赤ちゃんの名前ランキング2018発表 「キラキラネーム」避けられる傾向に?

公開日:
年末に向け続々と2018年のランキングが発表されているなか、赤ちゃんに付ける名前の人気ランキングも発表されている。今年の傾向として、自然や植物を表す漢字用いられる名前が多く、いわゆる「キラキラネーム」は避けられていたようだ。
赤ちゃんの名前ランキング2018発表 「キラキラネーム」避けられる傾向に?

(出典:プレスリリース)

ベビーカレンダーは、88,107人の新生児の母親・父親を対象に、2018年に生まれた赤ちゃんの名前につついて調査を実施した。今年で通算9回目となる同人気ランキング調査の結果は、以下のとおりだ。

出典:プレスリリース

「自然派ネーム」が人気傾向に

男の子の名前ランキングでは、例年上位に並ぶ人気の名前がトップ10にランクイン。

1位「蓮」、2位「大翔」、3位「湊」という結果で、「蓮」は昨年の2位からランクアップし8年ぶりに1位となった。

昨年22位だった「陽太」が8位、32位だった「陸」は9位と、去年トップ10以下であった名前からもランクインしている。

「蓮」「陽翔」「樹」「陽太」「陸」など、自然や植物を表す漢字を含む名前“自然派ネーム”が例年よりも増え、トップ10の半分を占めた。


一方で女の子の名前ランキングは1位「葵」、2位「凛」、3位「結菜」という結果に。

「葵」は2012年から2014年、2016年にも同調査で1位となった人気の名前で、昨年3位からランクアップして2年ぶりに1位となった。

「葵」「結菜」「陽菜」「陽葵」「芽依」「莉子」「結月」「楓」などのように、女の子の名前でも“自然派ネーム”がトップ10を占め、一昨年と昨年に引き続き、圧倒的人気があったようだ。

「レトロネーム」も人気傾向に

また、男の子7位「大和」や急上昇した21位「律」、女の子8位「莉子」や10位「楓」といった、古風で日本的な美を連想させる名前“レトロネーム”も人気の傾向にあるようで、トップ30圏内をキープ。

レトロネームに使用される漢字もV文回復傾向で人気に

名前に使用された漢字ランキングでは、男の子は1位「太」、2位「大」、3位「翔」。上位8位までは、昨年人気だった漢字が入れ替わる形となった。

また、トップ30で最も人気が急上昇したのは18位「介」で、12位「郎」と合わせ“レトロネーム”によく用いられ、2017年と比較すると順位はV字回復している。


また、女の子の漢字ランキングでは1位「菜」、2位「奈」、3位「花」がランクイン。昨年に比べると植物を表す漢字が上位になる結果となった。また、女の子の“レトロネーム”によく用いられる止め字の代表「子」も17位にランクインした。

読み方の人気は「はると」「ゆい」

出典:プレスリリース

男の子の名前よみランキングは昨年3位の「はると」が1位に。2年連続2位の「そうた」に約400件近くの大差をつける結果となった。

2015年の「よみランキング」調査開始以来、「はると」は毎年3位以内にランクインしている人気のよみ。5位「陽翔」、9位「悠人」、19位「陽斗」という漢字が使われており、明るくおおらかな印象の名前が見受けられたとのこと。

そのほか、昨年26位「はるき」が4位、昨年24位「そうすけ」が8位と人気急上昇。「そうすけ」は近年人気の傾向にある“レトロネーム”のひとつだという。


女の子のよみランキングでは、昨年3位の「ゆい」が1位、昨年2位の「あかり」が同じく2位、昨年1位の「あおい」が3位と、人気のよみが入れ替わる結果だった。

昨年48位だった「こはる」は大幅に順位を上げ、トップ10に迫る12位に。

上位は「3音」より「2音」のよみが増加

トップ30の中で、昨年は「2音」より「3音」のよみが多数派だったのに対し、今年は「3音」より「2音」の名前のよみが多数派になるという変化もあったようだ。

読みにくい名前を避ける傾向がより顕著に

「たまひよ」の調査では近年、親側の意識にも変化が見られることも判明している。

1才1か月までの第1子を持つ全国の女性420名に2018年3月にインターネット調査を実施した結果、最近は読みにくい名前を避ける、いわゆる「キラキラネーム」と思われないこと、を意識する親が増えていることがわかったという。

「どのように名前を決めたか? 」という問いに対し、「読み方・音の響きから名前をつける」「画数がいい漢字を選ぶ」「キラキラネームを避ける」という順で回答が多くなる結果に。

また、「どんな名前をキラキラネームだと思うか?」との問いには「漢字のイメージで読みをあてる」「漢字の読み方が斬新」「漢字の一部を省略して読ませる」などの回答があり、その結果として"自然派ネーム"や"レトロネーム"の人気上昇につながったのかもしれない。

夫婦一緒に最終決定する家庭も増加

「たまひよ」の調査では、夫婦一緒に名前を最終決定した割合は79%で、2012年調査時の72%を上回った。それにともない「最終決定者が夫」の割合は、19%から9%に減少した。