セールステックツールおすすめ23選!主な種類・活用ポイント
SFA(営業支援システム)には多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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- セールステックツールとは
- セールステックが注目されている背景
- セールステックツールの種類
- SFAツール
- MAツール
- BIツール
- CRMツール
- 営業ツールの比較表
- おすすめSFAツール
- Salesforce Sales Cloud
- Sansan
- Mazrica Sales
- GENIEE SFA/CRM
- Kairos3 Sales
- KaitakuCloud
- Translead CRM
- Node
- SKYPCE
- Creatio
- GoCoo!
- おすすめのMAツール
- BALES CLOUD
- Marketing Cloud Account Engagement (旧 Pardot)
- SHANON MARKETING PLATFORM
- おすすめのBIツール
- Tableau
- データ統一クラウドSrush
- FineReport
- おすすめのCRMツール
- esm(eセールスマネージャー)
- Synergy!
- Zoho CRM
- Pipedrive
- monday.com
- 地図連動顧客管理システム 営業365
- セールステックツールを活用するときのポイント
- 課題を明確にする
- 社内体制やルールを整える
- 効果検証を行う
- 自社に必要なセールステックツールを導入しよう
セールステックツールとは
セールステックツールとは、営業活動を効率化・最適化するために利用される技術やツールの総称です。
近年、多くの企業が競争力を高めるためにセールステックを導入しています。具体的には、営業プロセスの自動化やデータ分析、顧客関係管理などの機能が備わっており、導入することで営業担当者の作業負担が軽減され、より効果的な営業活動を促進できます。
セールステックが注目されている背景
セールステックが注目される背景には、次のような要因があります。
- 新型コロナウイルスによる影響
- 労働人口の減少
- IT技術の発展
新型コロナウイルスによる影響
新型コロナウイルスの影響で、多くの企業においてリモートワークの導入が進められました※。この変化により、対面での営業活動が難しくなり、非対面でも効果的な営業活動を実現するために、デジタルツールを活用した営業が注目されるようになったことも理由のひとつです。
オンライン商談ツールを活用し、場所や時間に縛られない営業活動が可能になり、遠隔地でも顧客とのコミュニケーションや情報管理ができることで、営業効率の向上やコスト削減につながります。
※出典:厚生労働省「テレワークについて」2025年12月4日閲覧
労働人口の減少
日本では労働人口の減少が進んでいます。営業担当者一人ひとりの生産性を向上させることが求められており、その解決策としてセールステックツールが注目されています。
たとえば、営業支援ツールを導入することで営業プロセスを自動化し、効率的に顧客対応を行えます。
IT技術の発展
IT技術の急速な発展により、セールステックツールの性能も向上しています。AIやビッグデータを活用することで、より精度の高いデータ分析や予測が可能になり、営業活動の効果の最大化へつなげやすくなりました。
セールステックツールの種類
セールステックツールにはさまざまな種類があります。それぞれ異なる特徴を持ち、解決したい課題や機能が異なります。
主要なツールの種類としては次のようなものが挙げられます。
- SFAツール
- MAツール
- BIツール
- CRMツール
SFAツール
SFA(Sales Force Automation)ツールは、営業活動を効率化するためのツールです。顧客情報や取引履歴の管理、タスク管理、営業進捗状況の分析など、営業活動に必要なさまざまな機能を備えています。
営業活動の記録や管理、進捗状況の可視化などを行うことで、営業活動の効率化や生産性の向上が期待できます。
MAツール
MA(Marketing Automation)ツールは、リードの獲得から育成、見込み客の管理までを自動化できる、マーケティング活動の自動化を促すツールです。リードジェネレーションやナーチャリング、キャンペーン管理などを効率化します。
BIツール
BI(Business Intelligence)ツールは、データの収集・分析を行い、ビジネスの意思決定を支援するツールです。データの収集・集計・分析、データの可視化、レポートの作成、ダッシュボードの作成機能などがあります。
BIツールの活用により、営業データを可視化することで、戦略的な施策立案を促し、売上向上やコスト削減につなげられます。
CRMツール
CRM(Customer Relationship Management)ツールは、顧客関係管理を目的としたツールです。顧客情報の一元管理や顧客対応の履歴管理などを行います。
また、顧客情報の一元管理や営業活動の記録、分析などを行えるため、顧客との良好な関係構築に役立ちます。
営業ツールの比較表
おすすめの営業ツールを比較表としてまとめました。一覧で機能比較や価格比較もできるため、ぜひサポートツール選びの参考にしてください。
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おすすめSFAツール
おすすめのSFAツールについて紹介します。それぞれ特徴や強みが異なるため、これから導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
Salesforce Sales Cloud - 株式会社セールスフォース・ジャパン
Salesforce Sales Cloudは、Salesforceが提供しているクラウド型のSFAツールです。顧客情報の一元管理をはじめ、売上予測や商談など、営業活動におけるさまざまな業務を効率化します。
AIにより、成約確率の高い顧客や案件を把握し、正確な売上予測ができるため、営業活動の生産性向上に寄与します。
Sansanは、名刺管理や顧客情報管理を行えるビジネスデータベースです。業種や業界を問わず、取引先の名刺を資産として活用できる仕組みです。
高度なAI技術による名刺のデータ化により顧客情報の一元化や人脈の共有が可能となり、営業のチャンスを広げて営業力の向上を目指せます。
Mazrica Sales - 株式会社マツリカ
Mazrica Salesは、営業現場でのデータ活用に特化した国産SFAです。モバイルアプリからのデータ入力やツール連携によりデータを蓄積でき、蓄積データをもとに案件の進捗を予測してくれます。
契約金額や契約確度などの予測から、予測データにもとづくスコアリングまで自動化できます。顧客や案件、行動、名刺などの営業活動に関する情報を一元管理でき、売上実績や着地見込みなどの数値データにもとづいた営業活動が可能です。
GENIEE SFA/CRM - 株式会社ジーニー
GENIEE SFA/CRMは、必要な機能を低価格で利用できる国産の営業管理ツールです。GPT-4を搭載したAIアシスタント機能や、直感的な操作が可能な豊富な機能をそなえ、企業の営業活動をサポートします。
無駄な業務をなくし、効率よく業績アップを狙いたい場合におすすめです。
Kairos3 Sales - カイロスマーケティング株式会社
Kairos3 Salesは、顧客情報と案件情報を一元管理できるSFAツールです。営業プロセスや案件の進捗を可視化でき、適切なタイミングでのフォローや営業活動の改善に役立ちます。
営業活動の管理はもちろん、目標値設定や案件分析により営業組織の成長も支援するサービスです。
KaitakuCloud - シャドーコンサルティング株式会社
KaitakuCloudは、人材営業の新規開拓に特化した営業支援ツールです。求人メディアへの出稿企業情報を毎月取り込み、アタックリストとして利用できるため、採用ニーズをもつ企業へのアプローチに役立ちます。
架電や訪問といったタスクをスマートフォンから確認でき、アタックリストからワンタップで架電できます。自動起動するチャットボットに回答すれば、架電結果の報告を完了でき、記録をもとにタスクのリマインドも可能です。
Translead CRM - 株式会社Translead
Translead CRMは、顧客情報や営業活動の管理、データ分析までサポートするCRM/SFAです。Excelのような操作性が特徴で、一画面上で取引先情報や案件状況、営業活動の履歴などの検索と閲覧が可能です。
スマートフォンからの音声入力や、名刺画像のデータ化などに対応し、外出先からの入力工数を抑えながら、営業活動に関する情報を一元管理したい企業におすすめです。
Nodeは、担当者により入力されたプロジェクト情報を基点に、関連タスクや請求書管理、売上などを一元管理できる営業支援ツールです。
見積の提示や承認、請求などのプロセスをタスク管理できるため、関連メンバーが行うべきタスクの抜け漏れを防止しながら、プロジェクト運営をサポートします。
SKYPCE - Sky株式会社
SKYPCEは、登録された名刺情報と日々の営業活動状況を紐づけて管理できる営業名刺管理ツールです。
OCRとオペレーター作業により正確な名刺情報を反映でき、API連携したSFAやグループウェアなどにも情報を自動転送できます。メールの一斉配信にも対応し、「イベント案内」といった配信目的を選べば、各種設定や文書テンプレートを自動で選択し、配信作業をサポートします。
Creatio - 株式会社OPENMODELS
Creatioは、AIエージェントを搭載したCRMとSFAの統合プラットフォームです。リード獲得から商談、アフターフォローまで営業プロセス全体を一貫管理できます。AIが有望なリードのスコアリングや、次に取るべき最適なアクションを提案してくれます。
顧客360°ビューやスコアリング機能により、より深く顧客を理解し、個々の顧客に合わせた提案が可能です。
GoCoo! - SALES GO株式会社
GoCoo!は、顧客情報から案件の進捗、見積書や請求書の作成まで、営業活動に必要な機能を備えた国産営業管理システムです。管理項目を自由に設定できるため、サービスや商材に合った独自のデータベースを構築でき、データをダッシュボードで確認できます。
Excelのように、一覧画面の情報を直接編集できるため、ITツールに不慣れな方も操作しやすいのもポイントです。初期構築やカスタマイズを含め、導入後は専任の担当者が1年間サポートするため、はじめてツールを導入する企業でも安心です。
おすすめのMAツール
おすすめのMAツールについて紹介します。それぞれ特徴や強みが異なるため、これから導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
BALES CLOUDは、当社スマートキャンプが提供している、見込み度に応じて最適なアクションを自動化できるセールスエンゲージメントツールです。
顧客管理やメール配信、データ分析など、インサイドセールスの成果を上げるための機能が豊富に備わっています。
業務の型化や自動化によって営業成果の最大化を図りたい企業に向いています。
Marketing Cloud Account Engagement (旧 Pardot) - 株式会社セールスフォース・ジャパン
Marketing Cloud Account Engagementは、Salesforceと一体化したBtoB向けのマーケティングオートメーションツールです。
顧客分析によって、適切なメールシナリオの設定を行い営業効果の最大化を図れます。さらに、見込み客の関心が高まったタイミングでリアルタイムにアラート通知を行えるため、機会損失を防ぎ、商談の成約や購入を促します。
SHANON MARKETING PLATFORM - 株式会社シャノン
SHANON MARKETING PLATFORMは、リード獲得から購入への引き上げまでを一気通貫で支援できるMAツールです。
豊富な項目から設定できるセグメント機能や、アンケートフォームやLPの自動作成機能があるため、潜在顧客の製品理解やロイヤリティ向上も図れます。
おすすめのBIツール
おすすめのBIツールについて紹介します。それぞれ特徴や強みが異なるため、これから導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
Tableau - 株式会社セールスフォース・ジャパン(Tableau)
Tableauは、BIとデータ分析を簡単に行えるツールです。データの可視化により社内の誰もがデータ内容を理解できるようになるため、最適なアクションが可能です。
コミュニティを活用したサポートや課題解決、データスキルの向上なども可能です。
データ統一クラウドSrush - 株式会社Srush
Srushは、データを一元管理し、高精度の分析を行えるBIツールです。ノーコード対応のため、社内のデータの抽出や連携、加工などもスムーズに行えます。
施策の実行・分析・予測をオールインワンでスピーディーに行える点も魅力です。
FineReport - バリューテクノロジー株式会社
FineReportは、BI分析やデータ可視化、帳票作成やデータ一元管理などを行えるツールです。
BIダッシュボード機能では、経営活動や営業活動などのさまざまな情報を見える化して、意思決定を迅速化します。
モバイル端末に対応しており、SMS送信やデータ入力なども簡単に行えます。
おすすめのCRMツール
おすすめのCRMツールについて紹介します。それぞれ特徴や強みが異なるため、これから導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
esm(eセールスマネージャー) - ソフトブレーン株式会社
esm(eセールスマネージャー)は、集客から顧客・案件情報の管理、アフターサービスまで一元管理できるCRM/SFAツールです。AIコンシェルジュ機能により、ドキュメントや電話音声などの入力を自動化でき、営業担当者の事務作業時間を削減します。
集約した顧客接点情報をもとに、予実分析やスキル分析、クレーム分析なども可能なため、営業プロセスの可視化や顧客対応の品質向上など、企業全体の顧客接点業務を効率化し、競争力の強化に役立ちます。
Synergy!はクラウド型の国産CRMツールです。集客や顧客情報の一元管理、クロスチャネル、メッセージ配信、分析など営業活動を幅広くサポートします。
無駄な機能を減らし、操作性が高くわかりやすい画面デザインのため、マニュアル不要で操作が可能です。さらに、強制ログオフ・二重ログイン検知など高いセキュリティ機能を搭載し、個人情報や購買データを安心して利用できる環境です。
Zoho CRMは、業種や業界問わずに利用できるCRMツールです。分析機能が充実しており、ダッシュボードを自由に設定でき、必要な情報のリアルタイムでの状況がわかります。
デザインを含めたフルカスタマイズも可能なため、自社での扱いやすい設定で進めたい場合にもおすすめです。
Pipedrive - 株式会社Mer
Pipedriveは、リードや案件、顧客、アクションなどの情報を一元管理できる営業向けCRMツールです。流入経路を問わずリードをまとめて管理でき、期限付きタスクの管理や接触履歴、キーパーソン情報などを一括管理し、営業プロセスの可視化が可能です。
営業活動に必要な情報の一元化に加え、メールキャンペーンや電子契約、AIセールアシスタントなど、営業活動をサポートする多様な機能を提供しています。リード獲得からセールス、カスタマーサクセス、請求管理までの顧客ライフサイクル全体を包括的にサポートします。
monday.comは、リードや営業パイプライン管理、案件進捗、請求書追跡などを支援する業務管理ツールです。専門知識不要で、多様な機能を自由に組み合わせられ、独自の営業プロセスに最適なシステムを柔軟に構築できます。
リード情報の担当への振り分けといった繰り返しの定型業務を自動化できるため、手動作業にかかる時間を削減し、業務効率と生産性の向上に役立ちます。
地図連動顧客管理システム 営業365 - 株式会社プラグイン
地図連動顧客管理システム 営業365は、顧客情報を地図上で確認、入力できる地図と連動した顧客管理システムです。インストール不要のWebアプリなので、OSを問わずスマートフォンから利用可能です。
優先度やランクで色分けしたピンで、顧客の位置を地図上に表示します。現在地を起点にマップを自動展開でき、訪問先までのルートを検索したり、訪問履歴を入力したりできます。
セールステックツールを活用するときのポイント
セールステックツールを効果的に活用するためには、いくつかのポイントがあります。
課題を明確にする
まず、導入する前に自社の課題を明確にすることが重要です。たとえば、営業プロセスのどこにボトルネックがあるのかを把握し、その課題を解決するために適切なツールを選定します。
社内体制やルールを整える
セールステックツールを活用するためには、社内体制やルールを整えることが重要です。具体的には、組織体制の整備、業務フローの明確化、ルール・マニュアルの作成、セキュリティ対策、社員への教育などがあります。
ツールの使い方や機能、導入目的やメリットなどを説明することで、社員の理解と活用を促進し、活用を定着させることが大切です。
効果検証を行う
セールステックツールを導入しただけでは、その効果はわかりません。導入後に適切な方法で効果検証を行うことが重要です。効果検証により、ツールの活用状況や成果を把握し、さらなる改善につなげられます。
効果検証を行う際には、ツール導入前後のデータを比較することが重要です。また、ツールの活用状況や顧客からのフィードバックなども参考にすると、より客観的な評価を行えます。
自社に必要なセールステックツールを導入しよう
セールステックツールを導入することで、営業活動を効率化し、業績の向上を図れます。それぞれのツールの特性を理解し、自社の課題に適したツールを選定することが重要です。また、導入後も継続的に効果検証を行い、運用を最適化することで、効果を最大化させましょう。
セールステックツールにはさまざまな種類があり、特徴や機能が異なります。それぞれ比較検討して、自社に必要なツールを導入することがおすすめです。


