プロジェクト管理・工数管理のツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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【30秒でわかるこの記事の結論】
・中小企業には、Excelやメールでの管理から脱却し、進捗や工数をリアルタイムで可視化できるプロジェクト管理ツールがおすすめ
・比較の際は現場で使いやすい操作性や既存ツールとの連携可否、自社の課題(ヒト/モノ/カネのどれを管理したいか)に合った機能があるかを要チェック
・中小企業向けプロジェクト管理ツールには、BacklogやNotion、クラウドログなどがある
※掲載料金は税区分の記載を含め、各社公式サイトの表記に基づいています。
プロジェクト管理ツールとは
プロジェクト管理ツールとは、複数のタスクや進捗、担当者、期限などを一元管理し、プロジェクト全体の状況を可視化するツールです。表計算ソフトやメールで分散しがちな情報を1か所に集約でき、チーム全員が同じ状況を共有できます。
ツールによっては、タスクの一覧化やガントチャートによる進捗の可視化に加え、工数管理の機能を備えているものもあります。
「誰が・何を・いつまでに・どれだけの工数で」進めているかを一目で把握できる点が、Excelや紙での管理との大きな違いです。
ツールによって得意な領域は異なります。タスクの整理に特化したもの、工数やコストの管理に強いもの、チャットやファイル共有まで一本化できるものなどがあり、自社の目的に合わせて選ぶことが重要です。
中小企業が抱えるプロジェクト管理の課題
プロジェクト管理を行うにあたって、次のような課題を感じている企業もいるでしょう。
- プロジェクトの進捗状況を管理できない
- タスクの優先順位や期限が曖昧になる
- プロジェクトのリスクや問題に気づくのが遅れる
プロジェクトの進捗状況を管理できない
一気に事業を拡大したり、従業員が増えたりと「スピード感」を重要視する中小企業も多いでしょう。規模が拡大すると、次第にプロジェクトの進捗状況が見えにくくなり、管理に手が回らなくなってしまいます。
プロジェクトの進捗状況を管理できないと、目標や納期の未達、品質やコストの低下といった事態につながりかねません。
たとえば、プロジェクトの進捗状況をExcelやメールで管理している場合、情報の更新や共有が遅れたり、バージョンの違いや重複が発生したりする可能性があります。
タスクの優先順位や期限が曖昧になる
大小さまざまなプロジェクトが並行して進む中小企業では、どの作業を先に進めるべきか、いつまでに終えるべきかの認識が担当者ごとにばらつきやすくなります。
優先順位や期限、担当者が曖昧なままだと、タスクの抜け漏れや重複が生じ、対応の遅れや手戻りを招きかねません。
たとえば、Excelや紙で管理をしている場合、期限の変更や担当者の交代がメンバー全員に伝わらず、着手されないまま締切を迎えてしまう恐れもあります。
プロジェクトのコスト課題に気づくのが遅れる
Excelや紙での管理では、さまざまなシートや書類に情報が散乱するため、プロジェクト全体のコスト状況を横断して見渡すことが難しくなります。
たとえば、コスト超過の兆候が見えないままだと、問題が表面化してから対応に追われ、採算に影響が出かねません。
中小企業こそプロジェクト管理ツールを導入すべき理由
限られた人員で複数の案件を回す中小企業にこそ、プロジェクト管理ツールがおすすめです。得られる主なメリットは次のとおりです。
- プロジェクトの進捗や工数をリアルタイムで把握できる
- タスクの優先順位や期限を明確に設定できる
- プロジェクトのリスクや問題を早期に発見・対処できる
プロジェクトの進捗や工数をリアルタイムで把握できる
プロジェクト管理ツールでは、プロジェクトの進捗や工数をグラフやチャートで視覚的に表示できます。
たとえば、ガントチャート(進捗状況の管理表)を使えば、タスクの進捗状況を一目で確認可能です。また、工数管理機能を使えば、各メンバーの工数やコストを正確に計測できます。
状況がリアルタイムでわかれば、計画とのズレや遅延の原因をすばやく特定できます。
タスクの優先順位や期限を明確に設定できる
プロジェクト管理ツールでは、タスクの優先順位や期限を明確に設定し、メンバーに割り当てられます。
たとえば、カンバンボード(作業を視覚化できる機能)を使えば、タスクの状態や担当者をドラッグアンドドロップで変更可能です。リマインダーや通知機能を使えば、タスクの期限や更新をメンバーに通知できます。
タスクの漏れや重複を防げるため、業務の効率化につながります。
プロジェクトのコスト課題を早期に発見・対処できる
ツールによっては予算や収支を管理できるものもあるため、プロジェクトの経済的なリスク防止が可能です。
レポート機能を使えば、記録をもとにプロジェクトの財務状況を分析できます。分析結果からリスクの発生確率や影響度を評価してくれるツールもあります。
起こりうるリスクを早めに把握できれば、問題の原因を突き止め、改善アクションにもすばやく移せます。
中小企業向けプロジェクト管理ツールの選び方
自社に合うプロジェクト管理ツールを見極めるには、次の観点を押さえておくと選定がスムーズです。企業規模によって重視すべき点も変わるため、従業員規模別のポイントもあわせて確認しましょう。
課題を解決できる機能があるか
自社のプロジェクトの課題を解決できる機能が揃っているかを確認します。必要な機能は企業によってさまざまで、「ヒト」「モノ」「カネ」のどれをマネジメントしたいかで選び方が変わります。
メンバーや個別業務を管理したいときは「ヒト」、物品や備品を管理したいときは「モノ」、予算や原価、収支を管理したいときは「カネ」の観点でツールを選びましょう。
- ヒト:タスク管理機能、メンバー管理機能など
- モノ:在庫管理機能、受発注管理機能など
- カネ:予実管理機能、原価管理機能など
導入によって何を実現したいのかを明確にしたうえで、本当に必要な機能を洗い出して比較することが大切です。
たとえば、工数や原価の把握を重視するならクラウドログやfreee工数管理、幅広い業務をノーコードで作り込みたいならkintoneが候補になります。
既存ツールと連携できるか
現在利用中のツールやサービスと連携できるかも重要なポイントです。連携先としては、チャットツールやクラウドストレージ、SFA(営業支援システム)、CRM(顧客管理システム)、会計ソフトなどが挙げられます。
連携できれば、既存ツールとシームレスに情報をやり取りできます。連携性や拡張性を確認し、自社の業務フローに合わせてカスタマイズできるツールを選びましょう。
たとえばBacklogやmonday.comは、外部サービスとの連携メニューが豊富です。
現場で使いやすい操作性か
ツールを導入しても、現場のメンバーが使いこなせなければ意味がありません。特にITに不慣れな社員には、操作が複雑だと浸透せずに形骸化する恐れがあります。そのため、誰でも直感的に使える操作性は重要な選定ポイントです。
画面の見やすさやメニュー構成のわかりやすさ、タスクの登録や編集が簡単にできるかを確認しましょう。無料トライアルやデモ版で実際に操作感を確かめておくと安心です。
付箋を動かす感覚で使えるJootoや、表計算ツールに近い画面のmonday.comは、直感的に使いやすいツールの例です。
料金形態やサポート体制が自社に合うか
導入後に困ったとき、すぐ対応してもらえるかも運用面の安心感に直結します。問い合わせ手段や対応時間、マニュアルやオンボーディング支援の有無を確認しておくと、社内にIT専任がいなくてもスムーズに活用できます。
たとえば、日本語サポートやオンボーディングを重視するならmorningmateなどが候補です。
【従業員規模別】特に確認すべきポイント
同じ中小企業でも、従業員規模によって管理の悩みや優先すべき機能は変わります。自社に近い規模の観点から、重視すべきポイントを確認しましょう。
10人以下
10人以下の企業では、複雑なツールは定着せずに使われなくなりがちです。まずは無料プランやスモールスタートで、直感的に使えるかを重視しましょう。
ドキュメントから小さく始められるNotionや、1名まで無料のJootoが導入しやすい選択肢です。
50人以下
50人以下になると案件数が増え、担当者ごとに情報が分散しやすくなります。タスク・チャット・ファイルを一元管理でき、進捗をガントチャートで見渡せるかが確認ポイントです。
たとえば、タスクと情報共有をまとめられるBacklogやmorningmateのようなオールインワン型が候補になります。
100人以下
100人以下では部門をまたぐプロジェクトが増え、工数やコストの把握が経営判断に直結します。案件別の工数・原価を管理でき、権限設定で情報を整理できるかを確認しましょう。
たとえば、工数管理に強いクラウドログや、自社の業務に合わせて項目を作り込めるkintoneが候補の1つです。
300人以下
300人以下の規模では、複数のプロジェクトを横断して管理するポートフォリオ管理や、他システムとの連携・自動化のニーズが高まります。組織の拡大に合わせて拡張でき、運用を自動化できるかが重要です。
たとえば、カスタマイズ性の高いmonday.comや、開発チームのスクラム管理に強いJiraが候補になります。
中小企業向けプロジェクト管理ツールにかかる費用・価格相場
プロジェクト管理ツールの導入では、料金体系と費用相場を把握しておくと予算を立てやすくなります。
プロジェクト管理ツールの多くはクラウド型で、料金体系はユーザー数に応じて課金されるタイプ、プロジェクト数で変わるタイプ、月額固定のタイプに分かれます。
無料プランや無料トライアルを備えるツールも多く、小さく始めて必要に応じて有料プランへ移行できます。
有料プランは、1ユーザーあたり月額数百円から数千円程度です。たとえばkintoneはライトコースが1ユーザー月額1,000円(税抜・最小10ユーザー)、monday.comはベーシックプランが1ユーザー月額1,300円(税抜・年契約)です。
月額固定のタイプもあり、Backlogのスタータープランは30人まで月額2,700円(税抜)で利用できます。Notionはフリープランで0円から始められ、有料のプラスプランは1メンバー月額1,650円です。
初期費用や最低利用人数、契約期間はツールごとに異なります。自社の予算や利用規模に合わせて、コストパフォーマンスの高いツールを選びましょう。
プロジェクト管理ツールの費用相場や料金の比較は、次の記事で詳しく解説しています。
中小企業が利用できる補助金・助成金
中小企業がプロジェクト管理ツールを導入する際は、補助金を活用して費用負担を抑えられる場合があります。
2026年度に利用できる代表的な制度が、デジタル化・AI導入補助金2026※(旧称:IT導入補助金)です。通常枠では、対象ITツールの導入費用の2分の1以内(最低賃金近傍の事業者は3分の2以内)、最大450万円までの補助を受けられる場合があります。
対象となる業務プロセスには「総務・人事・給与」や「顧客対応・販売支援」などがあり、プロジェクト管理ツールも該当する場合があります。ただし補助の対象になるのはIT導入支援事業者として登録されたツールに限られるため、導入したいツールが登録されているかを事前に確認しておく必要があります。
IT導入支援事業者が登録・公開したツールは中小企業基盤整備機構のサイトで検索できるため、製品ごとに登録の有無や詳細プランを確認しましょう。
本記事で紹介する製品の登録状況は次のとおりでした。(BOXIL上に掲載されているサービス名称で検索)
| サービス名 | ITツール登録 | 導入支援事業者 |
|---|---|---|
| Backlog | あり | ・株式会社SMADコンサルティング ・株式会社アーデント |
| morningmate | あり | ・株式会社ミロク情報サービス |
| Notion | あり | ・合同会社セキュリティバンク鹿児島 ・ユナイテッド・アドバイザーズ株式会社 ・株式会社third phase ・株式会社ケーエイチプラス など |
| Jooto | なし | ー |
| kintone | あり | ・富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社 ・株式会社キャップドゥー・ジャパン ・特定非営利活動法人ITCかがわ ・株式会社パレットテクノロジーズ など |
| monday.com | なし | ー |
| Jira | なし | ー |
| Redmine | あり | ・株式会社日本テクノス |
| クラウドログ | あり | ・ユナイテッド・アドバイザーズ株式会社 |
| freee工数管理 | あり | ・フリー株式会社 ・富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社 |
※出典:中小企業基盤整備機構「トップページ | デジタル化・AI導入補助金2026」(2026年8月7日閲覧)
中小企業向けプロジェクト管理ツールの比較表
プロジェクト管理ツール・ソフトウェアを選ぶ際には、料金や機能などはもちろん、普段利用しているサービスとの連携ができるかどうか、アプリ対応はしているかどうかが重要です。
本記事で紹介する中小企業向けプロジェクト管理ツールの、タイプ・初期費用・月額費用・無料プランの有無を一覧にまとめました。
| サービス名 | タイプ | 初期費用 | 月額費用 | 無料プラン |
|---|---|---|---|---|
| Backlog(バックログ) | タスク+情報共有のオールインワン | 0円 | 2,700円〜75,000円(税抜) | なし(30日間の無料トライアルあり) |
| morningmate | タスク+情報共有のオールインワン | 0円 | 0円〜1,500円 | あり(Basicプラン) |
| Notion | 無料・スモールスタートに強み | 0円/要問い合わせ | 0円〜3,800円(1メンバーあたり) | あり(フリープラン) |
| Jooto | 無料・スモールスタートに強み | 要問い合わせ | 0円〜1,300円(税抜・1ユーザーあたり) | あり(1名まで) |
| kintone | ノーコードで自社業務に最適化 | 0円 | 1,000円(税抜・1ユーザーあたり)〜 | なし(30日間の無料お試しあり) |
| monday.com | ノーコードで自社業務に最適化 | 0円 | 0円〜1,530円(税抜・1ユーザーあたり) | あり(2人まで) |
| Jira | 開発・エンジニアチーム向け | 0円/要問い合わせ | 0円〜1,240円 | あり(10ユーザーまで) |
| Redmine | 開発・エンジニアチーム向け | 自社環境により変動/要問い合わせ | 0円(OSS版)/10,000円(税抜)〜(My Redmine) | あり(OSS版は無料) |
| クラウドログ | 工数・コスト管理に強み | 要問い合わせ | 600円(1ユーザーあたり)〜 | なし |
| freee工数管理 | 工数・コスト管理に強み | 0円 | 600円(税抜)〜 | なし(30日間の無料トライアルあり) |

中小企業向けプロジェクト管理ツールおすすめ比較【タスク+情報共有のオールインワン】
タスク管理に加えて、チャットやファイル共有までを1つにまとめたい企業に向いたツールを紹介します。
Backlog(バックログ)
- 豊富な有料契約実績があり、非エンジニアも使いやすい画面
- ガントチャートで全体進捗やメンバーのタスクが一目でわかる
- アクセス権限や2段階認証などセキュリティも強固
Backlogは、株式会社ヌーラボが提供するプロジェクト管理ツールです。シンプルで使いやすい画面が特徴で、非エンジニアのメンバーでも扱いやすいのが強みです。プロジェクトはガントチャートで表示され、全体の進捗や各メンバーのタスクを一目で確認できます。
課題をカード形式で扱うカンバンボードも搭載し、ドラッグアンドドロップで優先順位や状態を変更できます。アクセス権限の細かい管理やIPアドレス制限、2段階認証などセキュリティ対策も充実しており、情報管理に配慮したい中小企業におすすめです。
Backlogのプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| スターター | 0円 | 2,700円(税抜) |
| スタンダード | 0円 | 16,000円(税抜) |
| プレミアム | 0円 | 27,000円(税抜) |
| プラチナ | 0円 | 75,000円(税抜) |
ガントチャートはスタンダードプラン以上で利用でき、30日間の無料トライアルも可能です。なお2027年1月にプラン改定が予定されています。
コミュニケーションをスムーズにするツールとしてとても役立ちます。
morningmate
- タスク・チャット・ファイル・Web会議を1つに集約
- SNSのようなタイムラインで情報を共有できる
- 無料のBasicプランから始められる
morningmateは、Miroku Webcash International株式会社が日本総代理店として提供するオールインワン型の業務管理ツールです。タスク管理からチャット、ファイル共有、Web会議までを一つのツールに集約できます。
SNSのようなタイムライン形式で、プロジェクトの最新状況を直感的に把握できます。ガントチャートは予定から自動生成され、進捗管理にも対応します。無料のBasicプランがあり、スモールスタートしやすい点も中小企業におすすめです。
morningmateのプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| Basic | 0円 | 0円 |
| Business+ | 0円 | 1,500円 |
無料トライアルあり
・スプレッドシート的な感覚である程度使える
・使い方を工夫すれば色々な使い方がある
・Slack連携できる
・Googleカレンダーが連携出来る
かなり満足して利用します。
チャット、掲示板、タスク管理
【操作性・使いやすさ】
使いやすい
【他のサービスとの連携面(カスタマイズ性)】
当社では使っていない
【営業担当やサポート面】
FAQを見ればわかることが多い
中小企業向けプロジェクト管理ツールおすすめ比較【無料・スモールスタートに強み】
まずは無料または低コストで手軽に始めたい企業に向けて、スモールスタートしやすいツールを紹介します。
Notion
- ドキュメントとデータベースを1つにまとめられる
- プロジェクトをタイムライン形式で表示できる
- フリープランがあり小さく始められる
Notionは、Notion Labs Japan合同会社が提供する、ドキュメントとデータベースを一体化したツールです。メモや議事録の作成からタスク・プロジェクト管理までを一つのツールにまとめられるのが特徴です。プロジェクトはタイムライン形式で表示でき、タスクはカレンダーでも確認できます。
フリープランがあるため、まずは無料で情報整理から始め、チームの拡大に合わせて有料プランへ段階的に移行できます。AIが計画の下書きや情報整理を補助する機能も備えています。
Notionのプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| フリー | 0円 | 0円 |
| プラス | 要問い合わせ | 2,000円/メンバー |
| ビジネス | 要問い合わせ | 3,800円/メンバー |
Jooto
- カンバン方式に基づいたプロジェクト管理ツール
- 予定や実績、数値管理などを細かく見られる
- 1名までは無料で使える
Jootoは、株式会社PR TIMESが提供する「カンバン方式」に基づいたプロジェクト管理ツールです。付箋を動かす感覚でタスクを管理でき、直感的に使える操作性が特徴です。予定と実績の数値管理や、プロジェクトを横断したガントチャート機能も備えています。
コメントやデータをやり取りできるコミュニケーション機能、チャットツールとの連携機能も揃っています。1名まで無料で使えるため、少人数のチームがスモールスタートするのにおすすめです。
Jootoのプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| 無料 | 要問い合わせ | 0円(1名まで) |
| スターター | 要問い合わせ | 500円/ユーザー(税抜) |
| ビジネス | 要問い合わせ | 1,300円/ユーザー(税抜) |
| タスクDX | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
中小企業向けプロジェクト管理ツールおすすめ比較【ノーコードで自社業務に最適化】
自社の業務に合わせて管理項目を柔軟に作り込みたい企業に向いた、ノーコードで扱えるツールを紹介します。
kintone
- ノーコードで自社の業務に合わせたアプリを作成できる
- 案件管理や日報など幅広い業務を一元化できる
- 30日間の無料お試しが利用できる
kintoneは、サイボウズ株式会社が提供する業務アプリ作成クラウドです。プログラミングの知識がなくても、ドラッグアンドドロップで自社の業務に合わせた管理アプリを作成できます。案件管理やタスク管理、日報などを一つのプラットフォームに集約できます。
プロジェクト管理に特化した機能はプラグインで拡張する形が中心ですが、その分、業務に合わせて柔軟に作り込めるのが強みです。まずはライトコースから始め、必要に応じて機能を追加していけます。
kintoneのプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| ライトコース | 0円 | 1,000円/ユーザー(税抜) |
| スタンダードコース | 0円 | 1,800円/ユーザー(税抜) |
| ワイドコース | 0円 | 3,000円/ユーザー(税抜) |
最低10ユーザーから利用できます。30日間の無料お試しが可能です。
またプラグイン機能で有料コンテンツを使用すれば、さらに使用感が向上します。
使い勝手の良いシステムです。
monday.com
- スプレッドシート感覚の画面でタスクを管理できる
- 無料プランは2人まで、少人数から手軽に始められる
- ガントチャートや自動化など拡張性の高い機能を備える
monday.comは、monday.com株式会社が提供するプロジェクト管理ツールです。表計算ソフトのような見慣れた画面で、IT専任がいなくても立ち上げやすいのが特徴です。タスクの進捗を色分けで管理でき、状況が一目でわかります。
スタンダードプラン以上ではガントチャートや作業の自動化にも対応し、組織の拡大に合わせて機能を広げられます。
monday.comのプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| 無料 | 0円 | 0円(2人まで) |
| ベーシック | 0円 | 1,530円/ユーザー(税抜) |
| スタンダード | 0円 | 1,990円/ユーザー(税抜) |
| プロ | 0円 | 3,890円/ユーザー(税抜) |
最小3ユーザーからの利用です。ガントチャートはスタンダードプラン以上で利用できます。
ダッシュボードの視認性が高く各機能への移動方法がわかりやすいだけでなく、各分析情報をグラフで表示できるのが気に入っています。
【操作性・使いやすさ】
操作感はスプレッドシートに近いので、初見でも迷うことなく操作することができました。
【他のサービスとの連携面(カスタマイズ性)】
Slackと連携しており、円滑な情報共有と画面遷移を減らした工数管理ができます。
中小企業向けプロジェクト管理ツールおすすめ比較【開発・エンジニアチーム向け】
ソフトウェア開発など、エンジニアチームのプロジェクト管理に適したツールを紹介します。
Jira
- スクラムやカンバンなど開発チームの管理手法に対応
- 課題(チケット)ごとに進捗や担当者を細かく管理できる
- 10ユーザーまで使える無料プランがある
Jiraは、アトラシアン株式会社が提供する、ソフトウェア開発チーム向けのプロジェクト管理ツールです。スクラムボードやカンバンボードなど、開発現場の進め方に合わせた管理が得意です。
課題をチケット単位で管理し、進捗や担当者、優先度を細かく設定できます。10ユーザーまでの無料プランがあり、小規模な開発チームから導入できます。
Jiraのプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| Free | 0円 | 0円(10ユーザーまで) |
| Standard | 要問い合わせ | 1,240円(利用人数によって変動) |
各課題の進捗状況、担当者、優先度などが一目で分かり便利です。
特にスクラムボードやカンバンボードによる視覚的な進捗管理はわかりやすく、メンバーへの報告にも重宝しました。
Redmine
- オープンソースで公開され、ソフトウェア自体は無料
- チケット管理やガントチャート、Wikiなど機能が豊富
- 手軽に使うなら商用クラウド版「My Redmine」がある
Redmineは、オープンソースソフトウェア(OSS)として公開されているプロジェクト管理ツールです。そのため、自社でサーバーを構築・運用することが前提となります。チケット管理やガントチャート、Wikiなど、プロジェクト管理に必要な機能が一通り揃っています。
サーバーの運用やカスタマイズにはIT知識が必要なため、IT専任者がいない企業には向かない可能性があります。手軽に使いたい場合は、ファーエンドテクノロジー株式会社が提供する商用クラウド版「My Redmine」を利用する方法もあります。
Redmineのプラン・料金
| 区分 | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| Redmine(OSS版) | 自社環境により変動 | 0円(ソフトウェアは無料) |
| My Redmine(商用クラウド版・スタンダード) | 要問い合わせ | 10,000円(税抜)〜 |
OSS版は、サーバーの構築・運用費用が別途必要です。商用クラウド版「My Redmine」は、最大2か月の無料トライアルを利用できます。
中小企業向けプロジェクト管理ツールおすすめ比較【工数・コスト管理に強み】
案件ごとの工数や原価を把握し、収益管理につなげたい企業に向いたツールを紹介します。
クラウドログ
- 工数の「登録」「確認」「分析」に強い
- 案件別の原価や損益をリアルタイムで把握できる
- SlackやChatworkなどチャットツールとの連携も充実
クラウドログは、株式会社クラウドワークスが提供する工数管理に強いプロジェクト管理ツールです。工数の「登録」「確認」「分析」に強く、案件別の原価や損益まで把握できます。GoogleカレンダーやOutlookと同期して、工数入力の手間を減らせます。
SlackやChatwork、Microsoft Teamsなどのチャットツールと連携でき、工数の入力状況を通知できます。赤字案件をリアルタイムで把握できるため、収益管理を重視する中小企業に向いています。
クラウドログのプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| ベーシック | 要問い合わせ | 600円/ユーザー〜 |
| プレミアム | 要問い合わせ | 1,500円/ユーザー〜 |
最低利用期間は12か月。
freee工数管理
- 工数の記録から集計、原価分析までを効率化できる
- freee会計やfreee人事労務とデータを連携できる
- 1メンバー月額600円(税抜)から利用できる
freee工数管理は、フリー株式会社が提供する工数管理ツールです。各メンバーがどの案件にどれだけ時間を使ったかを記録・集計し、案件ごとの原価を把握できます。
freee会計やfreee人事労務と連携でき、勤怠や会計のデータとあわせて活用すると、より正確な原価管理につながります。メンバープランは1人月額600円(税抜)からで、30日間の無料トライアルも利用できます。
freee工数管理のプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| メンバー | 0円 | 600円(税抜) |
| 管理者・PM | 0円 | 2,400円(税抜) |
中小企業のプロジェクト管理ツール導入事例
実際にプロジェクト管理ツールを導入した企業が、どのような課題を解決したのかを、利用者の口コミをもとに紹介します。
タスクや進捗が分散し、属人化していたケース
【導入前の課題】あるサービス・外食・レジャー系の中小企業では、タスク管理がメールやExcel中心で進捗がメンバーごとにバラバラでした。最新の資料や議事録を探すのに時間がかかり、納期や優先度の認識にもズレが生じていました。
【導入効果】Backlogの導入後は、タスクの担当者・期限・進捗が一目でわかり、抜け漏れが減少しました。コメントのやり取りが記録に残るため引き継ぎがしやすく、情報共有がスピーディーになって会議時間も短縮できたとのことです。
プロジェクト管理ツールとしては最適 – Backlog(バックログ)の口コミ ☆5/5 サービス/外食/レジャー系
【導入前の課題】あるIT・通信・インターネット系の中小企業では、プロジェクトの進捗をExcelで作ったWBSで管理していましたが、すべてを1人で管理することに限界を感じていました。
【導入効果】Jiraで担当者それぞれに進捗を入力してもらうことで管理が楽になり、各メンバーも期日を確認できるようになりました。タスクのステータスが可視化され、チーム内の認識のズレもなくなったとのことです。
タスク管理しやすいプロジェクト管理ツール – Jiraの口コミ ☆4/5 IT/通信/インターネット系
情報が複数のツールに散らばり、探すのに時間がかかっていたケース
【導入前の課題】あるメーカー・製造系の中小企業では、プロジェクト情報やタスク、ドキュメント、議事録が複数のツールやファイルに散在し、一元管理や横断的な検索が難しく、最新情報の共有に時間がかかっていました。
【導入効果】Notionのデータベースに情報を集約したことで、チーム内で最新情報を共有しやすくなり、共通認識を形成しやすくなったとのことです。
AIとデータベースによる情報管理の刷新 – Notionの口コミ ☆5/5 メーカー/製造系
【導入前の課題】ある金融・保険系の中小企業では、多くの業務がExcelや紙で管理され、情報の集約や状況把握に手間がかかっていました。専用システムの開発には専門知識が必要で、コストや期間も課題でした。
【導入効果】kintoneの導入後は、現場の社員でもノーコードで業務アプリを作成・改修できるようになり、入力や集計の作業が大幅に削減されました。入力ミスも減り、業務改善のスピードが向上したとのことです。
ノーコードアプリ開発による最適なシステム構築 – kintoneの口コミ ☆4/5 金融/保険系
案件の進捗や工数を可視化できていなかったケース
【導入前の課題】あるメーカー・製造系の中小企業では、案件の進捗やタスクの担当、期限が複数のツールやファイルに散在し、全体の状況把握に手間がかかっていました。予定と実際の進捗が乖離し、認識のズレも生じていました。
【導入効果】案件パイプラインをmonday.com上で管理することで、各フェーズの案件数や金額がリアルタイムで可視化され、ボトルネックが明確になりました。認識のズレなくプロジェクトを進行できるようになったとのことです。
他ツールとの連携性に優れたワークフロー – monday.comの口コミ ☆4/5 メーカー/製造系
【導入前の課題】あるIT・通信・インターネット系の中小企業では、業務の進捗がわかりにくく、情報共有もバラバラで、誰が何をしているのかをチームで把握できていませんでした。
【導入効果】morningmateのタスク可視化機能やガントチャートにより、チーム全体の進捗を一目で確認できるようになったとのことです。
非常に使いやすい – morningmateの口コミ ☆5/5 IT/通信/インターネット系
ここで紹介した口コミ以外にも、BOXIL Magazineではプロジェクト管理ツールの導入事例を紹介しています。導入を検討している方は、ぜひチェックしてください。
中小企業で役立つプロジェクト管理ツールの機能
プロジェクト管理ツールの機能の中でも、中小企業では、特に次のような機能が役立ちます。
- タスク管理機能
- スケジュール管理・ガントチャート機能
- ファイル共有・ドキュメント管理機能
- コミュニケーション機能(チャット・コメント)
- 工数管理・タイムトラッキング機能
- テンプレート・プロジェクト複製機能
タスク管理機能
タスク管理機能とは、各プロジェクトにおける作業内容を登録・分類し、進捗状況や担当者、期限などを一元的に管理できる機能です。多くのツールでは、ToDoリスト形式やカンバン方式など、視覚的にタスクを把握できる形式が採用されています。
中小企業では1人の担当者が複数の業務を兼任するケースも多く、業務の抜け漏れや属人化が発生しやすいものです。タスク管理機能を活用すれば、全員の作業状況を可視化でき、業務を滞りなく進められます。
スケジュール管理・ガントチャート機能
スケジュール管理やガントチャート機能は、プロジェクト全体の作業工程をタイムライン形式で可視化できる機能です。作業の開始日・終了日や依存関係を整理しながら、計画と実績のズレを把握できます。
中小企業では限られた人員で、複数の案件を並行して進めることも少なくありません。ガントチャートで全体像が明確になれば、納期に遅れないよう調整したり、他の業務との兼ね合いを考慮したりしやすくなります。
ファイル共有・ドキュメント管理機能
ファイル共有やドキュメント管理機能は、プロジェクトに関連する資料をクラウド上で一元的に管理できる機能です。ファイルのバージョン履歴を残せるほか、編集権限の設定や検索性に優れたサービスもあります。
中小企業ではファイルが個人のPCやメールに埋もれてしまい、必要な情報にすぐアクセスできないこともあります。この機能を使えば、関係者が必要な資料をいつでも確認でき、作業の重複や情報の行き違いを防げます。
コミュニケーション機能(チャット・コメント)
チャットやコメントなどのコミュニケーション機能では、ツール内でタスクやファイルに対して直接やり取りできます。リアルタイムでの連絡や、過去のやり取りの履歴を残せるのが特徴です。
中小企業ではメール文化が根強く、情報が分散しがちです。プロジェクト管理ツールにコミュニケーション機能があれば、会話の内容とタスクやファイルを紐づけて管理でき、やり取りの効率が高まります。
工数管理・タイムトラッキング機能
工数管理・タイムトラッキング機能は、各メンバーがどのタスクにどれだけの時間を費やしたかを記録・集計する機能です。日報のように手動入力するタイプや、自動で作業時間を測定するタイプがあります。
中小企業では人件費や稼働状況の把握が経営判断に直結するため、この機能は原価管理や業務改善に役立ちます。業務のムダや負担の偏りを可視化できるため、組織全体の生産性向上にもつながります。
テンプレート・プロジェクト複製機能
テンプレート機能やプロジェクト複製機能は、過去に使ったタスクやプロジェクトの構成を再利用できる機能です。繰り返し発生する業務の初期設定を短縮できるため、作業の効率化が期待できます。
中小企業ではリソースに限りがあり、毎回ゼロからプロジェクトを設計するのは非効率です。テンプレートを活用すれば標準的な業務フローを簡単に展開でき、属人化の防止や品質の均一化にもつながります。
中小企業向けプロジェクト管理ツールを活用するポイント
プロジェクト管理ツールは、導入して終わりではなく、運用を続けて初めて効果を発揮します。定着させるためのポイントを紹介します。
- まず1プロジェクト・少人数で試して定着させる
- 入力ルールを決めて二重管理を避ける
- 定例会議や振り返りとセットで運用する
まず1プロジェクト・少人数で試して定着させる
最初から全社で一斉に導入すると、操作に慣れないメンバーが増え、かえって混乱を招きがちです。
まずは1つのプロジェクトや少人数のチームで試し、使い方を固めてから広げると定着しやすくなります。無料プランやトライアルを活用すれば、費用をかけずに運用イメージを確かめられます。
入力ルールを決めて二重管理を避ける
ツールを導入しても、従来のExcelやメールでの管理を並行して続けると、情報が二重になり、かえって手間が増えてしまいます。
誰が・いつ・何を入力するかのルールを決め、管理をツールに一本化することが大切です。タスクの粒度や更新のタイミングをそろえると、情報の信頼性が高まります。
定例会議や振り返りとセットで運用する
ツールに情報を入力するだけでは、蓄積されたデータが活用されないまま終わってしまいます。
定例会議や振り返りの場でツールの進捗やレポートを確認し、次のアクションにつなげると、運用が定着し改善のサイクルが回り始めます。データをもとに話し合う習慣づけが、ツールの効果を引き出す鍵です。
中小企業向けプロジェクト管理ツールに関するよくある質問(FAQ)
中小企業がプロジェクト管理ツールを選ぶ際に、よく寄せられる疑問と回答をまとめました。
誰でも使いやすいプロジェクト管理ツールはどれですか?
直感的な操作性で選ぶなら、たとえば、付箋を動かす感覚で使えるJootoや、表計算ソフトに近い画面のmonday.comがおすすめです。ITに不慣れなメンバーでも扱いやすく、専任担当者がいない中小企業でも定着させやすいでしょう。
無料プランのあるツールはどれですか?
無料で始めるなら、フリープランのあるNotionや、1名まで無料で使えるJootoなどが候補です。まずは無料の範囲で使い勝手を確かめ、チームの拡大に合わせて有料プランへ移行すると無駄がありません。
無料で使えるプロジェクト管理ツールをもっと知りたい場合は、次の記事も参考にしてください。
案件ごとの工数と原価を把握したいです。工数管理に強いツールはどれですか?
工数や原価の把握を重視するなら、クラウドログやfreee工数管理などがおすすめです。案件別に作業時間を記録・集計でき、赤字案件の早期発見や収益管理に役立ちます。
工数管理ツールをもっと知りたい場合は、次の記事も参考にしてください。
中小企業向けプロジェクト管理ツールを比較するならBOXIL
中小企業のプロジェクト管理には、専任担当者の不在や案件の並行進行、Excelや紙での管理の限界といった課題があります。まずはヒト・モノ・カネのどれを管理したいかを整理し、必要な機能や既存ツールとの連携、操作性、料金を軸に選ぶことが大切です。
従業員規模によっても重視すべきポイントは変わります。また、無料やスモールスタートから始められるタイプ、タスクと情報共有をまとめられるオールインワン型、工数やコスト管理に強いタイプなど、自社の目的に合ったものを選びましょう。
どのサービスを選ぶか負担に感じているのであれば、BOXILでのサービス資料請求がおすすめです。BOXILならサービス提供会社が作成した紹介資料をまとめて入手できます。
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