コピー完了

記事TOP

人事評価システムのシェア・市場規模を解説!一番選ばれている人気サービスは?

最終更新日:(記事の情報は現在から237日前のものです)
人事評価システムの市場規模とシェア率を紹介します。人事評価システムの今後の導入意向や、シェア率の高いサービスはなぜ選ばれているのかをBOXIL編集部の視点で解説しています。

人事評価システムの市場規模

BOXIL編集部が2024年2月に実施した調査をもとに、人事評価システムの市場規模を算出※1しました。2023年のSaaS型人事評価システムの市場規模は、およそ3,406.3億円だと算定できます。また、導入を検討しているユーザーの動向や導入予定時期をもとに算出すると、2024年の市場規模は4,135.2億円に到達する見込みで、2025年の市場規模は4,763.8億円規模に成長すると予測できます。

人事評価システムの市場規模

※1 調査期間 2024年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに、1社あたりの利用金額と法人数から算定。人事評価に活用できる人材管理機能を持つサービスを含む。
※2 同調査の導入時期と導入予定時期から算定

人事評価システム市場の成長率は?

同調査では、まだ人事評価システムを導入・利用していない人事・労務業務担当者に対して、導入予定も調査しました。その結果、20%程度の企業が導入を前向きに検討していることがわかりました。

導入予定時期 回答数 割合
時期は未定だが利用検討中 41 11.0%
半年以内には利用開始予定 17 4.6%
1年以内には利用開始予定 14 3.8%
2年以内には利用開始予定 8 2.2%
現時点では未定・利用予定はない 292 78.5%

人事評価システム市場の成長の要因としては、テレワーク・リモートワークが主体になったことにより、従来の人事評価の体制では勤務や実績の実態を把握しづらくなったことが挙げられます。そこで、公平な人事評価の実現のために人事評価システムへの注目が高まりました。人事評価の精度を上げることによって納得感を高め、離職を防止する効果にも期待が高まっています。

また、近年ではHRテック市場全体が拡大の一途を辿っています。その中でも、人事評価領域は業務効率化の余地が大きい領域で、従来のExcelを利用した評価からの脱却が進んでいるのが現状です。2024年以降はAIを活用した人事評価やその結果を活用した人材配置、そして戦略人事に取り組む企業が増えるでしょう。

人事評価システムのシェア率

BOXILが実施した人事評価システムの利用ユーザー154人を対象にしたSaaSの利用実態調査によると、人事評価システムのシェア率はカオナビがトップで14.2%でした。次点でSmartHRが5.8%、HRBrainとジョブカン労務HR、自社開発システムが3.9%と並んでいます。

人事評価システムのシェア率

※調査期間 2024年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに集計

シェア率とあわせて口コミ・ユーザー満足度もチェック

シェア率だけでなく、各人事評価システムの口コミやユーザー満足度を確認しておくことで、自社にあったサービス選びができるようになります。人事評価システムの口コミランキングもあわせて参考にしてください。

【2024年11月】人事評価システム人気ランキング|満足度や口コミ・評判を調査 | ボクシルSaaS
人事評価システムのおすすめ人気製品をランキング形式で比較。料金や口コミ、機能、提供形態を元に比較可能です。
詳細を見る

ここからは、シェア率の高い人事評価システムはなぜ選ばれているのか、人事評価機能を搭載したSaaSに絞ってBOXILに寄せられた口コミやサービスの特徴をもとに解説します。

【特典比較表つき】『人事評価システムの資料13選』 はこちら⇒無料ダウンロード

一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。

【特典比較表つき】『人事評価システムの資料13選』 はこちら⇒無料ダウンロード

※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。

カオナビ - 株式会社カオナビ

カオナビ
カオナビ
BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

  • 多様な評価テンプレートから簡単にフロー構築
  • 従業員の顔が見えることにこだわった人事システム
  • 直感的な操作性で誰でも使える

カオナビが選ばれている理由としては、とくに評価シートを自由にカスタマイズでき、自社にあった評価シートが作成できる点が挙げられます。他サービスの口コミと比較すると「Excelからの移行がスムーズにできた」という評価が多く見られました。

また、過去の人事考課の履歴を参照できることで、評価者が変わってもスムーズに引き継ぎが可能です。

SmartHRタレントマネジメント - 株式会社SmartHR

SmartHRタレントマネジメント
SmartHRタレントマネジメント
5
(0)
4
(0)
3
(0)
2
(0)
1
(0)
ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

  • 人事業務の効率化や人材育成をこれひとつで
  • 複数評価者のフローにも対応
  • アプリからでも簡単入力

SmartHRタレントマネジメントが選ばれている理由としては、労務関連の情報収集や人材情報管理のしやすさが挙げられます。人事評価も含め、人事領域の業務をトータルでカバーしている点に評価が集まりました。また、シンプルなUIで画面が見やすく誰でも操作しやすいことにも口コミが集まっています。

従業員30人以下向けの0円プラン、従業員50人以下向けの労務管理プランなど、小規模事業者におすすめできるサービスです。

HRBrain - 株式会社HRBrain

HRBrain
HRBrain
BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
5
(0)
4
(0)
3
(0)
2
(0)
1
(0)
ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

  • 評価進捗がわかりやすいダッシュボード
  • 評価項目のカスタマイズ性が高い
  • 機能ごとに利用人数を変更できる柔軟なプラン体系

HRBrainが選ばれている理由としては、とくに分析機能が充実している点と、導入・設計・運用サポートが充実している点が挙げられます。人事評価の結果を分析して人材配置に活かせるだけでなく、アンケートを取って分析をすることで従業員満足度の調査にも活用しているユーザーがいました。

「公平な人事評価を実現できた」「サポートがあり適切な評価ができるようになった」との口コミも多く、評者者と被評価者の間での認識齟齬を防ぎ、適切な評価につなげられるツールと言えるでしょう。

シェア率だけでなく機能で比較しよう

人事評価システムを選ぶ際に重要なのは「自社の状況に合った機能が備わっているかどうか」です。あわせて各サービスの口コミなども見ておくと良いでしょう。

【2024年】人事評価システム比較23選!比較表と目的別選び方
【最新比較表】人事評価に関わる内容をデータベースとして一元管理できる人事評価システム。最適なシステムを選べるように...
詳細を見る
237_新選び方ガイド:人事評価システム導入ガイド_20241119.pptx.pdf
人事評価システム
選び方ガイド
この記事が良かったら、いいね!をしてください!最新情報をお届けします!
貴社のサービスを
BOXIL SaaSに掲載しませんか?
累計掲載実績1,200社超
BOXIL会員数200,000人超
※ 2024年3月時点
人事評価システムの最近更新された記事