おすすめオンラインストレージアプリ7選!【無料あり】選び方・注意点
オンラインストレージの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。場所を問わないデータ共有やデータの一元管理、セキュリティなどさまざまな目的で導入されるオンラインストレージの比較にお役立てください。
目次を閉じる
- オンラインストレージアプリとは?
- オンラインストレージアプリのメリット
- データの安全性と保護性が高まる
- データの利用や共有が自由に行える
- 大きな容量のデータの保存・閲覧ができる
- オンラインストレージアプリの選び方
- 容量と料金
- ファイル共有や編集機能の有無
- セキュリティ対策
- スマートフォンやPCとの連携
- おすすめのオンラインストレージアプリ比較【有料・無料】
- Box
- Google ドライブ
- Dropbox
- OneDrive
- iCloud Drive
- Evernote
- MEGA
- オンラインストレージの比較表
- オンラインストレージアプリのよくある質問
- オンラインストレージアプリのセキュリティは大丈夫か?
- オンラインストレージアプリのデータはどこに保存される?
- 必要に合わせたオンラインストレージアプリの導入で業務効率の向上を図ろう
- BOXILとは
オンラインストレージアプリとは?
オンラインストレージアプリとは、インターネット上にデータを保存するサービスのアプリことです。これまでオンラインストレージはパソコンで利用することが主流でしたが、アプリに対応したオンラインストレージを使うことでスマートフォンやタブレットなどのデバイスでアクセスできるほか、データの共有やバックアップが可能です。
オンラインストレージアプリには、Google ドライブやDropboxなどの有名なものから、EvernoteやBoxなど用途に特化したものまで、さまざまな種類があります。オンラインストレージアプリのメリットや特徴、選び方や使い方のコツなどを、この記事で詳しく解説します。
>>ストレージ容量とは?容量を気にせず使えるオンラインストレージに注目!
オンラインストレージアプリのメリット
オンラインストレージアプリを使うことには、次のようなメリットがあります。
- データの安全性と保護性が高まる
- データの利用や共有が自由に行える
- 大きな容量のデータの保存・閲覧ができる
データの安全性と保護性が高まる
データをインターネット上に保存するため、物理的なメディアに依存しないでデータの管理やバックアップを行えます。パソコンや外付けハードディスクなどの物理的な保存方法では、故障や紛失や盗難などのリスクがありますが、オンラインストレージアプリの場合は、オンライン上での管理となるため物理的なトラブルを回避できます。
さらに、オンラインストレージアプリは、ウイルス対策や暗号化などにより強固なセキュリティ体制のもとで管理を行うため安心して利用できます。
データの利用や共有が自由に行える
デバイスや場所に制限されず好きなときにアクセスし、データの利用や共有ができます。オンラインストレージアプリは、インターネットに接続できる環境であれば、パソコンからはもちろん、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末からもアクセス可能です。
また、他のユーザーやグループとのデータ共有をはじめ、編集やコメント・提案機能を使った共同作業ができるなどコミュニケーションがスムーズに行えることもメリットです。
大きな容量のデータの保存・閲覧ができる
オンラインストレージアプリでは、資料や画像ファイル、動画データなど手元に保存しておくには大きい容量のものも、スムーズに格納でき、閲覧や再生も可能です。
一つの場所に格納できるため、必要な資料やファイルの一元化が可能になります。
オンラインストレージアプリの選び方
オンラインストレージアプリの選び方について、次の4つのポイントを紹介します。
- 容量と料金
- ファイル共有や編集機能の有無
- セキュリティ対策
- スマートフォンやPCとの連携
容量と料金
オンラインストレージアプリには、あらかじめ与えられる容量がありサービスや契約内容、無料プランか有料プランかによっても異なります。無料プランと有料プランのそれぞれ利用できる容量は次のようになります。
プラン | 利用できる容量 |
---|---|
無料プラン | 5GB〜15GB程度 |
有料プラン | 50GB〜2TB |
無料プランの場合は、一定の容量まで無料で利用でき、容量を超えると有料になるか、追加できなくなります。有料プランの場合は、月額や年額で料金を支払って利用できるプランで容量や機能が充実していることが多いです。
なかには、無料プランと有料プランどちらも用意があるサービスもあります。この場合、無料プランでは利用できる容量や機能に制限が設けられていますが、有料プランにアップグレードすることで拡張できます。
たとえば、Google ドライブは、無料で15GBまで使えますが、30GBにすると月額680円(※)、2TBにすると月額1,360円(※)となります。
オンラインストレージアプリの料金に関する詳細は、各サービスの公式サイトや料金表などを確認してください。
保存したいデータの種類や保存予定のファイル数に合わせて、前もって必要な容量を見積もることが重要です。利用目的や予算に合わせて、最適なプランを選びましょう。
※年間契約の場合の月額費用
ファイル共有や編集機能の有無
オンラインストレージアプリに保存したデータが自分だけでなく、チームや社外間での共有や編集が可能かどうかも確認しておきましょう。チーム単位でプロジェクトを進める際に非常に便利です。
また、オンラインストレージアプリによっては、オフラインでもファイルにアクセスしたり、編集できたりするものもあります。ネット環境が整っていない場所や、移動中などにファイルを見たい場合に便利な機能になるため必要な場合はしっかりとチェックしておきましょう。
セキュリティ対策
オンラインストレージアプリを選ぶ際には、セキュリティ対策についても忘れてはいけません。オンラインストレージアプリは、ファイルをインターネット上に保存することで非常に高い利便性がありますが、その一方で、ハッキングや漏えいなどのリスクも考えられます。
特に、個人情報や機密情報などの重要なファイルを保存する場合は注意が必要です。オンラインストレージアプリを選ぶ際には、次のようなセキュリティ対策がされているかどうかを確認しておくと安心です。
セキュリティ対策 | 詳細 |
---|---|
SSL/TLS暗号化 | ファイルのアップロードやダウンロード時に、通信を暗号化することで、第三者に傍受されることを防ぐ。 |
パスワード保護 | ファイルにパスワードを設定することで、不正なアクセスを防ぐ。 |
二段階認証 | パスワードに加えて、メールやSMSなどで送られるコードを入力することで、本人確認を行う。 |
ファイル暗号化 | ファイル自体を暗号化することで、第三者に読み取られることを防ぐ。 |
バックアップ | ファイルを複数の場所に保存することで、紛失や破損に備える。 |
スマートフォンやPCとの連携
オンラインストレージアプリは、どこからでもアクセス可能ですが、実用性を考えた場合、スマートフォンやPCとの連携がスムーズなことが理想です。
たとえば、スマートフォンで撮影した写真や動画を自動でオンラインストレージアプリに保存できたり、PCで作成したドキュメントやスプレッドシートをオンラインストレージアプリに保存して、スマートフォンから閲覧・編集できたりすると業務効率の向上につながります。
また、オンラインストレージアプリによっては、スマートフォンやPCのデータのバックアップができるものもあります。万が一、スマートフォンやPCが故障や紛失した場合にも、データ復元ができるメリットがあります。
おすすめのオンラインストレージアプリ比較【有料・無料】
おすすめのオンラインストレージアプリを7つ紹介します。
業務がよりスムーズにはかどる便利な機能があるものから、無料で利用できるものまで、厳選したおすすめのオンラインストレージアプリを紹介するのでぜひ参考にしてください。
- 重要コンテンツを一箇所に集約
- データ漏えい対策や脅威検知など強固なリスク対策
- デバイスを選ばず共同編集が可能
Boxは、セキュリティの高さと使いやすさで多くの企業に支持されているオンラインストレージサービスです。
ビジネスプランでは、一つのプランを除きストレージ容量に上限がないことも特徴です。また、個人向けプランの場合には10GBまで無料で利用できます。
統合可能なアプリケーションは1,500以上と必要に応じて連携できるため、チームの生産性向上につながります。
強固なセキュリティ対策のもと、社内外との共同作業やファイル共有などが可能です。フォルダ単位でユーザーのアクセスレベルを設定でき、編集権限やダウンロード、タグの追加などを管理できます。
Google ドライブ
- 100種類以上のファイル形式に対応
- マルウェアやスパムからの保護機能
- リアルタイムでの共同編集が可能
Google ドライブは、Googleの高度な検索機能とAIテクノロジーを駆使して、関連性の高い検索結果の表示や速度、信頼性に優れたオンラインストレージアプリです。Microsoft Officeのファイルでも共同編集が可能でチームでの効率的なコンテンツ作成をサポートします。
ファイルへのアクセスを暗号化しているほか、マルウェアやスパム、ランサムウェア、フィッシングが検出された場合には削除されるためセキュリティ面でも安心して利用できます。ファイルをローカル保存する必要がないため、デバイスへのリスクも最小限に抑えられる点も利点です。
個人向けの無料プランであれば15GBまで利用できます。
Dropbox - Dropbox Japan 株式会社
- シンプルで直感的なファイル共有機能
- ファイルの復元やバージョン履歴の管理に対応
- 2GBのストレージを無料で利用可能
DropBoxは、クラウドストレージの分野では先駆けとなる存在で、個人からビジネスまで幅広く利用されているオンラインストレージサービスです。モバイルアプリを使用すればスマートフォンやタブレットで外出先からもスムーズにアクセスが可能。共同編集もできるため、作業の効率化が叶います。
使いやすさはもちろん、セキュリティにも優れておりビジネスでも安心して使えるツールです。
容量に応じて料金が異なりますが、無料プランの場合は2GBのストレージを利用できます。
- Microsoft 365と連携
- Word、Excel、PowerPointのリアルタイム編集が可能
- 自動バックアップに対応
OneDriveは、マイクロソフト社が提供しているサービスで、Microsoft 365とのシームレスな連携が可能です。Word、Excel、PowerPointへのアクセスがスムーズでリアルタイム編集が行えます。さらに、オフラインで編集したものでも自動的に同期されるため、作業効率の向上にも寄与。
モバイルアプリからの編集作業はもちろん、スマートフォンで撮影した写真をすぐに保管できる点も魅力です。自動バックアップ機能によってデータを保存しないまま失ってしまう事態を回避できます。
iCloud Drive
- Apple製品との連携に最適
- Windowsからも利用可能
- 無料で5GBのストレージを提供
iCloud Driveは、Appleが提供するオンラインストレージサービスです。MacやiPhoneなどのAppleデバイスとのシームレスな同期が可能で、写真やドキュメントなどを簡単にバックアップできます。
Pages、Numbers、Keynoteなどのアプリや、ファイル、メールなどとの連携もスムーズで、共有や共同作業が可能。WindowsユーザーもiCloud.comを通じてファイルにアクセスできます。
Apple IDを作成すれば、無料で5GBのストレージ容量を利用できます。
Evernote
- どの端末からでもすべての機能が利用できる
- SlackやMicrosoft Teamsなどと連携可能
- ノート、タスク、スケジュールをまとめて管理
Evernoteは、多様なデジタルデータを簡単に保存し、管理できるクラウド型情報管理ツールです。多機能性と使い勝手の良さで、個人から企業まで幅広く利用されています。
豊富な機能を備え、テキスト、画像、PDF、音声などを一元管理できる点が特徴です。また、手書きメモの保存やWebクリッパー機能によるWebページの保存も可能で、ビジネスシーンでの情報共有やアイデア管理に優れています。
さらに、Slack、Gmail、Google ドライブとの連携により、作業効率の大幅な向上を目指せます。
MEGA
- アカウントがないユーザーにも共有が可能
- あらゆる種類のファイル、フォルダを管理
- 無料で20GBのストレージを利用可能
MEGAは、ニュージーランドのMega Limitedが主体となり提供しているオンラインストレージサービスです。大量のデータを安全にクラウドに保存し、外出先からもアクセスが可能です。
無料で20GBの容量を利用できることや、アカウントを持っていないユーザーにもセキュリティキーを付与することで共有できることなどが特徴で、社内だけでなく社外でのデータ共有が必要な際に活躍します。
注意点としては、無料プランを利用する場合3か月間ログインしていない状態が続くと、Webサイトとサービスへのアクセス権の一時停止や削除の対象となるため、定期的なログインを心がける必要があります。
オンラインストレージの比較表
【特典比較表つき】『オンラインストレージの資料6選』 はこちら⇒無料ダウンロード
一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
【特典比較表つき】『オンラインストレージの資料6選』 はこちら⇒無料ダウンロード
※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
オンラインストレージアプリのよくある質問
オンラインストレージアプリについてのよくある質問を紹介します。あらかじめ確認して気になることや不安を解消しておきましょう。
オンラインストレージアプリのセキュリティは大丈夫か?
オンラインストレージアプリのセキュリティは、サービスにより異なりますが一般的には、データの暗号化や二段階認証、バックアップなどの対策が行われています。
また、自分でできるセキュリティ対策としては、「定期的なパスワードの変更」「アクセス権限の適切な設定」「不要なファイル削除」「ウイルス対策ソフトの導入」「公共のWi-Fiは避ける」などが挙げられます。
できるものから積極的に取り入れましょう。
オンラインストレージアプリのデータはどこに保存される?
オンラインストレージアプリのデータは、インターネット上のサーバー内に保存されます。サーバーは、サービスを提供している企業が所有するものや、クラウドサービスのプラットフォームを利用するものなどがあります。サーバーの場所は、国内や海外などサービスにより異なります。
オンラインストレージアプリのデータの保存場所に関する詳細は、各サービスの公式サイトやプライバシーポリシーなどで確認してください。
必要に合わせたオンラインストレージアプリの導入で業務効率の向上を図ろう
オンラインストレージアプリは、場所や時間を問わずにデータを保存したり閲覧できたりと非常に便利なツールです。データの共有やバックアップが簡単に行え、容量の大きなデータの保存にも適しています。
セキュリティ対策が万全なものも多いですが、情報漏えいをはじめとするリスクについてを理解し、自社での対応や適切なサービスを選ぶようにしましょう。
また、無料プランと有料プランによって利用できる容量が大きく異なります。利用目的や予算に合わせて、最適なサービスを選んでください。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaS質問箱は、SaaS選定や業務課題に関する質問に、SaaSベンダーやITコンサルタントなどの専門家が回答するQ&Aサイトです。質問はすべて匿名、完全無料で利用いただけます。
BOXIL SaaSへ掲載しませんか?
- リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1※
- リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
- 累計1,200社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心
※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査