土用に旅行はNG?避けるべきorした方がよいこと・2020年土用の丑の日はいつ

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「土用」と聞くと「土用の丑の日」を思い浮かべる方は多いと思います。しかし土用は旅行や土いじりは避けた方がよいとされる時期と知っている方は少ないのではないでしょうか。この記事では土用の意味や由来、土用にした方がよいことや避けた方がよいこと、2019年の土用の丑の日はいつなのか、などについて詳しく解説していきます。
土用に旅行はNG?避けるべきorした方がよいこと・2020年土用の丑の日はいつ

土用とは

日本にはさまざまな季節の呼び名があります。1年を24等分した二十四節気や五節気などが有名ですが、このほかにも季節の移り変わりを正確に把握するために設けられた「雑節」という暦日があります。

土用はそうした雑節のひとつであり、立春・立夏・立秋・立冬の前の18~19日の期間のことを指します。どうしても土用の丑の日がクローズアップされがちなので1回しかないように思えますが、実際は年に4回あるのです。

土用に避けるべきこと

すべてのものは“木・火・土・金・水”の5つから成り立つと考える「陰陽五行説」において、土は「次の季節への準備期間」であるとされてきました。特に「土に還る」という言葉があるように、「破壊と再生」の性質があるとされており、土用は慎重に過ごすべき期間であるとされています。

そのため「土」の気が盛んになるとされる土いじりや庭木の移動などはNGとされています。家を建てるための地鎮祭をはじめ、新居の購入や新規開業、結婚などの新しいことも、できれば避けた方がよいようです。次の季節への準備期間であり季節の変わり目である土用は、体調を崩しやすいからという考え方も影響しています。

また土用は旅行や移動なども避けた方がよいとされています。ただ春土用はゴールデンウイーク、夏土用は夏休みと重なるため、特に凶とされる方位である「土用殺」は避けるようにしましょう。それぞれの土用殺は以下のとおりです。

  • 冬土用の土用殺:北東
  • 春土用の土用殺:南東
  • 夏土用の土用殺:南西
  • 秋土用の土用殺:北西

土用にした方がよいこと

避けるべきことがある一方で、土用にした方が良いこともあります。
たとえば大掃除や整理整頓、部屋の模様替えなどは次の季節の運気を整えるとされています。

土用に食べるとよいもの

土用と聞くと鰻を思い浮かべますよね。でもうなぎは夏土用に食べた方が良いものであり、土用それぞれに食べた方がよいものがあるのです。

土用 食べるとよいもの
冬土用 「ひ」から始まる、もしくは赤い食べ物:ひらめ、トマトなど
春土用 「い」から始まる、もしくは白い食べ物:いわし、いちご、いんげん豆など
夏土用 「う」から始まる、もしくは黒い食べ物 :うなぎ、梅干し、瓜(きゅうりやスイカ)など
秋土用 「た」から始まる、もしくは青い食べ物:玉ねぎ、だいこん、秋刀魚など

2020年の土用

2020年の土用はそれぞれ以下のとおりです。

土用 土用入り 土用明け
冬土用 1/18 2/3
春土用 4/16 5/4
夏土用 7/19 8/6
秋土用 10/20 11/6

土用に関連する言葉

土用には関連する言葉がいくつかあります。それぞれチェックしてみましょう。

土用の丑の日(どようのうしのひ)

土用の丑の日(どようのうしのひ)は土用の期間中、十二支が丑の日にあたる日のことを指します。2日ある場合は、一の丑、二の丑と呼ばれます。一般的には夏の土用の丑の日を指しており、暑い時期を乗り切るために栄養価の高いうなぎを食べる日として有名です。

土用の間日(どようのまび)

土用の間日(どようのまび)は、土用の期間の中で特別に設けられた日で、土を動かす作業をしても問題ないとされています。

土用波(どようなみ)

土用波(どようなみ)とは夏の土用の時期に発生する大波のことを指します。昔から漁師たちの間では知られていましたが、台風の影響であることが分かってきました。海水浴のピークにあたるため、十分な注意が必要です。

寒の土用の丑の日(かんのどようのうしのひ)

寒の土用の丑の日(かんのどようのうしのひ)とは冬の土用の間の丑の日を指します。長野県岡谷市では夏の土用の丑の日と同様に冬の土用の丑の日にもうなぎを食べる習慣を広めようとする活動が行われており、市内の学校ではうなぎが給食に出されるそうです。羨ましいですね。

土用は次の季節を迎える準備をしよう

土用は季節の変わり目にあたるため、注意しなくてはならないこともありますが、次の季節を迎える準備をするには一番良い時期です。家の掃除や目標の見直しなどをして、土用を有効に過ごしてみてくださいね。