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スプレッドシートの行と列を固定
「1行目をいつでも一番上に表示できる機能はないのかな?」
というあなたにおすすめの記事です。
そもそも行の固定とは、特定の行をスクロールしても一番上に表示させ続ける機能のことです。Excelにも同じ機能はありますが、「ウィンドウの固定」と呼ばれます。
50行目までスクロールしても1行目が表示される
本記事では、1,2行を固定する方法や、3行以上を固定する方法、固定を解除する方法、スマホで固定する方法を解説します。
シートで行と列を固定する方法
行や列の固定法は、固定する行数・列数によって2種類に分かれます。1つめは1,2行(1,2列)を固定する方法、2つめは3行(3列)以上を固定する方法です。まずは1,2行の固定を解説します。
1,2行 または 1,2列を固定する方法
例として1行を固定します。
固定せずスクロールすると1行が見えなくなりわかりづらい
手順はたった3ステップ。以下の順番でクリックしてください。
「1行」で他の選択肢をクリックすれば、固定される行や列の数が変化します。
「2行」をクリックすれば2行 「1列」をクリックすれば1列固定
これで1行目を固定できました。固定されると1行目の下にグレーの太線が表示されます。
これで下へスクロールしても1行目が表示され続ける
3行以上 または 3列以上固定する方法
3行以上(3列以上)を固定する場合もやり方はほぼ同じです。
3列固定したいときには、3列目の適当なセルを選択します。
C列の適当なセルをクリック
あとの手順は1,2行目と同じです。「表示」>「固定」>「選択の列()まで」の順でクリックしましょう。
「選択の行()まで」をクリックすると固定できる
これで3列を固定できました。
3列目の右にグレーの太線が入っていれば固定されている
シートの行と列固定を解除
行の解除方法は、固定方法とほぼ同じです。
すでに固定されているときだけ「行なし(列なし)」が表示される
これだけで固定が解除されます。
シートをスマホで固定
スマホでシートを操作しているなら、次の手順で固定できます。
まず固定したい行や列の、数字かアルファベットを2回タップしましょう。1,2,3…またはA,B,C…です。
1回タップすると行全体を選択した状態になります。
2回目のタップで黒地のオプションが表示されます。
オプションの「▶︎」を何回か押すと「行(列)を固定」が表示されます。
「行(列)を固定」をタップすると固定されます。
「行を固定」は何列目を固定するかによって「行を固定」のテキストが変わります。
シートで固定してみやすく
行と列の固定を解説しました。データの表示に便利な行固定をしっかりマスターしましょう。
スプレッドシートに関する、知っておくべき使い方は以下の記事でチェックできます。社会人でも意外に知らない場合が多いので、今のうちに知っておきましょう。



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