みずほ銀行の次期システム開発はなぜ炎上した?今さら聞けない合併・統合失敗の歴史【図解】

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みずほ銀行の新システムが2018年にようやく完成し、移行スケジュールが示されている。みずほフィナンシャル・グループが発足した2000年から18年が経過したが、その間、みずほ銀行次期システム開発は、長らく経営の重しとなり続けてきた。富士銀行、第一勧業銀行、日本興業銀行という三行合併の歴史を振り返り、混迷・失敗の背景を探ってみたい。(追記:2018年6月12日)

みずほ銀行の新システムは本番稼働初日を乗り切れるか

2008年5月、三菱東京UFJ銀行でシステム障害が発生した。2006年の東京三菱銀行とUFJ銀行の合併以後、両行のシステムを併存させてきたが、このタイミング東京三菱銀行のシステムに一本化が行われた。

この一本化システムの切り替え時に、一部口座で取引が正常に行えない状態が約5時間ほど続いた。銀行システムの優等生と言われる三菱東京UFJ銀行でさえ、システム移行時の障害は避けられなかった。

現在、みずほ銀行の新システム稼働は(注1)2018年夏と予想されている。新システム稼働初日に2002年や2011年のような大規模なシステム障害が発生するのか、それとも障害が全くない、もしくは軽微な障害で済むのかは、本番稼働までの数か月にかかっている。利用者の信頼をこれ以上失わないよう、3度目の正直を願いたい。

(注1)執筆時点では2018年夏との報道があったが、2018年6月12日時点では2019年度稼働予定となっている

【保存版】みずほ銀行のATM臨時休止期間スケジュールまとめ

みずほ銀行システム移行期間は、ATMやキャッシュカードが使えません。

休日にATMが使えないために現金が下ろせない事態を避けるためにも、次の記事でシステム移行日やATM休止期間、スケジュールを確認しておきましょう。

【追記】みずほ銀行の新システム移行、2018年6月の第1回は障害起きず

6月9日から11日にかけて、第1回のシステム移行が実施された。システム休止明けにはATMやキャッシュカードが利用できており、第1回の移行では大きな問題がなかったようだ。

同行によれば、安全・着実な移行を行うため、新システムへの移行は9回にわけて段階的に進められる。移行日直前の作業期間中は、オンラインサービスが複数回にわたって臨時休止する。

※2018年6月12日追記