コピー完了

記事TOP

Blue Prismとは - 機能や料金プラン | 使い方はユニバーシティで

最終更新日:(記事の情報は現在から1152日前のものです)
Blue Prismは人とロボットが協働することをコンセプトにしたRPAツールで、世界的にも高いシェアを誇っています。また、ロボットのパーツを再利用したり、他ユーザーとコミュニケーションをとったりしながらロボットを開発できるため大規模な運用に向いています。

Blue Prismとは

Blue Prismは、業務の自動化を大規模に展開していく企業へおすすめのRPAツールです。自動化する業務の選定から、ロボットの作成および稼働、運用状況の観測といった管理に適した機能を搭載。人とロボットの協働をコンセプトにしており、全体最適化をするための機能が多数用意されています。

【関連記事】
RPAツールの比較
RPAツールの比較(Blue Prism・RPA BizRobo!・UiPath・WinActor)
RPAツールの比較(無料)
RPA BizRobo!の紹介
Automation Anywhereの紹介

Blue Prismの機能

Blue PrismにはOCR、機械学習、SaaS運用、ロボット管理といった高度な機能が豊富に搭載されています。他のRPAツールと異なり、ロボットの一部を再利用したり他ユーザーとやりとりしながら開発したりできるので大規模な開発に適切です。

Decipher IDP(OCRや機械学習、AI)

Decipher IDPは、OCRや機械学習、AIを活用して請求書や発注書のようにテキストでないデータを構造化し読み取る機能です。文字起こしを自動化することで、従来のRPAツール以上に人間がより付加価値の高い作業へ集中できます。

Process Assesment Tool(対象の選定)

Process Assesment Toolは、自動化すべき業務を選定してくれる機能です。コストの削減や時間の短縮、自動化のしやすさなどをふまえ、リストからロボットを作成すべき項目を提示してくれます。

Capture(キャプチャでロボット作成)

Captureは、業務の進め方を記載した文書にもとづいてロボットを作成する機能です。関連する文書およびスクリーンショット、キーボード入力などをもとに最大で75%もロボット作成の時間を短縮してくれます。

※出典:Blue Prism「BLUE PRISM® CAPTURE」(2022年1月28日閲覧)

Blue Prism Cloud(クラウドサービス)

Blue Prism Cloudは、Microsoft Azure上にSaaS型のBlue Prismを構築する機能です。Azureとの連携により自然言語の処理や非構造化テキストの読み取り、機械学習といったさまざまな機能を活用できます。

Interact(コミュニケーション)

Blue Prism Interactは、プログラミングをしたことのない人でもロボットを管理できる仕組みです。Webサイトのようにアイコンやボタンをクリックしてテキストを入力していけば、必要なロボットを作成できます。

Robotic Operating Model(ロボット管理)

Robotic Operating Modelは、Blue Prismが提唱しているRPAツールの導入方法で、活用方法に悩んでいる企業に活用してもらいたいサービスです。Blue Prismの機能を十分に活用するコツ、組織にRPAツール浸透させるやり方、運用の監視方法などの検討に役立ちます。

Automation Lifecycle Management(テンプレート)

Automation Lifecycle Managementは、デフォルトで用意されているテンプレートを活用できる機能です。多くの企業を支援しているBlue Prismが培った知見をもとに、流用しやすいロボットの部品やをノウハウを提供してくれます。

Service Assist(顧客対応の最適化)

Service Assistは、コールセンターの業務を効率化するための機能です。チャットボットやIVRとの組み合わせにより、顧客へ最適な対応方法を提示し担当者のパフォーマンスをサポート。顧客満足度の向上、工数削減に期待できます。

Blue Prismの価格

Blue Prismの料金プランは、公式には明示されていません。そのため、導入費用を確かめる場合にはBlue Prismや販売パートナーに見積もりを依頼しましょう。ちなみに、販売パートナーである東芝デジタルエンジニアリングNECネクサスソリューションズがWebサイトで公開している情報には、1ライセンスあたり年間138万円との記述があります。

Blue Prismユニバーシティで使い方を学習

Blue Prismには、Blue Prismユニバーシティという学習プログラムがあります。代表的なコンテンツは次表のとおりです。英語のコンテンツが多いため、英語に慣れている方の利用をおすすめします。

研修サービス 特徴
コミュニティ コミュニティサイトにて活用方法や導入事例を質問および回答
トレーニング eラーニングで操作方法を学習
アカデミア 学生や教育機関向けのカリキュラム
認証制度 ディベロッパーやソリューションデザイナーといった7つの資格を用意

コミュニティ

Blue Prismのコミュニティとは、活用方法や導入事例について議論できるコミュニティサイトのことです。基本的に英語にてやりとりされているものの、世界中のユーザーからの情報を入手できます。

トレーニング

Blue Prismのトレーニングは、利用者が学習に使えるeラーニングサービスです。基本的な操作からテクニカルな手法まで幅広い情報が提供されています。

アカデミア

Blue Prismのアカデミアは、学生や教育機関向けの育成プログラムです。クラスルームの方式にて、マンチェスター大学をはじめとした多くの機関において自動化するための方法を教えています。

認証制度

Blue Prismは、開発者としての能力を審査する認証制度を提供しています。ディベロッパーやソリューションデザイナー、ROMアーキテストなど7種類の資格が存在しており、認証を受けることで有識者であることの証明が可能です。

Blue Prismは大規模な運用に適したRPA

Blue Prismは、人とロボットが業務を協働することを念頭に開発されたRPAツールで、コラボレーション機能が充実しているため大規模での運用に適しています。また、Blue Prismユニバーシティを通じてロボットの作成から運用までを総合的に学習できます。

【厳選】おすすめRPAをまとめてチェック!
RPAの比較表
\特典【完全版】機能・価格比較表/

おすすめRPAの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的なRPAを含むサービスを徹底比較しています。ぜひRPAを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。

Blue Prism以外のおすすめRPAツールが知りたい場合は次の記事もあわせてチェックするとよいでしょう。

【比較表】RPAツール比較!おすすめサービスの機能や価格、導入目的別の選び方
RPAの代表的なサービスを徹底比較!クラウド・デスクトップ・オンプレミスの提供形態だけでなく、構造認識・画像認識・...
詳細を見る

【関連記事】
RPAの導入事例
RPAの市場規模
RPAの導入に失敗する原因

BOXILとは

BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。

BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。

  • BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
  • 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
  • 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!

BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。

BOXIL SaaSへ掲載しませんか?

  • リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1
  • リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
  • 累計1,200社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心

※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査

RPA選び方ガイド_20230410.pptx (5).pdf
RPAツール
選び方ガイド
この記事が良かったら、いいね!をしてください!最新情報をお届けします!
貴社のサービスを
BOXIL SaaSに掲載しませんか?
累計掲載実績1,200社超
BOXIL会員数200,000人超
※ 2024年3月時点
編集部のおすすめ記事
RPAツールの最近更新された記事