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オンラインストレージのシェア・市場規模 一番選ばれている人気サービスはGoogle ドライブ

最終更新日:(記事の情報は現在から28日前のものです)
オンラインストレージのシェア率を独自アンケートで調査しました。また、オンラインストレージの市場規模、今後の市場成長度についても解説します。

以下で紹介するシェア・市場規模と、オンラインストレージの各社サービス資料を組み合わせて、システム選定を推進しませんか?「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のBOXILからダウンロードできるサービス資料で、機能や料金をチェックしましょう。
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オンラインストレージのシェア率

BOXILの調査による導入したオンラインストレージTOP6

オンラインストレージの導入に携わった1,678人を対象にBOXILが独自アンケート※1を実施し、導入したオンラインストレージを尋ねました。

シェアが最も多かったのは、Google ドライブで20.33%。その後にOneDriveが10.71%、Dropboxが8.37%、KDDIファイルストレージが7.54%、セキュアSAMBAが6.52%、Box/Box over VPNが5.74%と続きます。これら6社で全体の59.21%を占めていました。

※調査概要:インターネット調査にてオンラインストレージの導入に携わった全国20〜60代の1,678人へ実施。本調査の期間は2025年3月18日〜20日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある

各社の比較を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

【2025年】オンラインストレージ比較!法人と個人×日本製と海外製
膨大なデータを効率的に管理するためのオンラインストレージ。各サービスの特徴や機能、安全性、料金プランを徹底比較し、...
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クラウドストレージとは

クラウドストレージとは、クラウド環境にあるストレージ(データ保存環境)を意味します。またインターネットを通じたファイルの保存や共有を可能にすることから、オンラインストレージとも呼ばれることもあります。

従来はローカル環境にストレージを用意し、ファイルのバックアップを行っていました。しかしクラウドストレージを導入することで、手軽にファイル共有やバックアップを取得できることから、個人と法人を問わず、利用が拡大しています。

こちらの記事では、クラウドストレージとは何か、より詳しく解説しています。

オンラインストレージ導入事例!法人なら絶対に見るべきポイントと活用術
オンラインストレージは、企業のデジタルデータを保存・共有・活用するために有効なサービスとして認知されはじめています...
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シェア率とあわせて口コミ・ユーザー満足度もチェック

シェア率だけでなく、各オンラインストレージの口コミやユーザー満足度、導入事例を確認しておくことで、自社にあったサービス選びができるようになります。オンラインストレージの口コミランキングもあわせて参考にしてください。

【2025年】オンラインストレージのランキング!おすすめサービス
オンラインストレージのおすすめ人気サービスを、口コミ数が多い順や口コミの満足度が高い順などで紹介します。各サービス...
詳細を見る

オンラインストレージの導入事例を詳しく見る

クラウドストレージの市場規模

個人向けと法人向けのそれぞれで、利用者が増えているクラウドストレージ市場ですが、それぞれの市場規模はどのような状況でしょうか。

個人向けクラウドストレージサービス

スマートフォンによる高画質写真や動画撮影、音楽ストリーミングサービスの普及などにより、個人ユーザーが保存するデータ容量は増加の一途を辿っています。特に、「写真・動画・音楽・文書ファイル」といったデジタルコンテンツの保存ニーズは依然として高く、個人向けクラウドストレージサービスの市場は堅調に成長を続けています。

クラウドストレージサービス市場動向調査 出典:ICT総研 2022年クラウドストレージサービス市場動向調査

拡大を続けるクラウドストレージサービス市場は、2022年度に無料サービス利用者3,900万人、有料サービス利用者1,590万人の合計5,490万人、市場規模890億円に登ります。2023年度には有料サービス利用者が1,640万人に拡大することによって、920億円にまで拡大すると見られています。

法人向けクラウドストレージサービス

法人向けクラウドストレージサービスは、機密文書の共有、バックアップ、BCP(事業継続計画)対策、リモートワークの推進など、多岐にわたる用途でその重要性を増しています。情報漏洩対策やコンプライアンス遵守の観点からも、高セキュリティで管理体制の整った法人向けクラウドストレージの需要は引き続き堅調です。

IDC Japanの2025年2月の予測※1によると、日本のパブリッククラウドサービス市場全体が2024年に前年比26.1%増となる見込みであり、法人向けクラウドストレージサービスもこの成長の恩恵を受けていると考えられます。また、矢野経済研究所の2025年3月の予測※2では、国内IaaS/PaaS市場が今後も成長するとされており、クラウドストレージもその一部として成長が期待されます。

※1 出典:AAA「IDC | 国内パブリッククラウドサービス市場予測を発表」(2025年4月9日閲覧)

※2 出典:AAA「矢野経済研究所 | クラウド基盤(IaaS/PaaS)サービス市場に関する調査を実施(2025年)」(2025年4月9日閲覧)

クラウドストレージの利用状況

つづいてクラウドストレージサービスの利用割合とサービスのシェアについて見てみましょう。

個人の利用状況

下図は、2022年4月に実施されたインターネットアンケートの調査結果をグラフ化したもので、4,407人を対象に行われました。

クラウドストレージサービス市場動向調査 出典:ICT総研 2022年クラウドストレージサービス市場動向調査

これによると、仕事以外でのクラウドストレージサービス利用者のうち、「有料サービスを利用中」と回答した利用者は14.6%、「今後は有料サービス利用を検討」と回答した利用者は13.5%、「今後も無料サービスを利用」と回答した利用者は58.4%という結果となりました。前回の調査と比べて、有料サービス利用者や利用意向者が増加しており、今後も有料利用者は増加する傾向にあると考えられます。

法人の利用状況

クラウドストレージの導入状況について聞いたところ、55.4%の企業が「導入済み」と回答しました。導入率を従業員規模別で見ると、99人以下の企業では31.7%で、最も導入率が高い1万人以上の企業の82.8%と比べ51.5ポイント差となりました。従業員規模が大きい企業ほど導入率が高い傾向がうかがえます。

また、クラウドストレージの種類(導入サービス)について聞いたところ、最も多く選択されたのが、OneDrive for Businessで、2位がGoogle Driveでした。

※出典:NTT西日本「Biz Clip調査レポート|クラウドストレージ利用実態調査2024」(2025年4月9日閲覧)

次の記事では、ドキュメントの共同編集に役立つクラウドストレージについて詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

共同編集の方法 - メリット | クラウドストレージのツール
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オンラインストレージ シェア率TOP6の口コミ・満足度

シェア率だけでなく、各サービスの口コミやユーザー満足度を確認しておくことで、自社にあったサービス選びができるようになります。オンラインストレージの比較表もあわせて参考にしてください。

【特典比較表つき】『オンラインストレージの資料3選』 はこちら⇒無料ダウンロード

一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。

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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。

ここからは、シェア率の高いオンラインストレージはなぜ選ばれているのか、BOXILに寄せられた口コミやサービスの特徴をもとに解説します。

Google ドライブ

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Google ドライブは、Googleが提供するオンラインストレージサービスです。共有や同時編集を前提にサービスが提供されており、作成中のドキュメントは常時自動保存される機能を備えています。Googleが提供しているスプレッドシートやドキュメントだけでなく、MicrosoftのWordやExcel、PowerPointもオンライン上で共同編集が可能な点が特徴です。

Microsoft Officeのファイルとの互換性も高く、PDF、CADファイル、画像など、100種類以上のファイルを編集・保存できます。オフライン環境でも作業ができるため、インターネット接続がない場所でも利用可能です。

プランには個人向けの「GoogleOne」と、法人向けの「Google Workspace」の2種類があり、セキュリティ対策の観点から法人で利用する場合はGoogle Workspaceのプランが推奨されています。Googleのサービスを多用する企業や、チームでのコラボレーションを重視する企業に特に適したサービスです。

OneDrive

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OneDriveは、Windowsのoffice 365と連携することで、ビジネスシーンで高い操作性を発揮するクラウド上のデータ共有サービスです。Microsoft 365との親和性が高く、WordやExcelの編集が容易にできるため、多くの企業で採用されています。法人利用で高いシェアを誇るOffice 365と連携可能なので、社内のデータ共有だけでなく、社外の担当者とのやり取りにも重宝します。

このサービスは複数人での利用だけでなく個人での利用にも適しており、スマホで保存したデータをクラウド経由でPCに取り込み編集するなどの使い方も可能です。

世界的に信頼されるMicrosoftが提供しているため、クラウド上に保管したデータは高度な暗号化による強固なセキュリティ機能で守られています。このため、コンプライアンス強化を図りたい企業のニーズにも対応できる点が評価されています。

Dropbox - Dropbox Japan 株式会社

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Dropboxは、全世界で7億人以上に利用されている法人向けオンラインストレージサービスです。高い利便性を持つ直感的なUI、マルチデバイス対応、優れた検索機能、圧倒的な同期パフォーマンス、他システムとの連携が容易なAPIなど、ユーザーの使い勝手を考慮した設計が特徴です。

管理者権限の管理も操作性が高いことから、ビジネスユースに適した使い勝手が評価されています。さらに、遠隔削除や無制限のファイル復元などビジネスに必要な機能を備え、高度なセキュリティ機能により企業のデータを保護します。

※出典:Dropbox「Dropbox.com」(2025年4月9日閲覧)

KDDI ファイルストレージ

KDDIファイルストレージは、KDDI社が提供するオンラインストレージサービスです。「大容量で低価格」を謳い、1ユーザーあたり月額330円(税込)という安価な料金設定で導入できるのが特徴です。容量は1ユーザーにつき10GBまでと設定されており、初期費用なしで1IDから契約可能です。

PPAP対策に活用できる点が評価されています。PPAP(パスワード付きZIPファイルをメールに添付し、パスワードを別メールで送る方法)に代わる安全なファイル共有方法として、シンプルな操作性で社内外やプロジェクトにおける情報共有の効率化と情報漏えいリスクの軽減に貢献します。

セキュアSAMBA - 株式会社kubellストレージ

セキュアSAMBA
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セキュアSAMBAは、「感覚的に使える操作感」「コスパ」「国産の安心感」を特徴とする法人向けクラウドストレージ・オンラインストレージです。Windows Explorerと似た操作性を持つため、パソコンに詳しくない方でも使いやすく、NASやファイルサーバのクラウド化を検討する企業に適しています。中小企業や官公庁などで多くの導入実績を持っています。

大きな特徴は、ユーザー数無制限の料金プランを提供している点です。ユーザー数が増加しても料金は変わらず、使用容量が増えた時のみ料金が変わる従量課金方式を採用しています。そのため、企業の成長に合わせて柔軟に利用できます。

Box/Box over VPN - エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

Box/Box over VPN
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Box/Box over VPNは、セキュアなVPN接続環境で「Box」を利用できるオンラインストレージサービスです。ストレージ容量が無制限で、120種類以上の拡張子に対応するプレビュー機能を搭載しており、多くのファイルを一元管理できる点が特徴です。

大容量ファイルの共有も可能で、7種類のアクセス権限設定により、きめ細かな権限管理ができます。Vまた、日本国内のデータセンターにファイルを保管できる「Box Zones Japan over VPN」も用意されています。

NTTコミュニケーションズでは、インターネット型に加えてVPN経由でセキュアに利用できるメニューを提供するほか、24時間365日受付の日本語対応ヘルプデスクを完備しています。データ移行や導入支援サービスも提供しており、安価なBox管理ツールオプションも用意されているため、通信キャリアならではの高品質なサポートが受けられる点も評価されています。

次の記事では、boxについてより詳しく解説しています。

Box(ボックス)クラウドストレージの使い方・機能解説 | 導入事例や評判も
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シェア率だけでなく機能で比較しよう

オンラインストレージを選ぶ際に重要なのは「自社の利用環境やニーズに合った機能が備わっているかどうか」です。共同編集を多用するのか、大容量ファイルの保存が必要なのか、セキュリティ要件は何か、既存のシステムとの連携はどうするのかなど、企業によって求める機能は異なります。

また、料金体系や拡張性、サポート体制なども重要な検討ポイントになります。シェア率の高いサービスは一定の評価を得ているものの、自社の具体的なニーズに照らし合わせて最適なサービスを選定することが成功の鍵となります。

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