管理会計システムの比較 - クラウド | 選び方や汎用的な機能も紹介
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管理会計システムには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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- 管理会計とは?
- 管理会計システムの主な機能
- 管理会計システムの選び方
- 経営課題に合った分析軸を設定できるか確認しよう
- 業種・業態に応じたテンプレートや分析機能の有無をチェック
- 既存の会計ソフト・ERPとの連携性が高いかが重要
- 非財務データも管理・分析できるかが差別化のポイント
- 柔軟なレポート作成・出力機能があるか確認
- クラウド型かオンプレミス型か、自社に合う運用形態を選ぶ
- おすすめの管理会計システム(ERP)8選
- PROACTIVE
- ZAC
- Reforma PSA
- SAP Business One
- Galileopt DX
- ERPシステム EXPLANNER/Ax
- GLOVIA iZ
- OBIC7
- その他おすすめの管理会計システム17選
- Loglass 経営管理
- Oracle NetSuite
- Manageboard
- Finovo
- DIGGLE
- CCH Tagetik
- freee
- Sactona
- STRAVIS
- 勘定奉行クラウド
- Workday Adaptive Planning
- BizForecast
- Amoeba Pro 管理会計クラウド
- 会計王
- iDempiere
- ALL-IN
- 【番外編】管理会計に役立つおすすめサービス
- TRADOM
- 管理会計と財務会計の違い
- 管理会計システム導入によるメリット
- 効率化による決算早期化
- データ正確化による内部統制の強化
- 経営目標の明確化
- 管理会計システム導入によるデメリット
- システム導入に手間と費用がかかる
- セキュリティ対策が必要
- 管理会計システムで最適な意思決定を
- 関連記事
- BOXILとは
管理会計とは?
管理会計とは経営状況を可視化するための会計のことをさします。会社にとって大きな意思決定をする際には、事業を数字で把握することが大切です。経営の意思決定において重要な数値を管理会計と呼ぶのに対し、上場企業が外部へ公開するのに用いる会計は財務会計といいます。
英語では「management accounting」といい、マネジメントに大きな影響を与える会計という意味です。
管理会計システムの主な機能
管理会計システムでできること、利用できる機能は次のとおりです。
【基本的な機能】
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| 財務会計 | 貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書などの財務諸表を作成し、決算書としてまとめる機能 |
| 管理会計 | 経営データを分析し正確な意思決定をするために必要な機能 |
| 予実管理 | 予算と売上を管理し、将来の見通しを立てるための機能 |
| 経費管理 | 経費精算、管理を行う機能 |
| 債権管理 | 売掛金をはじめとした債権を管理する機能 |
| 債務管理 | 債務の支払い状況を把握、管理する機能 |
| 資産管理 | 企業が所持しているソフトウェアやハードウェアなどのIT資産や、企業運営に欠かせない経営資産の管理をする機能 |
| 帳票出力 | 部門別比較貸借対照表、予実対比表、会社別実績表といった帳票を出力できる機能 |
| 分析 | プロジェクト、製品、商品分類、地域などさまざまな切り口での財務データの分析を行える機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| タスク管理 | 管理会計の担当者への作業割り当てを行える機能 |
| 配賦 | 設定された比率に従って配賦を自動的に行う機能 |
| オートメーション | データの取り込み、レポート出力などの単純業務を自動化する機能 |
管理会計業務をよりスムーズに行いたい場合には配賦機能やオートメーション機能のあるシステムがおすすめです。
管理会計システムの選び方
経営に直結する情報を扱う管理会計システムは、機能や連携性が重要です。導入前に確認すべきポイントを具体的に解説します。
経営課題に合った分析軸を設定できるか確認しよう
管理会計では、経営判断に必要な切り口でデータを分析できることが重要です。プロジェクト別や部門別、製品別など、企業ごとの課題に合った視点での把握が求められます。
導入時には、どのような分析軸での管理が可能かを確認しましょう。経営課題に直結する分類での集計やレポートが可能かどうかがポイントです。
次の表を参考に、導入目的を軸に選ぶのも良いでしょう。
| 導入目的 | 詳細 |
|---|---|
| 属人化を防ぎながら、幅広い経営管理に活用したい | これまでのExcelデータの活用や、あらゆる経営計画、書類を作成できるシステムがおすすめ |
| 煩雑な業務から脱却し、進捗管理や分析などをスムーズに行いたい | 会計ソフトとの連携や分析を行える、予実管理に強みを持つシステムがおすすめ |
| 利用している会計ソフトに手間なく管理会計機能を導入したい | 会計ソフトに管理会計のオプション機能があるクラウドシステムがおすすめ |
業種・業態に応じたテンプレートや分析機能の有無をチェック
業種や業態によって、管理会計で求められる機能は大きく異なります。製造業なら原価計算、IT業ならプロジェクト工数管理など、業界特有の視点が必要です。
選定時は、業種に合ったテンプレートや計算ロジックが備わっているか確認しましょう。汎用的な機能だけでは、かえって分析の負担が増える可能性もあります。
既存の会計ソフト・ERPとの連携性が高いかが重要
管理会計のデータは、既存の財務会計システムやERPと連携することで活用度が高まります。連携が不十分だと、入力の手間やミスが増える要因にもなります。
導入検討時には、使っている会計ソフトやERPとスムーズにデータを連携できるかを確認しましょう。API連携や自動仕訳機能の有無もチェックポイントです。
非財務データも管理・分析できるかが差別化のポイント
近年の管理会計では、売上やコストだけでなく、人員数や稼働率などの非財務データも重視されます。KPI管理や戦略的な意思決定に役立つからです。
ツールを選ぶ際は、売上データだけでなく、営業成績や人事情報などの非財務データも扱えるか確認しましょう。部門横断的な分析が可能なものが理想的です。
柔軟なレポート作成・出力機能があるか確認
管理会計システムは、経営層に向けたレポートの作成を前提に使われることが多く、レポート機能の使い勝手は重要な判断基準です。
導入を検討する際には、グラフや表を自由にカスタマイズできるか、Excel出力やテンプレート作成がしやすいかなど、具体的な操作感を確認しておきましょう。
クラウド型かオンプレミス型か、自社に合う運用形態を選ぶ
システムの提供形態によって、導入・運用コストやセキュリティ対応が異なります。クラウド型は導入が容易で、多拠点展開にも対応しやすい点が魅力です。
一方、情報の取り扱いに慎重な業種では、オンプレミス型の方が適している場合もあります。セキュリティポリシーやITリソースに合った形態を選びましょう。
おすすめの管理会計システム(ERP)8選
まずは数ある管理会計システムの中から、ERP(基幹システム)でおすすめのサービスを厳選して紹介します。
PROACTIVEは、グループ共通システムとして豊富な導入実績をもつ国産ERPです。会計や販売管理、人事給与など基幹業務全般に対応しています。部門やプロジェクトなどで、予算管理を行え、予実差もリアルタイムに把握できます。
機能
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 財務会計 | ○ |
| 管理会計 | ○ |
| 予実管理 | ○ |
| 経費管理 | ○ |
| 債権管理 | ○ |
| 債務管理 | ○ |
| 資産管理 | ○ |
| 採用管理 | − |
| 人事管理 | ○ |
| 労務管理 | − |
| 販売管理 | ○ |
| 購買管理・受発注管理 | ○ |
| 在庫管理・倉庫管理 | ○ |
| 生産管理・開発管理 | − |
| BI | − |
| CRM・SFA | − |
PROACTIVEの料金プラン・費用
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額固定費用 | 要問い合わせ |
| 月額従量課金 | 要問い合わせ |
PROACTIVEの評判・口コミ
ZACはオロが開発するクラウドサービスです。販売管理、在庫管理、勤怠管理など会社に関わる業務管理機能を軸に、管理会計や経営に関わる数値のモニタリングをサポートしてくれます。
管理会計の面ではアウトプット機能が充実しており、セグメントごとの会計データの見える化やKPIの取得によってレポートを作成できます。従来一つひとつ手作業でやっていた方は、その労力が飛躍的に縮小されるでしょう。
BIツールによる細かい分析もできるので、ただ数値を把握するだけでなく、「なぜそのような結果になったのか」「これからどうすればいいのか」といった今後の経営判断にも役立ちます。
機能
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 財務会計 | −(オプションにて外部サービスと連携) |
| 管理会計 | ○ |
| 予実管理 | ○ |
| 経費管理 | ○ |
| 債権管理 | ○ |
| 債務管理 | ○ |
| 資産管理 | − |
| 採用管理 | − |
| 人事管理 | − |
| 労務管理 | ○ |
| 販売管理 | ○ |
| 購買管理・受発注管理 | ○ |
| 在庫管理・倉庫管理 | ○ |
| 生産管理・開発管理 | ○ |
| BI | ○ |
| CRM・SFA | ○ |
ZACの料金プラン・費用
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 初期費用 | 100,000円〜 |
| 月額固定費用 | -- |
| 月額従量課金 | -- |
ZACの評判・口コミ
Reforma PSAは、クリエイティブ業に最適化された「経営に必要な数字を見える化」するクラウドサービスです。管理会計に必要な売上や粗利はもちろん、外注費や販管費といった具体的な数値を期間ごとや事業セグメントごとに把握できます。
現場の人間に毎回聞かなくても、手元でいつでもリアルタイムの状況を把握できるため、意思決定のスピードも高められるでしょう。管理会計に関する機能だけでなく、プロジェクト管理や顧客管理、経費精算機能なども備えているので、生産性向上にもつながります。
機能
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 財務会計 | − |
| 管理会計 | ○ |
| 予実管理 | ○ |
| 経費管理 | ○ |
| 債権管理 | ○ |
| 債務管理 | ○ |
| 資産管理 | − |
| 採用管理 | − |
| 人事管理 | − |
| 労務管理 | − |
| 販売管理 | ○ |
| 購買管理・受発注管理 | ○ |
| 在庫管理・倉庫管理 | − |
| 生産管理・開発管理 | − |
| BI | ○ |
| CRM・SFA | − |
Reforma PSAの料金プラン・費用
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 月額固定費用 | -- |
| 月額従量課金 | 6,000円(税抜)〜/1人 |
※月額費用は利用する機能と人数によって変動
Reforma PSAの評判・口コミ
SAP Business Oneは、中小企業向けのERPソフトウェアで、オンプレミス型とクラウド型が利用できます。成長に合わせてシステムを拡張できるため、長く使えることが魅力です。
SAP HANA(ERP)と統合すればより業務効率が向上し、企業としての成長が期待できるでしょう。またサポートが充実していることもポイントです。無料のトレーニングが受けられるほか、ユーザー同士のコミュニティやテクニカルサポートが充実しているため、システムの使い方や活用に不安を感じている方でも安心です。
機能
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 財務会計 | ○ |
| 管理会計 | ○ |
| 予実管理 | ○ |
| 経費管理 | − |
| 債権管理 | ○ |
| 債務管理 | ○ |
| 資産管理 | ○ |
| 採用管理 | − |
| 人事管理 | − |
| 労務管理 | − |
| 販売管理 | ○ |
| 購買管理・受発注管理 | ○ |
| 在庫管理・倉庫管理 | ○ |
| 生産管理・開発管理 | − |
| BI | ○ |
| CRM・SFA | ○ |
SAP Business Oneの料金プラン・費用
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 初期費用 | -- |
| 月額固定費用 | -- |
| 月額従量課金 | -- |
SAP Business Oneの評判・口コミ
Galileopt DX - 株式会社ミロク情報サービス
Galileopt DXは、外部との連携基盤の強化やAIによる仕訳などで業務のDXを推進できるERPです。サービス・機能の1つとして「財務大将」があり、管理会計と制度会計を高次元で両立させます。
同じシステムで制度会計と管理会計の両方が管理でき、データの整合性を保ちつつスピーディーに集計できます。分析項目は最大30種類を管理できるため、事業拡張にも対応可能です。
機能
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 財務会計 | ○ |
| 管理会計 | ○ |
| 予実管理 | ○ |
| 経費管理 | ○(Edge Tracker 経費精算との連携にて可能) |
| 債権管理 | ○ |
| 債務管理 | ○ |
| 資産管理 | ○ |
| 採用管理 | ○ |
| 人事管理 | ○ |
| 労務管理 | ○ |
| 販売管理 | ○ |
| 購買管理・受発注管理 | ○ |
| 在庫管理・倉庫管理 | ○ |
| 生産管理・開発管理 | − |
| BI | ○ |
| CRM・SFA | − |
Galileopt DXの料金プラン・費用
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 初期費用 | -- |
| 月額固定費用 | -- |
| 月額従量課金 | -- |
ERPシステム EXPLANNER/Ax - NECネクサソリューションズ株式会社
ERPシステム EXPLANNER/Axは、会計、人事、販売などの6種類の基本システム機能を提供する基盤ERPです。ERPとしての導入のほか、必要な基本システムを組み合わせた導入も可能で、利用規模や業務拡張に応じた段階的な導入に対応しています。
パッケージと開発フレームワークからなるシステム構成により、個社独自の業務環境、商習慣などに合ったカスタマイズが可能です。
機能
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 財務会計 | ○ |
| 管理会計 | ○ |
| 予実管理 | ○ |
| 経費管理 | ○ |
| 債権管理 | ○ |
| 債務管理 | ○ |
| 資産管理 | ○ |
| 採用管理 | ○ |
| 人事管理 | ○ |
| 労務管理 | − |
| 販売管理 | ○ |
| 購買管理・受発注管理 | ○ |
| 在庫管理・倉庫管理 | ○ |
| 生産管理・開発管理 | ○ |
| BI | − |
| CRM・SFA | − |
ERPシステム EXPLANNER/Axの料金プラン・費用
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 初期費用 | -- |
| 月額固定費用 | -- |
| 月額従量課金 | -- |
GLOVIA iZは、国産ERPとして40年以上※開発を行っており、業種・業務システムの累計販売実績は2万サイト※にもおよぶ人気の製品です。経営状況を俯瞰的に把握できる経営テンプレートの種類が豊富であるため、意思決定を的確かつスピーディーに行えます。
また会計全般を担当するシステム「GLOVIA iZ会計」では、分析に必要なデータを柔軟に提供できる経営基盤を提供しています。企業活動の実態を把握し、情報を自由に活用できるため、経営層や経理部門が抱える課題解決にも期待できるでしょう。
※出典:富士通Japan「ERPシステム GLOVIA iZ 会計 : 富士通Japan株式会社」(2025年7月24日閲覧)
機能
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 財務会計 | ○ |
| 管理会計 | ○ |
| 予実管理 | ○ |
| 経費管理 | ○ |
| 債権管理 | ○ |
| 債務管理 | ○ |
| 資産管理 | ○ |
| 採用管理 | − |
| 人事管理 | ○ |
| 労務管理 | ○ |
| 販売管理 | ○ |
| 購買管理・受発注管理 | ○ |
| 在庫管理・倉庫管理 | ○ |
| 生産管理・開発管理 | ○ |
| BI | ○ |
| CRM・SFA | − |
GLOVIA iZの料金プラン・費用
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 初期費用 | -- |
| 月額固定費用 | -- |
| 月額従量課金 | -- |
OBIC7は、総合業務ソフトウェアで、業務ごとにシステム・クラウドサービスがあり、これらを通じてワンストップソリューションで経営課題を解決できます。
会計業務に対応している「OBIC7 会計情報システム」は、内部統制強化や経営管理など、幅広いフェーズを的確にサポート可能です。またIFRSといった会計基準や制度改正にも迅速に対応しているため、IFRSを会計基準としている方や、今後採用を検討している方にも適しているでしょう。
機能
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 財務会計 | ○ |
| 管理会計 | ○ |
| 予実管理 | ○ |
| 経費管理 | ○ |
| 債権管理 | ○ |
| 債務管理 | ○ |
| 資産管理 | ○ |
| 採用管理 | − |
| 人事管理 | ○ |
| 労務管理 | ○ |
| 販売管理 | ○ |
| 購買管理・受発注管理 | ○ |
| 在庫管理・倉庫管理 | ○ |
| 生産管理・開発管理 | ○ |
| BI | ○(オプション) |
| CRM・SFA | ○ |
OBIC7の料金プラン・価格
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 初期費用 | -- |
| 月額固定費用 | -- |
| 月額従量課金 | -- |
OBIC7の評判・口コミ
上記で紹介したサービスはいわゆる「ERPシステム」と言われるサービスです。ERPシステムでは管理会計だけでなく、生産・人事・会計といった部門ごとに動いているシステムを統合させ、企業内の情報を一元化して経営判断を行えます。
ERPシステムの導入には、経営状態の可視化やリスク管理の強化、意思決定のスピードアップといったメリットがあり、経営者の管理会計をサポートしてくれます。
その他おすすめの管理会計システム17選
上記で紹介したもの以外にも、管理会計ができるシステムは多く存在します。その中で、管理会計機能が優れているものを集めました。
Loglass 経営管理は、経営管理領域のデータを一元管理できるサービスです。各部門に自動送付できるフォーマットや会計ソフトからのデータ取り込みにより、予算策定や予実管理などに関連する集計作業を自動化できます。
経営状態に合わせて、組織階層や集計科目、配賦ルールを柔軟に変更でき、蓄積データをもとに財務数値やKPIなどを確認可能です。ログイン時の多要素認証やパスワード漏えいの検知機能などで、セキュリティ対策を行っています。
Loglass 経営管理の料金プラン・費用
要問い合わせ
Loglass 経営管理の評判・口コミ
Oracle NetSuite - 日本オラクル株式会社
Oracle NetSuiteは、財務会計や顧客管理、Eコマースなどを一元管理できるERPです。多言語、多通貨に対応しており、世界中で導入実績をもっています。小規模での利用はもちろん、大規模な多国籍企業による利用にも対応可能です。商談の進捗状況や在庫状況、広告の投資効果など、多様な経営指標をリアルタイムに可視化できます。
Oracle NetSuiteの料金プラン・費用
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Manageboard - 株式会社マネーフォワード(マネーフォワードコンサルティング株式会社)
Manageboardは、財務データと非財務データを統合し一元管理できる管理会計プラットフォームです。組織別の分析を柔軟に行えるため、事業や部門ごとの業績把握をスムーズに行えます。部門別PLやKPIデータなどを見やすいグラフで表現し、多角的な視点から経営分析が可能です。
予算策定や部門レポートの作成、コスト管理など、管理会計に必要な機能を網羅しており、企業の持続的な成長と競争力強化を支援します。
Manageboardの料金プラン・費用
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Finovo - 株式会社Finovo
Finovoは、財務データや非財務データをノーコードで自動的に管理、分析できる会計データプラットフォームです。データの回収から加工、分析までを自動化でき、業績管理や予実管理、原価計算などで使用する会計データの横断管理が可能です。 大手企業からスタートアップまで、業種問わず幅広い企業で導入されています。
Finovoの料金プラン・費用
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DIGGLEは、予実管理に力を入れている管理会計システムです。予算Excelと財務会計データの突合を自動化できるため、毎月Excelの入力作業に割かれていた時間を本来の業務にあてられるようになります。
また、各事業部の予算消化状況や見込みを見やすい表で定期的に確認できるため、スピーディーな経営判断が可能です。
DIGGLEの料金プラン・費用
要問い合わせ
DIGGLEの評判・口コミ
CCH Tagetik - Tagetik Japan 株式会社(タゲティック ジャパン)
CCH Tagetikは、財務会計や管理会計はもちろん、コンプライアンスや法務なども含め、総合的なソリューションを提供する統合経営管理プラットフォームです。それぞれを1つのシステムで管理・連携でき、プラニングやシミュレーション、高度な分析が行えます。
またオンプレミス型とクラウド型が同じ機能であるため、機能や内容を比較せずそれぞれの型のメリット・デメリットで導入のタイプを決められます。
CCH Tagetikの料金プラン・費用
要問い合わせ
個人事業主向けのプランもそろっており多くの人にとって使いやすい会計ソフトのfreee。簿記や会計の知識がなくても、簡単に決算書といった会計書類が作成できることで大きな話題となったシステムです。
バックオフィス業務の自動化へ貢献してくれることに加え、経営の意思決定に必要な数値をリアルタイムで把握できるのでスピード感を損ねません。経理業務の効率化はもちろん、管理会計を含め会社全体の生産性向上にも貢献してくれるでしょう。
freee会計の料金プラン・費用
| 料金プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| スターター | 無料 | 7,280円+従量課金 |
| スタンダード | 無料 | 11,980円+従量課金 |
| アドバンス | 無料 | 51,580円+従量課金 |
| エンタープライズ | 無料 | お問い合わせ |
freee会計の評判・口コミ
Sactona - 株式会社マネーフォワード(マネーフォワードコンサルティング株式会社)
Sactonaは、管理会計のコンサルティング業務を行っている、アウトルックコンサルティング株式会社が手がける経営管理サービスです。管理会計・経営管理面での業務効率化、質の向上に特化していることが特徴で、予算編成や予算管理から、業績レポーティングから中期経営計画の作成までこのサービスひとつでスピーディーに行えます。
Sactonaの料金プラン・費用
要問い合わせ
Sactonaの評判・口コミ
STRAVISは、グループ利用を前提とした機能を搭載する管理会計システムです。制度連結や連結経営管理はもちろん、単体企業の部門別予算や製品別損益管理など、収集データによる経営指標の作成が可能です。
複数の会計基準に対応しており、IFRS特有のGAAP差処理にも標準対応しています。日本語、英語、中国語に対応しており、国内外に拠点をもつ企業におすすめのサービスです。
STRAVISの料金プラン・費用
要問い合わせ
STRAVISの評判・口コミ
勘定奉行クラウド - 株式会社オービックビジネスコンサルタント
勘定奉行クラウドは、導入実績82万社以上※を誇る人気の会計システム「勘定奉行」のクラウド版です。起票および月次決算にかかる時間を約50%削減※した事例があります。またAIがアップロードされた証憑を高精度で読み取り、自動で仕訳するため、業務を変えずに大幅な業務効率の向上が期待できるでしょう。管理会計については幅広い月次報告書を瞬時に出力できるため、柔軟な切り口で経営状況が把握できます。
※出典:オービックビジネスコンサルタント「勘定奉行|クラウドで経理DXを実現する会計システム・勘定奉行クラウド|会計ソフトのOBC」(2025年9月18日閲覧)
勘定奉行クラウドの料金プラン・費用
| 料金プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| iAシステム | 50,000円 | 19,500円〜 |
| iBシステム | 60,000円 | 23,500円〜 |
| iSシステム | 70,000円 | 28,000円〜 |
| iEシステム | 0円 | 7,750円〜 |
| iJシステム | 50,000円 | 11,750円〜 |
勘定奉行クラウドの評判・口コミ
Workday Adaptive Planning - OrangeOne株式会社
Workday Adaptive Planningは、大企業にも導入実績をもつ管理会計システムです。予算管理や財務管理のほか、実績、経費収益管理、ファイナンシャルクローズドマネジメントなども行えます。またExcelとの連携が容易であり、Excelのようなインターフェースで直感的に使えるため、現在Excelで管理会計を行っていてもスムーズに移行が行えるでしょう。
Workday Adaptive Planningの料金プラン・費用
要問い合わせ
Bizforecastは、Bizforecastシリーズとして管理会計をはじめとした、それぞれの業務に対応したシステムを提供しています。全体を通して「活Excel」をコンセプトにしていることが大きな特徴です。
Excelの便利な入力画面や使いやすい集計・分析機能を活かしつつ、情報共有や情報保全に関する課題を解消できるシステムです。Excelからの移行もスムーズに行えるでしょう。
Bizforecastの料金プラン・費用
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| 年払いプラン | 要問い合わせ | 50,000円/3ユーザー(年額600,000円)(税抜) |
※BC(予算管理)Standard Editionの場合
Bizforecastの評判・口コミ
Amoeba Pro 管理会計クラウド
Amoeba Proは、管理会計のPDCAを強力にサポートできるシステムです。管理したい計画の単位が自由に設定でき、管理会計用の科目設定ができます。
また、幅広い情報をグラフ形式で可視化できるため、多角的な視点からの分析が行えるでしょう。管理会計に特化したシステムであり、小規模ユーザー向けのライセンス体系もあることから、管理会計を強化したい方に幅広くおすすめできる製品です。
Amoeba Proの料金プラン・費用
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額費用:65,000円(税抜)/8ユーザー~
会計王
会計王は、パッケージ型のインストールソフトウェアの軽い動作とクラウド型の利便性をかけあわせた会計システムです。クラウド機能によりバックアップが行えるため、データの改ざん・消失などが起こっても安心です。発売当初から顧客の声を生かして改修を続けているため、初心者からエキスパートまで誰でも使いやすい設計なのが特徴です。また、操作は簡単ながら機能は充実しており、管理会計でも緻密な分析やグラフ表示が可能で、的確な経営判断が行えるでしょう。
会計王の料金プラン・費用
- インストール型ソフト:44,000円
iDempiereは、企業経営に必要な、販売・在庫・購買・顧客・管理会計まですべての機能を標準搭載しています。また、「管理会計」だけ利用したい場合にも対応しています。オープンソースのためライセンス費用は無料で、他のERP・基幹システム製品と比較して低コストで導入できるのもポイントです。
iDempiereの料金プラン・費用
要問い合わせ
経営に関わるあらゆる業務をすべて一元化するサービスがALL-INです。管理会計向けの特別な機能があるわけではありませんが、会計/財務のほかにも販売管理や在庫管理、顧客管理、営業支援にグループウェアまで備わっています。
とくに中小企業をはじめ1人で複数の数値・業務を管理するような場合には、このサービス1つで完結するので数値管理や他メンバーへの共有も非常にスムーズです。
あらゆるデータを1つに集めることで、全体で管理・分析し、最適な意思決定をするのにも役立ちます。
ALL-INの料金プラン・費用
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| セルフプラン | 無料 | 3,000円/人 |
| サポートプラン | 無料 | 3,900円/人 |
【番外編】管理会計に役立つおすすめサービス
TRADOM - トレーダム株式会社
TRADOMは、為替リスクコントロールに役立つ外為業務支援ツールです。数百のAIが多数の経済指標をもとに為替トレンドを予測し、為替ヘッジに関するガイドを提案してくれます。
今後の外貨取引金額のうちのヘッジ対象割合を設定し、今後数か月の外貨取引金額を入力するだけで利用可能です。受発注情報にもとづく外貨受取、支払情報を可視化できるほか、受発注情報と為替予約情報を統合管理できる外貨管理機能も搭載しています。
TRADOMの料金プラン・費用
要問い合わせ
管理会計と財務会計の違い
企業会計は目的に応じて管理会計と財務会計の2種類にわかれます。先述のとおり、管理会計は社内で用いて経営判断の材料にすることが目的です。そのため、作成形式に関する規則はなく、企業ごとに作成方法は異なります。
一方、財務会計は、外部報告や税金計算を目的として行うものです。そのため、財務会計は一定の基準により作成されている財務諸表をもとにして行われ、株主や債権者などの外部ステークホルダーに対して開示されます。
損益計算書や貸借対照表といった、いわゆる財務諸表といわれるものの目的は、外部の利害関係者へ会社の状況を伝えることであり、一般的に「財務会計」と呼ばれているため両者は異なります。
管理会計システム導入によるメリット
管理会計システムの3つの導入メリットについて、具体的に紹介します。
- 効率化による決算早期化
- データ正確化による内部統制の強化
- 経営目標の明確化
効率化による決算早期化
管理会計システムを導入することにより、自動仕分けや分散入力による会計情報のスピーディーな収集、外部システムとの連携といった機能により管理会計の効率化が可能となります。機能をフルに活用すれば、決算を早期化できるでしょう。
データ正確化による内部統制の強化
管理会計システムでは社内のマスターデータや取引データを統合し、一元管理化することで複数の業務プロセスをシステム上で連携できます。そのため、正確なデータ収集も可能です。
また、システム上で会計作業を行うと業務の可視化やログの対応が可能となるため、内部統制への対応や強化を行うために役立ちます。
経営目標の明確化
管理会計によって可視化された情報をもとに適切な経営戦略を立てられる点もメリットです。システムを利用することで管理会計が正確かつスピーデイーに行えるのであれば、経営層も経営戦略や経営方針の策定に専念できます。
管理会計システム導入によるデメリット
次に管理会計システムのデメリットを紹介します。
- システム導入に手間と費用がかかる
- セキュリティ対策が必要
システム導入に手間と費用がかかる
管理会計システムに関わらず、システムを導入するには多くの費用と手間がかかります。導入にかかる費用は、システム本体の金額や月額費用、初期費用のほかにも、社内の会計ルール変更に伴う環境整備にかかる人件費が必要です。
環境整備や導入後の本格的な運用には、新体制やシステムの扱いに慣れるため時間もかかります。またシステムを開発・カスタマイズする場合はその費用や時間も必要でしょう。このように導入にはコストと時間が必要であるため、十分な余裕を持って導入を計画することが大切です。
セキュリティ対策が必要
管理会計システムは、クラウド型でも通信の暗号化やデータセンターへのデータ保管、自動バックアップ機能などによって安全性が高められています。しかしデータの改ざんや、消失などのリスクを完全に排除することは難しいでしょう。
そのため、とくに重要なデータを保存する場合は、フォルダといった保存場所をパスワードで保護、もしくはアクセス制限をかけるなどのセキュリティ対策を自社でもしっかり行う必要があります。
管理会計システムで最適な意思決定を
管理会計システムは、業務効率向上による決算の早期化やデータ正確化による内部統制の強化といったメリットがあり、事業の方向性や経営目標をスピーディーに明確化させたい方におすすめのサービスです。選定の際は次のポイントに注意して選ぶことをおすすめします。
- 対応できる帳票・分析の範囲
- システム・新体制への移行にかかる負担
- システム・ソフトウェアのタイプ
- 既存システムとの連携
管理会計システムのサービスをより深く検討したい方は、サービス資料を請求し比較するとよいでしょう。
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BOXILとは
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