社内SNSのシェア・市場規模 一番選ばれている人気サービスはLINE WORKS
社内SNSには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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社内SNSのシェア率
社内SNSの導入に携わった1,615人を対象にBOXILが独自アンケート※1を実施し、導入した社内SNSを尋ねました。
シェアが最も多かったのは、LINE WORKSで11.83%。
その後にChatworkが9.78%、社内報アプリが8.85%、ZONEが5.45%、ChatLuckが4.83%、Lark（ラーク）が4.40%と続きます。これら6社で全体の45.14%を占めていました。
※調査概要：インターネット調査にて社内SNSの導入に携わった全国20〜60代の1,500人へ実施。本調査の期間は2025年8月6日～8日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある
ビジネスチャットのシェア・市場規模
よく社内SNSと同じと勘違いしやすいですが、「ビジネスチャットツール」と「社内SNS」は似て非なるものです。
ビジネスチャットはメールの代替ツールであり、コミュニケーションが主な目的のもので、社内SNSはネットワーク活動を支援し、発信が主な目的なものです。
次の記事ではビジネスチャットのシェア・市場規模を徹底的に解説しています。
口コミ・ユーザー満足度も必ずチェックしよう
社内SNSの選定では、実際の導入企業による口コミやユーザー満足度も重要です。自社に合ったサービスかどうか、現場の意見・評判をもとに比較することが大切です。
社内SNS シェア率TOP6の口コミ・満足度解説
シェア率の高い6サービスはなぜ選ばれているのか。BOXILに寄せられた口コミやサービスの特徴をもとに解説します。
LINE WORKS - LINE WORKS株式会社
LINE WORKSは、LINEでおなじみのチャットやスタンプはもちろん、カレンダーやアドレス帳など、仕事で必要なコミュニケーションが1つのアプリで完結するツールです。多くの人が慣れ親しんでいるLINEと似たインターフェースを採用しており、直感的な操作で誰でも簡単に使いこなせる点が最大の特徴です。個人のLINEユーザーと直接コミュニケーションが取れる機能により、取引先や顧客との連絡が格段に便利になります。
既読・未読の管理機能やノート機能を活用することで、チーム内の情報共有や業務連絡の効率化を実現し、勤怠管理との連携により日常的な管理業務の負担も軽減できます。企業の規模や業種・職種の垣根を越えて、世代やIT経験の異なる人たちの意思疎通を円滑にし、管理者機能も充実しているため企業での利用を想定したきめ細やかな管理が可能です。
Chatworkは、専門スキルや高いITリテラシーがなくとも、簡単かつ安全に利用できるツールです。コミュニケーションの活性化はもちろん、画像やファイルの共有、タスクや納期の管理なども「Chatwork」ひとつで実現します。中小企業でのシェアが高く、国産ツールで厳格なセキュリティ体制が特徴です。
大企業や官公庁も導入できるセキュリティ水準を誇り、通信の安全性（通信暗号化）や厳格なデータ管理を実現しています。導入後に「どう使っていいかわからない」「使いこなせない」という悩みをなくすため、専任担当による運用設計・導入支援や業種・業界に合わせた運用ノウハウの提供、国産ツールならではの伴走型の運用体制など充実したサポートを提供しています。
社内報アプリは、社内報専門会社のノウハウを利用できる社内報サービスです。ブログやSNS感覚で運用できるほか、効果測定も可能でPDCAに反映させやすいのが特徴です。社内報に必要十分なテンプレートを標準装備しているため、入力するだけで見やすい社内報が簡単にできあがります。エンジニアやプログラミングに強い担当者がおらず、手軽に社内報を運営したい企業におすすめのサービスです。
豊富なテンプレートにより、デザインやレイアウトに悩むことなく、コンテンツの作成に集中できます。社内報専門会社が運営しているため、効果的な社内コミュニケーションのためのノウハウが蓄積されており、単なるツール提供にとどまらず、社内報運営のベストプラクティスも活用できる点が大きな魅力です。効果測定機能により、社内報の閲覧状況や反応を数値で把握でき、より効果的な情報発信のための改善につなげることができます。
ZONEは、直感的な手軽さで社内連絡ツールが使える社内SNSです。専門の知識を覚えたり、セキュリティ対策に頭を悩ませる必要がなく、個人・グループ単位・全体など目的に応じたトークが可能です。グループに途中から参加しても過去の履歴をすべて閲覧できるため、会議録としても使用できます。最大5つまで同時にトーク画面を開けるマルチウィンドウ機能により、複数のメンバーと同時に効率よく情報共有ができます。
過去のトーク履歴から添付ファイルだけを一覧で表示するファイル管理機能や、トークで埋もれがちな重要な情報をいつでもすぐに確認できるノート機能も搭載。さまざまなケースに使える多彩なスタンプで、文章だけでは伝わらないニュアンスや定型文もスタンプ一個で表現できます。IDとパスワード、インターネット環境があればどの端末でも参加可能で、マルチデバイスに対応しています。
ChatLuckは、気軽な社内コミュニケーションを促進する社内SNSサービスです。使いやすさとフランクなコミュニケーションの実現が評価されており、シンプルで直感的な操作性や既読機能の存在が、メールに代わる効率的なコミュニケーション手段として高く評価されています。オンライン・オフラインのステータス表示や在宅勤務を支える便利な機能が、現代の柔軟な働き方に対応している点も特徴です。
充実したセキュリティでリスクを最小限に抑え、アクセス権限やネットワークポリシーの設定、端末認証等によりリスクを最小化。メッセージ・ファイルのログ管理、セキュアカメラなど充実の機能がさらなる高安全性を実現しています。社内外すべてのユーザーを自社管理でき、社外の人を環境下にゲストとして招待可能で、社の枠を超えたダイナミックな活用が可能。クラウド・オンプレミスのいずれにも対応し、柔軟なシステム構成に対応できます。
Lark（ラーク）は、ビジネスコミュニケーションの効率化を目指した多機能社内SNSサービスです。使いやすさと一元管理の利便性が特に評価されており、チャット、ビデオ通話、カレンダー機能を含む幅広いコミュニケーション機能が1つのプラットフォームに統合されている点が高く評価されています。
人と組織の成長を支える必要な機能だけが詰まったオールインワンのビジネスツールとして設計されており、コミュニケーションに不可欠なチャットを起点に、メール・カレンダー・ビデオ会議・ドキュメント・ワークフロー・バックオフィス機能などをシームレスに融合しています。
シェア率だけでなく機能で比較しよう
社内SNSを選ぶ際には、「使いやすさ・操作性」「セキュリティ機能」「外部連携機能」「管理者機能」「モバイル対応」「導入・運用サポート」など、自社の組織文化や業務スタイルに合った機能を比較することが重要です。
また、従業員のITリテラシー、組織規模、既存システムとの連携、セキュリティ要件、コストなども検討すべきポイントです。無料プランやトライアル期間を活用して、実際の使い勝手や組織への定着度を確認してから本格導入することをおすすめします。
