Blue Prismとは - 機能や料金プラン | 使い方はユニバーシティで
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- Blue Prismとは
- Blue Prismの機能
- Decipher IDP(OCRや機械学習、AI)
- Process Assesment Tool(対象の選定)
- Capture(キャプチャでロボット作成)
- Blue Prism Cloud(クラウドサービス)
- Interact(コミュニケーション)
- Robotic Operating Model(ロボット管理)
- Automation Lifecycle Management(テンプレート)
- Service Assist(顧客対応の最適化)
- Blue Prismの価格
- Blue Prismユニバーシティで使い方を学習
- コミュニティ
- トレーニング
- アカデミア
- 認証制度
- Blue Prismは大規模な運用に適したRPA
- BOXILとは
Blue Prismとは
Blue Prismは、業務の自動化を大規模に展開していく企業へおすすめのRPAツールです。自動化する業務の選定から、ロボットの作成および稼働、運用状況の観測といった管理に適した機能を搭載。人とロボットの協働をコンセプトにしており、全体最適化をするための機能が多数用意されています。
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Blue Prismの機能
Blue PrismにはOCR、機械学習、SaaS運用、ロボット管理といった高度な機能が豊富に搭載されています。他のRPAツールと異なり、ロボットの一部を再利用したり他ユーザーとやりとりしながら開発したりできるので大規模な開発に適切です。
Decipher IDP(OCRや機械学習、AI)
Decipher IDPは、OCRや機械学習、AIを活用して請求書や発注書のようにテキストでないデータを構造化し読み取る機能です。文字起こしを自動化することで、従来のRPAツール以上に人間がより付加価値の高い作業へ集中できます。
Process Assesment Tool(対象の選定)
Process Assesment Toolは、自動化すべき業務を選定してくれる機能です。コストの削減や時間の短縮、自動化のしやすさなどをふまえ、リストからロボットを作成すべき項目を提示してくれます。
Capture(キャプチャでロボット作成)
Captureは、業務の進め方を記載した文書にもとづいてロボットを作成する機能です。関連する文書およびスクリーンショット、キーボード入力などをもとに最大で75%※もロボット作成の時間を短縮してくれます。
※出典:Blue Prism「BLUE PRISM® CAPTURE」(2022年1月28日閲覧)
Blue Prism Cloud(クラウドサービス)
Blue Prism Cloudは、Microsoft Azure上にSaaS型のBlue Prismを構築する機能です。Azureとの連携により自然言語の処理や非構造化テキストの読み取り、機械学習といったさまざまな機能を活用できます。
Interact(コミュニケーション)
Blue Prism Interactは、プログラミングをしたことのない人でもロボットを管理できる仕組みです。Webサイトのようにアイコンやボタンをクリックしてテキストを入力していけば、必要なロボットを作成できます。
Robotic Operating Model(ロボット管理)
Robotic Operating Modelは、Blue Prismが提唱しているRPAツールの導入方法で、活用方法に悩んでいる企業に活用してもらいたいサービスです。Blue Prismの機能を十分に活用するコツ、組織にRPAツール浸透させるやり方、運用の監視方法などの検討に役立ちます。
Automation Lifecycle Management(テンプレート)
Automation Lifecycle Managementは、デフォルトで用意されているテンプレートを活用できる機能です。多くの企業を支援しているBlue Prismが培った知見をもとに、流用しやすいロボットの部品やをノウハウを提供してくれます。
Service Assist(顧客対応の最適化)
Service Assistは、コールセンターの業務を効率化するための機能です。チャットボットやIVRとの組み合わせにより、顧客へ最適な対応方法を提示し担当者のパフォーマンスをサポート。顧客満足度の向上、工数削減に期待できます。
Blue Prismの価格
Blue Prismの料金プランは、公式には明示されていません。そのため、導入費用を確かめる場合にはBlue Prismや販売パートナーに見積もりを依頼しましょう。ちなみに、販売パートナーである東芝デジタルエンジニアリングやNECネクサスソリューションズがWebサイトで公開している情報には、1ライセンスあたり年間138万円との記述があります。
Blue Prismユニバーシティで使い方を学習
Blue Prismには、Blue Prismユニバーシティという学習プログラムがあります。代表的なコンテンツは次表のとおりです。英語のコンテンツが多いため、英語に慣れている方の利用をおすすめします。
研修サービス | 特徴 |
---|---|
コミュニティ | コミュニティサイトにて活用方法や導入事例を質問および回答 |
トレーニング | eラーニングで操作方法を学習 |
アカデミア | 学生や教育機関向けのカリキュラム |
認証制度 | ディベロッパーやソリューションデザイナーといった7つの資格を用意 |
コミュニティ
Blue Prismのコミュニティとは、活用方法や導入事例について議論できるコミュニティサイトのことです。基本的に英語にてやりとりされているものの、世界中のユーザーからの情報を入手できます。
トレーニング
Blue Prismのトレーニングは、利用者が学習に使えるeラーニングサービスです。基本的な操作からテクニカルな手法まで幅広い情報が提供されています。
アカデミア
Blue Prismのアカデミアは、学生や教育機関向けの育成プログラムです。クラスルームの方式にて、マンチェスター大学をはじめとした多くの機関において自動化するための方法を教えています。
認証制度
Blue Prismは、開発者としての能力を審査する認証制度を提供しています。ディベロッパーやソリューションデザイナー、ROMアーキテストなど7種類の資格が存在しており、認証を受けることで有識者であることの証明が可能です。
Blue Prismは大規模な運用に適したRPA
Blue Prismは、人とロボットが業務を協働することを念頭に開発されたRPAツールで、コラボレーション機能が充実しているため大規模での運用に適しています。また、Blue Prismユニバーシティを通じてロボットの作成から運用までを総合的に学習できます。
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Blue Prism以外のおすすめRPAツールが知りたい場合は次の記事もあわせてチェックするとよいでしょう。
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・RPAの導入事例
・RPAの市場規模
・RPAの導入に失敗する原因
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