ量課金かユーザー数課金かを確認しましょう。データ量での課金は保存するデータサイズに応じて料金が変わるもので、ユーザー数課金は利用人数に応じて料金が変わるものです。
たとえば容量は大きくないものの多くの人が利用する場合は、ユーザー数課金の方が費用を抑えやすいです。他方、サイズは大きいのに対し少数の人が利用する場合は、データ量課金の方がコストを削減できます。
ファイル編集や管理がスムーズか
オンラインストレージを選ぶ際には、ファイルの編集や管理をしやすいかの確認が重要です。編集と管理が簡単なオンラインストレージは作業効率を向上できます。
たとえば同時編集やコメント、アクセス管理、履歴管理などがあるとファイル更新を簡単にできます。また検索やタグ付けをしやすいオンラインストレージなら特定のファイルへ容易にアクセス可能です。
セキュリティ対策や認証方法
オンラインストレージを選ぶ際には、データ保護のためにセキュリティ対策や認証方法を確認しましょう。具体的なセキュリティ対策はデータ暗号化やバックアップ、ウイルス対策などがあります。また認証方法にはパスワード認証や指紋認証、顔認証、ワンタイムパスワードなどがあります。
対策の方法としては、高度な暗号化技術を用いてデータの安全性を高めるもの、二段階認証や生体認証にて不正アクセスを防ぐものなどがあるでしょう。
中小企業におすすめのオンラインストレージ比較表
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中小企業におすすめのオンラインストレージ12選
中小企業におすすめのオンラインストレージを紹介します。
Box/Box over VPN - エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
Box/Box over VPNは、ストレージ容量が無制限で、VPN経由でセキュアにアクセスできるオンラインストレージです。
- 1ユーザーあたり月額1,800円(税抜)〜で容量無制限
- SOC1やSOC2、ISO/ISC 27001、ISO/ISC 27018などの第三者認証を取得
- プレビューのみをはじめとした7段階のアクセス権限
セキュアSAMBA - Chatworkストレージテクノロジーズ株式会社
セキュアSAMBAは、Chatworkとの連携機能やユーザー数無制限のプランなどを提供しているオンラインストレージです。
- Chatworkとの連携でファイル共有がスムーズ
- ユーザー数無制限のプランは月額25,000円〜
- 暗号化通信やアクセス権限、二段階認証などの情報漏えい対策
DirectCloud - 株式会社ダイレクトクラウド
DirectCloudは、初期費用無料やユーザー数無制限など、コストパフォーマンスに優れたオンラインストレージです。
- ランサムウェアに感染したファイルを自動で復元
- ユーザーごとに使用できる機能を制限
- DLP機能で機密情報の流出を防止
Everidaysは、ユーザー数無制限で国内データセンターにデータを保存できるオンラインストレージです。
- 容量に応じた料金体系が明確で、ユーザー数に関係なく利用可能
- ファイルはAES256にて暗号化され情報漏えいを予防
- ファイルの履歴管理やバージョン管理で復元も簡単
Dropbox - Dropbox Japan 株式会社
Dropboxは、Google PlayとApple App Storeのエディターズ チョイス賞を受賞したオンラインストレージです。
- Microsoft 365やAdobe Creative Cloudなど多くのサービスと連携
- 無料のBasicから充実したサポートのEnterpriseまで料金プランが豊富
- 重要な契約書の作成、電子署名などを行える
PrimeDrive - ソフトバンク株式会社
PrimeDriveは、セキュリティやコンプライアンスに高い要求がある業種や業界に適したオンラインストレージです。
- 1万ユーザー以下で利用可能な容量に応じた定額プラン
- AndroidやiPad、iPhoneで利用できるアプリを提供
- 第三者機関による認証を取得
Fleekdrive - 株式会社Fleekdrive
Fleekdriveは、セキュリティや業務の自動化に優れたオンラインストレージです。
- ISO/IEC27001やISO/IEC 27017などの国際規格に準拠
- 担当者による24時間365日の監視やアクセス権限の管理
- スマートフォンでのオフライン利用、ワークフロー承認
ixMarkは、Excelの同時編集防止機能をはじめ、他のオンラインストレージにはない強みが利用できるオンラインストレージです。
- 国内に複数のデータセンターを保持
- 暗号化された通信により、社内ネットワークと同等のセキュリティを実現
- 導入から運用までメールや電話、LINEにてサポート
AOSBOX Business - AOSデータ株式会社
AOSBOX Business Proは、通常ストレージとコールドストレージの2種類のストレージを選べるオンラインストレージです。データの用途に応じた最適なバックアップ環境を構築できます。
- AWSを利用し、データは日本国内リージョンにて冗長化
- パソコン以外にサーバーやNASのバックアップへも対応
- 誤って削除や修正したデータも復元可能
コワークストレージは、NTT東日本発の高い操作性と充実したセキュリティ機能を持つオンラインストレージが利用できるサービスです。
- 容量やID数によってプランを選択できる料金体系
- ファイルのバージョン管理や履歴管理
- WindowsやMac、iOS、Androidに対応
OneDriveは、Microsoft 365やビジネス向けのアプリケーションとの連携ができるオンラインストレージです。
- 無料で5GBのストレージを提供
- 月額1,560円で1TBのストレージとでデスクトップ版のMicrosoft 365
- 電話やWebでのサポート
Google ドライブは、Google Workspaceとの連携やAI技術の活用など、他のオンラインストレージにはない高度な機能が利用できるオンラインストレージです。
- Google ドキュメントやスプレッドシートを協同編集
- AIを活用した高度な検索機能を搭載
- 15GBまでのストレージ容量を無料で提供
サービス選びは比較して検討しよう
オンラインストレージを選ぶ際に重要なのはセキュリティ対策や他システムとの連携、運用コストなどです。各サービスの口コミとあわせて比較検討しましょう。中小企業以外のオンラインストレージの紹介は下記記事でしています。
BOXILとは
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