クラウドバックアップサービス・ソフト比較!法人・個人おすすめ13選

おすすめデータバックアップの比較
ボクシルでは、実際にサービスを利用した人の評価や口コミをまとめて比較できます。
気になったサービスを選んで比較してみてください。
目次を閉じる
- おすすめデータバックアップの比較
- クラウドバックアップサービスとは
- クラウドバックアップサービスの選び方
- 必要な容量と料金プランを確認する
- 権限管理は可能か
- データのバージョン管理ができるか
- おすすめクラウドバックアップサービス6選
- SWANBackup
- BackStore
- torocca!
- AOSBOX Business
- クラウドバックアップサービス
- 使えるクラウドバックアップ+
- クラウドバックアップサービス 個人向け
- バックアップに使えるクラウドストレージサービス 法人向け4選
- GigaCC ASP
- セキュアストレージ
- box
- OneDrive for Business
- バックアップに使えるクラウドサービス 個人向け
- OneDrive
- box
- Dropbox Business
- クラウドバックアップサービスのメリット
- バックアップにかかるコストの削減
- 管理の手間がなくなる
- 災害対策ができる
- データが消えても復旧できる
- 特定の人しかアクセスできない
- ログが残る
- 容量を増やすのが簡単
- クラウドバックアップサービスのデメリット
- コストがかかる
- ハードウェアに負荷がかかる
- クラウドバックアップで業務に安全性を!
- BOXILとは
クラウドバックアップサービスとは
クラウドバックアップとは、企業内の重要なデータをクラウド上の仮想サーバーに複製・保管できるサービスです。企業のBCP対策として、地震や火災などの災害からデータを守るためにも利用されます。
クラウドバックアップサービスの選び方
クラウドストレージをバックアップとして利用する場合は、次の項目に注目してサービスを選ぶと失敗が少なくなります。
- 必要な容量と料金プランを確認する
- 権限管理は可能か
- データのバージョン管理ができるか
それぞれのポイントについて説明します。
必要な容量と料金プランを確認する
多くのオンラインストレージサービスでは、ストレージの容量によって料金の違うプランを用意しています。単純に一番安いからと、値段だけの観点でプランを考えると危険です。使い始めてすぐに容量の不足が発生することも考えられるでしょう。
このような問題を未然に防ぐためにも、まずは必要な容量がどのくらいなのかを明確にして、予算と照らし合わせ双方の折り合いがつくプランを選びましょう。
権限管理は可能か
オンラインストレージの大きな特徴でもある、共有のしやすさに関する点です。ここで見ておきたいのは、権限の管理に関するものです。
今回はクラウドバックアップとしての利用を考えているので、仮に共有をするとしても大人数ですることはあまり考慮しなくて良いでしょう。この点に関してはこのように目的に応じて選定の基準を変えましょう。
データのバージョン管理ができるか
オンラインストレージでは、保存されているデータが編集されると当然そのデータは上書きで更新されます。しかし、状況によっては以前のバージョンが必要になることもあります。
時系列に沿うような形でデータのバージョン管理ができると、この問題は解決します。また、データを誤って消去してしまった場合も、データを呼び戻せるのであれば安心でしょう。
おすすめクラウドバックアップサービス6選
おすすめのクラウドバックアップサービスを紹介します。機能や特徴、料金を比較したい方は、無料でダウンロードできる資料の活用がおすすめです。
SWANBackup - エリアビイジャパン株式会社

- スケジュール設定不要な自動バックアップ
- 強固なデータ管理
- 契約容量を社内全体でシェアできる
SWANBackup(スワンバックアップ)は、世界NO.1の実績があるクラウドバックアップサービスです。更新されたデータのみを選択し自動でバックアップを行い、データの漏えいや消失のリスクを低減できます。ランサムウェア対策やBCP対策におすすめのバックアップサービス。
BackStore - 株式会社BackStore

- 世代管理や高速なデータ復元
- CPU使用率や帯域を詳細に制限
- ランサムウェア対策にも有効
BackStoreは、ブロック単位のデータ重複を排除し、効率的にデータを転送可能なクラウドバックアップ・ソリューションです。データセンターなどの企業インフラを整備する手間もかからず、安全なバックアップシステムを構築します。
社内システムとクラウドは物理的に接続されていないため、ランサムウェアの被害を回避可能です。付随的なメリットとしては、バックアップを運用する従業員への「教育コストの削減」などが挙げられます。試用期間は30日です。
- サイトやデータベースの登録数は無制限
- スモールスタート対応で省コスト
- 遠隔地にバックアップデータを保存
torocca!は、ウェブサイトやデータベースを保管・復元するバックアップサービスです。サイトの状態を24時間体制で監視し、Webサービスの運用を強力にサポートします。
30世代分の自動バックアップを行っており、1クリックで復元を実行します。サーバへのエージェントアプリのインストールは必要ありません。ストレージやインフラを企業内で用意する場合に比べて、大幅なコストダウンが期待できます。
AOSBOX Business - AOSデータ株式会社
- 常用・高速・休眠の3形態でバックアップ
- 事業規模を問わず利用可能
- 休眠データの保管コストを抑えられる
AOSBOX Businessは、「トライブリッドバックアップ」と呼ばれる独自技術でデータ保管経路を増やした、クラウドサービスです。多くの類似サービスでは、クラウドとローカルの2種を組み合わせていますが、AOSBOX Businessではそれが3重になっています。
クラウドへの保存は安全性が高く、データを復元するためには日単位の時間が必要になります。ローカルでは、災害・ランサムウェアのリスクがありますが高速です。休眠データはストレージを圧迫し、コストを浪費します。それらの利点・欠点をカバーする方法が「トライブリッドバックアップ」です。
クラウドバックアップサービス
- イメージバックアップとファイルバックアップが選択できる
- SSLによるバックアップ転送、AES-256に暗号化によるデータ保存
- バックアップ元への復元だけではなく異なる環境での復元も可能
USEN GATE 02のクラウドバックアップサービスは、日本のIoTをけん引するUSENグループが提供しています。ファイルの送信・保存にSSLやAES-256を活用しているのはもちろんのこと、個別に保存方法を選択できるので容量を抑えられます。また、最大2週間の無料トライアルも実施しているので、実際にサービスを使用してから契約の可否を判断できます。
使えるクラウドバックアップ+ - 使えるねっと株式会社
- バックアップとセキュリティ対策を一元管理
- データ消失のリスクにあらゆる角度から備えられる
- オプションを併用すればテレワークにも最適
使えるクラウドバックアップ+は、データバックアップとセキュリティ対策を一元管理したサービスです。
さまざまなデバイスのアプリケーションやシステム、データに発生するインシデントに対応し、迅速かつ信頼性の高い復元をデータのバックアップにより実現します。次世代のフルスタックアンチマルウェア保護と、AIベースのランサムウェアおよびクリプトマイニング検出といった、高度なマルウェア対策を同時に行えます。
クラウドバックアップサービス 個人向け
クラウドバックアップサービスには個人向けのものもあります。代表的なサービスであるノートンのクラウドバックアップサービスを紹介します。
個人向けPCでWindows PCをバックアップする方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

バックアップに使えるクラウドストレージサービス 法人向け4選
専用のクラウドバックアップソフトを導入せず、クラウドストレージサービスを利用して、手動・自動でバックアップを行う方法もあります。バックアップに利用できる法人向けのクラウドストレージのおすすめを紹介します。
記事中で紹介するサービス以外のクラウドストレージは、こちらの記事で比較しています。あわせてご覧ください。

GigaCC ASP - 日本ワムネット株式会社
- 豊富な実績を持つ信頼のサービス
- 使いやすさと高度なセキュリティを両立
- 国内開発、データセンターで安心運用
GigaCC ASPは、「高セキュリティ」と「ユーザーの使いやすさ」が両立した、6年連続実績No.1※の純国産企業向けオンラインストレージです。利用者も管理者も使いやすい機能がいくつも実装されており、業務効率化させます。
セキュリティ/運用機能が充実しているので、サービスを利用形態に合わせて利用できます。
※出典:日本ワムネット「企業間ファイル転送・共有サービスGigaCC ASP/OFFICE、6年連続売上・シェア実績No.1に! 」(2022年5月16日閲覧)
- 高度なセキュリティ機能
- 抜群のユーザビリティ
- ユーザー数無制限で完全定額制
セキュアストレージ は、法人向けのオンラインストレージサービスです。256bitのSSL暗号化による盗聴防止、ファイアウォールによるウイルス対策、契約者ごとのOS専有などの高度なセキュリティ機能により、ビジネスパートナーや顧客の双方に安心・安全なファイル共有が可能です。ファイル操作はWindowsやMacコンピューターのドライブと同じなので、初心者でも簡単に扱えます。
- コストを最大限削減
- 組織全体でエンドツーエンドのセキュリティを確保
- プレミアサポート
boxは、データ損失のリスクを軽減し、データのやり取りにセキュリティを確保してくれます。また、ログ管理やブラウザ上でのプレビューなど、機能面が充実しています。さらに、高度なトレーニングを受けたサポートグループが24時間365日サポートがついていて、万が一のときはサポートを受けられます。

OneDrive for Business
- Office 365と連携
- 国内での多くのofficeユーザー
- グローバルなコンプライアンス基 を満たした信頼性
OneDrive for Businessは、WindowsのOffice 365と連携しています。ですから、デザインや操作が似ているので、非常に使いやすいです。
また、セキュリティやコンプライアンス、プライバシーの指針に基づいて構築されたサービスであり、グローバル基準を満たしていることで、安心して利用できます。
上記のDropbox、OneDrive、Boxの比較はこちらの記事で行っています。機能や料金をぜひ確認してみてください。

バックアップに使えるクラウドサービス 個人向け
個人向けオンラインストレージをクラウドバックアップとして使う方法もあります。個人におすすめのオンランストレージを紹介します。
- 無料で5GBまで利用可能
- オフラインでのデータ保存、編集も可能
- SSLで暗号化しているので安心してデータの送受信が可能
OneDriveはマイクロソフトが提供しているサービスです。無料で5GBまで使用できますが、別途100GB、1TBのプランもあります。1TBのプランはOffice 365 Soloプランと呼ばれ、WordやExcel、Power Pointなどが使用できるので、ちょっとした仕事にも活用しやすいプランです。また、オフラインでファイルが利用できるのも特徴です。

- 10GBの無料ストレージが使用可能
- ファイルの埋め込み、共同編集などが簡単にできる
- セキュリティレベルがコントロールできる
Boxは個人・法人ともに使いやすいクラウドバックアップサービスで無料でも10GBまでのファイルを保存できます。セキュリティレベルがコントロールできるうえに、コラボレーションスペースを設定して共同で作業したり、ファイルにコメントを付けたりしたりもできます。
Dropbox Business - Dropbox Japan 株式会社
- 無料で最大16GBまでのデータを保存できる
- オフラインでのファイル編集と同じ感覚で使用できる
- データを消去しても30日間分バージョン履歴を保存
Dropboxは無料で2GB、友だち紹介によって最大16GBまで無料でデータを保存できるサービスです。初心者でも使いやすい仕様で、パソコン内でファイルとフォルダを操作する感覚で使用できます。また30日分のバージョン履歴が保存されるので、不注意でファイルを消去しても安心です。

クラウドバックアップサービスのメリット
機能としては遜色のないクラウドストレージや自社のサーバーでのバックアップではなく、クラウドバックアップサービスを選ぶべき理由は次のとおりです。
バックアップにかかるコストの削減
サーバーを自前で運用する場合は、機械やソフトウェアのイニシャルコストはじめとして、サーバースペースの保守・点検のためのランニングコストなどさまざまな費用が発生します。
一方でクラウドバックアップサービスを活用すればこのような費用は不要です。よほど大規模なシステムを運用しない限りはクラウドバックアップを使用した方がコストは削減できます。
管理の手間がなくなる
自前でバックアップ用のサーバーを抱えると、それを保守するエンジニアを抱えて、設備の改修や容量の増設も定期的に発生します。サーバーを自前で持つのは手間がかかります。
クラウドバックアップなら管理はすべてサービス提供会社が行ってくれるので、管理に伴う手間がなくなります。
災害対策ができる
会社にサーバーを置くと、会社が被災したときにローカルのデータとバックアップデータは一度に両方とも被害に遭うことも考えられます。遠隔地にデータセンターを持つクラウドバックアップサービスと契約すればこのようなリスクは回避できて、災害時でも早期の事業への復帰が期待できます。

データが消えても復旧できる
自社サーバーでバックアップを保存していると、ファイルを消去した場合、復旧に時間がかかる、できないケースは往々にして発生します。クラウドバックアップサービスの場合は、クラウド上に二次保管データを保存しているので、データを誤って消去してしまった場合でも早期のデータ回復が可能です。
特定の人しかアクセスできない
クラウドバックアップサービスではファイルやフォルダごとに権限を設定して、特定のユーザーのみにアクセスを許可できます。役職や職種ごとにアクセスできるファイルを制限することによって、社内の犯行によるいたずらなデータ流出の防止、企業内の情報統制の効率化が可能となります。
ログが残る
サーバー内のファイルに誰がアクセスしたのか、ファイルを編集したのかといったことはすべて管理ログにて確認できます。誰がサーバーのどのファイルにアクセスしたのかを後から明確にできることによって、情報流出やデータの不当な書き換えなどの問題が発生したときに速やかに原因を特定し、対策に注力できるようになります。

容量を増やすのが簡単
利用期間が長くなるほどバックアップデータの容量は増加する傾向にあります。よって自前でデータをバックアップする場合は適宜サーバーの容量追加をしなければなりません。もちろんサーバーの容量追加にはお金も手間もかかります。
一方でクラウドバックアップサービスの場合はプランを変更するだけで簡単に容量追加が可能です。月額料金の変更はありますが、手間はかからず、イニシャルの投資も必要ありません。
クラウドバックアップサービスのデメリット
クラウドバックアップサービスのデメリットは次のとおりです。
コストがかかる
有料のクラウドバックアップサービスを選ぶ場合、どうしても費用が発生します。利用するストレージの容量や機能など、必要なスペックをあらかじめ調べておき、必要十分なサービスを選ぶようにしましょう。
ハードウェアに負荷がかかる
バックアップをする際、パソコンやスマートフォンなど機器の動作が重くなることもあります。お試しプランなどで事前にテストしておくと安心です。
クラウドバックアップで業務に安全性を!
クラウドバックアップを利用すればもしもの時も業務を滞りなく進められます。しかも、今回紹介したサービスは従業員個人単位でなら無料で利用できることが多いです。
まずは個人単位で使用感を確かめた後に、利用者の範囲を徐々に広げていく形が一番失敗の恐れが少ないでしょう。「万が一」はいつ起こるかわからないものです。早めにクラウドバックアップを取り入れ業務に安全性をもたらしましょう。
次の記事では大容量のストレージを確保できたり、ファイル共有が簡単に行えたりするクラウドファイルサーバーを紹介しています。気になった方はぜひご覧ください。

BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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