八十八夜2020年はいつ?意味・由来・お茶との関係・各地の行事

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「夏も近づく八十八夜~」という歌を聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。この歌の中で歌われる八十八夜(はちじゅうはちや)とは立春を起算日として88日目のことを指し、農作業、特にお茶摘みに重要な日とされてきました。この記事では八十八夜の意味や由来、お茶との関係、2019年の八十八夜がいつなのかについて詳しく解説していきます。
八十八夜2020年はいつ?意味・由来・お茶との関係・各地の行事

八十八夜(はちじゅうはちや)とは

日本にはさまざまな季節を表す言葉があります。1年を24等分した二十四節気や五節句などは有名ですが、このほかにも季節の移り変わりを把握するために設けられた「雑節」という暦日があります。

八十八夜はそんな雑節の一つで、立春を起算日(第1日目)として88日目のことをいいます。八十八夜を過ぎると気候が安定することから、種まきや茶摘みが始められる時期として農作業の目安にされてきました。

2020年の八十八夜はいつ?

2020年の八十八夜は5月1日になります。例年立春を起算日として88日目(立春から87日後)は、だいたい5月1日から3日の間になることが多いので、覚えておくと良いですね。

八十八夜とお茶

「茶摘」という歌の歌詞には「夏も近づく八十八夜」と歌われていますよね。そのため八十八夜というとお茶摘みの季節、とイメージされる方も多いと思います。

八十八夜近くになると各地で茶摘みが行われ、一番に摘み取られたお茶は「新茶」とされ、その後に摘まれる茶葉よりも栄養価が高いといわれています。そのため「八十八夜に摘まれたお茶を飲むと健康に良い」といわれているのです。

八十八夜の別れ霜・八十八夜の泣き霜

「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」という言葉があるように、このころは遅霜がよく発生し、農家ではその被害に悩まされてきました。

一般的には霜が発生するのは八十八夜ごろまでと言われています。「九十九夜の泣き霜」という言葉もあり、5月半ばまで遅霜の被害が発生する地域もあります。八十八夜前後は農作業を行ううえで、油断ならない時期だったのです。

八十八夜に行われる行事

八十八夜に摘まれたお茶を飲むと長生きするという言い伝えから、お茶の産地ではお茶に関連したイベントが行われています。

埼玉県狭山市

埼玉県狭山市では「八十八夜新茶まつり」が行われます。新茶パックの無料配布や茶の苗木の無料配布、新茶の天ぷら試食などが楽しめるとか。ゴールデンウィークに出かけてみたいですね。

京都府宇治市

京都府宇治市では「八十八夜茶摘みの集い」が行われています。こちらでは茶摘み体験やホットプレートによる製茶体験などが楽しめるそうです。

八十八夜に摘まれた新茶を飲んで健康に過ごそう

八十八夜に摘まれたお茶は冬の間に貯めこまれた栄養が一番豊富に含まれており、飲めば長生きできるといわれています。これを機に新茶を買い求めてみるのもいいかもしれませんね。また各地で行われているイベントに参加して、産地で新茶を楽しむのもすてきですね。