勤怠管理システム利用サービス調査 人気はマネーフォワード、ジョブカン、ジンジャー 重視するのは料金、操作性の良さ

利用者の多い勤怠管理システムを調査するため、勤怠管理システムの導入に携わったことのある1,588人を対象に、勤怠管理システムに関するアンケート調査(以下、本調査)を実施しました。
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最も選ばれたのはマネーフォワード クラウド勤怠。ジョブカン勤怠管理、ジンジャー勤怠も人気
本調査において、導入した勤怠管理システムを選択式で尋ねたところ、最も回答が多かったのは「マネーフォワード クラウド勤怠」で18.3%でした。次いで「ジョブカン勤怠管理」が13.7%、そして「ジンジャー勤怠」が10.7%と続いています。
4位以下には「HRMOS勤怠」「MINAGINE勤怠管理」「楽楽勤怠」「freee勤怠管理Plus」「KING OF TIME」が7〜6%台でつけています。
これら上位8社で全体の4分の3以上を占めていました。
従業員数300人以下の企業ではマネーフォワード クラウド勤怠、1,000人以上の大企業ではジョブカン勤怠管理の割合が高い傾向
導入した勤怠管理システムについて、所属企業の従業員数別でも集計しました。
所属企業の従業員数が300人未満の方894名に限定した回答を見ると、「マネーフォワード クラウド勤怠」が20.5%、続いて「ジョブカン勤怠管理」が12.8%、「ジンジャー勤怠」が11.5%でした。「マネーフォワード クラウド勤怠」の利用割合が全体の集計より高い傾向にあります
所属企業の従業員数が1,000人以上の企業に勤める方396名の回答では、「マネーフォワード クラウド勤怠」が17.9%、そして「ジョブカン勤怠管理」が17.2%、「ジンジャー勤怠」が9.1%という結果でした。「ジョブカン勤怠管理」の割合が全体の集計より高めです。
上位3サービスの順位は変わらないものの、従業員数別で偏りの違いが見られました。
勤怠管理システム選定時に重視するのは「料金」「操作性の良さ」「導入事例」
勤怠管理システムを選定する際に重視したポイント(複数回答可)についても質問しました。
最も多くの回答が寄せられたのは「料金・導入/運用コスト」で575人、回答者の36.2%が選択しました。その後に「操作性の良さ」499人(31.4%)、「導入実績」483人(30.4%)、「業界シェア」421人(26.5%)、「口コミ・評判」354人(22.3%)、「システムの信頼性や安定性」336人(21.2%)と続きます。
半数以上の回答が集まるような、大きな偏りはありませんでした。分析機能、モバイル対応、シフト作成機能、ワークフロー、アラート機能など、各種機能についてはいずれも回答数が10%前後で、抱える課題は企業ごとに細分化されていることが伺えます。
調査概要
タイトル:勤怠管理システムに関するアンケート調査
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:20〜60代 1,588人
調査期間:2025年1月7日〜1月9日
調査主体:スマートキャンプ株式会社
※本アンケート結果は小数点以下2桁を四捨五入しています。合計が100%にならない場合があります。
【引用に関するお願い】
本調査を引用する際は、出典として「BOXIL」と記載し、ウェブの場合はURL(https://boxil.jp/mag/a9803/)へのリンクも設置してください。
記載例:BOXIL「勤怠管理システムに関するアンケート調査」, 2025年2月XX日確認, https://boxil.jp/mag/a9803/
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