大企業向け「人事管理システム」おすすめ9選!選定のポイントと導入のメリット
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大企業が抱える人事管理の課題
人事管理システムを導入していない大企業が人事管理で抱えている課題についてまとめました。あなたの企業でも同様の課題を抱えていれば、大企業向けの人事管理システムで解決できる可能性があります。
人事データが拠点や支社に散在している
大企業では、全国各地に拠点や支社を構えているケースが多く、従業員のデータが各拠点に分散している場合があります。そのため、全社の従業員情報を把握するのに時間がかかったり、データの整合性を保つのが困難になったりするといった問題が生じます。
また、紙媒体やExcelでの管理では、紛失や誤入力のリスクも高まります。
OJTや配置転換の管理が煩雑
OJTや配置転換といった人材育成に関わる情報は、担当者間で共有されにくく、属人的な管理になりがちです。そのため、育成状況の把握や進捗管理が難しく、適切なタイミングでの配置転換ができないといった課題が生じます。
また、OJT担当者の変更や引き継ぎの際に、情報がスムーズに共有されないといった問題も発生します。
人事業務が多岐にわたり、負担が大きい
人事労務部門は、採用や評価、給与計算、勤怠管理、社会保険手続きなど、多岐にわたる業務を担当しています。これらの業務は、法律改正や社内規定の変更などに伴い、常にアップデートが必要です。
また、従業員からの問い合わせ対応や各種書類の作成など、煩雑な作業も多く、担当者の負担が大きくなりがちです。
大企業が人事管理システムを導入するメリット
大企業が人事管理システムを導入して得られるメリットは次のとおりです。
人事データを集約し、内部統制を強化できる
人事管理システムを導入することで、拠点や支社に散在していた従業員情報を一元管理できます。これにより、全社の従業員情報をリアルタイムで把握できるようになり、人事戦略の立案や意思決定を迅速に行えます。
また、アクセス権限の設定や変更履歴の管理など、セキュリティ対策も強化できるため、内部統制の強化にもつながります。
組織図作成が容易で、配置転換がスムーズになる
人事管理システムには、組織図作成機能が搭載されていることが多く、組織全体の構成や各部署の人員配置状況を視覚的に把握できます。また、ドラッグ&ドロップといった簡単な操作で、組織変更や異動に伴う配置転換シミュレーションも可能です。
これにより、人事異動に伴う情報の更新や関係部署への通知もスムーズに行え、配置転換に伴う混乱を最小限に抑えられます。
人事部門の負担を低減できる
システムによっては、これまで手作業で行っていた給与計算、勤怠管理、社会保険手続きなどの定型業務を効率化できる場合があります。また、従業員からの各種申請をシステム上で一元管理できるため、担当者の負担を軽減できます。
これにより、人事部門はより戦略的な業務に集中できるようになり、企業全体の生産性向上にも貢献します。
大企業が人事管理システムを選定する際のポイント
大企業が人事管理システムを選定する際は、いくつかのポイントが存在します。代表的なポイントについて解説します。
すでにある基幹システムと連携、あるいはリプレイスできるか
大企業では、会計システムや給与計算システムなど、すでにさまざまなシステムを導入しているケースがほとんどです。そのため、人事管理システムを選定する際は、これらの既存システムと連携できるか、あるいはリプレイスできるかを十分に検討する必要があります。
連携できるシステムであれば、データの二重入力や転記ミスを防ぎ、業務効率を向上させられます。リプレイスする場合は、既存システムのデータ移行がスムーズかもチェックしましょう。
人事評価管理や採用管理などの機能が必要か
人事管理システムには、人事評価管理や採用管理など、さまざまな機能が搭載されています。自社のニーズに合わせて、必要な機能を備えたシステムを選ぶことが重要です。
たとえば、人事評価制度の見直しを検討している企業であれば、目標設定や評価結果のフィードバックなど、評価プロセス全体をサポートする機能が役立ちます。また、採用活動に力を入れている企業であれば、応募者管理や面接日程調整など、採用業務を効率化する機能が求められます。
自社のセキュリティ要件を満たすか
人事管理システムには、従業員の個人情報や機密情報など、重要なデータが保管されます。そのため、セキュリティ対策は非常に重要です。システムのアクセス権限管理やデータの暗号化など、自社のセキュリティ要件を満たすシステムを選ぶ必要があります。
また、情報セキュリティに関する国際規格であるISO27001のような認証を取得しているシステムであれば、より安心して利用できるでしょう。
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大企業におすすめの人事管理システム9選
大企業におすすめの人事管理システムを紹介します。
カオナビは、従業員の個性・才能を発掘し、戦略人事を図る人事管理システムです。カオナビには、次のような特徴があります。
- 顔写真付きの人材データベースを構築できる
- 組織のスキル分布をグラフで可視化
- 入社手続きや年末調整、Web給与明細など労務管理機能も充実
タレントパレット - 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
タレントパレットは、人材の配置を会社が適正に行うことを可能にする人事管理システムです。タレントパレットには、次のような特徴があります。
- 各社員の入社からの育成過程や異動の履歴を一元管理できる
- 入退社手続きやマイナンバー管理、電子申請など労務管理を効率化できる
- 評価の承認フローや甘辛調整など評価業務の効率化にも貢献
HRMOSタレントマネジメント - 株式会社ビズリーチ
HRMOSタレントマネジメントは、人事と経営をデータでつなぐ人事管理システムです。HRMOSタレントマネジメントは、次のような特徴があります。
- 複数のキーワード検索で対象の社員をすぐに絞り込める
- 異動や組織改変後の組織変化を分布図化できる
- HRMOS採用との連携で採用業務の効率的な管理が可能
HRBrainは、人事・労務業務、人材情報の一元管理と分析をサポートする人事管理システムです。HRBrainは、次のような特徴があります。
- 評価業務や人材データの一元管理、課題の発見と施策実行までサポート
- 評価データの自動集計はもちろん、相対調整やグラフ化に対応
- サーベイ結果と人材情報をかけ合わせるといった分析が可能
SmartHRタレントマネジメント - 株式会社SmartHR
SmartHRタレントマネジメントは、採用から人事評価、人材育成まで支援するタレントマネジメントシステムです。SmartHRタレントマネジメントには、次のような特徴があります。
- 雇用形態別・部署別などさまざまな条件による名簿作成が容易
- 人事業務から活躍人材の特定、育成までサポート
- サーベイ、分析レポートでデータにもとづく人事施策が可能
マネーフォワード クラウド人事管理 - 株式会社マネーフォワード
マネーフォワード クラウド人事管理は、従業員情報や組織情報を一元管理できる人事管理システムです。マネーフォワード クラウド人事管理には、次のような特徴があります。
- 従業員情報をシステム上で容易に収集できる
- 従業員データは、過去履歴の自動作成や未来の情報も変更日を待たずに登録できる
- 雇用契約書といった書類を電子契約可能
ジンジャー人事労務は、従業員情報を時系列で確認できる人事管理システムです。ジンジャー人事労務には、次のような特徴があります。
- 顔写真と名前を見ながら過去や未来の組織情報を確認できる
- 従業員データをCSVファイルで一括アップロード・ダウンロード可能
- 従業員情報の登録項目は柔軟にカスタマイズできる
COMPANY 人事管理システム - 株式会社Works Human Intelligence
COMPANY 人事管理システムは、入社から退職までの人事労務を網羅する統合人事管理プラットフォームです。COMPANY 人事管理システムは次のような特徴があります。
- 任意のタグを作成し、従業員をグルーピングできる
- 技能資格、評価、教育履歴などの項目も網羅的に管理できる
- グループ会社を含む統合データベースを構築できる
Combosite人事給与 - 株式会社パトスロゴス
Combosite人事給与は、大手企業向けに給与計算や人事情報管理を行うシステムです。Combosite人事給与は次のような特徴があります。
- 給与計算前後の確認作業も事前にチェック可能
- 給与関連の情報をビジュアルで確認できる
- 住民税や社会保険業務の連携をサポート
サービス選びは比較して検討しよう
人事管理システムを選ぶ際は、自社の状況に合った機能が備わっているか、他システムとの連携が可能か、運用コストはどの程度かなどを踏まえて検討することが重要です。あわせて各サービスの口コミも見ておくとよいでしょう。
人事管理システムは、次の記事でも詳しく紹介しています。
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