LINEメンション(@名前)とは?使い方・特定の相手へ通知・リプライとの違い

最終更新日: 公開日:

記事の情報は2018-11-05時点のものです。

コミュニケーションアプリのLINE(ライン)で使われるメンションの意味とは?この記事では、LINEの機能である「@(アットマーク)」を使って相手を指定してメッセージを送るメンションを解説します。基本的な使い方や注意点、リプライ機能との違いについても説明します。
LINEメンション(@名前)とは?使い方・特定の相手へ通知・リプライとの違い

LINEのグループトークでは、特定の友だちに振った話題が他のコメントに紛れてスルーされてしまったり、自分への質問のコメントですら見逃してしまったりすることは少なくありません。

そんな状態を避けるため、LINEにはメンション機能が実装されています。

これは簡単にいえば、メッセージを送るときに読んでもらいたい相手を指定する機能で、スマホのプッシュ通知を通して相手に気づいてもらいやすくなります。

この記事では、LINEのメンション機能について詳しく解説します。

メンションとは?SNSでの意味

そもそも、メンションとは「ちょっと言っておく」や「話に出す」「名をあげる」といったニュアンスの英語です。

それが転じて、Twitter(ツイッター)などのSNSでは「@ユーザー名」の形式で相手を指定してメッセージを送る機能のことを「メンション」と呼んでいます。

LINEのメンション機能とは

LINEにおけるメンション機能は、グループ内で個人を指定してメッセージを送ることを「メンションを送る」と表現し、やり方も他のSNSとほぼ一緒です。

メンションは「相手にメッセージをすぐ読んで欲しい」ときに便利な機能で、トーク内で埋もれがちな話題や、個人的な質問などをメンション機能を使って送ることで、相手から確実にリプライ(返事)をもらえます。

LINEでメンションする方法

それでは、メンション機能の基本的な使い方について、グループトーク・タイムラインに分けて詳しく解説していきます。

グループトークにおけるメンション

グループトーク内でメンションを送るには、まずコメントする際に「@」を入力します。すると、そのグループに加わっているユーザーの一覧が表示されますから、そこからメンションしたい相手を選択します。

「@相手の名前 メッセージ」の形式でメッセージを送ればメンションできます。

メンションが完了しました。

メンションを受けた側は「メンションされました」というプッシュ通知が届きます。

メンションの「通知」における注意点

メンション機能は相手に確実にメッセージを見てもらうために便利な機能ですが、注意事項が2つあります。

メンションしても通知されない

設定によっては、LINEでもメンションができない場合があるので注意しましょう。

その主な原因は、メンションを送る相手がLINEの「通知をオフ」にしていることです。相手にメンションが通知されないという場合には、LINEの通知がオフになっていないか確認しましょう。

メンションの通知が多くて困る

自分へのメンション通知が多すぎるという場合は、通知をオフにする設定ができます。

通知をオフにするには、まずトークルームの画面右上にあるアイコンをタップし、表示されるメニュから「通知オフ」を選択すればOKです。

解除した場合は同じ方法で「通知をオン」にしてください。トーク画面から自分のメンションを確認できますから定期的にメッセージを確認すればメンションを見逃すことはありません。

メンション機能とリプライ機能の違い

メンションとよく似た機能で、20197月のアップデートで実装されたLINEの「リプライ」機能の使い方や、メンションとの違いについて説明します。

LINEのリプライ機能とは

リプライ機能は、返信先のメッセージを指定して返信できる機能で、相手の文章を引用しつつメッセージを送れます。

グループトークでは、少し相手への返信が遅れてしまうと、いったいどのメッセージに対して返信したのか判断できなくなることがあります。

そこでリプライ機能を使うことで、相手は何に対する返答なのかがすぐにわかるため、トークルームが混乱せずに済みます。

リプライ機能はLINEのバージョン8.9.0以降に実装されており、たんにトークルーム内のメッセージに対してそのまま返信する「リプライ(反応)」とは違う新しい機能です。

リプライの使い方

リプライを送るには、まずリプライしたいメッセージを長押しします。

表示されたメニューから「リプライ」をタップします。

メッセージ入力欄の上にリプライするメッセージと相手の名前が表示されますから、このままメッセージを入力して返信すればOKです。

リプライが完了しました。

メンションとの違い

最後に、リプライとメンションとの違いをまとめておきましょう。

上述のように、リプライは返信したい相手と「特定のメッセージ」を指定して送るものです。トーク上には、リプライされたメッセージが引用された状態で表示され、相手に通知はいきません。

それに対してメンションは、メッセージを送りたい相手のみを指定して送るものです。トーク上にはメッセージの前に「@相手の名前」が表示され、相手が「通知オフ」の設定にしていない限り、通知がいきます。

いわばリプライはトーク内でどのメッセージへの返信なのか一目瞭然にするための機能であり、メンションは自分のメッセージを送る際、すぐ読んでほしい相手を指定する機能であるといえます。

双方の目的を理解して、上手に使い分けましょう。

LINEのメンション機能を理解して活用しよう

LINEのメンション機能の概要と使い方、そして新しく実装されたリプライ機能との違いについて説明しました。

どちらも適切なタイミングで上手くコミュニケーションをとるための機能であり、特にトークルームが煩雑になりがちなグループトークでは重宝する機能です。

適切なタイミングで適切な相手に確実にメッセージを届けるために、ぜひ使いこなせるようにしてください。

働き方改革メディア「Beyond」でさらに詳細解説

Beyondは、ビジネスリーダーのための働き方メディアです。
経済成長の鈍化、労働人口の減少が進む日本。この地で経済活動を営む私たちが希望を持って豊かな生活を送るためには、これまでの非効率な働き方を変え、一人ひとりの生産性を高めることが重要です。
Beyondでは、政府・民間企業による働き方改革の取り組みを中心に、経営戦略、テクノロジー、キャリア、経済まで、幅広い分野の情報を配信します。

Beyond(ビヨンド) | テクノロジーと人をつなぐビジネスメディア
Beyond(ビヨンド)は、「テクノロジーと人をつなぐ」をコンセプトに、ビジネスパーソンのライフスタイルを支援する...
詳細を見る

BOXILとは

BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。

BOXIL SaaS質問箱とは

BOXIL SaaS質問箱は、SaaS選定や業務課題に関する質問に、SaaSベンダーやITコンサルタントなどの専門家が回答するQ&Aサイトです。質問はすべて匿名、完全無料で利用いただけます。