Workplace from Metaは2026年終了!今選ぶべきおすすめ代替コミュニケーションツール

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BOXIL Magazine編集部

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Meta社は、Workplace from Metaのサービスを2026年6月1日で終了すると正式に発表しました。 この決定により、現在Workplaceを活用している多くの企業は、代替ツールの選定と移行対応の必要に迫られています。本記事では、Workplaceの終了スケジュールやデータエクスポートの方法を解説します。あわせて、代替ツールと選び方、具体的な移行手順も紹介します。

Workplace from Metaの終了詳細

Meta社は、社内向けコミュニケーションツール「Workplace from Meta」の提供を2026年に終了すると発表しました。これにより、現在Workplaceを利用している企業は、早急に代替手段の検討と準備を進める必要があります。

終了のスケジュール

Workplaceの終了スケジュールは次のとおりです。

  • ~2025年8月31日:通常通り利用可能
  • 2025年9月1日~2026年5月31日:読み取り専用モード、データのダウンロードのみ可能(無料)
  • 2026年6月1日:サービス完全終了

2026年6月1日をもってWorkplaceにアクセスできなくなります。限られた期間内に、データエクスポートと代替ツールへの移行を完了する必要があります。

約9か月の短い猶予期間のなかで、利用中のデータをエクスポートし、別ツールへの移行を完了させる必要があります。

データエクスポートの期限

2026年6月1日以降、Workplaceからデータを取得できなくなります。メッセージ履歴やファイルなど、必要な情報は2026年5月31日までに必ずバックアップしてください。

エクスポート作業には時間がかかるため、余裕をもって準備を始めることが重要です。

移行準備の必要性

Workplaceの終了は、コミュニケーション基盤を見直す大きな転換点になります。データの引き継ぎだけでなく、代替ツールの選定や社内の運用体制の再構築も必要です。

ツールが変われば操作方法や使い勝手も変わるため、従業員への周知や研修も欠かせません。移行の遅れや準備不足は、社内連携や情報共有に大きな支障をきたす恐れがあります。今から準備を始めることで、混乱を最小限に抑えられます。

代替ツール選定のポイント

Workplace from Metaの終了に伴い、代替となるコミュニケーションツールの導入が急務となります。しかし、ただ置き換えるだけではなく、自社の業務や組織文化に合ったツールを見極めることが重要です。選定時に確認したい主な観点を紹介します。

機能要件(コミュニケーション、ファイル共有など)

まず、業務に必要な基本機能が備わっているかどうかを重視しましょう。必要な機能が揃っているかを確認することが大切です。

【必須機能】

  • チャット・音声・ビデオ通話
  • ファイル共有・管理
  • 社内情報共有機能
  • モバイルアプリ対応

Workplaceと同様に、社内全体の情報共有やエンゲージメント向上に役立つ機能があるかを確認しましょう。モバイルアプリの操作性や通知機能も、現場での活用度を左右する重要なポイントです。

セキュリティ・コンプライアンス

業務利用において、セキュリティ・コンプライアンス要件の確認は必須です。

【チェックポイント】

  • 通信の暗号化・アクセス権限管理・多要素認証
  • 業界法令・ガイドラインへの対応
  • 認証取得状況(ISO27001など)
  • データ保管場所・管理体制

個人情報や機密データを扱う場合は、特に厳格な基準で選定しましょう。

コスト・運用性

コスト面では、月額料金だけでなく、初期導入費用やアカウント数による変動も考慮する必要があります。無料プランの有無や、段階的なスケーリングが可能かも確認しましょう。

【コスト面の確認事項】

  • 月額料金・初期導入費用
  • アカウント数による料金変動
  • 無料プランの有無・機能制限

【運用面の確認事項】

  • 管理画面の使いやすさ
  • IT担当者の運用負担
  • ベンダーサポート体制

長期利用を見据えて、トータルコストと運用負荷を評価することが重要です。日々の運用やサポート体制も含めて、長期的に使い続けられるかを見極めましょう。

データ移行の容易さ

既存のWorkplaceからスムーズにデータを移行できるかどうかも、ツール選定時の重要な判断材料です。メッセージ履歴やファイルを含めた移行が可能か、移行手順はシンプルかといった点をチェックしておきましょう。

一部のツールは、Workplaceからのインポート機能を提供している場合もあります。ツールベンダーによる移行支援やマニュアルの充実度もあわせて確認することで、移行時の混乱を避けられます。

おすすめ代替ツール

Workplaceの代替としておすすめのツールを6つ紹介します。それぞれどのような企業におすすめなのかも紹介するので、代替ツールの選定・比較時の参考にしてください。

  • 組織改善に役立つ社内SNS
  • 自社への理解を深め、エンゲージメントを高める多数の機能
  • コメントやスタンプで気軽にコミュニケーションできる

TUNAG は離職率や定着率の改善、情報共有などに役立つ組織改善プラットフォームです。社長メッセージや社員による投稿などの機能があり、Workplaceを社内SNSとして使っていた企業におすすめです。

TUNAGには社員同士のコミュニケーションを活性化したり、自社への理解を深めたりする機能が充実しています。たとえば、社員同士で感謝を送り合う「サンクスメッセージ」、モチベーション向上やナレッジ蓄積に役立つ「お客さまの声共有」などの機能があります。

TUNAGの機能

機能TUNAG
チャット
社内SNS
ファイル共有
ナレッジライブラリ△(マニュアル機能あり)
音声・ビデオ通話
アンケート
翻訳〇(英語のみ)

TUNAGの料金プラン

要問い合わせ

TUNAGの口コミ

良い点

良い

  • 気軽に感謝を伝え合える
  • モチベーション向上
  • フランクな気持ちで使用できる
気になる

気になる

  • PDFの添付ができない
  • グループや組織としては使いやすいが、個々とのやり取りが難しい

Microsoft Teams

  • チャットや通話など、幅広い機能を搭載
  • Microsoft製品との連携がスムーズ
  • 情報共有から共同作業までひとつのツールで完結

Microsoft Teams は1対1のチャットやグループチャット、音声・ビデオ通話など、そのときにベストな方法でコミュニケーションが取れるワークスペースです。

Workplaceに近い統合性があり、ひとつのツールでさまざまなことをしたい企業におすすめです。

Microsoft製品との連携もスムーズで、Teams上でWordやExcelを開き、会話しながら編集できます。Wiki機能があり、ナレッジライブラリとしても活用できます。

Microsoft Teamsの機能

機能Microsoft Teams
チャット
社内SNS
ファイル共有
ナレッジライブラリ
音声・ビデオ通話
アンケート
翻訳

Microsoft Teamsの料金プラン

プラン初期費用月額料金
Microsoft Teams Essentials0円719円(税抜)/ユーザー
Microsoft 365 Business Basic0円1,079円(税抜)/ユーザー
Microsoft 365 Business Standard0円2,249円(税抜)/ユーザー
Microsoft Teams Enterprise0円787円(税抜)/ユーザー(年払い、月相当)

Microsoft Teamsの口コミ

良い点

良い

  • Microsoft製で大手の方でも使える安心感
  • チャットツールとして操作しやすい
  • excelの共同編集が便利
気になる

気になる

  • 他ツールと比べて動作が重い
  • 基本的機能がそろっているがユニーク性が乏しい

総合評価
4.11
スタンダードなコミュニケーションツール
5/5
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マーケティング部門
Teamsのビデオ会議機能は、音声・映像の品質が非常に高く、オンライン会議の快適性が向上しました。
前のSkypeと同じような使い方ができるため、使いはじめも苦労しませんでした。
ビデオ通話も快適で、画面共有や録画機能が充実しており、議事録作成や情報共有の手間も無くて助かっています。
公開日: 2025/05/22
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使い勝手は悪くない
3/5
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情報システム部門
基本的に特定のクライアントとのチャットツールとして利用しています。MicrosoftなのでWindowsユーザーにはより使いやすいかもしれませんが、Macユーザーとしては他にも近しいツールが乱立している中であえて選ぶ必要はないのかもしれません。
ただ大手企業や行政機関はMicrosoftという安心感から利用しているところも多いので、それに対応するために使うことは大いにあると思います。
公開日: 2025/06/21
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Slack

株式会社セールスフォース・ジャパン
  • ログが自然に整理される見やすいビジネスチャット
  • 音声・ビデオ通話や簡単なナレッジ管理ができる
  • 連携できる外部ツールが多い

Slack はチャンネル・スレッドを立てて、メッセージを整理しながらやり取りできるビジネスチャットです。

ログを遡りやすく検索性も高く、チャットツールとして秀逸。Workplaceのチャット機能を主に使っていた企業におすすめです。

プロジェクトの概要や箇条書きを見やすくまとめられるSlack Canvasや、メッセージのピン留め機能を使って、簡単なナレッジ管理ができます。メッセージは箇条書きやコードブロックなどで装飾でき、見やすいマニュアルやナレッジを作成できます。

Slackの機能

機能Slack
チャット
社内SNS
ファイル共有
ナレッジライブラリ
音声・ビデオ通話
アンケート△(投票アプリを追加できる)
翻訳△(翻訳アプリを追加できる)

Slackの料金プラン

プラン初期費用月額料金
フリー0円0円
プロ0円925円/ユーザー
ビジネスプラス0円1,920円/ユーザー
Enterprise Grid要問い合わせ要問い合わせ

Slackの口コミ

良い点

良い

  • 動作が軽い
  • チャンネルによる案件わけができる
  • シンプルなので使いやすい
気になる

気になる

  • PCからの操作がわかりづらい
  • 過去会話の検索性に改善の余地がある

総合評価
4.32
日々の進捗報告に便利
5/5
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情報システム部門
プロジェクトごとに「チャンネル」を作成し、チャット形式でのスピーディーな情報交換が可能になりました。
業務中に発生した課題やインシデント報告、日報などをSlackで報告するようになり、使うツールが1つにまとめられて簡単になりました。
情報も集約され、ヌケモレも少なくなったと感じています。
公開日: 2025/06/09
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リマインダーと連携機能で連絡を円滑に
4/5
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営業・販売部門
リマインダー機能は秀逸で、一度既読にしたメッセージも指定時間後に再通知されたり、完了するまで表示し続けてくれるため、重要な連絡やタスクの確認漏れを確実に防ぎます。カレンダーなどの他ツールとのシームレスな連携や、ドキュメント共有・編集機能も充実しており、チームの情報集約と作業効率を大幅に向上させます。これらの機能が組み合わさることで、社内外の様々な関係者との連絡を円滑に進めることが可能となります。
公開日: 2025/06/12
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  • LINEのような操作性で使いやすい
  • スタンプやアドレス帳など、コミュニケーションに役立つ機能群
  • LINEユーザーともWORKSからやり取りできる

LINE WORKS はチャットツール・LINEのビジネス版です。LINEのような画面と操作性が特徴で、使いやすいツールを求めている場合におすすめです。

予定の共有ができるカレンダー、ナレッジライブラリとしても使えるノート、音声・ビデオ通話など、機能も充実しています。LINEユーザーともWORKSからやり取りできるため、アルバイトとの情報共有、顧客や内定者とのやり取りにも便利です。

LINE WORKSの機能

機能LINE WORKS
チャット
社内SNS
ファイル共有
ナレッジライブラリ
音声・ビデオ通話
アンケート
翻訳

LINE WORKSの料金プラン

プラン初期費用月額料金
フリー0円0円
スタンダード0円540円(税抜)/ユーザー
アドバンスト0円960円(税抜)/ユーザー

LINE WORKSの口コミ

良い点

良い

  • 既読かどうかがわかる
  • スタンプも仕事でよく使う感情を示すものが多い
  • スマホになじむアプリ
気になる

気になる

  • ファイルのアップロード速度
  • タスクをもう少し詳細に作りこみたい。

  • メッセージ、ナレッジ共有、タスク管理など幅広い機能を搭載
  • 社内SNSとして活用することで、組織を活性化
  • 個人の状態を可視化し、早期フォローを可能に

Talknote は組織のコンディションをスコア化することで課題の発見と要因特定をサポートする社内SNSです。

音声・ビデオ通話こそできないものの、Workplaceに近い機能を持ちます。コミュニケーションを密にする機能が多く、特に中小企業におすすめです。

Talknoteの特徴は組織全体やチームの状態を可視化できることです。6つの指標で組織やチームの働きやすさをスコアリングしたり、個人の仕事におけるリズムを解析したり、組織と個人の両面から健康経営を目指せます。

Talknoteの機能

機能Talknote
チャット
社内SNS
ファイル共有
ナレッジライブラリ
音声・ビデオ通話
アンケート
翻訳

Talknoteの料金プラン

プラン初期費用月額料金
アルバイトライセンス要問い合わせ680円(税抜)/ユーザー
ユーザーライセンス要問い合わせ1,380円(税抜)/ユーザー
エンタープライズプラン要問い合わせ要問い合わせ

Talknoteの口コミ

良い点

良い

  • 組織内の壁を越えたコミュニケーションが取れる
  • SNS感覚でコミュニケーション
  • コミュニケーションが適正に行われているかレポーティングが可能
気になる

気になる

  • エントリープランの機能制限が多い
  • ほしい情報を振り返る際の検索性が今ひとつ。そこが向上されればより使いやすかったと思います。

総合評価
4.03
部署や役職などの壁を超えたコミュニケーション機能
4/5
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情報システム部門
部署間の会話がほとんどありませんでしたが、Tolknoteによって、普段関わりの少ない部署のメンバーとも気軽にコミュニケーションが取れるようになり、お互いの業務理解が進みました。
役職に関係なく意見を言い合えるオープンな雰囲気になり、組織全体の風通しが劇的に改善されました。
公開日: 2025/05/17
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情報共有と伝達ミスを防ぐコミュニケーションツール
4/5
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経営企画部門
コミュニケーションと情報共有を円滑化するチャットツールです。グループごとにチャットルームを作成できるため、プロジェクトや部署単位での効率的なコミュニケーションが可能です。メッセージ投稿時にメール配信も同時に行える機能は、重要な情報の見落とし防止に役立ちます。また、投稿済みの文章を後から編集したり、ファイルを添付したりできるため、情報の更新や補足も容易です。
公開日: 2025/02/23
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  • 国産のビジネスチャット
  • チャットを見ながらタスク管理もできる
  • シンプルな画面と機能で使いやすい

Chatwork はグループチャットや1対1チャット、音声・ビデオ通話など、コミュニケーションに役立つ機能を網羅したビジネスチャットです。

国産のツールで、公式サイトもサポートも日本企業が対応。国内ベンダーが提供するサービスを探している企業におすすめです。

ビジネスチャットでありながら、タスク管理機能が充実しています。チャットログと同じ画面でタスクを管理したり、タスクを完了したらチャット画面に自動で完了報告を出したりできます。

余計な機能がないシンプルな構成で、ITツールに慣れていない人でも使いやすいです。

Chatworkの機能

機能Chatwork
チャット
社内SNS
ファイル共有
ナレッジライブラリ
音声・ビデオ通話
アンケート
翻訳

Chatworkの料金プラン

プラン初期費用月額料金
フリー0円0円
ビジネス0円840円(税抜)
エンタープライズ0円1,440円(税抜)

Chatworkの口コミ

良い点

良い

  • 操作性が高く直感的に操作できる
  • 日本語 UI と日本企業の業務スタイルに合わせた機能設計で、導入時の学習コストが低く、高齢のメンバーでも比較的抵抗なく使える
  • 既読機能と TO 機能により、重要なメッセージが確実に相手に伝わったことを確認でき、コミュニケーションの確実性が高まる
気になる

気になる

  • 外部サービスとの連携機能が海外製品と比較してやや限定的で、開発ツールやプロジェクト管理ツールとの連携をより強化してほしい
  • タスク管理を作成、完了すると、チャットにそれが送られてしまい、通知を鳴ってしまう

Workplace代替ツールを徹底比較

ここまで紹介してきたWorkplace代替ツールの機能や価格を比較します。ツールを比較・検討する際の参考にしてください。

機能の比較

機能TUNAGMicrosoft TeamsSlackLINE WORKSTalknoteChatwork
チャット
社内SNS
ファイル共有
ナレッジライブラリ△(マニュアル機能あり)
音声・ビデオ通話
アンケート△(投票アプリを追加できる)
翻訳〇(英語のみ)△(翻訳アプリを追加できる)

価格の比較

初期費用月額料金無料プラン
TUNAG要問い合わせ要問い合わせ
Microsoft Teams0円719円(税抜)~/ユーザー〇(個人利用)
Slack0円925円~/ユーザー
LINE WORKS0円540円(税抜)~/ユーザー
Talknote要問い合わせ1,380円(税抜)~/ユーザー-(無料トライアルあり)
Chatwork0円840円(税抜)~/ユーザー

移行手順と注意点

Workplace from Metaの終了に向けては、段階的かつ計画的な移行が求められます。

データのエクスポート手順やスケジュール作成の例、社内への周知方法、トラブル時の対応ポイントについて紹介します。

データエクスポート方法

Workplaceに保存されたデータは、2026年5月31日まで、次の方法でエクスポートできます。

  1. [管理者用パネル]メニューで、[Workplaceのデータをダウンロード]をクリック
  2. [Workplaceデータ]タブに移動
  3. [Workplaceのデータをダウンロード]オプションを選択
  4. [Workplaceデータを選択]で、ダウンロードするファイルタイプ、メディアの画質、期間をドロップダウンリストから選択
  5. ダウンロードに含めるデータタイプをチェックボックスで選択
  6. [次へ]をクリック
  7. 表示される[データをダウンロード]ボックス内の情報を確認し、[確認]をクリック
  8. [エクスポート処理]タブをクリックして、処理のリストを表示
  9. 個々の処理の横にある[ファイルを見る]ボタンをクリックして、進捗の内訳とダウンロードできるファイルを確認
  10. ステータスが[完了]のファイルを、[ダウンロード]をクリックしてダウンロード

詳しい方法は次のリンクから確認できます。

※出典:Meta「 組織のWorkplaceデータをダウンロードする | Workplaceヘルプセンター 」(2025年9月26日閲覧)

移行スケジュール例

移行は複数の工程を含むため、あらかじめスケジュールを立てて進めるとスムーズです。次はスケジュールの一例です。

  • 【2025年9月】代替ツールの選定を完了
  • 【2025年10月】社内の検証環境で新ツールをテスト
  • 【2025年11月】本格導入に向けた運用ルールの整備
  • 【2025年12月〜2026年1月】従業員向けトレーニング実施
  • 【2026年2月】データエクスポートと新ツールへの移行作業
  • 【2026年3月】移行完了、正式運用を開始

このように、半年〜9か月程度の移行期間を見込むと安心です。

従業員への周知方法

移行にあたっては、従業員への丁寧な周知が欠かせません。ツール変更は業務に直結するため、突然の切り替えでは混乱が生じるおそれがあります。

まず、移行の背景やスケジュールをメールや社内ポータルで共有しましょう。その後、ツールの使い方を学べるガイドや動画を用意し、必要に応じてオンライン説明会なども実施すると効果的です。

トラブルシューティング

移行時には、予期せぬトラブルが発生する可能性もあります。特に、データが正しく移行されない、通知が届かない、ログインできないなどのトラブルです。

ベンダーのサポート窓口をあらかじめ確認し、トラブル時にすぐ相談できる体制を整えましょう。また、移行初期にはIT担当者やサポートチームが即応できる体制をとると安心です。

段階的な移行と綿密なフォローにより、混乱を最小限に抑えられます。

Workplace from Metaの終了後、スムーズな移行のために早めに代替ツールを選定しよう

Workplace from Metaの提供終了まで残された時間は限られています。これまで日常的に活用していた企業にとっては、代替ツールの選定と円滑な移行が喫緊の課題です。

移行をスムーズに進めるためには、早めに行動を起こすことが何より重要です。

まずは自社に必要な機能や条件を整理し、複数のツールを比較検討するところから始めましょう。多くのサービスが無料トライアルを提供しているため、実際に使ってみることで導入後のギャップも防げます。

下記ボタンからは本記事で紹介したWorkplace代替ツールの資料をまとめてダウンロード可能です。どのツールを導入するか迷っている方は、ぜひ活用してください。

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