基本情報

ドキュサイン(DocuSign)の電子署名とは
ドキュサイン(DocuSign)とは、オンラインで伝書署名法に則った電子契約やデジタル文書への署名・捺印ができるサービスです。オンラインで契約業務を完結でき、契約の相手方は同サービスのアカウントなしで電子署名が可能です。
作成した文書は電子証明書が付与されるので、正当性が担保され、締結済みの文書はシステム上で保存・検索できます。これまで紙の契約書と印鑑で契約を交わしていた企業も、契約締結までのプロセスを簡略化でき、印刷代や郵送費の節約になります。わざわざ紙に印刷して署名する必要がないのは、企業はもちろん個人事業主もメリットが大きいでしょう。
さらに英語や日本語は以外にも、スペイン語やロシア語など43言語に対応しており、日本語を含む14言語での文書送信が可能なので、多国籍企業や外国にクライアントを持つ企業にもおすすめです。他の電子署名システムと比べて、グローバルな環境に対応できるのが強みです。
提供会社の特徴
ドキュサイン社はアメリカのカリフォルニア州に本社がある企業で、同社の電子署名サービスは世界180か国以上、50万社以上に利用されており、ユーザー数は世界で5億人以上といわれています。日本でも導入企業が増えており、日本法人も社員数を大幅に増員している状況です。
世界的に有名な企業で日本法人も設立されていますが、もともと日本の企業ではないため、ドキュサインでは日本データ通信協会の認定を受けた事業者が付す「認定タイムスタンプ」は利用できず、発行される電子証明書も、一部の行政機関では認めれられていないといったデメリットもあるので注意が必要です。
ただし、アメリカの電子署名法や統一電子取引法、EUのeIDAS規則などに則っているため、日本でも安全に利用することができます。
ドキュサインの電子署名の機能
電子署名機能
基本となる電子署名機能では、スマホやタブレット端末などで、場所を選ばずどこでも署名が可能です。手書きで作成した署名をアップロードしたり、マウスやタッチペンなどで署名を作成することもできます。
さらに送信する文書には電子署名のほか、情報入力のためのフィールドやチェックボックス、グループの追加など、必要事項を自由に挿入できるので、さまざまな体裁の契約書やビジネス文書のやり取りが可能です。
また、契約の進捗状況をステータスとして確認でき、プロセスが進むたびにリマインダーが担当者の元に届くように設定できます。常に複数の契約事項を抱えている大企業におすすめの機能といえるでしょう。文書の保存期限や有効期限なども確認できます。
文書・組織管理機能
送信した文書の署名記録はすべてクラウド上で管理され、文書自体もクラウド上で安全に保管されます。さらに署名の記録は完了証明書としてpdf出力が可能で、後から文書の正当性や改ざんの有無が確認できます。
さらに多くのユーザーを管理者がまとめて管理でき、柔軟にユーザー権限を設定できます。シングルサインオンや署名ワークフロー、署名者変更なども状況に応じて柔軟に設定の変更が可能です。
特に、ユーザー数が多い大企業の場合、承認フローやアクセス権限の設定に時間がかかりがちですが、ドキュサインでは管理者がスムーズに必要な設定や権限の付与ができます。また、複数アカウントやサブアカウントを利用すれば、その中で管理者を決めてエンベロープの独立管理が可能です。
テンプレート機能
作成した文書は相手先や契約内容、pdfをはじめとした対応ファイル(ファイル形式)などによって、後から検索・再送信ができます。
さらに頻繁に使用する契約書をテンプレートとして登録しておけば、面倒な作成作業を省略でき、スムーズな契約締結が可能になります。さらに管理者はテンプレートを用いて作成した文書しか送信できないように設定したり、テンプレートを勝手に編集されないようにロックをかけたりすることも可能です。
一括送信機能
一括送信機能により、一度に数多くの受信者に文書を送信可能です。複数のクライアントに契約文書を送信する際はもちろん、社員に新しい規定を周知させたり、新入社員に入社関連資料を送付したりするのに便利です。最大受信者数は999人となっているので、何度も同じ文書をメールで送信しなければならない機会はほとんどないでしょう。
システム・インテグレーション機能
MicrosoftやGoogleの製品、セールスフォース(Salesforce)など、数多くのユーザーを抱えるシステムと接続・連携が可能です。たとえばセールスフォースとの連携では、同システム上にある文書を任意の端末から署名・送信が可能です。時間や場所に囚われずに電子契約が可能になるため、外出の多い営業担当者などに重宝するでしょう。さまざまなシステム連携を可能にあうるために、350を超えるAPIが用意されています。
レポート機能
管理者はDocuSignアカウントのさまざまなアクティビティを分析でき、そのデータはレポートとして登録されます。ユーザーの利用状況やエンベロープの成約率など、さまざまな項目をレポート化できるため、より効率的かつ生産的な使用方法を検討できます。
セキュリティ機能
ドキュサインはアメリカやEUの厳しいセキュリティ基準を満たしており、通信はすべて暗号化されます。ベンダーはセキュアな運用体制を実現するために多額の投資をしており、システム全体が堅牢なセキュリティを維持しているので、日本でも安全に利用可能です。
また、ユーザー側は署名の受信者にアクセスコードを提供することで、エンベロープのセキュリティの強化が可能です。送信側はメールや電話などの方法で受信者にアクセスコードを通知できるので、不正アクセスのリスクを軽減できます。
使い方
それでは、ドキュサインの電子署名サービスの基本的な使い方を紹介します。より詳しい使い方については、ベンダーの公式サイトのマニュアルを確認してください。公式サイトには、システム要件や推奨環境なども記載されています。
電子署名の送信
電子署名の文書を送信するには、まず送信する書類を準備してシステムの「今すぐ開始」からアップロードを行います。「次へ」をクリックして送信相手の情報を入力後、相手に入力してもらいたい事項をリストから選択して挿入して「送信」ボタンをクリックするだけです。このように、誰でも直感的な操作で契約文書の送信が可能です。
文書の受信と署名
送られてきた文書に署名する場合、まず文書が届いた旨を知らせるメールが届くので、開封してメール内のURLをクリックします。アクセスコードが設定されている場合は、送信側に確認しましょう。
文書の内容を確認し、問題なければ「開始」ボタンをクリックし、必要事項の入力と署名・捺印を行います。後は「完了」ボタンをクリックするだけでOKです。
以上の流れで、誰でも簡単に電子契約を締結できます。
導入事例と掲載記事
導入実績
- ・Apple
- ・Microsoft
- ・Netflix
- ・アストラゼネカ
- ・BMW
- ・ユニリーバ
- ・VISA
- ・Pasona
- ・アパマン
- ・オリンパス
- ・名阪急配
- ・Sansan
- ・Paidy
- ・VIVITA
- ・AVEX
- ・集英社
- ・Favy
- ・SmartHR
- ・三井物産
- ・ドワンゴ
- ・三菱商事
- ・YAMAHA
掲載記事
サービスの説明

ドキュサインの電子署名 (製品名: DocuSign e-Signature)は、世界で最も使われている電子署名サービスです。世界180ヶ国以上、100万社以上のお客様、数億人のユーザーにご利用いただいています。完全ペーパーレスだから、外出先でも自宅でも署名、承認、送信可能です。そして、郵送や訪問の手間がごっそりなくなるから、あっという間に契約締結できるとご好評いただいています。さらに、当サービスのクラウドは高いセキュリティ基準を誇る堅牢なデーターセンターで運用されており、各種業界認定取得しているので、安心してご利用いただけます。
詳しくは、以下をご参考ください。
●ドキュサイン・ジャパンサイト https://www.docusign.jp
●DocuSign ブログ https://www.docusign.jp/blog/
サービス資料








料金プラン
ドキュサインを使用して署名するだけであれば常に無料です。他のユーザーへの署名の要求、カスタムブランド設定、署名者の認証など、署名以外の機能を利用する場合は有料です。
詳しくは以下の「プランと機能」を参照してください。
https://www.docusign.jp/products-and-pricing
機能・連携
サービスの実態とは異なり、搭載されていない機能に関する評価が表示されている可能性がございますのでご注意ください。
よくある質問
トライアル(お試し)は可能ですか?
はい。30日間無料でお試しいただけます。以下のリンクより無料トライアルにお申込みいただき、業務効率向上を実感ください。
●無料トライアルのお申込み: https://go.docusign.jp/o/trial/
●無料トライアルのお申し込み方法やその他詳細について:https://www.docusign.jp/blog/how_to_free_trial/
ドキュサインの課金方法は?
ドキュサインを使用して署名するだけであれば常に無料です。他のユーザーへの署名の要求、カスタムブランド設定、署名者の認証など、署名以外の機能を利用する場合は有料です。
詳しくは以下の「プランと機能」を参照してください。
https://www.docusign.jp/products-and-pricing
ドキュサインの電子署名は法的に有効ですか?
ドキュサインの電子署名は、日本を含む世界のほぼすべての国におけるビジネス取引と個人取引で法的に有効です。ドキュサインの電子署名は、米国の連邦電子署名法とUETAのほか、識別および信頼サービス(eDAS)に関する欧州連合法令No 910/2014も含む、国際法と法令に準拠しています。
●日本における電子署名の適法性について: https://www.docusign.jp/how-it-works/legality/global/japan
ドキュサインを介して署名するために送信した文書のステータスはどうしたらわかりますか?
ドキュサインは文書が署名プロセスのどの段階にあるかなど、文書のステータスが確認できるダッシュボードや、レポートおよび監査証跡を確認できる機能を搭載しています。また、自動アラームと通知を設定することもできます。送信者と受信者は24時間365日いつでも文書をダウンロードして印刷することができます。
ドキュサインの電子署名は米国外でも利用できますか?
はい!もちろんご利用いただけます。日本でも数多くの企業にドキュサインの電子署名をご利用いただいております。また、ドキュサインは、 世界180カ国で3億3千万人 の以上のユーザー が利用している、デジタル・トランザクション・マネジメント(DTM)の世界標準です。 例えば、パリから文書を送信し、東京またはサンフランシスコで署名して契約を締結ということも簡単に行えます。ドキュサインをつかえば、場所や時間に関係なく迅速にビジネスを遂行できます。
Boxilの本サービス紹介ページでも「ドキュサイン利用における電子署名の適法性について」という資料を掲載しておりますので、併せてご確認ください。
●日本における電子署名の適法性: https://www.docusign.jp/how-it-works/legality/global/japan
ドキュサインは電子署名でどの形式をサポートしていますか?
ドキュサインを使用すると、Microsoft Word、PDF、またはその他の一般的な形式で文書をアップロードできます。また、Box、Dropbox、Google Drive、OneDriveなどのクラウドストレージからでも文書をアップロードできます。
受信者はドキュサインの電子署名でどのようにして文書に署名しますか?
ドキュサインを使用する場合、文書の受信者は依頼者から電子メールで送られてくるリンクをクリックし、ネットワークにつながったデバイス(スマホ、タブレット、PCなどほぼ全てのデバイスに対応しています)で文書を開きます。ドキュサインの付箋機能が示すガイドに従えば、簡単に署名が完了します。最後に[終了]をクリックして、署名した文書をクラウド上に保存します。詳しくは以下の動画をご参考ください。
●ドキュサイン基本機能の説明: https://youtu.be/pX3DvHwDJts
●ドキュサインブログ - 電子署名体験: https://www.docusign.jp/blog/experiencing_docusign-esignature/
文書はどうやって署名しますか?
署名は常に無料です。ドキュサインを使って文書に署名するには、文書をアップロードしてから署名、テキスト、日付フィールドをドラッグします。その後、[送信]をクリックすると、ドキュサインは文書にアクセスできるリンクが受信者に送信されます。
詳しくは以下の動画をご参考ください。
●ドキュサイン基本機能の説明: https://youtu.be/pX3DvHwDJts
●電子署名体験 - DocuSign Blog: https://www.docusign.jp/blog/experiencing_docusign-esignature/
電子署名とは何ですか?
米国電子署名法では、「電子署名」を、「契約などの記録に添付または論理的に関連付けられており、記録に署名する意思を持つ個人により実行されるか適用される、電子的なサウンド、記号またはプロセス」と規定しています。電子署名は、採用通知、販売契約書、許可書、賃貸/リース契約書、免責同意書、財務書類などの電子署名に使用されています。電子署名は、世界のほぼすべての国におけるビジネス取引と個人の取引において法的に有効です(適用できる文書は国や自治体ごとに異なりますのでご注意下さい)。
詳しくは以下をご参考ください。
●電子署名とは? - DocuSign Blog: https://www.docusign.jp/blog/what_is_esignature/
●ドキュサインサイト https://www.docusign.jp/products/electronic-signature
デジタル署名は電子署名と同じですか?
電子署名、あるいはeSignatureは、文書に署名するための方法における広範なカテゴリーです。 デジタル署名 は、特定の技術的実装を使用する電子署名です。ドキュサインのようなデジタル署名プロバイダーは、 PKI(公開キーインフラストラクチャ) プロトコルに従っています。
●電子署名とデジタル署名 - DocuSign Blog: https://www.docusign.jp/blog/esignature_and_digitalsignature/
同じカテゴリのサービスと比較
口コミ・評判
非常に便利、海外のサービスだなというのはわかる
サービス導入後の効果・メリット・解決したことを教えてください
このサービスの良いポイントはなんですか?
- UIがわかりやすい
- 契約書のあらゆるフィールドに任意の電子サインを加えることができる点
- グローバルで用いられているので、他国の方とも使用しやすい
このサービスの改善点はなんですか?
- 翻訳っぽい日本語なっていることがある
使いやすさ | 5 |
お役立ち度 | 5 |
カスタマイズ性 | 5 |
機能満足度 | 5 |
サービスの安定性 | 5 |
営業担当の印象 | 3 |
サポートの品質 | 3 |
初期設定の容易さ | 5 |
料金の妥当性 | 5 |
業務プロセスを重視した電子契約の活用
サービス導入後の効果・メリット・解決したことを教えてください
使いやすさ | 4 |
お役立ち度 | 4 |
カスタマイズ性 | 4 |
機能満足度 | 4 |
サービスの安定性 | 5 |
営業担当の印象 | 3 |
サポートの品質 | 2 |
初期設定の容易さ | 3 |
料金の妥当性 | 3 |
海外発送なしで迅速な署名が可能に
サービス導入後の効果・メリット・解決したことを教えてください
使いやすさ | 5 |
お役立ち度 | 5 |
カスタマイズ性 | 3 |
機能満足度 | 3 |
サービスの安定性 | 3 |
シンプルでつかいやすいです
サービス導入後の効果・メリット・解決したことを教えてください
使いやすさ | 5 |
お役立ち度 | 5 |
カスタマイズ性 | ー |
機能満足度 | 4 |
サービスの安定性 | 5 |
紙でのサインは不要になります。つまり出社不要です。
サービス導入後の効果・メリット・解決したことを教えてください
使いやすさ | 5 |
お役立ち度 | 5 |
カスタマイズ性 | ー |
機能満足度 | 5 |
サービスの安定性 | 5 |
分かりやすいUIで簡単
サービス導入後の効果・メリット・解決したことを教えてください
使いやすさ | 5 |
お役立ち度 | 5 |
カスタマイズ性 | ー |
機能満足度 | 5 |
サービスの安定性 | 5 |
契約に関する手間と時間を大幅に削減できる
サービス導入後の効果・メリット・解決したことを教えてください
使いやすさ | 5 |
お役立ち度 | 5 |
カスタマイズ性 | 5 |
機能満足度 | 5 |
サービスの安定性 | 5 |
直感的に操作で作業効率UP!
サービス導入後の効果・メリット・解決したことを教えてください
使いやすさ | 5 |
お役立ち度 | 5 |
カスタマイズ性 | 4 |
機能満足度 | 4 |
サービスの安定性 | 5 |
提供会社
